塩ビシート防水 | |
大阪市阿倍野区
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Before 施工前 |
After 施工後 |
施工地 | 大阪市阿倍野区 | 築年数 | 20年 |
価格 | 51万円 | 工事期間 | 21日間 |
塗料名 | 田島ルーフィング ビュートップ | 塗料種別 | |
面積 | 44m2 | カラー | |
塗料名 | 塗料種別 | ||
面積 | m2 | カラー |
築年数 | 20年 | 工事期間 | 21日間 |
塗料名 | 田島ルーフィング ビュートップ | 塗料種別 | |
面積 | 44m2 | カラー | |
塗料名 | 塗料種別 | ||
面積 | m2 | カラー |
✓ご依頼までの背景
現在はお住まいになっていない積水ハウスの住宅ですが、今後のことを考えハウスメーカーで見積りをとったところ大変高額な金額にお困りでした。
ネット検索で弊社の積水ハウスの施工事例をご覧いただき、お見積り後ご成約となりました。
積水ハウスをはじめとしたハウスメーカーの建物は屋根ではなく屋上(陸屋根)になっているケースが多く、こちらの積水ハウスの建物も屋上でしたので雨漏り対策に塩ビシート防水をご提案いたしました。
現地調査時のブログ⇒大阪市阿倍野区でハウスメーカーの外壁調査(ガスケット目地)
外壁塗装の施工事例⇒大阪市阿倍野区で積水ハウスの外壁塗装(メーカーでは工事不可と案内)
コーキング工事の事例⇒大阪市阿倍野区でガスケットからバックアップ材設置のコーキング工事
塗装工事専門店 南大阪ペイントセンターのマナベと申します。
積水ハウスの屋上(陸屋根)にはほとんどの場合塩ビシート防水が施工されています。
塩ビシート防水の耐用年数約15~20年ですので、築20年頃を目途に寿命で塩ビシートの破けや捲れから雨水が入り込み雨漏りのリスクが高まります。
当事例では雨漏りを防止するために屋上に防水工事を施工した事例をご紹介いたします!
▼大阪市の外壁塗装業者選びについてはこちらの記事で解説をしています▼
大阪市の外壁塗装業者を選ぶときの7つのポイントとおすすめ業者
積水ハウスの屋上防水施工前後のビフォーアフター
既存の塩ビシート防水の上から施工する、塩ビシート防水の増し張り工法を施工いたしました!
塩ビシート防水の施工は5日間かかり、外壁塗装が終わってから最後の仕上げに防水工事を行いました。
築20年の屋上の防水層の傷みを確認
屋上の全体像です。
広さ約44㎡の屋上全体には塩ビシート防水が施工され雨が屋上に染み込むことを防いでいます。
塩ビシート防水は大手ハウスメーカーに多く採用されている防水工法で、簡単に説明すると塩ビシートを敷き詰めて防水層を作り出す工事方法です。
本来15~20年の耐久性があるので防水工事の中で一番長持ちする工法と言えますが、寿命が過ぎるとシートが痛みやすくなり破けや捲れといった症状が出てきます。
写真はアンテナを固定するワイヤー部分ですが、一部シートが破けているのが分かりますでしょうか?
屋上は勾配がほぼないので雨が降ると雨水が溜まりやすく、シートの破けから簡単に雨水が入り込んでしまいます。
気付かない間に少しずつ雨が侵入して、お部屋の天井クロスの剥がれから雨漏りに気付かれるケースが多いです。
幸い現状は大きな雨漏り被害はありませんが、屋上の塩ビシートの破けからいつ雨漏りしてもおかしくない状況です。
防水層の寿命以外にも雨漏りがするポイントとしては、屋上の排水部分です。
排水溝の中の防水層が痛んでしまうと排水溝から雨樋へ受け渡される過程で雨漏りが起きてしまい、外壁内部を伝って思いもよらない場所から雨漏りするという事例もあります。
ですので屋上の防水工事だけではなく、改修ドレンいう排水部分を新しくする工事も必要でしょう。
防水工事につきましては、現状の塩ビシート防水の上から新たな塩ビシートを重ねる増張り工法をご提案いたしました。
▼調査の内容をもっと詳しく知りたい方はこちら▼
積水ハウスの屋上に塩ビシート防水(増し張り工法)を施工
外壁塗装と同時施工の場合、屋上にも高圧洗浄を行います。
あらかじめ屋上廻りを囲む笠木へも塗装を行います。
防水工事施工前の全体です。
塩ビシートの上にブロックが敷かれており、ハウスメーカーの建物でよく見られる仕様です。
基本的にブロックはよほど傷んでいない限り、ブロックを再利用して設置することをおすすめしています。
手すりの外側にはブロックが敷かれておらず、塩ビシートの防水層がよく確認できます。
まずは塩ビシートを貼り付ける準備にブロックを取り外し、こびり付いた汚れをケレン作業で取り除きます。
屋上全体に絶縁シートを敷きます。
絶縁シートを敷くことで、この後に設置する塩ビシート内に湿気が籠りにくくなるのです。
絶縁シートに固定ディスクを取り付けます。
ディスク取り付けの際にドリルで屋上に穴を開けるため、大きい音が鳴り響きますのでご迷惑をおかけします。
排水溝の部分に新しいドレンを差し込みます。
そうすることでドレン内部もしっかりと防水性が保たれ、内部からの雨漏り被害を確実に抑えることが可能です。
絶縁シートを敷いた全景です。
この後に塩ビシートを設置します。
絶縁シートの上から、塩ビシートを敷きます。
塩ビシート防水は「シートを敷く」という特性上、どうしてもシート同士の継ぎ目が発生します。
継ぎ目同士を熱で溶かして、シート同士を熱融着させます。
絶縁シートで設置したディスクを塩ビシートの上から熱融着を行います。
専用の過熱装置を使って塩ビシートと下地のディスクを固定させます。
シート同士に隙間があるとそこから雨水が入り込んでしまうため、入念に隙間がないか密着状態を確認します。
手すりの立ち上がり部分もシートの隙間がから雨が入らないようにコーキングで隙間を埋めます。
シート同士の継ぎ目や端部など、雨水が侵入する可能性がある部位をシール材で保護をします。
ブロック設置前に排水マットを敷き込み…
元々取り付けてあったブロックを再利用して設置して元の状態へと戻します。
屋上の塩ビシート防水が完了しました!
ベランダも同じく塩ビシート防水工事を施工しています。
ブロックも元通り設置して工事が完工いたしました。
積水ハウスの防水工事完工
工事後の全景です!
外壁塗装工事も同時完工していますので、詳しい施工事例は下記に掲載しています。
外壁塗装だけではなく、ハウスメーカーへの防水工事の施工も承っています。
工事のお見積りやご質問はお気軽にご相談いただけますと幸いです。
この度は弊社にご依頼をいただき、誠にありがとうございました。
アフターフォローで長いお付き合いになりますが、今後ともよろしくお願いいたします。