階段に長尺シートを取り付ける目安は?弊社の費用相場100~150万円

階段に長尺シートを取り付ける目安とは?弊社の費用相場は100~150万円

「なぜ階段に長尺シートを取り付けるの」

「階段に長尺シートは必要なのか」

以上のような疑問から、本当に長尺シートを階段に取り付けるべきかお悩みの方がいらっしゃるかもしれません。

結論!長尺シートを階段に取り付けるメリットが3つあります。自分でDIYしようとお考えの方がいるかもしれませんが、専門的な技術力が必要なプロの仕事と言ってもいいかもしれません。階段への長尺シートの設置は建物によって費用が異なる為、弊社の詳細な費用内訳をご覧いただきたいと思います。

当コラムでご紹介する内容
  • 長尺シートは階段に必要?階段に取り付けるメリット3つ
  • 階段の長尺シート設置は自分でできる?DIYできるかの判断基準
  • 階段の長尺シートをプロに依頼する場合の依頼先3つと選び方!
  • 長尺シートを取り付ける場合の費用
  • 階段の長尺シート設置を依頼する時の注意点3つ

階段へ長尺シートを取り付けるメリットをご理解いただき、弊社の費用内訳をご参考にしていただきたいと思います。

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長尺シートは階段に必要?階段に取り付けるメリット3つ

階段に長尺シートは本当に必要なのかとお考えの方がいらっしゃるかもしれません。

そんなお悩みの方にどういったケースなら長尺シートが必要なのか、長尺シートを取り付ける目安をご紹介いたします。

▼階段に長尺シートを取り付ける目安▼

長尺シートが必要 階段が劣化し割れや剥がれが発生している
階段の上り下りの安全面が心配
入居率が悪く入居者を確保したい
長尺シートが不要 階段の汚れだけなら気にならない
入居率が良く常に満室である

以上のケースから、長尺シートが必要かの判断をしていただきたいと思います。

弊社にご依頼いただくマンションでは、20~30年前のマンションのほとんどには長尺シートが取り付けてありません。しかし、長尺シートの利便さをご説明させていただくと、長尺シートの取り付けを希望される方が多いです。

最近の積水ハウスや大和ハウスが取り扱うマンションには、初めから階段に長尺シートの取り付けがあります。10~15年築の賃貸マンションでも取り付けられていることから、長尺シートにはメリットがあると言えるのかもしれません。

なぜ長尺シートを階段に取り付けるのか、その理由をご紹介いたします。

滑り止め効果で安全性を確保する

長尺シートには滑り止め効果

階段に長尺シートを取り付けると滑り止め効果が期待できます。

長尺シートの表面は粗く加工されていて、靴底や足が接触した際に滑り止め効果を発揮します。

階段は素材や表面の状態によって滑りやすさが異なります。滑りやすい階段は以下のようなケースがあります。

滑りやすい階段
  • 表面の状態=濡れている・汚れている・経年劣化している階段
  • 素材=金属・タイル・コンクリートなどの階段

 

階段が乾燥している状態と濡れた状態で、長尺シートを取り付ける前後の滑りにくさを判断するとこちらになります。

▼長尺シートを階段に取り付ける前後の滑りにくさの比較▼

階段の状態 長尺シートの有無 写真 滑りにくさ度
乾燥している 長尺シート無の階段 ★★★
長尺シート有の階段 ★★★★★
濡れている 長尺シート無の階段 ★★
長尺シート有の階段 ★★★★

※あくまでも目安になります

長尺シートを取り付けた階段が濡れていても、長尺シートを取り付けていない乾燥した階段よりも滑り止め効果を発揮します。実際に、同僚が階段に長尺シートを取り付けてあるマンションとないマンションに住んだ経験があります。長尺シートが取り付けてあるマンションは格段に滑り止め効果があり、安心して生活できたと言っていました。

長尺シートを取り付けると滑り止め効果が期待でき、階段を利用する方の安全性を確保できるとお考えいただきたいと思います。

階段の劣化を防いで長持ちする

長尺シートは階段に劣化を防いで長持ち

階段に長尺シートを取り付けると、階段の劣化を防いで長持ちする効果があります。

長尺シートは耐摩耗性に優れている為、階段の表面を保護し直接的な刺激を防いでくれます。また、防水性・防湿性があり雨や湿気が階段に浸透するのを防ぐので、腐食や劣化のリスクを軽減してくれます。

