ダインコンクリートとは?塗装の必要性について塗装業者視点で解説

ダインコンクリートとは?塗装の必要性について塗装業者視点で解説
「ダインコンクリートってなに?メンテナンスフリーというのは本当?」
「積水ハウスの定期点検でダインコンクリートに塗装が必要と聞いたが実際はどうなのか」

このような疑問でお困りではありませんか。

ダインコンクリートは積水ハウスのオリジナル外壁材で、耐久性や耐火性に優れており30年間メンテナンスフリーと言われています。

ですが実際のところダインコンクリートは30年間メンテナンスフリーではなく、築30年以内に塗装工事が必要なるケースが多いです。

なぜ30年以内に塗装工事が必要かの理由は以下のとおりです。

  1. 築20年前後でひび割れるケースが多い
  2. 建築時に目地の上からは塗装されていないため目地の劣化が目立つ
  3. 防水性は塗装依存なので定期的な塗装が必須

実際に積水ハウスの15~20年目の定期点検で塗装工事の提案があるとお客様からお聞きします。

そこで当コラムではダインコンクリートについて以下の内容にまとめました。

こちらのページでわかること

・ダインコンクリートの特徴
・ダインコンクリートがメンテナンスフリーではない3つの理由
・ダインコンクリートのメンテナンス時期を知らせる3つの症状
・ダインコンクリートの工事を依頼する際の業者選びのポイント2選

積水ハウスの外壁塗装について、1つ1つ疑問を解決していければと思います。

▼積水ハウスの外壁塗装についてはこちらの記事で網羅的に解説をしています▼
積水ハウスの外壁塗装をする上でのポイント【費用や事例も解説】

外壁塗装をハウスメーカーに頼む前に根拠ある実績と事例で同品質の施工を実現!

監修者情報
監修者 榎本悟

榎本悟

一級塗装技能士・外装劣化診断士
1998年に「南大阪ペイントセンター」を創業し、住宅塗装の専門家として20年以上の経験を持つ。外壁診断や雨漏り診断の豊富な知識を活かし、耐久性と美観を両立させた高品質な施工を提供。さらに、窯業サイディング塗替診断士や雨漏り診断アドバイザーの資格も取得し、住宅の外装全般に関する幅広いアドバイスを行っている。


監修者 橋本卓哉

橋本卓哉

雨漏り診断士
学生時代に塗装業に携わり、大学卒業まで職人として経験を積む。卒業後は外装リフォームの営業・現場管理に従事し、これまでに1,000棟以上の施工を担当。豊富な知識と現場経験を活かして外装診断・施工に取り組んでいる。

1.ダインコンクリートとは

積水ハウスのオリジナル外壁材であるダインコンクリート。

特徴やデザイン、メリット・デメリットについて解説いたします。

1-1.ダインコンクリートは積水ハウスのオリジナル外壁材

積水ハウスの外壁材:ダインコンクリート

メーカー 積水ハウス
強度 平均強度12.7N/m㎡(130kgf/c㎡)以上
耐火性 約840℃の加熱でも室内側の壁面温度は40℃
特性 コンクリートでは難しいとされた職人の手作業による高いデザイン性

コンクリート素材でありながら意匠性の高いデザインが魅力の積水ハウスのオリジナル外壁材「ダインコンクリート」。

日本特有の気候に合わせた雨や湿気への耐久に特化し、強度と耐火性にも優れた外壁材です。

1-2.ダインコンクリートのデザイン

ダインコンクリートのデザイン

ダインコンクリートには様々な模様があります。

積水ハウスの公式サイトでは以下デザインが掲載されています。

  • シェードボーダー
  • クラフトモザイク
  • 小端積
  • 砂岩
  • 古レンガ
  • スクラッチ

ちなみに弊社に塗装工事をご依頼いただく中で、一番多く目にするのは「小端積」のダインコンクリートです。

レンガ積みや石貼りなどの温かみを表現するために試作を重ね、不規則な目地の太さ、表面に凹凸をつけるなど味わい深い表情を完成させました。

人の手により掘り出された豊かな表情。

工業化による品質が可能にする「100年暮らせる住まい」。

ダインコンクリートは積水ハウスの最高峰の外壁です。

引用:積水ハウス|ダインコンクリート

又、コンピューターにデザインを取り込むことで緻密なデザインを実現しながら、職人の手技によって「世界にたった1つの外壁」を作り出します。

1-3.ダインコンクリートのメリット

ダインコンクリートのメリットは以下の3つです。

  • 湿気に強く耐久性が高い
  • 強度が高い
  • 約840℃の熱に耐えられる耐火性がある

湿気に強く耐久性が高い

ダインコンクリートの内部に独立した気泡があることで、外部からの湿気や雨が侵入しにくい造りです。
一般的な外壁は雨水が染み込むことで脆くなりひび割れなどの劣化が起きますが、その点ダインコンクリートは水分が侵入しにくい構造をのため耐久性が高さが期待できます。

