塗り替え工事(外壁・屋根)・防水工事 | |
羽曳野市
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Before 施工前 |
After 施工後 |
施工地 | 羽曳野市 | 築年数 | 20年 |
価格 | 124万円 | 工事期間 | 16日間 |
塗料名 | 関西ペイント アレスダイナミックTOP | 塗料種別 | ラジカルシリコン |
面積 | 185m2 | カラー | 1,2階:KP-379 3階:KP-247 |
塗料名 | 関西ペイント アレスクール2液SI | 塗料種別 | 遮熱シリコン |
面積 | 51m2 | カラー | ミストグリーン |
築年数 | 20年 | 工事期間 | 16日間 |
塗料名 | 関西ペイント アレスダイナミックTOP | 塗料種別 | ラジカルシリコン |
面積 | 185m2 | カラー | 1,2階:KP-379 3階:KP-247 |
塗料名 | 関西ペイント アレスクール2液SI | 塗料種別 | 遮熱シリコン |
面積 | 51m2 | カラー | ミストグリーン |
▼羽曳野市の外壁塗装業者選びについてはこちらの記事で解説をしています▼
羽曳野市の外壁塗装業者を選ぶときの7つのポイントとおすすめ業者
羽曳野市の築20年のお住まいのお客様より、住宅の塗り替え工事と雨漏り修理のご依頼です。
こちらのお客様は別業者で10年ほど前にも雨漏りがあり、塗り替え工事をされています。今回で外壁塗り替え工事は2回目のご依頼です。
雨漏り修理だけにかぎらず、屋根や外壁の塗り替えには足場仮設が必要不可欠です。一気にまとめてお住まいのメンテナンスを行うことで、その分足場仮設費用を抑えることにも繋がります。
そういった理由から今回は雨漏り修理だけでなく、屋根外壁塗り替えのお住まいトータルのメンテナンスをご提案させて頂きました。
羽曳野市で塗り替え工事(雨漏り修理に合わせて)
塗り替え前の点検時の様子
お住まい全体の様子です。
ベージュ系のお色で統一された、落ち着きのある外観です。10年前に塗り替え工事をされたということから、少し外壁に汚れが付着していますね。
ドローンで屋根の状態を撮影した様子です。
地上からは分からなかった色褪せや変色が見受けられるので、屋根もしっかりと塗り替えが必要な状態と分かりますね。
問題の雨漏り箇所です。
ベランダの上のパネル周辺が劣化して、そこから雨漏りが発生しています。
パネル上の隙間をコーキングで埋めて、雨漏り修理をする必要があります。
外壁の塗り替え目安は約10年とされています。丁度こちらのお客様は10年前に塗り替え工事をされているとの事で、今回はベストタイミングとも言えます。
外壁を指で触ると、白い粉が付いていますね。これはチョーキング現象といい、塗膜の劣化を教えてくれる1つの指標です。
塗膜に防水性が失われつつあると教えてくれているので、このまま塗り替えせずに放っておくと雨水が外壁に染み込み、更なる雨漏りの原因となってしまうのです。
適切な時期とは?季節と塗り替え目安のポイント
サイディングボードの目地がひび割れているのが分かりますね。こういったひび割れも放置しておくと、雨漏りの原因となります。
このひび割れは外壁塗り替えだけではカバーできませんので、塗り替え工事を行う前に目地のコーキングの打ち替えが必要です。
お隣のお住まいとの距離もわずかで、足場仮設ができるかが重要なポイントになります。
足場仮設はお隣と40cm以上の間隔があれば組立て可能ですので、今回は問題なく足場組立てができそうです。
塗り替え工事前のご近隣の挨拶は必須
お住まいの正面の周辺の様子です。
この様にお住まいが入り組んでいると、仮に足場仮設をできたとしてもご近隣の方にご迷惑をおかけしないかご不安ですよね。
ご近所の方へのご挨拶や配慮は徹底して行います
塗り替え工事には工事の音、塗料の臭い、高圧洗浄の水の飛散などが付き物です。もちろん塗料や高圧洗浄の水がご近隣に飛散しないように足場に飛散防止ネットを貼り、細心の注意を払って作業を行いますが万が一のことが考えられます。
その為、南大阪ペイントセンターではご近隣の方に必ず挨拶に伺い、あらかじめ工事スケジュールをお伝えしておりますのでご安心下さい。
外壁塗装前のご近所への挨拶が大切な理由
塗り替え工事の工程の紹介