階段の劣化は、上りはじめなど一番負荷がかかる箇所が劣化しやすくなります。階段を利用する方が最も負荷をかける箇所が劣化していると、危険性も高まります。そのため、一部の劣化でも長尺シートを取り付けて階段を保護するメンテナンスが重要と言えるのです。

長尺シートがない場合、階段の劣化が進行してしまう可能性があります。長尺シートがない場合の劣化症状がこちらになります。

▼階段に長尺シートがない場合の劣化症状▼

素材 劣化症状
金属 サビが発生しやすく、サビが進行すると腐食につながる
タイル 割れや剥がれが発生する
コンクリート ひび割れが発生する

※あくまでも目安で劣化症状は環境条件や使用状況によって異なります

階段に長尺シートを取り付けると、以上のような劣化を抑える効果があるのでおすすめです。長尺シートは20年に一度の目安で取り換えが必要ですが、定期的に取り換えると階段の寿命を長くすることができるのです。

長尺シートを取り付けると表面のダメージを軽減する為、階段の劣化を抑えることができると考慮いただきたいと思います。

汚れが付きにくいので掃除がしやすい

汚れが付きにくくキレイが長持ち

階段に長尺シートを取り付けると、汚れが付きにくいので掃除がしやすいという利点があります。

長尺シートは隙間や凹凸が少ないのでホコリやゴミが溜まりにくく、汚れても簡単に拭き取れる作りになっています。また、雨や湿気が浸透せず、カビなどの汚れを防ぐことができます。

階段の素材別の特徴を考慮し、長尺シートがない場合とある場合の掃除のしやすさをまとめました。掃除のしやすさを4つの項目別で判断し、星の数で表したのがこちらになります。

掃除のしやすさを判断する4つの項目
  • 汚れの付着しにくさ
  • 汚れの除去しやすさ
  • 防水性
  • 掃除による劣化の少なさ

※あくまでも目安になります

▼長尺シートがない場合▼

✔金属

掃除のしやすさ判断項目 掃除のしやすさ度 解説
汚れの付着しにくさ ★★ 平らな所は拭き取りやすいが汚れが付きやすい
汚れの除去しやすさ ★★ サビや油汚れが残る場合がある
防水性 ★★★ 防水性はあるが掃除用具で傷が付く可能性
掃除による劣化の少なさ ★★ 掃除による傷で剥がれや腐食のリスクがある

✔タイル

掃除のしやすさ判断項目 掃除のしやすさ度 解説
汚れの付着しにくさ ★★★ 表面は硬いが目地に汚れが溜まりやすい
汚れの除去しやすさ ★★★ 目地の汚れを落とすのが困難
防水性 ★★★★ 防水性があり掃除がしやすい
掃除による劣化の少なさ ★★★★ 掃除によるダメージが少ない

✔コンクリート

掃除のしやすさ判断項目 掃除のしやすさ度 解説
汚れの付着しにくさ 汚れが染み込みやすい
汚れの除去しやすさ 浸透した汚れを取り除くのが困難
防水性 ★★ 防水性が低い
掃除による劣化の少なさ ★★★ 掃除でひび割れなどの劣化が起きる可能性

▼長尺シートがある場合▼

✔全素材共通(金属・タイル・コンクリート)

掃除のしやすさ判断項目 掃除のしやすさ度 解説
汚れの付着しにくさ ★★★★★ 滑らかな表面で汚れが付着しにくい
汚れの除去しやすさ ★★★★★ 汚れが浸透せず、簡単に拭き取ることができる
防水性 ★★★★★ 防水性が高く、雨水や湿気が原因の汚れは発生しない
掃除による劣化の少なさ ★★★★★ 掃除による劣化がほとんどなく、長期的に使用できる

以上から、長尺シートを取り付けている階段は、汚れが付きにくいので掃除がしやすいと言えるのです。

長尺シートを取り付けると汚れの付着や浸透を防げる為、掃除の効率も高くなるとお考えいただきたいと思います。

階段の長尺シート設置は自分でできる?DIYできるかの判断基準

長尺シートを階段だけに取り付けるなら、自分でしようとお考えの方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、長尺シートの取り付けを自分でする場合、誰もが失敗したくないとお考えでしょう。そこで、自分で階段に長尺シートの取り付けができるかどうかの判断基準をお伝えいたします。