製造工程の中で、コンクリートの中でもっとも強度が高く、化学反応を起こさない安定した板状構結晶造体「トバモライト結晶」を生成。

また、気泡の一つ一つが独立した独立気泡により、水が侵入しづらく、耐久性が高まります。
こうして安定した強度と耐久性を併せ持つことで、理想的な外壁材になるのです。

引用:積水ハウス|ダインコンクリート

強度が高い

ダインコンクリートは一般的な軽量コンクリートに比べると、非常に強度を備えた強靭なコンクリートです。

圧縮強度の測定値は、単位面積あたりの力として表しますが、ダインコンクリートは平均強度12.7N/m㎡(130kgf/c㎡)以上という数値を記録。

これを身近な例に置き換えると、試験体の10cm×10cmのダインコンクリートの上に、13トンのロードローラーが乗っても耐えられるという驚くべき強度です。

また、コンクリートの強さを測る一般的な試験、「引張り強度・曲げ強度試験」においてもダインコンクリートは高い性能を示しています。

引用:積水ハウス|ダインコンクリート

約840℃の熱に耐えられる耐火性がある

ダインコンクリートは約840℃の熱に対する耐火性があるので、火災などの万が一の有事にも耐えられる性能を持っています。

又、前述した「独立気泡」によって屋内に熱が伝わりにくいため、表面の温度が840℃に達しても屋内温度は40℃以下に保たれます。

住宅火災の燃焼温度は時に1,200℃にも達し、このとき3m離れた隣家が受ける温度は約840℃にもなります。「ダインコンクリート」は、表面が840℃に達しても、室内側の壁面温度を40℃以下にまで抑え、延焼を防ぎます。

燃えない原料を基に作られていること、「独立気泡」が遮熱材の役割をし、熱を伝えにくい構造であることがその理由。

「ダインコンクリート」は、それにより防火構造として国土交通大臣の認定を受けています。
引用:積水ハウス|ダインコンクリート

1-4.ダインコンクリートのデメリット

ダインコンクリートのデメリットは以下の2つです。

  • 目地の劣化が目立つ
  • 塗装によるメンテナンスが必須

このデメリットは塗装仕上げの外壁であれば必ずあるため、ダインコンクリートと言うよりはほとんどの外壁にお伝えできることです。

目地の劣化が目立つ

ダインコンクリート自体は劣化が目立ちにくいですが、目地に施工されたコーキング材は築年数とともい劣化が目立ってきます。

ダインコンクリートの目地にはコーキングが施工されています。

紫外線への耐久性が高い「変性シリコン」と呼ばれるコーキング材が施工されているケースがほとんどで、このコーキングの上からは塗装がされていません。

そのためどれだけダインコンクリートの耐久性が高くても、目地に施工されたコーキングの部分は築年数ととも劣化します。

具体的な劣化症状は、黒ずみや目地からコーキング材が剝がれるなどが挙げられます。

塗装によるメンテナンスが必須

ダインコンクリートは塗装仕上げによる外壁なので、メンテナンスとして塗装をすることで防水性が復活する外壁材です。

築年数にかかわらず、後述する劣化症状があれば塗装が必要なのです。

ですが積水ハウスにお住まいのお客様から話を聞くと、建築時にメーカー担当者より「30年間メンテナンスフリーの外壁材です」との説明があるようです。

ダインコンクリートには「タフクリア‐30」で防汚塗装が施されていることで、30年間メンテナンスフリーを実現します。
積水ハウスのダインコンクリートのホームページに以下の記載があります。

「タフクリア‐30」は、 雨や日光など自然の力で汚れを洗い落とす最先端の防汚塗装です。
従来の外壁の塗り替えの目安は約15年ですが、タフクリアを施した外壁の塗り替えサイクルは約2倍の30年。従来30年間で2回必要だった塗り替えが1回で済むため、メンテナンス費用も手間も大幅に削減できます。

引用:積水ハウス|ダインコンクリート

実際のところ築30年よりも前にひび割れや熱膨れなどの不具合が発生し、メンテナンスを余儀なくされるケースが後を絶ちません。
「タフクリア‐30」でどれだけ耐久性が高い塗装がされていても、ダインコンクリート自体に不具合が起きてしまえば補修や塗装が必要です。

