大阪市淀川区の雨漏りがあるALCのマンションへ外壁補修と塗装工事

外壁ひび割れ補修・コーキング工事・塗装工事
大阪市淀川区
Before
施工前
After
施工後
施工地 大阪市淀川区 築年数 36年
価格 113万円 工事期間 13日間
塗料名 関西ペイント アレスダイナミックTOP 塗料種別 ラジカルシリコン
面積 162m2 カラー KP-70
塗料名 塗料種別
面積 m2 カラー
築年数 36年 工事期間 13日間
塗料名 関西ペイント アレスダイナミックTOP 塗料種別 ラジカルシリコン
面積 162m2 カラー KP-70
塗料名 塗料種別
面積 m2 カラー

✓事例の概要
大阪市淀川区の5階建てマンションは深刻な雨漏り被害にお困りでした。
外壁を調査したところ西面の外壁の劣化が顕著に見られ、剥がれやひび割れがあるALC外壁から漏水をして雨漏り被害へと発展していました。
お客様のご希望で建物西面と4、5階の外壁補修と塗装工事を実施したことで無事に雨漏りが改善されました。

※上記施工価格は足場工事・外壁塗装・補修工事・コーキング工事・付帯塗装・共通工事などの全てを含んだ実際にかかった金額を掲載しています。(税抜き金額)
 
大阪市の皆さま、こんにちは!

外壁塗装専門店 南大阪ペイントセンターのマナベと申します。

当事例では大阪市淀川区のマンションの外壁補修工事の内容を紹介いたします。

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淀川区の外壁塗装なら南大阪ペイントセンターへ依頼すべき7つの理由

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淀川区のマンションの外壁補修前後のビフォーアフター

まずは補修工事前後のビフォーアフターから紹介いたします。

大阪市淀川区の外壁補修前のマンション西面大阪市淀川区の外壁補修後のマンション西面

外壁補修前のALC外壁外壁補修後のALC外壁外壁補修後のALC外壁西面

雨漏りが発生しているマンションのALC外壁の調査

大阪市淀川区の外壁補修前のALCマンション

築年数 1988年7月
建物構造 鉄骨造
建物階建 5階
きっかけ 雨漏り
外壁 タイル

慢性的な雨漏りにお困りで、ALC外壁には複数のひび割れが確認できました。
他にも目地のコーキングも劣化して弾力が無くなり割れて隙間が出来ている箇所もあります。

これまで一度もコーキング打ち替えをしていない為、ALCの場合は目地の溝は十分深さがあることから今回はコーキング増し打ち工法で行います。

西面の外壁
西面の外壁にはコーキングから雨が染みた跡が複数あり、水を含んだALCパネルが脆くなることで目地付近の外壁が剝がれてしまっています。

現状の慢性的な雨漏りを止めるためには、とにかく傷んだ外壁の補修を徹底的に行うことで雨の侵入経路が遮断され雨漏りが改善されます。

西面の外壁4、5階のベランダ
ご予算の計画のご都合もあることから、お客様と打合せを重ねた結果今回の改修工事は…

・西面の外壁
・4、5階のベランダ

以上の2箇所に絞って実施することになりました。

西面の外壁にのみ足場を建てて工事を実施します。

4、5階のベランダ部分は特に窓の庇上のひび割れが酷く、お部屋の中まで雨水が染みた状態でしたので入念に補修をいたします。

マンションへ外壁補修を実施

足場仮設工事

足場仮設工事
西面の外壁にのみ足場を建てます。
メッシュシートで足場全体を覆い、初日は工事終了です。

外壁補修

外壁の補修工事
痛んでいる外壁を入念に補修をして、雨漏りの原因を取り除きます。

劣化した塗膜の撤去
脆くなっている部分をサンダーやハンマー、バールなどを使って壁を解体していきます。
傷んだ部分が少しでも残った状態で塗装をしてしまうと、下地から劣化してしまい塗膜がすぐに剝がれてしまう原因になります。

劣化した塗膜を取り除いた部位にプライマーを塗布
補修材を密着させる準備にプライマーと呼ばれる接着剤を丁寧に塗布します。

下地調整材で左官補修
下地調整材で左官補修をして…

塗膜剥がれの左官補修完了
既存の壁と同じ厚みに塗りつけ段差をなくしていき補修完了です。

補修した部分だけツルっとした表面になっていますが、塗装のときに既存の壁と同じ模様になるように凹凸の模様付けを行います。
やはり近くで見ると補修跡は分かりますが、模様付けをすることで補修跡が少し目立ちにくくなりますよ。

ALCのひび割れ
こちらののひび割れの随分と雨が染みた跡がありますね。

Vカット補修の仕組み

ひび割れは表面だけ埋めても根本的な解決にならないので、ひび割れをあえて深く削って補修領域を増やすVカット補修で対応します。

サンダーでひび割れを削る
サンダーでひび割れを深く削り、補修領域を確保します。
削ってみると分かることですがひび割れは意外と奥深くまで進行しているケースが多いので、見えているひび割れだけ埋めてもひび割れが再発してしまうのです。

ひび割れにプライマーを塗布
コーキング材を密着させる準備にプライマーを塗り込みます。

ひび割れにコーキング材充填
削ったひび割れにコーキング材をしっかりと奥深くまで満たし、ひび割れを徹底的に埋めていきます。

下地調整材でひび割れの段差を埋める
下地調整材で既存の壁との段差をなくします。

Vカット補修完了
ひび割れのVカット補修完了です!

