外壁塗装を先延ばしにして、20年も放置している住宅にお住まいではないですか。
外壁塗装を20年も放置するのは危険です。見た目はキレイに感じても、20年も放置すると劣化が進行し住宅の寿命を短くしています。
外壁塗装を20年放置した住宅に及ぼす無視できない問題を5つご紹介いたします。実際に20年以上放置した住宅の施工事例をご参考にしていただき、外壁塗装の必要性を認識していただければと思います。
- 外壁塗装を20年放置した住宅が危険な5つの理由
- 実際に築20年以上で外壁塗装を施工した事例
- 築20年以上のお宅に外壁塗装が本当に必要なのか判断する方法
- 築20年が経過しても外壁塗装しなくていいケースはこの2つのみ
- 築20年以上が経過した家の外壁塗装を依頼する業者の選び方
皆様がご自宅で長く安心して暮らせるように、外壁塗装を20年放置した住宅の危険性をご理解いただきたいと思います。早期のメンテナンスをお考えいただける機会になれば幸いです。
1.外壁塗装を20年放置した住宅が危険な5つの理由
1-1.防水機能が低下
1-2.防汚効果が低下
1-3.塗料の劣化で外壁材の寿命が短くなる
1-4.塗装では補修できず大掛かりな工事が必要になる
1-5.構造にダメージを与える
2.実際に築20年以上で外壁塗装を施工した事例
2-1.築20年で汚れとひび割れが目立つ住宅の施工事例
2-2.築21年で防水性が低下した住宅の施工事例
2-3.築24年で目地の劣化が目立つ住宅の施工事例
3.築20年以上のお宅に外壁塗装が本当に必要なのか判断する方法
3-1.ひび割れがないか確認する
3-2.反りや浮きがないか確認する
3-3.チョーキング現象がないか確認する
3-4.カビ・コケなどの汚れがないか確認する
3-5.色褪せがないか確認する
4.築20年が経過しても外壁塗装しなくていいケースはこの2つのみ
4-1.耐用年数が20年以上の塗料で外壁塗装している場合
4-2.タイルなどの外壁材の場合
5.築20年以上が経過した家の外壁塗装を依頼する業者の選び方
5-1.資格があるか
5-2.施工実績が豊富にあるか
5-3.保証やアフターフォローがあるか
5-4.自社施工であるか
6.まとめ
外壁塗装を20年放置した住宅が危険な5つの理由
外壁塗装を20年放置した住宅が危険な理由が5つございます。
ご紹介する内容をご覧いただくと、「外壁塗装は築20年が経過していたら絶対にした方がいい」とご理解いただけると思います。
- 防水機能が低下
- 防汚効果が低下
- 塗料の劣化で外壁材の寿命が短くなる
- 塗装では補修できず大掛かりな工事が必要になる
- 構造にダメージを与える
それでは、詳しくご紹介いたします。
防水機能が低下
一つ目の危険は、防水機能が低下してしまいます。
基本的に外壁自体には防水機能が備わっていません。外壁塗装で雨水や湿気から外壁を保護し、防水機能を確保するのです。
防水機能が低下した住宅はカビなどの繁殖から外壁が劣化して、雨漏りや腐食の原因になってしまいます。築年数が経過するほど防水機能が低下するので、雨漏り被害が拡大してしまう原因を招いてしまうのです。
防水機能が低下していると判断できる劣化がこちらになります。
▼防水機能低下で発生する劣化▼
劣化 | 写真 |
屋上やベランダの劣化 | |
ひび割れ | |
コーキングの劣化 | |
雨樋の不具合 |
雨漏りに直結する防水機能の低下は、住宅に及ぼす危険度が高いとご理解いただきたいと思います。
防汚効果が低下
二つ目の危険は、防汚効果が低下してしまいます。
築20年以上経過した住宅は時間が経つにつれて塗膜が劣化し、汚れを防止する力が低下していきます。外壁の表面が劣化すると表面はざらつき、汚れが付着しやすくなるのです。
防汚効果が低下していると判断できる劣化がこちらになります。
▼防汚効果低下で発生する劣化▼
劣化 | 写真 |
カビ | |
コケ | |
サビ | |
黒ずみ |
防汚効果が低下して発生する外壁の汚れは、ひび割れや剥がれなどの原因にもなります。
外壁塗装を20年放置していると防汚効果が低下し、住宅の危険度が高くなっているとご理解いただきたいと思います。
塗料の劣化で外壁材の寿命が短くなる
三つ目の危険は、塗料が劣化し外壁材の寿命を短くする原因になります。
外壁塗装は10年に一度が目安だと推奨されています。これは外壁塗装に使用する塗料の耐用年数が10年程で、10年を過ぎると住宅の保護機能が低下するからです。
塗料のグレード別の耐用年数がこちらになります。
▼塗料グレード別の耐用年数▼
以上を見る限りでは、フッ素塗料や無機塗料なら約20年は外壁塗装しなくていいと思うかもしれません。しかし、多くの人が新築時に使用されている塗料はアクリル塗料の為、20年持たない住宅になっています。
また、塗り替え時に使用されている塗料はシリコン塗料が多く、本来的には外壁塗装を施工しなくてはいけないのです。
外壁塗装を20年放置すると、塗料の保護機能が低下し外壁材にまで影響を与えると留意いただきたいと思います。
