ヘーベルハウス住宅に雨漏りが発生した際の対処法をご紹介!

ヘーベルハウス住宅に雨漏りが発生した際の対処法をご紹介!

ヘーベルハウス住宅にお住まいの方は雨漏りが発生した際、どこに依頼すべきかお悩みではないですか。

ヘーベルハウス住宅に雨漏りが発生した際の対処法は、大きく分けて2パターンございます。それは、ヘーベルハウスかそれ以外の塗装業者に依頼する方法の2つになります。

ヘーベルハウス住宅の雨漏りなのでヘーベルハウスで修理できますが、ヘーベルハウスだけでなく塗装業者も修理できるのです。ヘーベルハウス住宅の雨漏りについて、皆様にとって最善な選択ができるようお伝えいたします。

当コラムでご紹介する内容
  • ヘーベルハウス住宅に雨漏りが発生した際の対処法2つ
  • ヘーベルハウス住宅で雨漏りが発生する原因
  • ヘーベルハウスの雨漏り保証は期待できない!
  • 先ずは塗装業者を検討しよう!検討すべき業者の条件3つ
  • 弊社のヘーベルハウス住宅の雨漏り施工事例

ヘーベルハウス住宅の雨漏り修理について、品質や費用が満足いく選択ができるようご紹介いたします。

外壁塗装をハウスメーカーに頼む前に根拠ある実績と事例で同品質の施工を実現!

ヘーベルハウス住宅に雨漏りが発生した時の対処法2つ

ヘーベルハウス住宅が雨漏りした際の対処法は2つあります。

それは、ハウスメーカーであるヘーベルハウスに直接問い合わせるか、他の塗装業者に依頼する方法になります。

それぞれの対処法について詳しくご紹介いたします。

ヘーベルハウスに問い合わせる

ヘーベルハウスに問い合わせる

出典:旭化成リフォーム株式会社(外部リンク)

一つ目の対処法は、ハウスメーカーであるヘーベルハウスに問い合わせる方法です。

ヘーベルハウス住宅のメンテナンスは、ヘーベルハウスのリフォーム部門である旭化成リフォーム株式会社が行っています。電話やメールで雨漏りに関するお悩みや質問を相談できます。

雨漏りを相談する際に、以下の内容を整理しておくとスムーズに話が進むかもしれません。

雨漏り相談時の確認内容
  • 築年数
  • 雨漏りの保証期間内かどうか
  • 雨漏り発生箇所
  • 雨漏り発生時期

無償保証期間の10年以内であれば無償で補修してもらえる可能性があります。しかし、雨漏りが原因にも関わらず、雨漏りと認められるまで時間がかかり困ったという事例(外部リンク)もあります。

保証期間が過ぎてヘーベルハウスで雨漏りを補修する場合、非常に高額でお困りになる方も多くいらっしゃいます。ヘーベルハウスで雨漏りを補修する場合は、塗装業者より約30~40%ほど高額になるかもしれません。

