セキスイハイムの屋根は定期的なメンテナンスが必要って本当?

セキスイハイムの屋根は定期的なメンテナンスが必要って本当?
「セキスイハイムの屋根はメンテナンスが必要なの?」
「メンテナンスフリーと聞いたことがあるが実際はどうなのか」

といった疑問はありませんか。
そういった疑問を解決するために、塗装専門店の視点でセキスイハイムの屋根について調査しました。

結論、セキスイハイムの屋根は原則塗装によるメンテナンスが必要とご認識いただけると良いでしょう。

セキスイハイムの屋根は金属屋根である折板屋根(折半屋根)であるケースが多く、折板屋根の防水性は塗装によって維持されています。
そのため、定期的な屋根塗装によるメンテナンスが必要です。

例外としてステンレス素材の屋根はメンテナンスフリーです。
塗装専門店から見てもステンレス素材は塗装しても剝がれる可能性が高いので、原則塗装によるメンテナンスは必要ないでしょう。

こちらのページでわかること

・セキスイハイムの屋根のメンテナンスの真相
・セキスイハイムの屋根の種類とメンテナンス方法
・セキスイハイムの屋根のメンテナンス事例

こちらのページをご覧いただくことでご自宅のセキスイハイムの屋根にメンテナンスが必要かを判断でき、正しいメンテナンスを受けられる手助けになるでしょう。

▼セキスイハイムの外壁塗装についてはこちらの記事で網羅的に解説をしています▼
セキスイハイムの外壁塗装で重要ポイント7つとは?その費用もご紹介

外壁塗装をハウスメーカーに頼む前に根拠ある実績と事例で同品質の施工を実現!

1.セキスイハイムの屋根は基本的に塗装によるメンテナンスが必要

セキスイハイム

セキスイハイムの屋根は基本的にメンテナンスが必要です。

メンテナンスの方法としては、屋根塗装が一般的で多くの方が屋根塗装のメンテナンスを選択されます。

セキスイハイムでは金属屋根である折板屋根(折半屋根)が使用されているケースが多く、折板屋根は塗装によるメンテナンスが必要です。

折板屋根折板屋根自体には雨水を弾く力がなく、工場で焼付塗装がされており表面の塗装によって防水性が維持されます。
このように屋根材の防水性が塗装依存の場合は、防水性を復活させるために塗装によるメンテナンスが必須なのです。

原則セキスイハイムの屋根には屋根塗装によるメンテナンスが必要とご承知おきください。

2.セキスイハイムの屋根の種類とメンテナンス方法

これまで様々なセキスイハイムの屋根を拝見した結果、やはり一番多いのは折板屋根です。

ですが他にもセキスイハイムで使用されている屋根材がありますので、メンテナンスの必要性も含めて一覧でまとめてみました。

こちらの表にあるように、ほとんどの屋根材が何らかのメンテナンスが必要だと分かります。

写真 屋根材 メンテナンスの方法
金属屋根 折板屋根(塩ビ鋼板製) 屋根塗装
折板屋根(ステンレス製) メンテナンスフリー
※屋根塗装不要
セメント瓦 セメント瓦 屋根塗装
漆喰詰め直し
スレート スレート瓦 屋根塗装
防水工事施工後の陸屋根 陸屋根 防水工事
積水ハウスの陶器瓦 陶器瓦 漆喰詰め直し
※屋根塗装は不要

こちらの表以外に、塗装できない屋根が存在します。

厳密には耐久性の問題から、塗装してもすぐに割れてしまうため屋根材で塗装専門店としては塗装を推奨していません。

2000年前後のアスベスト規制によりどのメーカーでもアスベスト含有の屋根材の製造をストップして、ノンアスベストの屋根材を製造する動きがありました。
ですが当時アスベストの代わりに配合された成分が想定を大きく下回る耐久性であったため、早期にめくれや剥がれといった様々な問題が起きたのです。
上記に紹介した屋根材はすべてアスベスト規制の時期に製造された屋根材のため、塗装ができないのです。

