住友林業の外壁塗装の費用相場は125万円【施工データから算出】

「住友林業の住宅に外壁塗装をした場合の費用相場はどのくらい？」
といった疑問でお困りはありませんか。

結論からお伝えすると、住友林業の外壁塗装の費用相場は125万円でした。
（参照データ：2024年1月までの弊社の施工事例）

費用相場はこれまでの弊社の住友林業の外壁塗装の平均値を算出しています。

▼住友林業の外壁塗装についてはこちらの記事で網羅的に解説をしています▼
住友林業の外壁塗装はハウスメーカーより塗装業者にする5つの理由

1.【施工データを基に算出】住友林業へ外壁塗装をする時の費用相場

実際の住友林業の施工実績を基に、足場工事費用などの共通工事を含んだより正確な費用相場をご紹介いたします。

1-1.住友林業の施工事例の平均値は125万円

上記表は住友林業の外壁塗装の施工事例（戸建て住宅）の費用です。
外壁塗装・屋根塗装の平均値を計算したところ相場は125万円となりました。

住友林業は外壁にモルタルが使用されているケースが多いため、コーキング工事費用がほぼかからず他のハウスメーカーに比べると相場が安価な傾向にあります。

※当ページはすべて税抜き金額を掲載
※参照データ：2024年1月までの施工事例

1-2.最低費用91万円、最高費用177万円

住友林業の外壁塗装の施工実績でこれまでの最低費用は91万円、最高費用は177万円という結果になりました。

建物の条件によって施工費用は大小さまざまですが、安価と高額になった要因をそれぞれ見て行きましょう。

91万円の相場より金額が安価な要因としては…

・モルタル外壁のためコーキング工事費用がかかっていない
・日本瓦のため屋根塗装費用がかかっていない
・外壁にラジカルシリコン塗料（1㎡あたり@2,500円）使用のため塗装費用が比較的安価

▼住友林業の約91円の施工事例▼
河内長野市にて住友林業の外壁塗装を行い防水性向上した事例

逆に177万円の相場より高額な金額の要因は…

・外壁材が窯業系サイディングのため、コーキング工事費用がかかっている
・スレート瓦の屋根のため、屋根塗装費用がかかっている
・屋根と外壁にフッ素塗料を使用したため、1㎡あたりの塗装単価が高額

以上の要素が高額になった理由です。

▼住友林業の約177万円の施工事例▼
高石市にて住友林業の外壁塗装のご紹介【フッ素塗料による施工】

2.実際の住友林業の外壁塗装事例を見積書と解説

実際の住友林業の外壁塗装の事例をご紹介いたします。

お住まいの建物と似ている条件がないか、是非参考になさってください。

河内長野市にて住友林業の外壁塗装を行い防水性向上した事例

外壁塗装 漆喰補修
河内長野市
Before 施工前	After 施工後

河内長野市にて住友林業の外壁塗装を行い防水性向上した事例

価格	91万円	工事期間	14日間
塗料名	関西ペイント　アレスダイナミックTOP	塗料種別	ラジカルシリコン
面積	170m2	築年数	約35年

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工事期間	14日間	面積	170m2
塗料名	関西ペイント　アレスダイナミックTOP	塗料種別	ラジカルシリコン
築年数	約35年

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モルタル外壁が使用されているので、コーキング工事費用がかかっていません。
加えて屋根は日本瓦なので屋根塗装が必要ないため、相場よりもかなり安価ですんでいます。

▼こちらの事例の費用内訳が分かるお見積書です。

※スマートフォン・タブレットの方は右スクロールですべての見積書の内容をご覧いただけます。

相場の内訳項目	工事内容	数量	単位	単価	価格
共通工事	足場仮設工事 （メッシュシート含む）	295	㎡	900	265,500
	高圧洗浄工事	170	㎡	100	17,000
				小計	282,500
外壁塗装	下塗り　関西ペイントアレスダイナミックフィラー	170	㎡	2,500	425,000
	中・上塗り　関西ペイント アレスダイナミックTOP
	ラジカルシリコンプラン			小計	425,000
屋根塗装	日本瓦のため屋根塗装はなし
コーキング工事	モルタル外壁のためコーキング工事はなし
付帯塗装	雨樋塗装	85	ｍ	650	55,250
	雨戸塗装（表面のみ）	25	㎡	2,000	50,000
	小庇塗装	2	㎡	2,000	4,000
	木部軒天塗装	28	㎡	2,000	56,000
	ベランダ床　ﾄｯﾌﾟｺｰﾄ	1	箇所	10,000	10,000
	波板脱着	1	式	10,000	10,000
	外塀塗装	10	㎡	0	サービス
				小計	185,250
その他の工事	ひび割れ大Vカット補修	1	式	25000	25,000
	玄関階段接着	1	式	0	サービス
				小計	25,000
				合計	917,750

