堺市南区でフッ素塗料によるスレート瓦の屋根塗装

屋根塗装(フッ素塗料)
堺市
Before
施工前
After
施工後
施工地 堺市 築年数 28年
価格 28万円 工事期間 5日間
塗料名 関西ペイント アレスクール2液F 塗料種別 遮熱フッ素
面積 121m2 カラー アンティークブラウン
塗料名 塗料種別
面積 m2 カラー
築年数 28年 工事期間 5日間
塗料名 関西ペイント アレスクール2液F 塗料種別 遮熱フッ素
面積 121m2 カラー アンティークブラウン
塗料名 塗料種別
面積 m2 カラー

ご相談のきっかけ
堺市南区の築28年住宅(ヘーベルハウス施工)にお住まいのお客様より「住宅メーカーの定期診断を受けたところ屋根葺き替え工事が必要と言われたが、メーカー担当の説明が曖昧で不安が残る。本当に葺き替えが必要か点検してほしい」とのご相談をいただきました。

 
※上記施工価格は屋根塗装のみの金額(税抜)を掲載しています。足場代や共通工事は別途かかります。
外壁塗装などの補修工事も同時に実施しているので、実際にかかった合計金額は194万円(税抜)です。
堺市南区でフッ素塗料によるスレート瓦の屋根塗装
堺市の皆さま、こんにちは!
外壁・屋根塗装専門店 南大阪ペイントセンターのマナベです。
 
堺市南区のヘーベルハウス施工の戸建て住宅に遮熱フッ素塗料で屋根塗装(スレート瓦)を実施した事例をご紹介します。
 
遮熱フッ素塗料で屋根塗装をお考えの方、同じくスレート瓦の塗装をご検討中の方は是非ご参考いただけると幸いです。

尚、今回のようにハウスメーカーの塗装工事のご相談は堺市のお客様から数多くいただいています!
下記にハウスメーカーの事例も掲載していますので、よろしければご参考ください。
ハウスメーカー
▼堺市の外壁塗装業者選びについてはこちらの記事で解説をしています▼
堺市の外壁塗装業者を選ぶときの7つのポイントとおすすめ業者

当初は屋根塗装でのメンテナンス不可との診断

ハウスメーカーからは屋根葺き替え工事の提案

ハウスメーカーからは屋根葺き替え工事の提案があったお客様。

ですがメーカー担当者の説明が曖昧で納得できるものではなく、なぜ屋根葺き替え工事が必要なのか不安が残ったようです。

屋根葺き替え工事とは?

ちなみに屋根葺き替え工事というのは、簡単にお伝えすると既存の屋根と撤去して新しい屋根材を敷く言わば屋根の全交換の工事です。
もちろん費用も高くなり、弊社の相場でお伝えすると約150万円ほどする高額工事です。

屋根葺き替え工事は屋根材がボロボロになり塗装でメンテナンスができない状態や、深刻な雨漏り被害の最終手段として用いられることが多い工事です。

メーカーから葺き替え工事の提案があったようですが、本当に屋根の傷みが深刻なのでしょうか。
次項で詳しく見て行きたいと思います。

▼関連ページ▼
屋根の葺き替え工事とは?古い瓦を新しい瓦に交換する工事

屋根の状態は良好なので屋根塗装が可能

ドローンで屋根の点検を実施
まずは屋根全体のドローン点検です。あらゆる角度から劣化診断を行います。

直接屋根に登らない理由はスレート瓦はわずか約4.5mmほどの薄さなので、屋根の上に登ると踏んで割れてしまう危険があるからです。
もちろん目視で診断した方が良い部位に関しては、梯子を使って登らせていただき慎重に拝見することもあります。

診断の結果、特に割れや破損は見られませんね。
大きな補修が必要ではないので、屋根葺き替え工事が必要とは正直言い難いです。

苔の繁殖で屋根塗装が必要な状態
一点劣化ポイントをご紹介しますと、苔の繁殖ですね。

オレンジ色の点々が見えますか?実はこれが苔なんです。
「どうして苔の繁殖が劣化ポイントに?」と思われるかもしれませんが、屋根塗装のおかげで雨水を弾くのでスレート瓦に苔が繁殖することはありません。

