ひび割れVカット補修・外壁ラジカル塗装・屋根遮熱シリコン塗装 | |
羽曳野市
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Before 施工前 |
After 施工後 |
施工地 | 羽曳野市 | 築年数 | 21年 |
価格 | 94万円 | 工事期間 | 15日間 |
塗料名 | 関西ペイント アレスダイナミックTOP | 塗料種別 | ラジカルシリコン |
面積 | 164m2 | カラー | 19-70C 艶消し |
塗料名 | 関西ペイント アレスクール2液SI | 塗料種別 | 遮熱シリコン |
面積 | 75m2 | カラー | アンバーブラウン |
築年数 | 21年 | 工事期間 | 15日間 |
塗料名 | 関西ペイント アレスダイナミックTOP | 塗料種別 | ラジカルシリコン |
面積 | 164m2 | カラー | 19-70C 艶消し |
塗料名 | 関西ペイント アレスクール2液SI | 塗料種別 | 遮熱シリコン |
面積 | 75m2 | カラー | アンバーブラウン |
▼羽曳野市の外壁塗装業者選びについてはこちらの記事で解説をしています▼
羽曳野市の外壁塗装業者を選ぶときの7つのポイントとおすすめ業者
羽曳野市にて、ひび割れ修理を含む外壁と屋根の塗り替えのご依頼を承りました。
築21年のこちらのお住まいは築年数を感じさせない、美しい外観を保たれています。
しかしお住まい全体を隈なく点検させて頂くと、大きな外壁のひび割れが複数見受けられ、このままでは雨漏りにも繋がってしまう恐れがあります。
実際の外壁補修の様子や、外壁や屋根が塗り替え工事により新しく生まれ変わる様子をご紹介いたします。
羽曳野市にて大きなひび割れの外壁修理!塗り替えで雨漏り防止
まずは工事前に、お住まいの点検と調査を実施します。
”どの箇所に、どういった工事が、なぜ必要なのか?”を解明していく、大事な作業です。
外壁の点検調査
外壁自体はきれいに保たれているのですが、玄関横に大きなひび割れがあります。
1階ベランダ上からもひび割れが確認できますね。
1階部分でも雨漏りの症状がある建物は良くあります。その多くの場合は写真のようなひび割れから雨水が侵入してしまい、雨漏りをしてしまうのです。
ほとんどの建物に共通していることですが、どうしても窓枠周辺には写真のようにひび割れが発生しやすいのです。
その理由は窓を取付けている箇所には、建物を支える上で重要な柱が入っていないことにあります。柱が入っていない窓枠部分は屋根の重みなどを分散することが難しく、新築間もないお住まいにもひび割れが入る可能性がある箇所とも言われています。
外壁塗装の目安の指標とされている、”チョーキング現象”が少し見受けられます。
外壁を指で触ると、写真のように白い粉が付着する現象です。これは外壁の塗膜内にある樹脂の結合力が低下することで、本来粉上の顔料が表面に出てきてしまうことにより発生します。
チョーキング現象が起こっているかで壁の劣化状態を調べれるの?
屋根の点検調査
スレート屋根にはひび割れを修理された跡があります。
事前に修理を行っていたことで、今のところ雨漏りは起きていないようなので安心ですね。
日光が当たりにくい北側の屋根や外壁にはコケが発生しています。
本来コケは水分を吸収して繁殖します。その為、屋根にコケが発生している=屋根材に防水性がなくなり水分が吸収されている、ということなのです。
屋根の防水効果を復活させる為にも、屋根の塗り替えが必要ですね。
雨漏り対策に外壁補修を実施
玄関横ひび割れのVカット補修
玄関横の大きなひび割れには”Vカット補修”を行います。まずはグラインダーで、ひび割れ箇所をV字型に削ります。
外壁のひび割れは見た目以上に内部まで大きく割れている可能性がある為、ひび割れに沿ってV字型に溝を作りコーキング補充をしていく必要があります。
ひび割れにV字型の溝を作ると、コーキング補充の下準備としてプライマーを塗布します。
ひび割れにコーキングを補充します。
Vカット補修をした箇所と本来の外壁に段差ができる為、モルタルで左官補修を行い段差を平らに埋めます。
窓枠ひび割れのVカット補修
窓枠のひび割れも、同じくVカット補修を施工します。
モルタルで左官補修をすることで補修箇所が逆に目立っていますが、これから外壁の塗り替えをすることでほぼ目立たなくなりますのでご安心下さい。
外壁の塗り替えの様子
高圧洗浄~養生
まずは外壁の高圧洗浄を行います。
高圧洗浄を終えると、養生を実施します。
養生には塗料の飛散から守る”建物を保護”する役割以外にも、美しい仕上がりになるように高品質な塗装をする為の役割があります。
外壁塗装
左官補修をした跡にはパターン復旧を行います。
補修跡が目立たないように、他の外壁とほぼ同様の模様を吹き付けます。職人の高い技術が要求される工程です。
いよいよ外壁塗装の本番です。
基本的に外壁塗装は下塗り→中塗り→上塗りの3工程で実施します。
初めに下塗りにフィラーを塗布します。下塗りには外壁下地と塗料を密着させる接着剤の役割がある他にも、補強効果があるのでひび割れ防止の効果もあります。
下塗り後、中塗りを行います。下塗り後すぐには中塗りが行えず、約7時間ほどの下塗りの乾燥時間が必要なのです。
仕上げの上塗りの工程です。中塗りの色と少し異なるのにお気づきでしょうか?