ただし弊社がこれまで拝見してきたセキスイハイムでは、上記の屋根材に該当する建物はありませんでした。
そのため、セキスイハイムにお住まいのお客様が塗装できない屋根に該当するかは極めて稀ですので、あまり心配されなくても良いでしょう。

3.ステンレス素材の折板屋根はメンテナンスフリー!塗装も不要

ステンレス素材の屋根

画像出典:セキスイハイムのオーナーサポート

折板屋根は塩ビ鋼板素材が多いですが、中にはステンレス素材の折板屋根もあります。

メンテナンスフリーと言われているのは、このステンレス素材の折板屋根のことです。

ステンレス素材には以下のような特長があります。

  • サビに強い
  • 軽量
  • 耐用年数が長い

セキスイハイムのメンテナンスコストイメージ

 

60年スパンで見通すと、維持費に大きな差がつきます!

[試算条件]

●セキスイハイム(パルフェJX):ステンレス屋根、アルミ庇、タイル外壁

●一般住宅:金属瓦、モルタル外壁

●共通:建物面積128m²(2階建て)

※本計算は仕様によるメンテナンスコストの比較を目的としており、実際にかかる費用総額を示すものではありません。また、キッチン・風呂等の設備に関するメンテナンスの費用は含まれません。仕様、市場価格に変動がある場合は試算値も変わります。(2023年5月現在)

出典:セキスイハイム

セキスイハイムの公式ホームページに掲載があるように、ステンレス屋根を使用した場合は屋根塗装によるメンテナンスは不要だと分かります。

塗装専門店から見ても、ステンレス屋根の装は必要ありません。
美観を復活させる目的で塗装ができなくはないのですが、ステンレス素材は塗料が密着しにくく塗っても剝がれてくる可能性が高いです。

そのため、原則ステンレス素材の屋根は塗装によるメンテナンスが不要です。

もしメンテナンスの方法があるとすれば、屋根そのものを交換するといったメンテナンスになります。

4.南大阪ペイントセンターのセキスイハイムの屋根のメンテナンス事例

これまで南大阪ペイントセンターでは多数のセキスイハイムの屋根をメンテナンスさせていただきました!

折板屋根の塗装工事が大多数を占めますが、一部その事例を施工費用を含めて紹介いたします。
これからセキスイハイムの屋根のメンテナンスをお考えの方は、是非参考になさってください。

4-1.折板屋根の屋根塗装(施工費用約24万円)

池田市でセキスイハイムの折板屋根に遮熱シリコン塗料による屋根塗装

池田市でセキスイハイムの折板屋根に遮熱シリコン塗料による屋根塗装

価格 24万円 工事期間 15日間
塗料名 関西ペイント RSルーフ2液SI 2液弱溶剤遮熱シリコン 塗料種別 遮熱シリコン
面積 103m2 築年数 約40年

価格 24万円
工事期間 15日間

過去に2回セキスイハイムで塗装工事をされていますが、メーカーの見積もり金額が高額なためご依頼をいただきました!

これまで定期的にメンテナンスをされているので目立った痛みはありませんが、錆びや年数的な塗膜の劣化が見られ塗り替えが必要な状態と診断しました。

4-2.折板屋根の屋根塗装(施工費用約28万円)

 

築35年のセキスイハイムの塗装工事をお考えで、今回で3回目の工事です。

築10年、20年にセキスイハイムで塗装工事をされており、今回の35年点検でメーカーからも見積りをされたところ高額な見積りのため、弊社にご相談をいただきました。

屋根の上に太陽光パネルが取り付けられており、こういった仕様もセキスイハイムの特徴です。

太陽光パネルが取り付けたままでも塗装工事は可能ですのでご安心ください!
もちろん取り外しても塗装工事は可能ですが、パネル脱着費用だけでも20万円以上かかるので、パネルを取り付けたまま塗装を希望されるお客様が多いです。

