外壁塗装・コーキング増し打ち | |
堺市
|
|
Before 施工前 |
After 施工後 |
施工地 | 堺市 | 築年数 | 30年 |
価格 | 188万円 | 工事期間 | 17日間 |
塗料名 | 関西ペイント アレスダイナミックMUKIマイルド | 塗料種別 | 超低汚染型フッ素 |
面積 | 263m2 | カラー | 1階:KP-376(30%増)2階:05-80D |
塗料名 | 関西ペイント アレスクール2液F | 塗料種別 | 遮熱フッ素 |
面積 | 105m2 | カラー | マイルドグリーン |
築年数 | 30年 | 工事期間 | 17日間 |
塗料名 | 関西ペイント アレスダイナミックMUKIマイルド | 塗料種別 | 超低汚染型フッ素 |
面積 | 263m2 | カラー | 1階:KP-376(30%増)2階:05-80D |
塗料名 | 関西ペイント アレスクール2液F | 塗料種別 | 遮熱フッ素 |
面積 | 105m2 | カラー | マイルドグリーン |
✓ご依頼までの背景
15年前に光触媒塗料で塗装工事をご経験されたところ数年たらずでツヤが落ち色褪せが目立つようになったため、今回は「とにかく品質の良い塗料での塗装」とご希望でした。
点検をしたところなんと前回工事でALC外壁に必須であるコーキング増し打ちが行われていないことが発覚。
防水の観点からコーキング工事の重要性をご説明し、ご納得いただけ工事のご成約となりました。
外壁の色もこだわって何度もカラーシミュレーションを重ね、ブラウンとピンクベージュの上品な組み合わせに決定いたしました。
現地調査時のブログ⇒堺市西区で15年前の外壁塗装の失敗から慎重な業者選びの後ご成約
同現場の屋根の事例⇒堺市西区で太陽光パネルが設置された屋根の塗装工事
外壁塗装専門店 南大阪ペイントセンターのマナベと申します。
堺市西区で色選びにこだわり、カラーシミュレーションを何度も重ねた外壁塗装の事例をご紹介いたします。
「前回別業者での外壁塗装が失敗した」と感じておられ、今度こそ確実な工事をと業者選びを含め色選びにも非常に慎重になられていました。
▼堺市の外壁塗装業者選びについてはこちらの記事で解説をしています▼
堺市の外壁塗装業者を選ぶときの7つのポイントとおすすめ業者
堺市西区の色選びにこだわった外壁塗装前後の比較
まずは外壁塗装前、カラーシミュレーション、実際の塗装後の3枚の写真を比べていきましょう。
全体の外壁塗装前後のビフォーアフターです。
ご相談のきっかけは前回の工事の失敗談から
色がすぐに落ちた光触媒塗料への不信感
15年前に訪問販売業者に「良い塗料ですよ」と提案されるまま塗った光触媒塗料ですが、わずか数年足らずでツヤと色が落ちてしまいました。
現状の外壁塗膜は寿命でチョーキング現象と呼ばれる塗料の粉が塗膜表面に浮き出る劣化症状が確認できます。
塗料の種類によって10~20年ほど耐用年数は変わりますが、10年もしないうちに色褪せが起きるのは塗り回数を少なくしたり塗料を規定量より薄めて使うなどの施工不良の可能性も考えられます。
ALCの生命線であるコーキング工事が未実施
ALCの生命線と言っても良いくらいコーキング工事は重要なのですが、なんと前回業者からはコーキング工事の説明はなく未実施です。
目地の状態を確認すると、しっかりと溝が確認でき15年前にコーキングが打たれていないことが窺えます。
お客様もコーキングの重要性についてご存知でなかったので、防水性を維持するためのコーキングがいかに大切かをご説明いたしました。
その上で「塗料よりもコーキングが大切」とご理解をいただけ、この度ご成約をいただきました。
色選びには何度も天美ショールームへ足を運んでいただき、色選びのプロであるスタッフ吉田が女性ならではの視点でカラーシミュレーションを一緒に行いました。
ご足労いただき、ありがとうございました。
1階のブラウンカラー(KP-376)はもう少し濃いめが良いというご要望もあり、50%濃いめに調色した見本板をメーカーから取り寄せ見ていただきました。
2階にはローズダストというくすみピンクカラーを使用します。
後日談にはなりますが2階のローズダストの塗装後に「思ったより白っぽく感じる」とご不安を抱かれていました。
ですが足場が取れてから全景を見るとイメージどおりのピンクカラーにご不安が解消されたようで良かったです!
結果的に上記のカラーシミュレーションに決定し、いよいよ塗装工事の開始です!