長尺シートをDIYできるかの判断基準
  • 入念な下地処理ができるか
  • 空気を抜いてシートを密着できるか
  • 長尺シートの隙間を埋められるか

以上の全てに当てはまる場合は、自分で階段に長尺シートを取り付けるのが可能かもしれません。これから詳しくご紹介いたしますので、DIYできるかのご参考になさってください。

入念な下地処理ができるか

入念な下地処理ができるか

階段に長尺シートを自分で取り付ける場合、入念な下地処理ができないと失敗してしまいます。

長尺シートを取り付ける場合の必要な下地処理としてケレン作業があります。ケレン作業は古い接着剤や汚れを取り除き、下地の凹凸を滑らかにする役割があります。しかし、ケレン作業は短時間で正確に研磨する技術が必要で、素人の方にとって大変難しい作業になるのです。

また、階段にひび割れや剝がれなどがある場合、左官工事も必要になります。左官工事で下地の表面を滑らかにできない場合、長尺シートを取り付けても凸凹して均一な表面になりません。安定して階段を利用するには、劣化箇所の左官工事も必要になるのです。

必要な下地処理が十分に行えない場合
  • ケレン作業⇒長尺シートが密着せず浮きや剥がれの原因になる
  • 左官工事⇒表面が均一にならず歩行時の安全性を確保できない

長尺シートの美観や機能性・密着性は下地の状態に大きく影響します。そのため、ケレン作業や左官工事が十分にできない場合、DIYはおすすめできないとご理解いただきたいと思います。

空気を抜いてシートを密着できるか

空気を抜いてシートを密着できるか

階段に長尺シートを自分で取り付ける場合、空気を抜いてシート密着させる必要があります。

空気が残ったままシートを貼ると、時間が経つにつれて気泡が膨張したりシートが浮き上がる原因になります。また、長尺シートの滑り止め性能が低下する可能性もあります。そうなると、安全性を確保できず、バランスを崩したりつまずいたりするリスクが高まってしまうのです。

空気を適切に抜いて自分で取り付ける場合、以下の技術が必要になります。

密着して取り付ける場合の必要な技術
  • 曲面や角など複雑な形状でもしっかりと密着できる
  • 専用のローラーを使って均一に力をかけられる
  • 接着剤を均一に塗布できる
  • 小さな気泡やしわを修正する判断基準を知っている

空気を抜きシートを階段に密着する作業は、専門的な知識と経験を持つプロ並みの技術が必要だとご理解いただきたいと思います。

長尺シートの隙間を埋められるか

長尺シートの隙間を埋められるか

階段に自分で長尺シートを取り付ける場合、最後の仕上げにシール材で端部を保護するのが重要になります。

これは、隙間から雨水や湿気の侵入を防ぐ為に必要な作業になります。長尺シートをキレイに取り付けることができても、隙間から雨水や湿気が入るとシートが剥がれる原因になります。

自分で長尺シートを取り付ける場合、以下の項目に対応できるか確認してください。

隙間を自分で埋められるかの判断目安
  • シール材を適切な量で均一に塗布できる
  • ヘラを使って適切な力加減で平らにできる
  • シール材が乾燥する前に素早く作業できる
  • シール材の特性を考慮して材料選びができる
  • 周囲にシール材が付かないように養生ができる

以上の作業ができない場合、長尺シートを取り付けるメリットの全てを台無しにしてしまう可能性があるのです。

長尺シートの隙間を適切に埋めることができない場合に起こる問題がこちらになります。

シートに隙間ができることで起こる問題
  • 引っかかったり滑りの原因になる⇒滑り止め効果がなく安全性を確保できない
  • 雨水や湿気が侵入し階段の劣化の原因になる⇒劣化を防げず長持ちしない
  • ホコリや汚れが溜まる原因になる⇒掃除がしにくくキレイを保てない

長尺シートを取り付ける仕上げの作業では、技術・経験とスピードが必要になります。階段の長尺シートの取り付けは、最後の仕上げ作業まで適切な技術が必要とご理解いただきたいと思います。

階段の長尺シートをプロに依頼する場合の依頼先3つと選び方!