阪南市で住友林業への外壁塗装を実施（モルタルの塗り替え）

外壁塗装
阪南市
Before 施工前	After 施工後

阪南市で住友林業への外壁塗装を実施（モルタルの塗り替え）

価格	108万円	工事期間	13日間
塗料名	関西ペイント RSゴールドSI 水性２液超低汚染シリコン	塗料種別	超低汚染シリコン
面積	144m2	築年数	約26年

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工事期間	13日間	面積	144m2
塗料名	関西ペイント RSゴールドSI 水性２液超低汚染シリコン	塗料種別	超低汚染シリコン
築年数	約26年

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モルタル外壁と陶器瓦が使用されています。
こちらもモルタル外壁なのでコーキング工事費用がかからず、陶器瓦は塗装によるメンテナンスが不要な屋根材のため屋根塗装費用はかかっていません。

プラスアルファの工事として玄関扉のシート張りをしており、新品同様の見た目へと復活させるリフォームをしています。

▼こちらの事例の費用内訳が分かるお見積書です。

※スマートフォン・タブレットの方は右スクロールですべての見積書の内容をご覧いただけます。

相場の内訳項目	工事内容	数量	単位	単価	価格
共通工事	足場仮設工事 （メッシュシート含む）	295	㎡	850	250,750
	高圧洗浄工事	144	㎡	100	14,400
	養生費・軽補修費	239	㎡	200	47,800
				小計	312,950
外壁塗装	下塗り　関西ﾍﾟｲﾝﾄ　RSｻｰﾌ　微弾性ｼﾘｺﾝｻｰﾌ	144	㎡	600	86,400
	中塗り　関西ﾍﾟｲﾝﾄ　RSｺﾞｰﾙﾄﾞSI　水性2液超低汚染ｼﾘｺﾝ	144	㎡	950	136,800
	上塗り　関西ﾍﾟｲﾝﾄ　RSｺﾞｰﾙﾄﾞSI　水性2液超低汚染ｼﾘｺﾝ	144	㎡	950	136,800
	外壁：超低汚染型シリコンプラン			小計	360,000
屋根塗装	陶器瓦のため屋根塗装はなし
コーキング工事	モルタル外壁のためコーキング工事はなし
付帯塗装	雨樋塗装	115	ｍ	650	74,750
	雨戸塗装（表面のみ）	46	㎡	2,500	115,000
	軒天・破風板塗装	55	㎡	2,000	110,000
	玄関扉枠塗装	1	式	10,000	10,000
	屋根板金塗装	1	式	25,000	25,000
				小計	334,750
その他の工事	パネル脱着	1	式	15,000	15,000
	玄関扉フィルム貼り　3Mﾀﾞｲﾉｯｸｼｰﾄ	1	式	65,000	65,000
				小計	80,000
				合計	1,087,700

高石市にて住友林業の外壁塗装のご紹介【フッ素塗料による施工】

外壁塗装（フッ素）・屋根塗装（遮熱フッソ）・コーキング打ち替え・棟板金・雨樋補修
高石市
Before 施工前	After 施工後

高石市にて住友林業の外壁塗装のご紹介【フッ素塗料による施工】

価格	177万円	工事期間	17日間
塗料名	関西ペイント　アレスセラフッソ	塗料種別	超低汚染型フッ素塗料
面積	235m2	築年数	20年

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工事期間	17日間	面積	235m2
塗料名	関西ペイント　アレスセラフッソ	塗料種別	超低汚染型フッ素塗料
築年数	20年

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外壁に窯業系サイディング、屋根にスレート瓦が使用された住宅です。
窯業系サイディングには目地やサッシ廻りのコーキング工事が必須のため、コーキング工事費用だけで約27万円かかっています。
スレート瓦は屋根塗装によるメンテナンスが必要な屋根材なので、屋根塗装費用もかかります。

