失敗しない外壁塗装業者選びのポイント8つと優良塗装業者の条件5つ

外壁塗装を施工する際、何を基準に外壁塗装業者を選べばいいのかお悩みの方が多くいらっしゃると思います。

外壁塗装を失敗しないために、外壁塗装業者選びが重要になります。

外壁塗装業者を選ぶポイントを理解しておくと、満足のいく仕上がりで耐久性を確保した住宅が実現します。また、優良塗装業者の条件を理解し、初心者の方でも安心して依頼できる外壁塗装業者を見つけましょう。

皆様の外壁塗装業者選びのご参考になさってください。

失敗しないために！外壁塗装業者を選ぶポイント8つ

外壁塗装業者選びで失敗しないためには、外壁塗装業者選びのポイントを理解しておくのが重要です。

以上の全ての項目が、外壁塗装業者を選ぶポイントになります。

相見積もりを取って業者を比較する

一つ目は、相見積もりを取って業者を比較しましょう。

1社だけの見積りだと塗装内容や塗装費用を比較できません。相見積もり全てが同じ見積りにならないかもしれませんが、塗装内容や塗装費用の目安を知ることができるかもしれません。

私たちの経験だと、大きく分けて3パターンで塗装費用が全く異なります。3パターンで費用の違いを比較するとこちらになります。

外壁塗装の一括見積りサイトを利用しての相見積もりはおすすめできません。一括見積りサイトは多くの塗装業者から大量に見積書が提示され、どの見積書が本当に適切なのか見抜くのが不可能になります。

住宅に合った塗料や工事方法を提案できる塗装業者を選ぶために、相見積もりを取るのをおすすめいたします。

相見積もりについて詳しく知りたい方は、こちらの記事もご参考になさってください。

外壁塗装の見積りは相見積もり必須！良い見積書の見極めポイント6つ

10年以上の運営実績があるかどうかを確認する

二つ目は、10年以上の運営実績があるかどうかを確認しましょう。外壁塗装業者の運営実績は、業者のホームページで確認できます。

経済産業省の調査で、「10年未満の中小企業の倒産率は約95％以上（外部リンク）」というデータがあります。運営実績が10年以上の業者の場合、施工技術があるので長く運営できている可能性があります。倒産率も低く施工実績も豊富なので、安心して依頼できるかもしれません。

実際に、外壁塗装依頼中や施工中に倒産する業者を見たことはありません。しかし、「2年前に施工したが剥がれたので施工業者に連絡したが倒産していた」と、当社にご連絡いただいた事例もあります。アフターフォローを受けれなくて困ってしまう可能性があるのです。

また、10年以上の運営実績がないと、その塗装業者が塗料を使用して10年以上住宅を長持ちさせた実績がありません。運営実績が短いと耐用年数に対する確かな証拠が存在しないのです。

外壁塗装業者を選ぶ際は運営実績を確認して、高い技術力と経験が豊富な業者を選ぶのをおすすめいたします。

業者の口コミや評判をチェックする

三つ目は、業者の口コミや評判をチェックしましょう。業者のGoogle口コミの評価を確認するのをおすすめいたします。

Google口コミは業者自身で操作が不可能で、お客様が投稿する生の声が評価になるので信憑性が高いのです。星マークの数で評価を直ぐに判断しやすくなっています。

Google口コミの調べる方法は、Google検索かGoogleマップで調べたい業者名を検索してください。そうすると、星評価と口コミが表示されます。

お客様の口コミに返信している業者は、お客様のご意見をしっかりと受け止める誠実な業者かもしれません。お客様の評価の善し悪しに関わらず、どの口コミに対しても返信しているか確認するのをおすすめいたします。

業者の保有資格を調べる

四つ目は、業者の保有資格を調べましょう。塗装業者の保有資格は、業者のホームページの会社紹介ページで確認することができます。

外壁塗装では資格を持っていなくても違法にはなりませんが、資格があると安心できるポイントになります。実際、信頼できる優良業者の資格保有率は高いです。

優良外壁塗装業者が必ず保有している資格がこちらになります。

国家資格である塗装技能士には1～3級まであり、一級塗装技能士の受験資格は実務経験が7年以上でないと受験資格がありません。そのため、一級塗装技能士の資格を持っていると、塗装業界に長く携わっていて経験が豊富だと判断できるかもしれません。