ひび割れ補修前後の比較
複数の箇所にひび割れがあったので、外壁西面とベランダなどすべての補修をいたしました。

コーキング工事

庇のコーキング工事
傷んだ外壁の補修を終えると通常の工程へと移ります。
コーキング工事はALC外壁のマンションには必ず必要で、目地や窓枠廻りに埋め込まれているコーキングの上から新しいコーキングを打設する増し打ち工法を行います。

雨漏りが特に激しいベランダ庇の上もコーキングが痛んで割れているので、既存のコーキングの上から打設する準備をするためプライマーを塗布します。

庇の上にコーキング材充填
一定の速度でコーキング材をゆっくりと充填させます。
空気が入らないようにピタッと密着させることで、庇や窓廻りの防水性が確保され雨漏りを防ぐことができるのです。

庇のコーキング工事完了
庇のコーキング工事完了です!
これで隙間は全て埋まり、建物が揺れてもその弾力性で割れを防ぎ雨漏りから守ります。

他の部位もコーキング工事後の様子を見ていきましょう。

排気口のコーキング工事完了 サッシ廻りのコーキング工事完了 エアコン配管のコーキング工事完了 樋廻りのコーキング工事完了
細部までしっかりとコーキング工事をすることで、雨漏りリスクを下げることが可能です。
ALCの場合は特にコーキング工事が重要項目になります。

ALC自体は頑丈で割れや破損などの前例はありませんが、コーキングが傷むとその隙間から湿気や雨水が侵入してしまい外壁を脆くしてしまいます。

ですのでALCの場合コーキング工事は特に重要なのです。

高圧洗浄工事

高圧洗浄工事
外壁補修とコーキング工事などの補修工程を終えると、いよいよ仕上げの塗装工事の開始です。
塗料の密着が良くなるように、古い塗膜や汚れを高圧洗浄でしっかりと洗い流します。

ALCの高圧洗浄
ひび割れなどの隙間を事前に補修をしておくことで、水の侵入の心配がなく安心して洗浄できます。
雨漏りが止まっているかの確認も出来るので、補修工事・コーキング工事→高圧洗浄という順番で進めるのです。

窓の養生
高圧洗浄後、塗装ができない箇所を養生して保護します。

どれだけ丁寧に養生できるかも、仕上がりを左右する重要なポイントです。

外壁塗装

外壁塗装開始
高圧洗浄でまっさらにキレイになった外壁に塗料を下塗り・中塗り・上塗りの順番で塗り重ねていきます。

アレスダイナミックフィラー アレスダイナミックTOP
下塗り塗料であるアレスダイナミックフィラーを計12缶、中塗り上塗りの仕上げ塗料であるアレスダイナミックTOPを計4缶使用します。

外壁の下塗り
下塗りにフィラーを丁寧に塗布します。
雨水を含んで脆弱になったALCを補強したり、微細なひび割れもこのフィラーで埋めてくれます。

弾力性のあるフィラーを厚みをつけて塗ることで、後々のひび割れに強くなります。
補修跡の模様付けもこのフィラーを厚く塗布して凹凸のあるゆず肌模様を生み出すのです。

外壁の下塗り完了
下塗りが完了しました。

外壁の中塗り外壁の上塗り
仕上げ用塗料であるアレスダイナミックTOPを中塗り上塗りと色を変えて塗っていきます。
各工程で色を変えることで塗り残しを防ぐ対策をとっています。

ALCの外壁塗装完了マンションの外壁塗装完了
外壁塗装完了です!
お色は既存色をご希望でしたのでKP-70という淡めのグレーを使用いたしました。

付帯塗装

雨樋のケレン作業
雨樋の塗装はケレン作業といってヤスリで細かい傷を付けることからスタートします。
傷をつけて表面積を増やすことで塗料の密着が良くなるのです。

錆止め塗布
雨樋の固定金具には事前に錆止め効果のある塗料を塗布します。

雨樋の塗装
シリコン塗料で中塗り、上塗りと2回塗り重ね…

雨樋塗装の完了
雨樋塗装の完了です!

手すりのケレン作業
手摺もケレン作業を入念に行います。

ケレン作業を丁寧にすることが長持ちするかしないかに大きく関わってきます。
素人さんのDIYとプロの仕事との大きな違いと言えます。

弱錠剤シリコン中塗り弱錠剤シリコン上塗り
塗料を塗り重ねることで見た目がキレイになるだけでなく、サビの発生を防いで長持ちさせるという塗装本来の役割を果たします。

手摺の塗装完了
手摺の塗装も完了しました!

マンションの外壁補修工事後に雨漏りが改善

外壁補修後のマンションベランダ外壁補修後のマンション西面
ベランダと西面外壁の補修工事がすべて完了しました!

雨漏りの原因となるひび割れやコーキングの隙間を補修することで、雨漏りの原因を取り除くことができました。

今回は無事にすべての雨漏りを解消することができましたが、建物の劣化状態によっては通常では考えられない箇所から水が侵入している場合もあり一度の工事で100%雨漏りを止められる訳ではありません。

南大阪ペイントセンターは万が一雨漏りが止まらなくても、雨漏りが止まるまで最後までお付き合いさせていただいております。
アフターフォロー体制も万全ですので、少しでもご不安なことがあればお気軽にご相談いただけますと幸いです。

この度は南大阪ペイントセンターへご依頼をいただき誠にありがとうございます。

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