実際、長尺シートの取り付けだけの場合、長尺シートの施工を行っている業者ならどこへ依頼しても違いはありません。

しかし、長尺シートにプラスして他の工事を施工したい場合は、まとめて工事ができるよう依頼先を選定する必要があります。

皆様の必要な工事内容によって依頼できる長尺シート取り付けの依頼先はこちらになります。

長尺シートの依頼先3つ
  • 外装リフォームを一緒にするなら外壁塗装業者
  • 内装リフォームを一緒にするなら内装工事業者
  • 屋外の階段のみに長尺シートを取り付けるなら防水工事専門業者

依頼される方の状況によって依頼先を選択できるようご紹介いたします。

外装リフォームを一緒にするなら外壁塗装業者

外装リフォームも一緒にするなら外壁塗装業者

外装リフォームを一緒にする場合は、外壁塗装業者に依頼するのがおすすめです。

マンションでは廊下や鉄扉など共用部のメンテナンスも必要になります。その場合は、外壁塗装業者に依頼するとまとめて施工でき、建物の外観全体の統一感や耐久性を高められます。また、階段が劣化していると左官工事などが必要になるので、長尺シートの取り付けに伴う必要な工事もまとめて依頼できます。

長尺シートの取り付けを外壁塗装業者に依頼すると以下のようなメリットがございます。

外壁塗装業者に依頼するメリット
  • 外装全体をまとめて施工できる(外装全体に精通し一貫した施工で統一感がある)
  • 下地処理の技術が高い(シートを貼る前の下地処理が重要)
  • 外壁と長尺シートのデザインを統一できる(色合いを統一できる)
  • コストが削減できる(外装全体をまとめて依頼すると費用を抑えられる)
  • 防水性や耐久性の知識が豊富(建物全体の耐久性を高める施工を提案してもらえる)
  • アフターフォロー・保証が充実している(施工後も保証期間内なら対応してもらえる)

マンションやアパートの共用部は階段以外にもメンテナンスが必要な可能性があります。外壁塗装業者に依頼すると、長尺シートの取り付けと外装リフォームをまとめて施工できます。弊社でも共用部の階段だけでなく、廊下の防塵塗装など施工される事例がございます。

共用部に長尺シートを取り付ける場合、外装全体のメンテナンスができる外壁塗装業者への依頼をお考えいただきたいと思います。

内装リフォームを一緒にするなら内装工事業者

内装リフォームも一緒にするなら内装工事業者

内装リフォームを一緒にする場合は、内装工事業者に依頼するのがおすすめです。

内装工事業者はクロス貼りなど室内に関わる工事に精通しています。室内の階段に長尺シートを取り付ける場合、クロスの色や室内のデザインに合った長尺シートを取り付けることができます。

内装工事業者の一覧がこちらになります。

▼内装工事業者の一覧▼

室内に長尺シートを取り付けてデザインや色との統一感を出したい場合は、内装工事業者への依頼をお考えいただきたいと思います。

屋外の階段のみに長尺シートを取り付けるなら防水工事専門業者

屋外に長尺シートを取り付けるなら防水工事専門業者

屋外に長尺シートを取り付ける場合は、防水工事専門業者に依頼するのがおすすめです。防水工事専門業者に依頼する場合は、屋外の長尺シート取り付けの工事だけの場合に限られるかもしれません。

屋外の階段は雨の影響を直接受けるので、防水工事に詳しい防水工事専門業者だと防水対策も可能です。しかし、屋外の階段が劣化していて左官工事などが必要な場合は、補修もできるか問い合わせる必要があるかもしれません。

外壁塗装業者でも長尺シート取り付けのみの施工もしている為、劣化した階段は外壁塗装業者への依頼が適切かもしれません。

防水工事専門業者の一覧がこちらになります。

▼防水工事専門業者の一覧▼

屋外の階段の長尺シートのみを取り付けたい場合は、防水工事専門業者への依頼をお考えいただきたいと思います。

長尺シートを取り付ける場合の費用

階段に長尺シートを取り付ける場合に気になるのが費用だと思います。

階段の長尺シートは施工事例によって必要な工事内容が異なるので、費用も事例によってさまざまです。例えば、左官工事が必要な場合や産廃処分費が必要な場合などがあります。