原因はスレート瓦に施されている塗装の防水性がなくなったことにあります。
15年点検の際にハウスメーカーで施工した屋根塗装の寿命がきてしまったようですね。

ですのでスレート瓦に再び屋根塗装を施工してあげると、防水性は復活しますのでご安心ください。

▼同現場の現地調査の様子は下記にてご紹介▼

スレート瓦の屋根塗装には遮熱フッ素塗料をご提案

関西ペイントアレスクール
屋根塗装には遮熱効果のあるアレスクールシリーズをご提案。

なかでも今回使用することになったアレスクール2液Fはフッ素樹脂塗料なので、約15~20年ほどの長期間の保護に向いています。

ここ数年の間で屋根塗装は遮熱塗料や断熱塗料を使うことが一般的になってきましたよ。

屋根塗装に使用するフッ素塗料の色見本
色はお客様と相談を重ね、アンティークブラウンに決定。

色によって遮熱レベルが違いますが、アンティークブラウンは汚れも目立ちにくく且クールレベル3なので十分な遮熱効果を期待できます。

▼アレスクールシリーズについて詳しく掲載▼
【遮熱塗料】関西ペイント アレスクールってどんな塗料?

フッ素塗料による屋根塗装を実施

屋根の高圧洗浄

屋根の高圧洗浄
まずは屋根の高圧洗浄で古い塗膜や、先ほどの苔もしっかりと洗い流します。

屋根の状態をまっさらにキレイにすることで、塗料本来の耐久性が発揮されます。
逆にフッ素塗料のようなどれだけ耐用年数が長い塗料でも、この高圧洗浄を疎かにするとすぐに剝がれてしまう原因にもなるのです。

屋根の下塗り

スレート瓦の屋根塗装(下塗り)
高圧洗浄後、完全に洗浄水が乾燥した翌日に屋根塗装を開始します。

まずは屋根の下塗りで、屋根材自体を強化します。
脆くなって雨水を吸い込みやすくなったスレート瓦の強度が増し、これから塗るフッ素塗料との密着性も良くします。

屋根の縁切り(タスペーサー挿入)

屋根の縁切り(タスペーサー挿入)
スレート瓦の屋根塗装では、縁切り作業が必須です。

わずか4.5mm厚のスレート瓦ですが、塗装をすることで瓦同士の隙間が塗料で埋まってしまいます。
塗料で隙間がなくなると、雨水の逃げ道がなくなり屋根材の中に雨水が溜まり雨漏り被害に繋がるケースがあります。

屋根塗装後に雨漏り症状がある場合は、この縁切りができていないと疑った方が良いかもしれません。

ですので下塗り後にタスペーサーという器具を瓦同士の隙間に挿入し、縁切り作業を行います。

▼屋根塗装とタスペーサーについて詳しく掲載▼
タスペーサーとは?スレートの屋根塗装に必須

屋根の中塗り(フッ素塗料)

スレート瓦の屋根塗装(中塗り)
仕上げの遮熱フッ素塗料で、中塗りを実施します。

フッ素塗料で屋根の中塗り
下屋根もしっかりと塗装をします。

屋根の上塗り(フッ素塗料)

スレート瓦の屋根塗装(上塗り)
仕上げの上塗りです。

中塗りと上塗りでフッ素塗料を塗り重ねることで、塗膜の厚みをつくり塗装の耐久性を良くします。

屋根塗装完了

フッ素塗料によるスレート瓦の屋根塗装完了
屋根塗装完了です!

スレート屋根の塗装前後のビフォーアフター
分かりやすいように同じ屋根の部位で比較してみました!

塗装後はしっかりと雨水を弾いてくれるので、苔で屋根材が脆くなる心配もありません。

フッ素塗料によるスレート瓦の屋根塗装の完工

遮熱フッ素塗料にて屋根塗装を実施したスレート屋根

屋根塗装後のスレート屋根

フッ素塗料は耐用年数が長いので約15年ほどは安心です。

15年後は築40年過ぎになっているので、そろそろスレート瓦自体の寿命を迎える頃です。
その頃に屋根の状態を見て葺き替え工事カバー工法などを検討されても良いと思いますよ。

堺市の屋根・外壁塗装が完工したヘーベルハウス施工の戸建て住宅

今回は屋根塗装と同時に外壁塗装も施工させていただきました。

▼同現場の外壁塗装の施工内容は下記にてご紹介▼

この度は南大阪ペイントセンターにご相談をいただき、誠にありがとうございました!

今回のような他社でお見積もり後のご相談も大歓迎です。
現場での塗装歴が豊富なスタッフがこれまでの経験をもとにアドバイスさせていただきますので、何でもお気軽にご相談くださいね!

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