又、屋根・外壁塗装にフッ素塗料を使用しているため塗装費用がやや高額です。

▼こちらの事例の費用内訳が分かるお見積書です。

※スマートフォン・タブレットの方は右スクロールですべての見積書の内容をご覧いただけます。

3.住友林業の外壁塗装費用を抑えるための3つの手段

3-1.ハウスメーカーではなく塗装専門業者に頼む

お住いがハウスメーカーの場合は塗装専門店に依頼されると、ハウスメーカーよりも30～50％お安くなる場合があります。

ハウスメーカーへ依頼した場合、間に下請け業者や孫請け業者が存在するため中間マージンがかかり施工費用が高額になりがちです。
更に品質面でも、下請けや孫請け業者が工事を請け負うことで、担当する業者によって施工品質にバラつきがでる可能性が高いのです。
どこへ依頼するかよりも、だれが塗装するかが大切なのです。

実際に弊社へ依頼いただくお客様からも「メーカーへ依頼するよりも同じ施工条件で半額近く安くなり仕上がりも大変満足している」といったお声をいただいています。

そのためお住まいがハウスメーカーの場合は、メーカーへ依頼されるよりも塗装専門店へ依頼される方が確実に費用を抑えられるでしょう。

以下のページでは住友林業よりも塗装業者を選ぶべき理由について詳しく掲載していますので、是非参考になさってください。
▼関連ページ▼
住友林業の外壁塗装はハウスメーカーより塗装業者にする5つの理由

3-2.まとめて工事をすることで足場費用の削減

外壁塗装費用を抑えるには足場費用の支払い回数をどれだけ少なくできるかがポイントです。
外壁塗装・屋根塗装のトータル料金の約20％が足場費用です。
一般の戸建て住宅の場合、約20∼25万円が足場を建てるためにかかる計算です。

外壁塗装には足場工事が必須ですので、外壁塗装に合わせて屋根などをまとめて工事されると足場費用の削減に繋がります。

外壁塗装と屋根塗装を違う時期に分けて施工した場合、2階足場仮設が必要になり足場費用も2倍かかります。
つまり工事を分けてしまうことプラス20~25万円余分にかかる計算です。

足場が必要な工事をまとめて行うことで足場仮設費用が1度で済むため、一生涯にかかる塗装費用を抑えることに繋がるのです。

3-3.自然災害が施工理由の場合は火災保険を活用

自然災害で外壁や屋根が傷んだ場合、火災保険を利用して補修費用を抑えられるケースもあります。

意外とご存知でない方が多いのが「火災保険」は火災以外の自然災害にも適用されるという事実です。

たとえばですが…
「台風で外壁に傷がついた」
「積雪の影響で屋根の一部が破損した」
など自然災害による現状回復に火災保険を活用できる可能性は高いです。

経年劣化は火災保険適用外

経年劣化による現状回復は保険適用外ですのでご注意ください。

最近では火災保険以外にも、住宅総合保険などがあります。
共通点として言えるのが、どの保険も「経年劣化の現状回復には適用されない」ということです。

ですのであくまでも「自然災害で傷んだ家を復旧させる」目的にのみ使用できます。

施工業者は保険適用か判断できないので注意

「火災保険が適用できるので安くなります」などの営業トークで契約をせまる業者にはご注意ください。

火災保険適用できるか判断できるのは保険会社のみです。

保険契約はご家庭ごとに違いますし、契約内容も違いますよね。それをあたかも知っている口ぶりで「自己負担ゼロにします」「無償で塗装できます」などを言い切る業者はお世辞にも良い業者とは言い難いです。

火災保険の適用前提で営業してくる業者にはくれぐれもお気をつけください。

▼関連ページ▼
外壁塗装で適用される火災保険3つ！保険が下りる条件や流れを解説

4.住友林業の外壁塗装の費用を抑えるときにやってはいけない3つのこと

4-1.根拠のない大幅値引きキャンペーンの利用

根拠のない大幅な値引きキャンペーンは避けられた方が良いです。

よくある営業トークやキャンペーン例としましては…

「足場代を無料にします」
「モニター割引します」
「塗料は余っているものを使わせていただくと安くします」

3-2章でもお伝えしたように足場費用だけで約20～25万円かかります。

そんな大幅な金額を無料にできることは普通はありえません。
余っている材料だとしても、材料費だけで数十万円も安くなるのもおかしな話です。

考えられるとすれば…

・初回提示金額を高額にしている手法
・塗装回数を少なくした手抜き工事

などが疑わしいです。

特に手抜き工事の場合は塗装の耐久性が低くなるのは避けられません。
「本当は15年持つはずの塗料なのに7年しか持たない」といった事態になると塗装頻度を多くせざるを得なくなり、最終的に塗装費用が多くかかってしまいます。