ヘーベルハウスで雨漏りの補修をする場合は、費用が高額になるケースが多いと考慮する必要があります。

それ以外の塗装業者に依頼する

塗装業者に依頼する

二つ目の対処法は、ヘーベルハウス以外の塗装業者に依頼する方法です。

ヘーベルハウス住宅だからと言って、ヘーベルハウスでしかメンテナンスできないわけではありません。塗装業者でもヘーベルハウス住宅の雨漏り補修は可能です。

塗装業者の中には、ヘーベルハウスと同じ品質で施工している業者が存在します。ヘーベルハウスの施工実績から施工品質を確認し、業者を選ぶのをおすすめいたします。

弊社でのヘーベルハウス住宅の雨漏り補修費用の目安がこちらになります。

▼弊社のヘーベルハウス雨漏り補修費用の目安▼

工事内容 費用の目安
塩ビシート防水工事 ¥12,000~¥23,000/㎡
屋根カバー工法 ¥13,000~¥21,000/㎡

ハウスメーカーの住宅は㎡数の大きな住宅が多くあります。

住宅の面積が大きいと、費用も高くなるとお考えいただきたいと思います。

ヘーベルハウス住宅で雨漏りが発生する原因

ヘーベルハウス住宅の雨漏りでは、ヘーベルハウスならではの原因は存在しません。

一般的な住宅と同じ雨漏りの原因によって、ヘーベルハウス住宅でも雨漏りが発生してしまいます。主な雨漏りの原因は以下の通りです。

ヘーベルハウス住宅の雨漏りの原因
  • 屋上やベランダの防水機能低下
  • 外壁のひび割れ
  • コーキングの劣化
  • 雨樋の不具合

それでは、詳しくご紹介いたします。

屋上やベランダの防水機能の低下

ヘーベルハウス住宅の雨漏りの原因は、屋上やベランダの防水機能の低下から発生する可能性があります。

ヘーベルハウス住宅は屋根が陸屋根で、塩ビシート防水が施工されている住宅が多くあります。そのため、屋上やベランダが紫外線の影響を受け、紫外線が防水層を破壊して雨漏りを引き起こしてしまうのです。

防水機能向上のための塩ビシート防水工事(ビフォーアフター)

詳しい内容はこちら>

防水工事前の写真は塩ビシートの劣化が目立ち、防水機能が低下しているのが確認できます。この状態では防水機能が確保できず、雨水が侵入し雨漏りが発生する可能性があると判断できるでしょう。

防水工事後の写真は、塩ビシート防水を施工し防水機能が蘇ったのが確認できます。ヘーベルハウス住宅の雨漏りを防ぐには、屋上とベランダの防水工事が必須であるとご理解いただきたいと思います。

外壁のひび割れ

ヘーベルハウス住宅の外壁のひび割れ

外壁にひび割れがある場合は、その隙間から雨水が侵入し雨漏りの原因になる可能性があります。

ひび割れの大きさなどによって、早期の補修が必要かどうかに違いがあります。0.3mm以上のひび割れがある場合は、補修の緊急度が高いひび割れになります。名刺や紙のポイントカードが0.3mmの厚みに近いので、ひび割れの幅を確認してください。

0.3mm未満で外壁表面に凹凸がないひび割れは、塗料が十分に密着しているので早期の補修は必要ないかもしれません。0.3mm未満であっても広範囲にある場合は、塗装が必要な可能性が高いので外壁塗装業者に相談する必要があります。

雨漏り防止の為にひび割れから判断する塗装の必要性
  • 0.3mm以上の構造クラック⇒早期の補修が必要
  • 0.3mm未満のヘアークラックでも広範囲で塗料の剥離がある場合⇒外壁塗装必要
  • 0.3mm未満のヘアークラック⇒経過観察

0.3mm未満のヘアークラックでもひび割れが進行してきた場合は、早めに業者へ相談をお願いいたします。

コーキングの劣化

コーキングの劣化が雨漏りの原因

コーキングとは、外壁材と外壁材の隙間を埋めるために打つ部材です。

ヘーベルハウス住宅には、ALCと呼ばれる外壁材が多く使用されています。ALCには目地が多くあるので、目地のコーキングの劣化が雨漏り発生の原因に繋がります。

上記の写真のように経年劣化から剥離や収縮し、十分に隙間を埋めることができなくなります。そうなると隙間から雨水や湿気が侵入して、雨漏りの原因となってしまうのです。

コーキング工事には、2種類の方法がございます。

▼コーキング工事の種類▼

撤去・打ち替え工法 ¥750~¥1,100/m
増し打ち工法 ¥450~¥750/m

増し打ち工法は、目地の溝が深く十分にコーキング材を充填できる場合のみ可能になります。しかし、2回目以降の塗装では目地の溝がなくなっている為、費用は高くなりますが撤去・打ち替え工法を推奨しております。

コーキングの寿命は約10年を目安とお考えいただき、メンテナンスの検討をお願いいたします。

ALCのコーキングについて詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考になさってください。

ALCのコーキング工事の工程と費用について​​​

雨樋の不具合

雨樋の不具合は雨漏りの原因

雨樋は屋根に降った雨水を受け止めて、地上や排水溝まで運ぶ役割を担っています。その雨樋に不具合が生じると、排水が機能せず水の流れがせき止められます。上手く排水されなかった水の影響で、屋根や外壁の劣化を早め雨漏りの原因を引き起こしてしまうのです。

雨樋の不具合の原因には以下のような場合があります。

雨樋の不具合の原因
  • 落ち葉やゴミによる雨樋の詰まり
  • 雨樋の割れやズレ
  • 経年劣化による雨樋の変形
  • 雨樋のサビ

雨樋は紫外線や雨風の影響で劣化が進行します。塗装をすると耐久性を高めて寿命を延ばすのが可能です。

雨樋の寿命は、約15~20年が目安になっております。雨樋が色褪せてきたと感じたら、メンテナンスをおすすめいたします。

雨樋の不具合でお困りの方は、こちらの記事も参考になさってください。

雨樋の不具合でお困りの方へ 修理出来るの?それとも交換?​​​

ヘーベルハウスの雨漏り保証は期待できない!