塗装では補修できず大掛かりな工事が必要になる
四つ目の危険は、大掛かりな工事が必要になる可能性があります。
外壁塗装を20年放置して施工しないと、劣化はどんどん進行して雨漏りや腐食などが起こり大掛かりな工事が必要になります。塗装で劣化を補修できないので、重ね張り工事や張り替え工事が必要になる恐れもあるのです。
重ね張りや張り替えに使用する材質で費用は異なりますが、目安がこちらになります。
一般的な30坪の住宅(外壁面積168㎡)に、重ね張り工事と張り替え工事をした場合の工事費用の目安です。
金属サイディングの場合@17,000円/㎡~
168㎡×17,000円/㎡=2,856,000円
足場代(約25万円)と雨樋などの付帯塗装(約10万円)が加わるとすると
合計3,206,000円
重ね張り工事とは、既存の材質の上から新しい材質を重ねる方法です。重ね張り工事だと、少なくとも300万円以上の費用が必要になる可能性があります。
金属サイディングの場合@25,000円/㎡~
168㎡×25,000円/㎡=4,200,000円
足場代(約25万円)と雨樋などの付帯塗装(約10万円)が加わるとすると
合計4,550,000円
張り替え工事とは、既存の材質を撤去して新しい材質を設置する方法です。張り替え工事だと、少なくとも450万円以上の費用が必要になる可能性があります。
一般的な外壁塗装の相場は90~120万円となっております。外壁塗装を20年放置すると大掛かりな工事になり、費用も高額になるのがお分りいただけると思います。
外壁塗装を20年放置すると外壁塗装の費用が高額になる可能性があるので注意が必要です。
構造にダメージを与える
五つ目の危険は、構造にダメージを与える可能性があります。
外壁は住宅の構造を支える役割を果たしています。外壁塗装を20年放置していると、ひび割れや腐食などが進行し外壁の強度が低下していきます。
そうなると、住宅全体の安全性が損なわれ、崩壊や倒壊の危険性が生じる可能性があります。特に、地震などの振動に対する抵抗力が低下し、住宅の耐震性などが弱くなってしまうかもしれません。
外壁塗装を20年放置すると住宅の構造にまで影響し、安全性に大きなリスクが生じる可能性があると考慮いただきたいと思います。
実際に築20年以上で外壁塗装を施工した事例
弊社で実際に築20年以上で外壁塗装を施工した事例をご紹介いたします。
20年以上経過した住宅の劣化症状や施工内容をお確かめいただき、ご自宅の外壁塗装のご参考になさってください。
築20年で汚れとひび割れが目立つ住宅の施工事例
外壁の汚れが気になっていたお客様です。調査の結果、モルタル壁には塗膜の劣化による汚れやひび割れが複数ありました。
▼モルタル外壁の汚れ▼
▼ひび割れ▼
モルタル自体には防水性が備わっていない為、築20年という歳月がカビや汚れを蓄積させる原因となったのです。そして、塗膜の寿命が切れたまま長年経過した為、大きなひび割れが発生してしまったのです。
ひび割れ補修を施工し、住宅全体の塗装を行いました。建物全体に複数のひび割れが見られたので、全てのひび割れ補修に計2日間も必要になりました。
築20年が経過した住宅は外壁の保護機能が低下し、汚れや劣化の原因を引き起こすと考慮いただきたいと思います。
築21年で防水性が低下した住宅の施工事例
外壁の防水性が保てず、サイディングボードの浮きやモルタルのひび割れなどがありました。ベランダの手摺の笠木も浮いていた為、いつ雨漏りしてもおかしくない現状でした。
▼サイディングボードの浮き▼
▼笠木の浮き▼
▼ひび割れ▼
痛みのある部位を補修してから、建物全体を防水塗装するようご提案させていただきました。
サイディングボードや笠木の浮きはビスでしっかり固定し、目地や隙間にコーキングを打ち防水性を確保しました。モルタルのひび割れも補修し下地処理を丁寧に行ってから、外壁塗装を施工いたしました。
築20年が経過した住宅は劣化が激しく、雨漏りの発生の危険性が常にあるとご理解いただきたいと思います。
築24年で目地の劣化が目立つ住宅の施工事例
外壁の目地に使用されているガスケットの浮きが目立つ為、メンテナスをご希望のお客様です。
ガスケットの浮きや剥がれが見られたので、コーキングへ打ち替えてから外壁塗装を施工するご提案をいたしました。また、ベランダ笠木には塗膜の剝がれだけでなく深めのひび割れが複数あったので、板金で覆うカバー工法をご提案いたしました。
▼ガスケットの浮きや剥がれ▼
積水ハウスなどのハウスメーカーで使用されるガスケットは強度が強く、約30年程の寿命と言われています。しかし、実際は紫外線の影響で30年より早い段階で、ガスケットが劣化してしまう例が多くあります。
▼ベランダ笠木のカバー工法▼
築年数が長くなると塗装や補修だけではメンテナスが不可能で、大掛かりな工事が必要になると考慮いただきたいと思います。
築20年以上のお宅に外壁塗装が本当に必要なのか判断する方法
実際築20年以上が経過したお宅ではどのような劣化症状がみられるのでしょうか?