▼点検時とお見積りの詳しい様子は下記ブログで掲載▼
色選びで決定したプランで外壁塗装開始
コーキング増し打ち工事
15年前の塗装工事で未実施でしたコーキング増し打ち工事を行います。
ALC外壁は目地の溝が確保されているので、既存のコーキングの上から打つ増し打ち工法で実施します。
コーキング増し打ち工事完成です!
▼同現場のコーキング工事の様子をUPしました(2022/12/7更新)▼
高圧洗浄工事
コーキングが乾燥してから、高圧洗浄工事を行います。
「なぜ初日に高圧洗浄をしないのか」と疑問に思われるかもしれませんが、コーキング未実施のまま高圧洗浄をすると雨漏りの可能性があるからです。
実際にコーキング施工前はこのように目地にひび割れがありました。
ALCは防水シートが施工されていないため、ひび割れから水が侵入すると雨漏りに直結しやすいです。
そのためコーキング工事で建物全体の防水性を確かなものにしてから、高圧洗浄を実施するのです。
外壁に付着したカビも業務用高圧洗浄の圧力であればこのように洗い流すことが可能です!
もし汚れが少しでも残っていると、塗装のモチが悪くなってしまいます。
外壁塗装
外壁の下塗りです。
外壁と仕上げ用塗料を密着させる接着剤のような働きがあり、ALCパネルを補強してくれる役割があります。
雨樋などの付帯部の色のバランスなどを考慮してKP-376(50%濃)から30%濃い色へ急遽変更をすることになりました。
お客様もプロの塗装職人の視点からの色変更のご提案には「要望を取り入れて頂き安心と信頼ができた」とご安心いただけたようで何よりです。
2階には当初の予定通り、05-80Dのローズダストで中塗りをします。
仕上げの上塗りで塗料を塗り重ね、外壁の塗装工事は完了です。
付帯部の外壁塗装
お客様は軒天の色も大変悩まれており、1階2階のツートンカラーの色を考慮して一番調和の取れる色味を選定しご提案いたしました。
外壁や屋根は事前にカラーシミュレーションで決定しますが、軒天や雨樋などの細かい場所は現地で職人とお客様が相談して決めることが多いです。
外壁の完成全景はブラウンとピンクベージュを使用した2色分けですので、比較的暖色の割合が多いですよね。
そのことから現状の黄みが強いベージュカラーよりも、黄みを抑えた落ち着いたアイボリーカラーの方が建物全体に調和が生まれます。
建物の正面1階の大部分を占めるシャッターも塗装のため、事前にサビ落としなどのケレン作業を行います。
蛇腹状になっているので吹き付け塗装でムラなく均一に塗料を塗り重ねます。
シャッターの塗装完了です!
その他雨戸や雨樋などの付帯部も塗装をいたしました。
最終点検
ローズダストを塗布した2階です。
塗装中は足場を覆う養生シートで建物全体に影ができ、正しい色が分かりにくいです。
そのため塗装直後はお客様も「思っていた色よりもピンクが少なくベージュっぽく感じる」と大変ご不安に思われていました。
ですが足場を解体され他の家と比較されたところ「全然ベージュっぽくなくいのでこれで良かった」とご安心いただけ弊社としてもうれしく思います。
軒天や1階の色も2階のローズダストと相性抜群の組み合わせですね。
堺市西区でこだわって色選びをした外壁塗装の完工!
外壁塗装の完工です!
Q.塗装をする前にどんなことで困っていましたか?
A.現場ではどのようにしているかわからなく不安がありました。
(以前塗装した業者で失敗したため)
A.安い業者はありましたが、説明して頂いた営業さんがペンキにこだわるよりコーキングが重要という事等、細かく教えて頂いたりとても信頼することができましたので決めました。
Q.実際に仕事を終えて良かったことがあれば教えてください。
A.仕事を丁寧にしていただいたことと、来られる職人さんのほとんどの方が本当に感じのいい方ばかりで、安心して任せられました。
Q.工事が終わってみていかがですか?良かった事・嬉しかったことを頂戴出来ましたら幸いです。
A.私たちが天井面の色はこんな感じでと言ったときは、草津さんがプロの目から見てまわりの色との兼ね合いも考えて、提案をして頂いたり、事務的な作業ではない様な、丁寧な仕事をしていただきましたことを嬉しくありがたく思っております。
ありがとうございました。
皆様、とても感じのいい方ばかり来ていただいて南大阪ペイントさんに依頼して本当に良かったと思っております。
お客様と一緒に選んだお色にご満足いただけて、大変うれしく思います。
又、スタッフへのお褒めの言葉をいただきありがとうございます!
今回の工事が本当にお客様にとって良い塗装工事だったかは10年先に分かると思います。
もちろん10年以上その先の品質まで考え今回の工事プランをご提案いたしました!
アフターフォローも実施していますので、工事後のご不安やお困りごとはお気軽にご相談ください。