カラーベストは塗装が必要!施工時の2つの注意点と塗装事例を解説

カラーベストは10年経つと塗装が必要!施工時の2つの注意点も解説

こんにちは!南大阪ペイントセンターキタヤマです

外壁塗装の見積もりをされたときに一緒にカラーベストの塗装もされた方がいいですよと業者に言われた経験はありませんか?

外壁塗装をするにしても屋根塗装をするにしても足場の仮設は必須でその費用はお家の大きさにもよりますが約25万円かかります。外壁と屋根バラバラに塗装を行うと足場費用は2度必要になるため同時に塗装された方が断然お得なんです!

また、カラーベストの塗装も外壁同様10年に一度必要ですそのため外壁同様カラーベストの塗装もぜひ一度ご検討されてみてはいかがでしょうか?

※カラーベスト…「ケイミュー株式会社」が販売している屋根材でスレートという屋根材の製品名。ですが今では製品名が世の中に浸透されスレート屋根自体をカラーベストと呼ぶことが多くなっている。

こちらの記事ではカラーベストに塗装が必要な理由やカラーベストの塗装で知っておきたいポイントカラーベストの塗装にかかる費用や施工事例など「カラーベストの塗装について」お話していきたいと思いますのでぜひご一読ください♪

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前回の塗装から10年経過したカラーベストは塗装が必要

カラーベストは10年経つと塗装が必要!施工時の2つの注意点も解説

前回の塗装から10年経過したカラーベストには塗装が必要です。

カラーベストの原料であるセメントは防水性が低く、もし塗装をせずそのまま設置をするとすぐに雨水を吸収してしまいます。そうしたことを防ぐためにカラーベスト表面に塗装し防水性を高めているのです。

しかし屋根塗装は使用する塗料にもよりますが大体の塗料で約10年で徐々に剥がれ落ちてしまいます。塗装が剥がれたカラーベストは防水性が低下します。

防水性が低下したカラーベストはコケやカビ・藻などの発生に繋がり見た目の悪さはもちろんカラーベスト自体の反りや割れの原因となり最終的には雨漏りにも直結します。そのため10年に一度塗装を行い防水性を高めてあげる必要があるのです。

10年以上カラーベストの塗装をしていない事例

カラーベストは10年経つと塗装が必要!施工時の2つの注意点も解説 雨漏り箇所

こちらのお宅は築25年、一度も塗装歴はございません。カラーベストの傷みが激しい箇所から雨漏りがあり塗装では雨漏りを補いきれずカバー工法(既存のカラーベストの上から新しい屋根材を被せる工法)を実施されました。

▼詳しくはこちらの施工事例をご覧ください
大阪市東成区で屋根からの雨漏り解消に屋根カバー工法を実施

カラーベストに塗装が本当に必要か判断すべき劣化症状4選

では実際、防水性が低下し塗装が必要なカラーベストにはどんな劣化症状がみられるのでしょうか?1つずつご紹介していきたいと思います。

※屋根の状態を素人の方は確認するのは非常に危険です。梯子からの落下事故も多いです。

屋根の状態を点検されたい場合は業者の無料点検をご活用しましょう。弊社では屋根点検にドローンを使用しております。ドローンで撮影したお写真をお客様にお渡しさせて頂きますので今からご説明します劣化症見比べてみましょう。

色褪せがあるか確認する

和泉市にて屋根塗装による屋根工事を決行!費用は約16万円です 屋根の色褪せやカビ・苔

カラーベストに色褪せが見られる場合は塗装が剥がれてきたサインでもあります。塗膜の耐久性が落ち防水性も悪い状態ですので水はけが悪くジメジメとした環境です。

色褪せた状態を放置しているとさらに水捌けが悪化しコケや藻の発生原因となってしまいますので注意しましょう。

コケ・藻・サビなどが発生しているか確認する

屋根にコケがある場所を高圧洗浄

カラーベストに生えたコケ・藻・サビなどは、先程の色褪せから1つ劣化が進行した状態です。これらの繁殖力は強くあっという間に広がるのが特徴です。

コケなどの根っこには根酸という酸性物質が作られており本来アルカリ性であるカラーベストをもろくさせる危険性があります。

もろくなったカラーベストは割れや反りなどが起こることでしょう。

反り・割れ・ひびなどがあるか確認する

松原市にて天窓のある屋根にカバー工法を実施 スレートの割れ

地震などの突発的な原因や、コケなどが進行しカラーベストが脆くなったことによってカラーベストに割れや反り・ひび割れなどが生じます。

これらの隙間から雨水が侵入し奥の下地にまで浸透してしまいますと雨漏りの原因にもなりますので注意が必要です。

軽度のひび割れ(幅0.3mm以下)でしたら塗装で補修することが可能ですが重度のひび割れ(幅0.3mm以上)でしたら別途コーキング補修などが必要になります。

棟板金の傷みがあるのか確認する

棟板金

屋根頂上には棟板金が設置されています。この棟板金は釘を打ち込み固定されています。

カラーベストは10年経つと塗装が必要!施工時の2つの注意点も解説 棟板金の釘の緩み

※釘が緩んだ棟板金

棟板金は建物の中でも一番風などの影響を受けやすいため破損も起こりやすいです。

特に紫外線の影響で釘が膨張と収縮を繰り返すことによって釘の緩みが生じやすいです。そのため釘の緩みの隙間からの雨水侵入や棟板金自体の飛散などもあり屋根塗装を行う際は同時に棟板金の点検も一緒に行っていきます