コーキング(シーリング)工事
塗り替え工事のはじめの工程はコーキング工事です。ひび割れて劣化してしまった、コーキングを全て取り除きます。新たなコーキング補充する下準備を行います。
コーキングがはみ出ないように養生をして、コーキングと下地の密着を良くする為に接着剤の役割を果たしてくれるプライマーを塗布します。
プライマーが乾燥したら、たっぷりとコーキングを補充します。
仕上げにヘラで空気が入らない様に押さえていき、養生テープをめくってコーキングの完成です。
このコーキング打ち替え作業はもちろん塗装職人でも行うことはできますが、南大阪ペイントセンターでは専門のコーキング職人に依頼をしています。
その理由はコーキングにも塗り替え工事と同じく国家資格があり、一見シンプルな作業に見えますが非常に高度な技術を要求される作業だからです。
コーキング打ち替えの為に、一時雨樋を外して打ち替え作業を行いました。
雨漏り対策として出窓の隙間にもコーキングを補充。出窓は雨漏りしやすい箇所なので、塗り替え工事の際は必ずコーキングの打ち替えは必要です。
出窓にできている、わずかな隙間も
雨漏りが起こり得る可能性がある場所は、コーキングで徹底的に隙間を埋めて補修をさせて頂きました。
塗り替え工事には高圧洗浄は必須
ここからは塗装職人の出番です。
まずは屋根と外壁に高圧洗浄を施します。長年外壁に付着したほこりや、屋根に付いたコケなどを洗い流します。
塗り替え工事の塗装工程
屋根・外壁塗り替えは基本的に下塗り→中塗り→上塗りの3工程で行います。
外壁の状態によってはより強度を高める必要があると判断した場合、下塗りを2回行う計4工程という場合もありますが、今回は基本の3工程で行います。
外壁塗り替え工事
まずは外壁に微弾性フィラーで下塗りを行います。
微弾性フィラーには細かなひび割れの隙間を埋めてくれる効果があり、外壁そのものの強度を上げることにも繋がります。
続いて中塗りを行います。
今回のお住まいは2色分けでの外壁塗り替え工事を行います。左が1、2階部分(色番号:KP‐379)、右が3階部分(色番号:KP‐247)で仕上がる予定です。
中塗りは仕上げの色とは少し異なる色を使用します。そうすることで、上塗りの塗り残しを徹底的に防ぐことがでます。
仕上げに上塗りを行います。
どちらのお色もグレー系統ですが1、2階部分はよりシックなブルーグレーの仕上がりに。3階部分は清潔感のある淡めのグレーに仕上げます。
塗り替えが完成しました!
塗料の色は乾燥後に樹脂の色の屈折率が変わる為、写真のように塗りたてよりも淡く見えます。
屋根の塗り替え工事
続いて屋根塗り替え工事のご紹介です。
高圧洗浄を終えると早速下塗りを行います。
屋根の下塗りを終えると、屋根材の隙間にタスペーサーを設置していきます。
この工程で屋根材の隙間が、塗料で埋まってしまうことを防ぎます。もし屋根材の隙間がなくなると、雨水が屋根材に溜まってしまい雨漏りの原因となり得るのです。
雨漏りを防ぐタスペーサーと縁切りについて(スレート屋根の塗装に必須)
タスペーサーの挿入が終わると、外壁塗り替え工事同様に中塗りを行います。もちろん塗り残しを防ぐ為に、屋根塗り替えも仕上げの上塗りの色と少し色味を変えて中塗りを行います。
仕上げの上塗りを行い、屋根塗り替え工事の完成です。
屋根のお色はミストグリーン。
屋根の塗料は色味によって、クールレベル(遮熱効果)が異なります。
濃い色が熱を吸収するように、白に近い色はその分クールレベルも高くなります。
こちらのミストグリーンは写真でも分かるように、どちらかというと濃いめに感じる色ですが、なんとクールレベルは5段階中4段階と遮熱効果の高さが伺えますね。
付帯部の塗り替え(雨樋・雨戸など)
外壁と屋根が新しく生まれ変わったのと同時に、雨樋や雨戸の色褪せが逆に気になりますよね。
お住まいの美観を維持する為にも、そういった細かい箇所の塗り替えを抜かりなく行うだけで随分と全体の印象が違うものです。
雨樋の塗り替え
まずは雨樋表面を研磨することで、表面積を増やして塗膜の密着を高める下準備をします。
弱溶剤シリコンで雨樋の塗り替えを行います。基本的に雨樋塗り替えなどの付帯工事は中塗り→上塗りの2工程で行います。
雨樋塗り替え工事の完成です。光沢感が出るので、一気に印象が変わりましたね。
外壁塗装と一緒に雨樋の塗装もおすすめする理由は?