外壁塗装の資格について詳しく知りたい方は、こちらの記事もご参考になさってください。

業者選びの時に知っておきたい外壁塗装業者の持つべき資格7選

劣化診断を30分以上かけて入念にチェックしてくれる

五つ目は、劣化診断を30分以上かけて入念にチェックしてくれるか確認しましょう。劣化診断は塗装業者に見積り依頼の問い合わせをすると、見積書を作成する前に行ってもらえます。

外壁塗装の劣化診断は、一般的には30～60分の時間が必要になります。優良業者の場合は何も言わずに丁寧に時間をかけて診断してくれるので、診断時間をチェックするといいでしょう。

これらの調査を全て行うと、弊社では劣化診断に60～90分の時間が必要になります。お客様にご提案する工事内容の詳細を具体的にご説明する為に、劣化診断は時間が必要になってくるのです。

劣化診断時間を比較すると以下の通りです。

劣化診断に時間をかけず数分で終わるような業者は、見積書を作るだけの点検の可能性が高いかもしれません。お客様の住宅に必要な補修を見極めず、施工不良に繋がってしまう可能性があります。

外壁塗装を安心して任せるには、しっかりと時間をかけて劣化診断をしてくれる業者に依頼するのをおすすめいたします。

見積書の数量と単位が具体的である

六つ目は、見積書の数量と単位が具体的であるか確認しましょう。

例えば、見積書に「一式」表記が多くないか確認するのが重要です。形が特徴的な場合やｍ・㎡で表記できない場合は、「一式」の表記になるかもしれません。しかし、上記のように外壁塗装や屋根塗装で「一式」の表記が多い場合は、その見積書を疑ってもいいかもしれません。

見積書には少なくとも以下の内容が記載されているか確認してください。

以上の内容は最低限必要な為、記載がない場合は依頼すべきでない塗装業者と言っていいでしょう。

悪い見積書の例として、以下のような場合は注意が必要です。

分かりにくい見積書はお客様に不誠実で、見積書から業者の本質を見抜く機会を奪っています。お客様の目線に立てない業者は、塗装作業においても不誠実で信頼できない可能性が高いと言えるでしょう。

外壁塗装業者が優良か見極めるには、見積書を見て判断する必要があります。その見積書がお客様にとって詳細で分かりやすいかを確認して、外壁塗装業者を選ぶのをおすすめいたします。

アフターフォローや定期点検がある

七つ目は、アフターフォローや定期点検があるか確認しましょう。

高い施工技術で適切に外壁塗装を行っても、天候や立地環境によって不具合が起こる場合があるかもしれません。もちろん保証はありますが、一般的に保証は塗料によって保証年数が異なります。

そのため、保証だけでなくアフターフォローや定期点検を行ってくれる外壁塗装業者だと安心して施工を依頼できるでしょう。

南大阪ペイントセンターでは、塗料の種類によって最長15年の保証がございます。また、万が一工事後に不具合が起こった場合は、最短即日でご訪問し住宅の状況をご確認させていただいております。

営業担当のスケジュール次第では即日訪問が難しい場合は、可能な限りご要望に沿えるよう最短でご訪問をさせていただきます。

外壁塗装後もお客様が安心して暮らせる住宅である為に、ご不安やお困りはお気軽にお問い合わせください。

地域密着型の地元の業者に依頼する

八つ目は、地域密着型の地元の業者に依頼しましょう。

地域密着型の地元の業者に依頼する理由は、その地域への強い思いがあるからです。コストや品質ではなく、地域の住宅をより良くしたいという思いが地元の業者には強くあるのです。弊社では、その強い思いがお客様の安心感に繋がると自負しております。

また、地元で運営を続けるには、何よりも地元の評判が大事になります。地域密着型の地元の塗装業者は、適正な価格で見積りを提案し適切な塗装を施工するのが大事だと認識しています。

そのため、悪徳業者のような見積もりを提案しない可能性が高く、安心できるかもしれません。必要な補修を省いたり不要な工事はせず、皆様の住宅のための外壁塗装を提案してくれます。