そのため、弊社の長尺シート取り付けの費用相場をお伝えいたしますので、目安にしていただきたいと思います。弊社が施工した長尺シート取り付けの内訳明細も詳細にお伝えいたします。

弊社が施工した長尺シートの費用相場は100~150万円

弊社の長尺シートの費用相場は100~150万円

弊社の長尺シート取り付けの費用相場は、100~150万円(3~5階建て)になります。

弊社にご依頼いただいた長尺シートの取り付けにかかった費用はこちらになります。

▼弊社施工の長尺シートの費用▼

マンション 階数 長尺シートの費用
A 3階建て 73万円
B 3階建て 75万円
C 3階建て 122万円
D 4階建て 147万円
E 5階建て 77万円
F 15階建て 352万円

※費用は長尺シート取り付けにかかわる工事全体の費用になります

以上をご覧いただくと、3~5階建てマンションの長尺シートの費用目安は100~150万円になっています。15階建てのマンションは階数が多いので費用は高くなっています。しかし、単純計算で15階建てを3等分して5階建てにすると、約117万円になります。

階段に長尺シートを取り付ける場合は、100~150万円の費用が必要になるとお考えいただきたいと思います。

弊社で階段に長尺シートを取り付けた施工事例

✔階段の剥がれなどの劣化から長尺シートを取り付けた施工事例(施工費用約147万円)

階段の剥がれなどの劣化から長尺シートを取り付けた事例の費用内訳(施工費用約147万円)(ビフォーアフター)

詳しい内容はこちら>

こちらのマンションは、階段の他に踊場・廊下に長尺シートを取り付けた施工事例になります。長尺シートに関わる費用内訳がこちらになります。

▼長尺シート取り付けの内訳▼

摘要 数量 単位 単価 金額
カチオン左官下地(階段・踊場・廊下) 77 ¥500 ¥38,500
左官工事(階段・踊場・廊下) 77 ¥3,000 ¥231,000
長尺シート新設(階段踊場・廊下) 64 ¥4,500 ¥288,000
長尺シート新設(階段) 45 箇所 ¥8,500 ¥382,500
端部シール 230 ¥500 ¥115,000
ウレタン塗膜防水(廊下側溝・巾木) 111 ¥1,400 ¥155,400
ウレタン塗膜防水(バルコニー) 45 ¥5,800 ¥261,000
合計       ¥1,471,400

こちらのマンションは、タイルが劣化し剥がれなどの痛みがあり長尺シートを取り付ける前に左官工事が必要でした。そのため、左官工事の費用が必要になりました。

しかし、既存のタイルを補修し撤去しなかったことで、廃材処分費用がほとんどかかりませんでした。

✔経年劣化から長尺シートを取り付けた施工事例(施工費用約75万円)

経年劣化から長尺シートを取り付けた事例の費用内訳(施工費用約75万円)(ビフォーアフター)

詳しい内容はこちら>

こちらのマンションは、階段と踊場に長尺シートを取り付けた施工事例になります。長尺シートの内訳費用はこちらになります。

▼長尺シート取り付けの内訳▼

摘要 数量 単位 単価 金額
(階段)        
既存ビニル床タイル撤去 64 ヶ所 ¥1,200 ¥76,800
下地調整 38.4 ¥450 ¥17,280
長尺シート新設 64 ヶ所 ¥7,500 ¥480,000
端部シール 140.8 ¥450 ¥63,360
(踊場)        
既存ビニル床タイル撤去 11.5 ¥1,200 ¥13,800
下地調整 11.5 ¥450 ¥5,175
長尺シート新設 11.5 ¥4,300 ¥49,450
端部シール 28.8 ¥450 ¥12,960
         
資材運搬・楊重費 1 ¥15,000 ¥15,000
産廃処分費 1 ¥10,000 ¥10,000
諸経費 1 ¥15,000 ¥15,000
合計       ¥758,825

こちらのマンションは築35年の為、雨水が侵入した跡が残り経年劣化が見られました。そのため、既存の長尺シートを撤去し新しい長尺シートに交換した為、撤去費用や産廃処分費用がかかりました。