雨戸の塗り替え
雨樋と同様に、雨戸も塗料の密着を高める為に研磨します。
蛇腹になっている雨戸はローラーで塗るのは不向きです。
ハケで塗り残しの無いように、細部まで塗布します。
雨戸の塗り替え工事の完成です。
その他付帯部の塗り替え
その他の水切りや幕板などの細かい箇所も、しっかりと施工をさせて頂きました。
工事中に雨漏り発見!強固なベランダ防水で雨漏り対策
点検時には『ベランダ防水は簡易的なトップコートでの防水のみ』というお話でしたが、念の為にとより耐久性と防水性に優れた塩ビシート防水を選択されました。
実際に施工に入らせて頂いた際の高圧洗浄時に、ベランダ下地から水が漏れているという事実が発覚。
このままでは激しい雨が降ると、ベランダからも雨漏りをしてしまいます。
お客様の念の為のご判断が、結果として雨漏り修理に必要不可欠な防水工事となったのです。
塩ビシート防水でベランダ防水を実施
まずはベランダ下地の清掃をしっかりと行います。
ベランダ下地に塩ビシートを貼り付ける準備として、プライマーを塗布します。
塩ビシートの裏側に接着剤を塗布します。
この塩ビシートをベランダに直接貼り付けて、防水層を作るのです。
ベランダ下地に、先ほどの塩ビシートを貼り付けます。
塩ビシートを貼り合わせるという性質から、シート同士に継ぎ目が発生します。
この継ぎ目の隙間から雨漏りしては、そもそもの防水工事の意味がなくなってしまいますよね。
雨漏りがおきないように、継ぎ目を熱で溶かして接着させて、更にその上からシール剤でコーティングします。
ベランダの排水箇所にも、しっかりと塩ビシート防水を施工。
改修ドレンという既存のドレンに新たなドレンを取付けることで、ドレン内部からの雨漏りを防ぎます。
塩ビシートの立ち上がりを接着させ、立ち上がりに金物を取付けてビス留めをします。
金物の隙間から雨漏りがおきないように、隙間にもしっかりとコーキングを行います。
塩ビシート防水によるベランダ防水工事の完成です!
細部まで隙間なく処理できています。これで雨漏りの心配はなく安心ですね。
塩ビシート防水の耐用年数は約15~20年。その間はメンテナンス不要で、耐用年数が過ぎると再び塩ビシートを張り替えることができる非常に魅力的な防水工事です。
塗り替え工事が完成(ビフォーアフター紹介)
BEFORE
AFTER
塗り替え工事前はベージュ系で統一されていた外観ですが、今回はグレー系の寒色でより洗練された外観へと生まれ変わりました!
塗り替え前の色褪せが目立っていた屋根も
ご覧の通り、鮮やかなお色に生まれ変わりました!
お住まいの顔である玄関も
外観が美しくなっただけでなく、色味が変わることで随分印象が違いますね。
お隣との距離もわずかでしたが
正面からは見えない箇所も、塗り残しのないように施工させて頂きました。
塗り替え後の雨漏りは解決!アフターフォローも
元々の不具合でした雨漏りの症状も、塗り替え工事とベランダ防水工事で雨漏り修理を終えてからは改善されている様です。
大雨が続いた日も雨漏りをすることなく、弊社としてもお客様のお悩みが無事に解消されたことに嬉しく思います。
もちろん塗り替え工事、防水工事、雨漏り修理に限らず、『一度施工したら終わり』とは考えておりません。
お客様の大切なお住まいを『施工後も一緒に見守っていけるお手伝いができるように』と考えております。気になる点や、ご不安な点などがあればお伺いしますので、安心してご相談頂ければと思います。
無料点検・無料見積りのご活用をおすすめ
南大阪ペイントセンターでは初回お問合せからの点検・調査、お見積りを無料でさせて頂いてます。
外壁や屋根の不具合、雨漏りなどお困りごとなど、お住まいに関することなら何でもご相談頂ければ幸いです。
もちろん点検調査後のお見積りのご提示などをお客様宅に上がらせて頂くことなく、オンライン上で行うことも可能ですのでお気軽にお申しつけ下さい。