そこで次章ではメンテナンスフリーの真相について解説をしていきます。

2.ダインコンクリートが30年間メンテナンスフリーではない3つの理由

ダインコンクリートはメンテナンスフリーではなく定期的な塗装工事が必要な外壁材です。

実際にお客様より積水ハウスの15~20年目の定期点検で塗装工事の提案があったと聞きます。
積水ハウスの高額な見積りを受けてお困りになり、弊社へご相談をいただくケースが後を絶ちません。

なぜメンテナンスフリーと言われているダインコンクリートに塗装工事が必要なのか、塗装専門業者の視点で理由を3つにまとめました。

  1. 築20年前後でひび割れるケースが多い
  2. 建築時に目地の上からは塗装されていないため目地の劣化が目立つ
  3. 防水性は塗装依存なので定期的な塗装が必須

1つ1つ理由を詳しく見ていきましょう。

2-1.築20前後でひび割れてしまうケースが多い

ダインコンクリートのひび割れ事例

こちらの写真は実際に弊社へご相談いただいた積水ハウスのダインコンクリートです。

複数のひび割れが確認できるのが分かりますでしょうか。

築20年前後で塗装工事のご相談をいただくケースが多いですが、これまでご相談いただいたダインコンクリートにはほぼひび割れが見られました。

ダインコンクリートに限らず、近い素材と言われているALCやコンクリート造はひび割れが発生しやすいのです。

地震や車の振動などわずかな揺れで、硬いコンクリートは歪みに耐え切れずひび割れてしまいます。

そのためひび割れ補修後に補修跡を保護する塗装でのメンテナンスが必要です。

2-2.目地は塗装されていないのでコーキング工事が必須

ダインコンクリートの目地

目地には塗装がされていないため、目地へのメンテナンスとしてコーキング工事が必要です。

ダインコンクリート同士を繋ぐジョイント部分にある目地には塗装がされていません。

そのためメンテナンスフリーと言われる30年間よりも早い段階で目地が劣化してしまい、目地のメンテナンスを余儀なくされます。

目地にはコーキングガスケットと呼ばれる乾式目地が埋め込まれています。
(ガスケットは大手ハウスメーカーで使用されることが多いパッキン状の目地材です。)

実際に築20年前後の積水ハウスの住宅を拝見すると、目地とコーキングの間に隙間ができているケースが多いです。

目地から雨水が侵入したことでひび割れが発生

こちらの写真のように目地に雨水や湿気が侵入したことで、ダインコンクリートが脆くなり2-1章のひび割れへと発展する事例も少なくありません。

2-3.塗装仕上げなので避けられない表面の退色と防水性の低下

ダインコンクリートは塗装仕上げ

塗装仕上げのダインコンクリートは色褪せなどが発生して、防水性を維持できなくなるため再塗装が必要です。

ダインコンクリートの防水性は塗装依存で、あらかじめ工場で塗装後に出荷され建築時に使用されます。

他の大手ハウスメーカーで使用されている焼き付け処理や焼き物タイルの外壁材とは異なり、「塗装仕上げ」という点がダインコンクリートの最大の弱点と言っても良いでしょう。

塗装仕上げということは、経年劣化で塗膜が剝がれてしまうことは避けられません。

表面の塗装が剝がれてしまうとダインコンクリートの防水性を保つことができず、雨水を含んで脆くなった外壁がやがてひび割れなどの劣化症状を引き起こします。

そのためダインコンクリートは定期的な塗装工事が必要なのです。

3.ダインコンクリートのメンテナンス時期を知らせる3つの症状

積水ハウスからの定期点検を受けて塗装工事を決意される方がほとんどだと思います。

ですがご自身でもメンテナンスの時期かどうかを確認する方法があるので、実際のダインコンクリートの症例も含めてご紹介いたします。

3-1.ダインコンクリートのひび割れ(緊急度★★★)

ダインコンクリートのひび割れ

写真のようなひび割れがある場合は外壁内部に雨水が侵入するリスクがあるため早目のメンテナンスが必要です。

実際に築20年前後のダインコンクリートでひび割れがあるケースは非常に多いです。

ダインコンクリートは確かにコンクリート同様に強度はあります。
その証拠に公式サイトにも「試験体の10cm×10cmのダインコンクリートの上に、13トンのロードローラーを乗っても耐えられる」という驚くべき試験結果があります。

しかしコンクリートは乾燥による収縮によってひび割れは避けられない材質です。
又、地震などのわずかな揺れでも硬いコンクリートは歪みに耐え切れずひび割れてしまう可能性が高いです。