そのため根拠のない大幅値引きのキャンぺーンは避けられた方が良いでしょう。

4-2.外壁塗装のDIY

費用を抑えるために自分でDIYしようと思われる方も多いと思いますが、結論DIYは費用面でも耐久性の面でもおすすめできません。

ここ数年で外壁塗装のDIYなどSNSやYouTubeで掲載している方が多くなってきていますね。
よほど塗装に精通していたり元職人と言ったプロレベルでないと正直DIYはされない方が賢明です。

理由としては…

・費用対効果が悪すぎる
・誤ったDIYをすると外壁を傷めて補修費用が嵩む

そもそも塗装の目的は建物の保護

”ただ塗るだけ”ですとDIYレベルでもできるかもしれませんが、塗装の本来の目的は建物の防水保護です。

塗料メーカーが推奨する決められた塗布量を計算して、繊細な力加減で調整して塗り重ねます。
「一級塗装技能士」という国家資格があるくらい、細かい技術や知識が必要なのです。
知識や技術がないままDIYをすると、たとえば埋めてはいけない隙間をコーキングで塞いでしまうと雨水の逃げ道がなくなって雨漏りする、といった事態も起こり得るのです。

知識と技術がそろった状態でないと適切な防水効果や耐久性は得られず、家の耐久性を落として雨漏り被害などに繋がる可能性もあります。

コストと手間がかかりすぎる

まずは塗装をするには足場を確保する必要がありますね。
一般の方に足場をレンタルしている業者はたしかに存在します。

調べてみたところその大半が1か月のレンタルで20万円程なので、これでは業者に依頼するのと変わらないと思います。

プロの職人が1日1-2名で施工して約14日間。これが一般的な外壁塗装の期間です。
一般の方はお仕事終わりの時間だと暗く塗装に適さないので、お休みの日だけDIYされたとしても途方もない日数がかかりますよね。

▼外壁塗装のDIYについてこちらの記事で網羅的に解説をしています▼
外壁塗装のDIYは一歩間違えれば大損失！雨漏りや費用が嵩むリスクがある

4-3.ポータルサイトの活用

ポータルサイトは中間マージンがかかるため、費用を抑えることと同時に施工品質を重要視されているなら利用されない方が良いでしょう。

ポータルサイトはお客様が契約された工事金額から数％マージンを受けとっており、その金額が運営資金となっています。

ポータルサイトで契約した業者に仮にお客様が100万円施工業者に支払っていたとしても、約10％はポータルサイトへのマージンになるので実際は90万円しか施工費用に充てられない仕組みなのです。

ポータルサイトは価格競争が激しいので単純に施工費用は安くなるかもしれませんが、満足な施工品質を得ることが難しくなる可能性があるため利用には注意が必要でしょう。

5.まとめ

• 住友林業の外壁塗装の平均相場は125万円
• 住友林業の外壁塗装の最低費用は91万円、最高費用は177万円
• 住友林業の外壁塗装の費用を抑えられる3つの手段

  1.ハウスメーカーではなく塗装専門業者に頼む
  2.まとめて工事をすることで足場費用の削減
  3.自然災害が施工理由の場合は火災保険を活用

• 住友林業の外壁塗装の費用を抑えるときにやってはいけない3つのこと

  1.大幅値引きキャンペーンの利用
  2.外壁塗装のDIY
  3.ポータルサイトの活用

住友林業の施工費用の平均値が125万円でしたので、一般的な戸建ての平均相場90～120万円にかなり近い金額であることが分かりますね。

住友林業などの大手ハウスメーカーですと、住宅の規模が大きくその分塗装面積も多くなります。
そのため、一般的な平均相場90～120万円よりも高額になりやすいのです。

しかし実際のところ外壁塗装の費用相場は建物の条件によって様々です。
外壁塗装の相場を決める要素としては…

1.塗装面積（坪数）
2.塗料のグレード
3.コーキング工事の有無
4.屋根塗装の有無
5.付帯部の塗装面積
6.補修工事の有無

以上6つの要素で塗装費用が分かるとされています。

詳しくは以下のページで相場について解説しています。
騙されないために！外壁塗装の相場を知って見積書の不安を解消しよう

具体的な費用を知るためには見積りをとることが一番の近道ですので、まずはお気軽にご相談をいただけますと幸いです。

何か気になることがありましたら、いつでもお声がけください。

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