堺市にて聚楽壁の室内塗装(数パターンの内装工事費用もご紹介)

室内塗装(じゅらく壁)
堺市
Before
施工前
After
施工後
施工地 堺市 築年数 35年
価格 15万円 工事期間 2日間
塗料名 アクリル塗料 塗料種別
面積 m2 カラー
塗料名 塗料種別
面積 m2 カラー
築年数 35年 工事期間 2日間
塗料名 アクリル塗料 塗料種別
面積 m2 カラー
塗料名 塗料種別
面積 m2 カラー

✓こちらの事例の概要
堺市にて聚楽壁の室内塗装(EP塗装)を実施した事例をご紹介しています。
今回ご紹介の室内塗装の総額費用は約15万円でした。

 

堺市にて聚楽壁の室内塗装(数パターンの内装工事費用もご紹介)
堺市の皆さま、こんにちは!
塗装専門店 南大阪ペイントセンターです!

堺市の築35年住宅にお住まいのお客様からのご相談です!

▼ご相談のきっかけを伺いました▼

和室の土壁に黒いカビのようなものが発生しています。
壁に触れるとポロポロと砂状のものが落ちるので、快適に住める状態にしてほしい。

築35年のお住まいは決して古いというわけではありませんが、一度もメンテナンスをされていないこともあり室内の壁はかなり劣化が進んでいる状態でした。
和室の土壁の正体は聚楽壁(じゅらくかべ)と呼ばれる塗り壁です。

詳しい理由は後程ご紹介しますが、コストや仕上がりの美観面からも聚楽壁の補修方法は塗装をするのがベストです!

今回のように聚楽壁の塗装はもちろん、室内塗装を含むありとあらゆる塗装工事に対応しています。
「ここって塗装できる?」などの疑問やご不安がありましたらお気軽にご相談くださいね(^-^)

▼堺市の外壁塗装業者選びについてはこちらの記事で解説をしています▼
堺市の外壁塗装業者を選ぶときの7つのポイントとおすすめ業者

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目次

聚楽壁の内装工事は塗装がおすすめ

今回はコスト面や風合いを活かせるといった点から、聚楽壁の塗装をご提案させていただいています。

ではその他の聚楽壁のメンテナンス方法はどういったものがあるのかご紹介したいと思います(^-^)
聚楽壁のメンテナンス方法には大きく分けて3つあります。

1.聚楽の塗り直し
2.クロス下地を作り壁紙仕上げ
3.内装塗装

聚楽の塗り直し

壁の損傷が酷い場合(ひび割れや傷など)は、既存の聚楽壁を撤去して新たに聚楽壁を塗り直すという方法もあります。

しかし撤去や塗り直しに相応の費用がかかり、最近では聚楽を塗れる職人さんの数も減っていることから、業者選びに手間どるといったデメリットがあります。

聚楽塗り直しの参考価格:18万円~(8帖1部屋の聚楽壁の場合)

クロス下地を作り壁紙仕上げ

既存の聚楽壁の上に、クロス用下地を作り壁紙を貼る方法です。

一見シンプルに見えますが、クロス用下地を作るには土台となる板の設置やパテを使って下地面を平滑にする必要があり、意外と工期や費用もかかります。
加えて、聚楽壁を覆い隠すことになるのでせっかくの聚楽壁の風合いを活かすことができなくなるのです。

ベニヤ貼り+クロス貼り参考価格:15万円~(8帖1部屋の聚楽壁の場合)

内装塗装

撤去費用や下地作りなど、大幅に費用がかかる工程はないのでコスト削減が可能です。
聚楽壁に合った専用の塗料を塗り重ねることで、聚楽壁の風合いを活かしつつ壁を強固にすることができるのです。

✓費用をなるべく抑えたい
✓聚楽壁の風合いは残したい
✓聚楽壁に大きな損傷はない

という条件にあてはまる方は、塗装が一番おすすめです!

こちらの堺市のお客様もまさしくこの条件にピッタリでしたので、聚楽壁の内装塗装をご提案させていただきました!