ヘーベルハウスの雨漏り保証

出典:ヘーベルハウス(外部リンク)

ヘーベルハウス住宅にお住まいの方は、雨漏りが発生してもヘーベルハウスの保証で無償補修できるとお考えではないですか。

ヘーベルハウス住宅に雨漏りが発生した場合、初期保証は30年となっています。ヘーベルハウスで定期点検を受け、点検で不具合が発生した場合はヘーベルハウスで補修する方のみ対象となっています。

実際に聞いた話によると、30年保証はヘーベルハウスが点検してくれるという安心保証に過ぎないのです。築10年以降に雨漏りが発生した場合は、有償でメンテナンスする必要があるのです。

ヘーベルハウスの保証の事実
  • 雨漏りの30年保証は見守り点検保証のみ
  • 築10年以降は有償で補修しないといけない
  • 定期点検や補修はヘーベルハウスで行わないと見守り点検保証もなくなる

築10年以降はヘーベルハウスの保証は期待できないとご理解いただきたいと思います。

先ずは塗装業者を検討しよう!検討すべき業者の条件3つ

ヘーベルハウス住宅で雨漏りが発生した場合、先ずは塗装業者を検討してください。

塗装業者を検討する際に必要な条件が3つございます。

検討すべき塗装業者の条件3つ
  • ヘーベルハウスの雨漏り施工実績がある
  • ハウスメーカー認定施工店である
  • 雨漏り診断士の資格を保有している

それでは、ご紹介いたします。

ヘーベルハウスの雨漏り施工実績がある

ヘーベルハウスの雨漏り施工実績がある

一つ目は、ヘーベルハウスの雨漏り施工実績がある塗装業者を選びましょう。塗装業者のホームページからヘーベルハウスの施工実績を確認できます。

ハウスメーカーは、独自の構造になっているケースが多いのが特徴です。ヘーベルハウスの雨漏りの施工経験がない業者が施工した場合、満足な耐久性を得るのが難しいかもしれません。

雨漏り防止に欠かせない塩ビシート防水工事も専門の技術や道具が必要で、限られた業者しか施工できない工事になります。

ヘーベルハウスの施工実績があると、ヘーベルハウスの特徴をよく理解しているので安心して施工を任せられます。

ハウスメーカー認定施工店である

南大阪ペイントセンターはハウスメーカー認定施工店

二つ目は、ハウスメーカー認定施工店か確認しましょう。

ハウスメーカーの施工はとても厳しい基準があります。ハウスメーカーの認定を受けている施工店はハウスメーカー基準で、ハウスメーカーと同様の施工で雨漏りの補修を行います。

南大阪ペイントセンターは、ハウスメーカーの認定施工店です。ハウスメーカーの住宅塗装を長年経験し、多くのハウスメーカーの施工に携わってきました。

ハウスメーカー基準の例として、外壁の汚れを取り除く高圧洗浄でも150kgf/cm2以上の圧力が必要です。その他にも足場設置、下地処理、塗装工程、乾燥時間、塗装方法などの様々な基準があります。

弊社ではハウスメーカー基準を参考に、ヘーベルハウスの雨漏り補修を施工いたします。ヘーベルハウス住宅の雨漏りでお困りの方は、南大阪ペイントセンターにご相談ください。

雨漏り診断士の資格を保有している

NPO法人 雨漏り診断士協会

出典:NPO法人 雨漏り診断士協会(外部リンク)

三つ目は、雨漏り診断士の資格を保有しているか確認してください。塗装業者のホームページにあるスタッフのプロフィールなどで保有資格を確認できます。

雨漏り診断士とはNPO法人「雨漏り診断士協会」が定める資格です。診断士になるためには診断士認定試験に合格する必要があります。

雨漏りは様々な要因が重なって起こる為、原因を追究することは非常に困難になります。雨漏り診断士の資格を持っていると、雨水の侵入を防止する基礎知識や雨漏り診断の実績で原因を特定できるのです。