業者に必ず確認すべきカラーベストの塗装ポイント2つ

カラーベストの塗装には業者に確認すべき2つのポイントがございます。

タスペーサーでの縁切りがあるかどうか確認松原市にて遮熱塗料での屋根塗装をおすすめした事例のご紹介 タスペーサーで縁切り

カラーベスト塗装の一番のポイントはタスペーサーでの縁切りの工程です。

タスペーサーとはお写真赤丸で囲んでいる器具のことです。タスペーサーをカラーベストの隙間に挿入することを縁切りといいます。

タスペーサーの重要性

なぜタスペーサーでの縁切りが必要なのかといいますと…

カラーベストを塗装するとカラーベストとカラーベストの間に塗料が溜まってしまいます。

塗料が間に溜まることによって雨がふったときに雨水も一緒に溜まってしまい正しい道筋で雨水を排水することができず雨漏りの原因になってしまうのです。

そうしたことを防ぐためにタスペーサーをカラーベストの間に挿入することで適切な隙間が確保でき雨水を排水することができるのです。

このタスペーサーでの縁切りはカラーベストを塗装する際には必ず必要な工程です。

中には縁切りをせず塗装工事を終える業者も存在するようです。見積もり書の項目に縁切りがあるか確認し実際の塗装工事でもきちんと縁切りをしているかどうか確認されることをおすすめします。

カラーベストは10年経つと塗装が必要!施工時の2つの注意点も解説 見積もりにタスペーサーでの縁切りがあるか確認する

ルーフィングシートにまで雨水が浸透し既に雨漏りが起きていないかどうか確認

カラーベストは10年経つと塗装が必要!施工時の2つの注意点も解説 カラーベストの下にはルーフィングシートが必ずある

カラーベストの塗装をされる前に確認していただきたいことがあります。それは「現時点でお住まいの雨漏りがないかどうか」です。

もし雨漏りがすでに起きてしまっている場合、カラーベスト自体の傷みはもちろんカラーベスト内部に設置しているルーフィングシート(防水紙)にまで雨水が浸透している可能性が高いからです。

雨漏りが既に起こっていたりルーフィングシートにまで雨水が浸透している場合、カラーベストの塗装を行ったとしても根本的な雨漏りの解決はできずすぐにまた雨漏りが起こることでしょう。

ですので塗装工事をされる前に「雨漏りは起きていないか」「ルーフィングシートにまで雨水が浸透していないか」「本当に塗装のみで補修しきれるかどうか」一度業者に相談されることをおすすめします!

カラーベストの塗装にかかる費用と施工事例

ここからはカラーベストの塗装にかかる費用と実際の弊社の施工事例についてご紹介していきたいと思います。

 しかしカラーベストの塗装は同じ30坪のお宅だとしても使用する塗料や屋根の形によって価格は変動いたします。

塗料種別 参考価格

超高耐久HRC次世代塗料
(タテイル2 2液弱溶剤形有機HRC樹脂など)

5500円/㎡

遮熱フッ素塗料
(アレスクール2液Fなど)

3500円/㎡

遮熱シリコン塗料
(アレスクール2液SIなど)

2800円/㎡
シリコン塗料
(スーパーシリコンルーフペイントなど)
2300円/㎡

※あくまでも参考価格の1つですので詳しくは南大阪ペイントセンタースタッフまでお気軽にお問合せください。

河内長野市にてタテイル2でカラーベストの塗装(56㎡)を実施(費用約38万円)

カラーベストは10年経つと塗装が必要!施工時の2つの注意点も解説

河内長野市にて屋根の塗装工事を実施しました(費用は約38万円)

東大阪市にてRSルーフ2液Fでカラーベストの塗装(54㎡)を実施(費用約20万円)

カラーベストは10年経つと塗装が必要!施工時の2つの注意点も解説

東大阪市にてRSルーフ2液Fで屋根塗装(料金は約20万円)

堺市にてアレスクール2液SIでカラーベストの塗装(62㎡)を実施(費用約19万円)

カラーベストは10年経つと塗装が必要!施工時の2つの注意点も解説

堺市にて屋根の塗り替えを実施(遮熱塗料アレスクールを使用)

カラーベストの塗装をご検討中の方は一度業者にご相談を!

業者選びのイメージ

カラーベストをはじめ屋根の状態は普段なかなか目にすることがなく一般の方には疑問点も多いかと思います。

業者の見積もり価格や点検内容が適正かどうか把握するためにも一社に絞るのではなく複数相見積もりをされることを推奨します。

また、いきなりセールスに来た業者のことを100%信用せず一度持ち帰り冷静になってから判断されることもおすすめします。(もちろんセールスの中には優良企業も存在しますのでご安心ください)

カラーベストの塗装を依頼するのにおすすめな業者

・施工実績が豊富にある
・資格の保有がある
・質問に対して具体的に答えることができる
・アフターフォローや保証の有無

参考記事:失敗しない業者選びのコツ

カラーベストの塗装について何かわからないことがありましたらお気軽にご相談ください。

・施工事例はこちら
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・無料点検や見積もりはこちら

まとめ

ここまで読んでいただきありがとうございました。

カラーベストの塗装は10年に一度必要です。しかしただ塗装をするだけでは屋根材の隙間に雨水が溜まってしまい雨漏りの原因になりますのでタスペーサーで縁切りをすることが重要です。

カラーベストの塗装についてわかりづらかった所やより知りたい事などございましたらお気軽に南大阪ペイントセンターまでご相談ください。

豊富な知識を持ったスタッフが在籍しておりますのでお気軽に♪

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