ひび割れを放置すると隙間から雨水や湿気が入り込み、確実にお住まいの寿命を縮めてしまうため早急にメンテナンスを依頼しましょう。

3-2.目地の剥がれや黒ずみ(緊急度★★☆)

ダインコンクリートの目地のブリード現象

目地内部のガスケットやコーキングが剥がれて隙間がある場合はメンテナンスの時期が来ているサインです。

剝がれ以外にもコーキングの黒ずみがある場合はメンテナンスの時期です。

黒ずみの理由はブリード現象にあります。
ブリード現象とはコーキング材に含まれる可塑剤が表面に出てきてベタつくことで、埃や油分がコーキング材に付着して黒ずんでしまう症状のことです。

目地の不具合の具体例を下記に掲載しているので、ご自宅の状態と照らし合わせてみて下さい。

コーキングのひび割れコーキングのひび割れ コーキングと外壁の隙間(剥離現象)コーキングと外壁の隙間
目地のブリード現象(黒ずみ)ブリード現象(黒ずみ) ガスケットが欠落ガスケット・コーキングの欠落

3-3.チョーキング現象(緊急度★☆☆)

ダインコンクリートのチョーキング現象

ダインコンクリートに触れると写真のような粉が付きませんか?

これはチョーキング現象を言い、紫外線などの影響で塗膜が劣化し、顔料のみが粉状となって表面にでてくる現象です。

塗膜の劣化が進んで塗り替え時期をお知らせしてくれるサインです。
塗装仕上げの外壁材では避けられない症状です。

残念ながらチョーキング現象があると徐々に色褪せていき、塗膜の防水性がなくなっている証拠なので塗装を検討された方が良いでしょう。

4.ダインコンクリートの塗装を依頼するときの業者選びのポイント2選

大切なダインコンクリートのお住まいを一般の塗装業者へ依頼するのは不安に思われますよね。

業者選びは以下の2つだけ押さえていただければ、業者選びで失敗する確率を減らせるでしょう。

  1. ダインコンクリートの施工実績が豊富
  2. 積水ハウスの施工実績が豊富

施工実績があるか確認する方法としては業者のホームページ内で施工事例をご覧いただくか、お電話やメールで直接確認いただくと良いでしょう。

それではダインコンクリートに特化した業者選びのポイントについて詳しく解説いたします。

4-1.ダインコンクリートの施工実績が豊富

ダインコンクリートの施工実績があれば、施工に慣れている業者である可能性が高いでしょう。

ダインコンクリートの施工には知識や経験が特に必要とされます。

ダインコンクリートの熱膨れ
具体的にはダインコンクリートは外壁の特性上、熱膨れが発生しやすいため適切な下地処理が必須です。

膨れの上からそのまま塗装をすると早期剥がれの原因や、最悪膨れが割れてしまい雨水が入り込む危険性もあるのです。

元々ダインコンクリートは凹凸のある意匠性の高いデザインが特長なので、本来の凹凸なのか熱膨れなのか見極める観察眼も重要です。

普段からダインコンクリートを数多く調査している業者でしか、正直見極めるのは難しいと思います。

ダインコンクリートを長持ちさせるには適切な下地処理が必要なケースもあるため、施工に慣れている業者を選ばれると良いでしょう。

4-2.積水ハウスの施工実績が豊富

積水ハウスをはじめとしたハウスメーカーの実績が多い業者を選ばれると良いでしょう。

積水ハウスなどのハウスメーカーの塗装工事は、一般の戸建てと違いかなり建物の仕様を詳細に熟知していないと難しいです。

専門知識がない業者が誤った知識で塗装をしてしまうと、塗装しても塗膜が剝がれてしまう可能性があるのです。

積水ハウスの営業担当が「メーカーでしか塗装できません!」と断言するほど、一般の戸建て住宅を塗装するよりかなり経験と知識を要します。

具体例を一部紹介しますと、塗装する箇所によっては材質の特徴を理解しないまま溶剤系塗料を塗布してしまうと、表面が溶けてしまい塗膜が剝がれる原因となります。

そのためハウスメーカーの専門知識に精通した、積水ハウスの施工実績が多い業者を選ばれると良いでしょう。

5.南大阪ペイントセンターでのダインコンクリートの外壁塗装の施工事例

吹田市で積水ハウスへ外壁塗装!多彩模様仕上げで意匠性の高い外観へ

吹田市で積水ハウスへ外壁塗装!多彩模様仕上げで意匠性の高い外観へ

価格 167万円 工事期間 20日間
塗料名 関西ペイント RSダイヤモンドF 水性フッ素多彩模様 塗料種別 吹付け多彩模様フッ素
面積 180m2 築年数 19年