階段の長尺シート施工を依頼する時の注意点3つ

階段への長尺シートの取り付けを依頼する際に、依頼先を選定する注意点が3つあります。

長尺シート取り付け依頼の注意点3つ
  • 相見積もりを取る
  • 施工実績を確認する
  • 見積書の内訳が詳細か確認する

依頼先の選定を失敗しないように3つの注意点をご紹介いたします。

相見積もりを取る

相見積もりを取って費用を比較

階段への長尺シート取り付けを依頼する場合、相見積もりを取って費用を比較するのが重要です。

1社だけの見積りだと費用の目安が分からず、本当に適正価格なのか判断するのが困難になります。また、相見積もりを取ると工事の提案内容も比較できるので、不要な工事を提案されていないか判断しやすくなります。

相見積もり全てが同じ見積りにならないかもしれませんが、施工内容や施工費用の目安を知ることができるかもしれません。3社ほどから相見積もりを取って見積書を比較すると、適正な提案内容を判断できるかもしれません。

外壁塗装業者の場合、地元の外壁塗装業者・大手の外壁塗装業者・一人親方の3タイプで特徴を比較するとこちらになります。

▼外壁塗装業者の3タイプ別の比較▼

業者タイプ 特徴
地元の外壁塗装業者 コスパがよく柔軟な対応が可能だが業者間で費用のバラつきがある
大手の外壁塗装業者 中間マージンが発生して費用が高額になりやすい
一人親方 知り合いの紹介が多く見積書が詳細ではなく「一式」表記が多い

外壁塗装業者に依頼する場合でも費用や施工内容が異なる可能性がある為、相見積もりを取って費用を比較するのが重要です。

施工実績を確認する

施工実績を確認する

階段への長尺シートの取り付けを依頼する場合、施工実績を確認するのが重要です。

施工実績は業者のホームページで確認できます。業者が施工した事例や写真から施工内容を確認すると、仕上がりの品質や細かな配慮が行き届いているかを把握できます。階段の状態に合わせて適切な施工を行っているか分かり、技術力の高さや経験の多さを確認できます。

施工実績を調べることで業者の信頼度を確認でき、適切な施工から長尺シートの耐久性や仕上がりに満足できるのです。

見積書の内訳が詳細か確認する

見積書の内訳が詳細か確認する

階段への長尺シートの取り付けを依頼する場合、見積書の内訳が詳細か確認するのが重要です。

階段へ長尺シートを取り付ける場合、階段の劣化状態や階段の素材によって必要な施工内容が異なります。そのため、かかった費用が詳細に記載されていないと、何に費用がかかったのか判断ができなくなります。

例えば、既存の階段の素材を撤去する場合と撤去せず上から長尺シート取り付ける場合では必要な費用が異なります。撤去しない場合では不要な費用でも、撤去する場合では必要になる費用があるのです。

階段の素材を撤去する場合に必要な費用
  • 既存の素材の撤去費
  • 産廃処分費

長尺シート取り付けは施工によって費用が異なる為、「一式」表記が多用されている見積書には注意していただきたいと思います。

まとめ

階段に長尺シートを取り付けると3つのメリットがあります。

長尺シートのメリット3つ
  • 滑り止め効果で安全性を確保する
  • 階段に劣化を防いで長持ちする
  • 汚れが付きにくいので掃除がしやすい

長尺シートの取り付けをDIYしようとお考えの方もいらっしゃるかもしれませんが、本当にDIYできるか判断するのが重要です。そのため、プロの施工技術を確かめてからDIYできるかの判断が必要かもしれません。

階段の長尺シート取り付けをプロに依頼する場合、依頼先は3つあります。

プロに依頼する場合の依頼先3つ
  • 外装リフォームを一緒にするなら外壁塗装業者
  • 内装リフォームを一緒にするなら内装工事業者
  • 屋外の階段のみに長尺シートを取り付けるなら防水工事専門業者

長尺シートの取り付けにプラスして施工したい工事内容から依頼先を選ぶと、まとめて工事を行うことができます。そのため、それぞれ専門に取り扱っている業者に依頼するのが大切です。

階段の長尺シート取り付けの費用は、階段の劣化状態や素材によって異なります。業者の相見積もりを取って施工実績を確認し、見積書の内訳が詳細な業者に依頼するのがおすすめです。

南大阪ペイントセンターでは、長尺シートだけの施工や外装リフォーム全体の施工をお受けいたしております。ぜひ一度、南大阪ペイントセンターへご相談ください。

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