ヘーベルハウス住宅の雨漏りにお困りの場合は、雨漏り診断士を取得している業者にご依頼されることをおすすめいたします。

弊社のヘーベルハウス住宅の雨漏り施工事例

弊社のヘーベルハウス住宅の雨漏りに関する施工事例をご紹介いたします。

弊社のヘーベルハウス住宅の施工件数20件のうち、雨漏りに関する工事を施工した住宅は10件となっています。(2024.8現在)弊社で施工した半分のヘーベルハウス住宅が、雨漏り対策が必要となっているのです。

防水工事や屋根カバー工法についての事例をご紹介いたしますので、ご参考になさってください。

塔屋の屋根カバー工法と陸屋根シート防水工事の施工事例

ヘーベルハウスの塔屋へ屋根カバー工法(ビフォーアフター)

詳しい内容はこちら>

ヘーベルハウスの陸屋根の塩ビシート防水工事(ビフォーアフター)

詳しい内容はこちら>

上記の施工事例は同じ住宅に施工した事例になります。

ヘーベルハウスの見積りが大変高額だった為、弊社にご依頼いただきました。塔屋への屋根カバー工法と陸屋根シート防水工事を合わせると、雨漏りの工事だけで約236万円(税抜)になりました。

塔屋から雨漏りがあり調査を行った結果、塔屋の屋根がフラットになっている為に雨水が溜まり雨漏りに発展していました。塔屋の屋根に角度を付けて勾配をきつくし、その上から屋根カバー工法を施工しました。

また、屋根やベランダの塩ビシート防水工事と新たなドレンを取り付ける改修ドレン工事を施工しました。

陸屋根へ3回目の塩ビシート防水工事の施工事例

陸屋根へ3回目の塩ビシート防水工事(ビフォーアフター)

詳しい内容はこちら>

築35年で今回が3回目の改修工事となるヘーベルハウスの陸屋根の施工事例になります。塩ビシート防水工事の費用は、約217万円(税抜)となりました。

塩ビシート防水工事は、2回目までは既存の防水層の上から塩ビシートを重ねて取り付けることが可能です。今回は3回目の工事になるので、既存のシートを撤去して塩ビシート防水工事を施工しました。

陸屋根を調査すると、塩ビシートに亀裂が入っていました。亀裂から雨水が入り込むと雨漏りに繋がる危険性があり、早急に改修工事が必要と判断いたしました。

ベランダ防水工事と屋根カバー工法の施工事例

2箇所のベランダへの防水工事(ビフォーアフター)

詳しい内容はこちら>

ヘーベルハウスの屋根カバー工法(ビフォーアフター)

詳しい内容はこちら>

こちらは雨漏り防止の為に、ベランダ2箇所への防水工事と屋根カバー工法を施工した住宅になります。

ヘーベルハウスの見積りでは、外壁塗装・ベランダ防水工事・屋根工事のトータルで700万円以上と高額でお困りでした。そのため、弊社にご依頼いただき、約512万円の費用で工事が完了いたしました。

ベランダの防水工事は、塩ビシート防水工事を施工しました。塩ビシート防水の寿命は約15~20年となっており、築28年になるので防水機能の寿命が過ぎていました。既存の塩ビシートの上から重ねて施工できるので、撤去費用が必要なくコストパフォーマンスに優れた防水工事になります。

また、スレート瓦は塗装でメンテナンスしても長持ちしないと判断し、屋根カバー工法を施工しました。耐久性の高いガルバリウム鋼板屋根を設置し、約20年間メンテナンスが不要で雨漏りも心配ありません。

まとめ

ヘーベルハウスで雨漏りが発生した場合、ヘーベルハウスかハウスメーカー以外の塗装業者に依頼する2つの対処法があります。

雨漏りが発生する原因はヘーベルハウスならではの原因はなく、一般的な住宅と同様の原因で発生します。築10年以降のヘーベルハウスの雨漏り保証は期待できないと理解しておく必要があります。

ヘーベルハウスの雨漏りを補修する場合、先ずは塗装業者へ依頼するのを検討しましょう。検討すべき塗装業者の条件は3つございます。

検討すべき業者の条件3つ
  • ヘーベルハウスの雨漏り施工実績がある
  • ハウスメーカー認定施工店である
  • 雨漏り診断士の資格を保有している

弊社ではヘーベルハウス住宅の雨漏り施工事例がございます。弊社の事例をご参考にしていただき、ご相談からでも南大阪ペイントセンターへお問い合わせください。

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