価格 167万円
工事期間 20日間

堺市西区で積水ハウス(築20年)に無機フッ素塗料で塗り替え

堺市西区で積水ハウス(築20年)に無機フッ素塗料で塗り替え

価格 179万円 工事期間 19日間
塗料名 関西ペイント アレスダイナミックMUKI 塗料種別 無機フッ素塗料
面積 221m2 築年数 20年
工事期間 19日間 面積 221m2
塗料名 関西ペイント アレスダイナミックMUKI 塗料種別 無機フッ素塗料
築年数 20年

▼ダインコンクリートのひび割れ補修の事例はこちら▼
堺市西区で築20年経過のダインコンクリートのひび割れ補修

東大阪市で積水ハウス施工住宅へ外壁塗装(無機フッ素塗料使用)

東大阪市で積水ハウス施工住宅へ外壁塗装(無機フッ素塗料使用)

価格 198万円 工事期間 18日間
塗料名 関西ペイント アレスダイナミックMUKI 1液水性無機フッ素 塗料種別 超低汚染型無機フッ素
面積 194m2 築年数 22年

工事期間 18日間 面積 194m2
塗料名 関西ペイント アレスダイナミックMUKI 1液水性無機フッ素 塗料種別 超低汚染型無機フッ素
築年数 22年

▼ダインコンクリートのひび割れ補修の事例はこちら▼
東大阪市で外壁のクラック補修(築22年のダインコンクリート)

八尾市にて積水ハウスの外壁塗装(総額194万円)

八尾市にて積水ハウスの外壁塗装(総額194万円)

価格 194万円 工事期間 16日間
塗料名 関西ペイント アレスダイナミックMUKI 塗料種別 無機フッ素塗料
面積 223m2 築年数 20年
工事期間 16日間 面積 223m2
塗料名 関西ペイント アレスダイナミックMUKI 塗料種別 無機フッ素塗料
築年数 20年

6.まとめ

  • ダインコンクリートは積水ハウスのオリジナル外壁材
    メリット1.湿気に強く耐久性が高い
    メリット2.強度が高い
    メリット3.約840℃の熱に耐えられる耐火性がある
    デメリット1.目地の劣化が目立つ
    デメリット2.塗装によるメンテナンスが必須
  • ダインコンクリートが30年間メンテナンスフリーではない3つの理由
    理由1.築20前後でひび割れてしまうケースが多い
    理由2.目地は塗装されていないのでコーキング工事が必須
    理由3.塗装仕上げなので避けられない表面の退色と防水性の低下
  • ダインコンクリートのメンテナンス時期を知らせる3つの症状
    症状1.ひび割れ(緊急度★★★)
    症状2.目地の剥がれや黒ずみ(緊急度★★☆)
    症状3.チョーキング現象(緊急度★☆☆)
  • ダインコンクリートの工事を依頼する際の業者選びのポイント2選
    1.ダインコンクリートの施工実績が豊富
    2.積水ハウスの施工実績が豊富

「建てた当時は30年間メンテナンスフリーと聞いていたが、積水ハウスの15年目の定期点検で塗装工事が必要と案内され高額すぎる見積りに困っている」
お客様からこのようなご相談を多くいただきます。

真相を確かめるため、先日積水ハウスの住宅展示場に伺い営業の方に話を聞いてきました。
「ダインコンクリートにはまったく塗装は必要ない」などメンテナンスフリーの訴求ポイントを営業の方はお話されていました。

ですが積水ハウスの定期点検で塗装工事が必要との案内がある以上、メンテナンスフリーは事実と異なると感じます。

実際に今まで弊社へご相談いただいたダインコンクリートには、ほとんどと言って良いほどひび割れが確認できました。

3章でお伝えした劣化症状がある以上、メンテナンスフリーではなく築20年前後でも塗装工事が必要とお含みおきください。

弊社では積水ハウスをはじめとしたハウスメーカーのお客様から多数ご相談をいただいています。
ダインコンクリートの塗装に限らず、お住まいのご不安やお困りは何でもお気軽にご相談ください。

監修者情報
監修者 榎本悟

榎本悟

一級塗装技能士・外装劣化診断士
1998年に「南大阪ペイントセンター」を創業し、住宅塗装の専門家として20年以上の経験を持つ。外壁診断や雨漏り診断の豊富な知識を活かし、耐久性と美観を両立させた高品質な施工を提供。さらに、窯業サイディング塗替診断士や雨漏り診断アドバイザーの資格も取得し、住宅の外装全般に関する幅広いアドバイスを行っている。


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