お客様と相談の結果、パネルを取り付けたまま太陽光パネル下までも可能な限り屋根塗装をさせていただくことになりました。

4-3.折板屋根の屋根塗装(施工費用約32万円)

築年数が15年以上経過しており「そろそろ屋根のメンテナンスをしなくてはならないのでは?」と思われ弊社にご相談を頂きました。

メンテナンスをご依頼いただくにあたり、お客様から以下のご不安を伺いました。

・信頼できる業者さんにお任せできるかどうか
・2Fが夏場とても暑いこと
・目に見えない場所の作業となるのできちんとして頂けるかどうか

工事後には「屋根以外の不具合を見つけて下さった際に親身になって対応して下さり、非常に安心しました。」とお喜びの声をいただきました。

4-4.折板屋根の屋根塗装(施工費用約35万円)

「雨漏りがしないか、経年劣化により建物へのダメージが気になる」とお困りでしたお客様。

ネット検索で弊社のホームページをご覧になり、ご依頼をいただきました。

折板屋根のような金属屋根はメンテナンスが重要です。
今回はフッ素塗装を行いましたので、しばらくは安心できますが、定期的にチェックすることが大切です。

4-5.セメント瓦の屋根塗装(施工費用約18万円)

セキスイハイムの20年点検の際にそろそろ塗り替えの時期との案内があり、弊社にご相談をいただきました。

”瓦”と聞くと「塗装は必要ない」と思われる方も多いと思います。
ですがセメント瓦の防水性は表面にコーティングされた塗装依存で、塗装をしないと雨水がどんどんセメント瓦に染み込んでしまうのです。

塗装の防水効果が切れてしまうとセメント中のカルシウムが溶け出し脆くなり、最悪セメント瓦が割れる可能性があります。

ですのでカルシウムが溶け出す前にセメント瓦の防水性を維持するためにも、屋根塗装をしてセメント瓦表面の防水性をキープしてあげる必要があります。

5.セキスイハイムの屋根のメンテナンスなら南大阪ペイントセンターへおまかせください!

南大阪ペイントセンターはセキスイハイムをはじめとするハウスメーカーのメンテナンスを長年経験しているため、高品質な長持ちする塗装を実現します。

ハウスメーカーの施工にはとても厳しい基準があります。
例えば屋根や外壁の汚れを取り除く高圧洗浄でも150kgf/cm2以上の圧力が必要です。
数値だけ聞いてもイメージしにくいと思いますが、その水圧を人に向けると怪我をするほどのレベルだとご認識いただければ大丈夫です。

加えてセキスイハイムで多く使用される折板屋根は凹凸のある形状なので、すべて手作業でケレン作業(ヤスリがけ)を行うなどの地道な作業が必要です。
このような入念な下地処理を行うことで、10年先まで考えた長持ちする塗装が実現します。

折板屋根は塩ビ鋼板製であることが多いので、塗料の選定にも注意が必要です。
誤った塗料を塗ってしまうと早期剝がれの原因になるので、下塗り塗料を塗る前に専用塗料を塗るというひと手間が必要なケースもあります。

このように一般の戸建て住宅と違い、セキスイハイムのメンテナンスはハウスメーカーに精通した特別な専門知識が必要なのです。

元ハウスメーカーの職人も在籍していますので、セキスイハイムの屋根のメンテナンスをお考えでしたら南大阪ペイントセンターへご相談ください。

6.まとめ

  • セキスイハイムの屋根は原則塗装によるメンテナンスが必要
  • 塗装が不要なのは陶器瓦のみ(漆喰工事は必要)
  • ステンレス屋根はメンテナンスフリーで塗装不要

どれだけ高耐久な屋根材でもお住まいの環境によって劣化するスピードは変わります。

そのため、どのような屋根材でも放置をせずに、定期的に点検してもらうことが何より大切です。

南大阪ペイントセンターではセキスイハイムのお客様からメンテナンスのご依頼を多数承っています。

あらゆる屋根のメンテナンスに精通していますので、お困りごとや気になることがあればお気軽にご相談いただけますと幸いです!

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