中塗りと上塗りの色を若干変えることで、塗り残しを徹底的に防止して細部まで丁寧に塗装することが可能なのです。
雨戸の塗り替え
雨戸も塗り替えを行います。
塗装前の準備として、研磨を行うことで表面に細かい傷がつき表面積が増えるため塗料の密着が良くなります。
蛇腹になっている雨戸は、2回に亘るスプレー塗装でムラなく吹き付けを行います。
雨樋の塗り替え
雨樋も同じく、塗装前に研磨をします。
弱溶剤シリコンで2回塗装を行い、完成です。
屋根の塗り替えの様子
高圧洗浄
屋根の高圧洗浄を行います。普段中々見る機会のない、屋根の長年の汚れが洗い流されていく様子が分かりますね。
問題のコケの発生した屋根です。果たして高圧洗浄で取り除くことができるのでしょうか?
しっかりと高圧洗浄を行うことで、コケもきれいに洗い流すことができました!
屋根塗装
屋根の下塗りを行います。外壁塗装と同じく、屋根塗装も基本的に下塗り→中塗り→上塗りの3工程で行います。
外壁塗装との大きな違いを挙げるのであれば、下塗り後のタスペーサー挿入です。
今回のようなスレート屋根では、必須になる作業です。実は屋根材同士には適切な隙間が必要で、その隙間がないと雨水が屋根の中に溜まって雨水が流れず、逆に雨漏りの原因となるのです。
そこで下塗り後にタスペーサーを事前に挿入しておくことで、塗料で屋根材の隙間を埋めてしまうことを防止するのです。
雨漏りを防ぐタスペーサーと縁切りについて(スレート屋根の塗装に必須)
下塗りとタスペーサー挿入後、中塗りを行います。
仕上げに上塗りを行い、完成です。
今回中塗り、上塗りに使用した塗料は関西ペイント アレスクール2液SI。屋内温度上昇の原因である赤外線を効率よく反射してくれるという特徴から遮熱効果が期待できる塗料です。
塗り替え工事完成
お住まい全体のBefore→After
Before
After
外壁塗装後のお住まい全体の様子です。
コケが見受けられていた北側の外壁と屋根も、綺麗になりましたね。
お住まい細部のBefore→After
玄関横のひび割れ
玄関横の大きなひび割れにはVカット補修工事を実施しましたね。
ひび割れ修理後に塗り替えを行いました。Vカット補修は大がかりな補修工事の為、外壁の塗り替えをしても少なからず跡が分かってしまいます。
しかし職人の技術で外壁の模様に似せるようにパターン復旧を行ったことで、ほとんど補修跡が分からなくなっています。
雨樋と外壁
塗り替え前の雨樋と外壁です。今の状態でも充分きれいですね。
やはり塗装を施すと、まるで新築の様な美しい外観が蘇りました。
玄関軒天の塗装
お住まいの顔となる玄関です。
塗装前と同様に艶消しの塗料をご希望でしたので、今回の塗装も艶消しの清潔感のあるお色で塗り替えを行います。
塗装後の玄関の様子です。
軒天部分も塗り残しのないように、細部まで丁寧に塗装をさせて頂きました。
アプローチの高圧洗浄
お住まいのアプローチのタイルです。普段しっかりとお手入れをして頂いてても、中々積み重なった汚れを完全に取り去ることは難しいです。
外壁と屋根の高圧洗浄の際に、玄関のアプローチもしっかりと洗浄させて頂きました。見る見る内に、汚れが流されていきます。
高圧洗浄をして、アプローチも建築当時のような美しい仕上がりになりました。
今回は外壁と屋根の塗り替え工事でご依頼を頂きましたが、実際にお住まいを拝見するといつ雨漏りに直結してもおかしくないひび割れが複数見受けられました。
塗り替え工事だけでなく、塗り替え前にひび割れの修理を行うことで確実に今後の雨漏り予防対策になりました。
早めの雨漏り修理がおすすめ
一度雨漏りをしてしまうと外壁にどんどん雨水が吸収され、お住まいを痛めてしまい基礎からの雨漏り修理が必要になる場合が出てきます。
お住まいの外壁を良い状態でキープされることで雨漏りの予防になり、それがお住まいを長く快適に過ごす為の近道でもあるのです。
少しでも外壁や屋根にご不安やお悩みがある方は、できるだけ早い点検のご依頼をおすすめ致します。
弊社では無料点検・無料見積り訪問も実施しておりますので、ご活用を頂ければ幸いです。
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