つや消しEP塗装参考価格:5万円~(8帖1部屋の聚楽壁の場合)

聚楽壁の室内塗装の施工内容

室内塗装前の聚楽壁

室内
内装工事前の状態です。昔ながらの和室のお部屋ですね。

壁には元々聚楽が塗ってありますが、築35年が経過していて一度もメンテナンスしていませんので、かなり劣化が進み手で触るとポロポロと落ちてしまうような状態です。

室内
近くで見ると黄色や黒の斑点があります。全て汚れやカビです。これが室内塗装工事でどこまでキレイになるか見ていきましょう。

聚楽壁とは?

最近は和室でもクロス貼りが多いですが、この聚楽壁は日本古来の壁材で土やワラを混ぜ合わせて左官職人さんがコテで仕上げていきます。
通気性に優れ、臭いの吸収や調湿効果もあり最近の室内りリフォームでは、聚楽と似た珪藻土という素材を用いることもあります。

聚楽壁の室内塗装スタート

下地処理

室内
塗装しない木枠はテープで養生します。木枠との隙間はコーキングで埋めていきます。

室内
壁全体をほうき掛けして、砂状になっているじゅらく材を落としていきます。この作業をしないと塗ってもすぐにめくれる可能性があります。

聚楽壁の塗装

室内
下地処理が終われば次は下塗りです。シーラーという壁に浸み込んで固まるノリのような塗料を最初に塗ります。

これが一番重要な工程でシーラーを壁に浸み込まして固めることで、後々ボロボロと剥がれ落ちるのを防ぎます。
カビが複数発生していたので、防カビ効果のあるシーラーを塗布させていただきました!

室内
そして中塗りです。EPという艶消しアクリル塗料を塗ります。

室内塗装の場合は日光や雨風にさらされることがないので、シリコンやフッソ塗料を塗る必要はなくアクリル塗料で十分です。
ショッピングモール等の内装塗装にも広く使用されています。

和風の壁に合う色で塗っていきます。もちろん、色はご自由に選べますのでお気軽にご相談ください😊

室内
そして最後に上塗りで仕上げます。

聚楽壁の室内塗装完了!

室内
仕上がりは艶消しです。
こちらの写真はまだ塗料が完全に乾いていないので若干ムラがありますが、乾燥すればムラはなくなります。

室内塗装は落ち着いた感じに見える艶消し仕上げがベターです(^-^)
新築の和室の様に見えますね!

室内
もう1室は白色で仕上げました。白もよく合いますね😊

聚楽壁の場合、もう一度聚楽を塗りなおす方法もありますがどうしても施工費が高額になります。
塗装仕上げの場合は比較的安価で施工できます。

室内用塗料の中には珪藻土のほかに、断熱効果や防音効果や光触媒などの付加価値をプラスできる塗料もあります。
下記に室内塗装の関連リンクを掲載しているので是非ご参考ください。

室内塗装に付加価値をプラスする塗料の種類

塗料名 効果
ガイナ 断熱効果・防音効果
アレスムシヨケクリーン ピレスロイド系薬剤による虫除け効果

室内塗装の目安金額(聚楽壁の場合)

和室の聚楽壁の塗装(8畳まで・1部屋)

内装工事の種類 金額
つや消しEP塗装 5万円~
遮熱断熱防音防臭効果のあるガイナ塗装 10万円~
聚楽または珪藻土塗り(既存の聚楽撤去費用含む) 18万円~
ベニヤ貼り+クロス貼り 15万円~

見た目をキレイにしたいというだけであれば、EP塗装で十分です。(天井塗装屋窓枠塗装は別途)

2部屋の場合の金額は約1.5倍、3部屋で2倍程度です。

今回のような室内塗装はクロスの上からでも塗装可能で、ご自分で塗装される方もいらっしゃいます。

室内塗装や内装工事もお気軽にご相談ください

南大阪ペイントセンターでは住宅塗装・室内塗装などの塗装工事や内装工事、なんでも対応可能です。

室内塗装はたしかにDIYされる方もたくさんいらっしゃいます。いろいろな塗装道具を揃えたり、養生の手間、何度も塗り重ねないといけない塗装技術、そういった理由から塗装会社に依頼される方も多いです。

事前の点検・調査・お見積もり金額のご提示まではすべて無料です。
ご自身でDIYされるかお悩みの方も、お気軽にご相談くださいね(^-^)

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