安心して外壁塗装を任せたい方は、地元の外壁塗装業者に依頼するのをおすすめいたします。

優良外壁塗装業者の条件5つ

前項で外壁塗装業者を選ぶポイント8つをご紹介しました。それにプラスして、優良外壁塗装業者の条件を知っておくとより満足度の高い外壁塗装になる可能性があります。

それでは、優良外壁塗装業者の条件について詳しくご紹介いたします。

デメリットについても教えてくれる

一つ目の条件は、デメリットについても教えてくれる。

外壁塗装は使用する塗料などでメリットだけでなくデメリットも存在します。そのため、デメリットについても説明してくれる業者は、優良外壁塗装業者と言えるかもしれません。

例えば、メリットとデメリットがある事例がこちらになります。

逆に、メリットばかり言ってデメリットを説明しない業者は危険です。契約したい為に、都合の悪いことを伝えないで粗悪な工事になる可能性がございます。

メリットばがり言う業者には「デメリットはありますか？」と質問すると、業者の返答で誠実かどうか判断できるかもしれません。

メリットとデメリットを説明し、お客様のご希望に添った提案ができるのが優良業者の条件と言えるでしょう。

要望や質問には当日中に返事がある

二つ目の条件は、要望や質問には当日中に返事がある。

お客様の要望や質問に対して当日中に返事があると、お客様の不安をできるだけ解消しようとする誠意が感じられます。お客様からのご連絡が終業前で当日のご回答が難しい場合は、可能な限り最短で連絡が来ると誠実さがあり安心できます。

お客様の住宅を満足のいく仕上がりにするには、こまめなコミュニケーションが必須となります。お客様とのコミュニケーションを疎かにする業者は、外壁塗装の質も不十分と言えるかもしれません。

南大阪ペイントセンターでは、お客様と円滑なコミュニケーションを図るため交換日記をお渡ししております。お客様がご不在でも、工事内容に関するご質問や気になることをご記入いただけます。

翌朝職人へお渡しいただき職人⇔お客様とコミュニケーションを繰り返すと、より満足いく塗装の実現にお役立ていただけます。実際にお客様からも好評で、「塗り替え交換日記が良かった」との声を多くいただいております。

要望や質問に早く回答があり、コミュニケーションを重視している業者が優良業者の条件だとご理解いただきたいと思います。

相見積もりと伝えても嫌な顔をしない

三つ目の条件は、相見積もりと伝えても嫌な顔をしない。

相見積もりと伝えて嫌な顔をする業者は、誠実な外壁塗装業者とは言えません。成約されない場合は、見積りを提案しても損だと考えている可能性があります。お客様に対してそのように考える業者は、塗装技術も期待できないかもしれません。

相見積もりと伝えても嫌な顔をしない業者は、技術に自信がありお客様のご要望に沿ったプランを提案してくれます。

相見積もりを取ると伝えると、嫌な顔をされないか心配する方がいらっしゃるかもしれません。しかし、見積りを取る場合に「相見積もりをお願いしたい」と言ってみてはいかがでしょうか。相見積もりと伝えて嫌な顔をした場合は、外壁塗装を依頼するべきでないと判断できるかもしれません。

業者の本質を見抜くために、相見積もりと伝えても嫌な顔をしない業者か見極めるのが重要になります。

契約を急がせない

四つ目の条件は、契約を急がせない。

契約を急がせない外壁塗装業者は、お客様の立場に立って考えている業者かもしれません。外壁塗装は相見積もりを取って塗装業者を決め、数プランの中から費用も考えて決めなくてはいけません。外壁塗装は費用がかかるので、即決できるものではないのです。

お客様が見積りを依頼して契約を急がせる業者は、契約を取ることしか考えていない可能性があります。契約を取るのに必死で、お客様にとって大切な考える時間を与えようとしません。つまり、お客様目線で考えられない外壁塗装業者と言えるのです。

見積りを依頼して契約を急がせない業者は、優良外壁塗装業者の条件の一つだとご理解いただきたいと思います。

専門用語を羅列せず分かりやすく説明してくれる

五つ目の条件は、専門用語を羅列せずわかりやすく説明してくれる。

専門用語を羅列せずわかりやすく説明してくれると、外壁塗装が素人の方でも塗装内容を理解しやすくなります。そのため、具体的に説明してくれる塗装業者は、お客様目線に立って考えている優良外壁塗装業者と言えるのです。

専門用語を羅列されると、塗装に関する知識がない場合どういった塗装になるのか理解できません。そうなると、外壁塗装の施工に不安が残り、塗装後も不安を抱えたまま暮らさなくてはいけなくなります。

専門用語に補足を加えた説明と専門用語だけの説明を比較するとこちらになります。