外壁塗装を放置した住宅の塗装が必要な劣化症状について、重症度が高い順にご紹介いたします。もし、重症度の高い症状が見受けられましたら、業者に相談されることをおすすめします!
▼塗装が必要な劣化症状▼
劣化症状 | 写真 |
ひび割れ | |
反り・浮き | |
チョーキング現象 | |
カビ・コケ | |
色褪せ |
ひび割れがないか確認する
外壁にひび割れがないか確認してください。
外壁のひび割れは、20年経過したお宅ではよく見られる症状です。天気の変化で乾燥と収縮を繰り返し、外壁材が引っ張られひび割れが発生してしまいます。
ひび割れには種類があり、ひび割れの大きさによって重症度が異なります。
▼ひび割れの種類▼
ひび割れ | 大きさ | 重症度 | |
構造クラック | 幅0.3mm以上 | 高 | 隙間から雨水が侵入する危険性が高いので早急の対処が必要 |
ヘアークラック | 幅0.3mm未満 | 中 | 直ぐに雨漏りが起こる可能性は低いが塗装を考える必要がある |
広範囲の ヘアークラック |
高 | 外壁内部の構造に影響を与える可能性があるので塗装が必要 |
名刺や紙のポイントカードが0.3mmに近いので、ひび割れに入るか確認する
築20年放置した住宅にひび割れが確認できる場合は、住宅の耐久性に大きな影響を与えるとお考えいただきたいと思います。
反りや浮きがないか確認する
外壁に反りや浮きがないか確認してください。
外壁の反りや浮きも経年劣化の一つで、外気温や天気の変化によって乾燥と収縮を繰り返すことによって生じます。メンテナンス時期を過ぎた住宅に発生する可能性があり、特に20年以上外壁塗装をされていない住宅でよくある現象です。
緊急度の高い外壁の反りや浮きは、軽度のうちに補修を行えば問題ございません。しかし、メンテナンスせず20年も放置していると、どんどん劣化は進行し雨漏りなどの原因に直結します。
また、隙間からの雨水侵入だけでなく外壁の側面や裏側からも直接雨水が当たる為、どこからでも雨水を吸水してしまいます。外壁の反りや浮きを見つけた場合、早急に外壁塗装が必要だとご理解いただきたいと思います。
チョーキング現象がないか確認する
外壁表面に粉が吹いた状態をチョーキング現象と言います。外壁を触った際に粉が手に付く場合は、外壁塗装が必要なサインになります。
紫外線や雨風の影響で塗膜に粉が吹き、症状が進行すると外壁の剥がれを引き起こす可能性があります。そのまま放置しておくと、外壁に付着しているカビやコケの発生を促進する場合もあるのです。
外壁を触って手に付く粉の色は、外壁の色によって異なります。上記の写真のように白い粉が手に付く場合もあれば、以下のように茶色の粉が付く場合もあります。
チョーキング現象が現れると外観が悪くなるだけではなく、塗料の分解が進行し建物の耐久性にも影響を及ぼします。
チョーキング現象は外壁塗装のサインの目安と考慮し、ぜひこのサインを見逃さないようお願いいたします。
カビ・コケなどの汚れがないか確認する
カビ・コケも20年以上が経過した外壁ではよく見られる劣化になります。外壁にカビ・コケなどがあると住宅の保護機能が低下しているので、外壁塗装が必要になります。
築年数が経過した外壁は、塗装が剥がれ防水機能が十分に確保できていない状態になります。つまり、外壁を保護する力はなく無防備な状態と言えるのです。
無防備な状態の外壁は雨や湿気をどんどん吸収し、カビ・コケなどが繁殖しやすくなってしまいます。カビ・コケなどが繁殖した外壁は脆く、ひび割れや外壁の反りなどを引き起こしてしまいます。
住宅の寿命を延ばすには、外壁塗装で防水性を高めカビ・コケなどを根本的に除去する必要があると考慮いただきたいと思います。
カビ・コケについて詳しく知りたい方は、こちらの記事もご参考になさってください。
外壁のカビには外壁塗装を!カビができる原因や放置厳禁理由を解説
外壁のコケは放置厳禁!正しい除去方法と予防のポイントをご紹介
色褪せがないか確認する
外壁の色あせは紫外線が原因で発生するので、築20年が経過した住宅ではよく発生する劣化になります。
色褪せが起こると防水機能が低下し、外壁が保護されず無防備な状態になっています。塗膜が剥がれ、ひび割れや雨漏りのリスクが大きくなってしまいます。雨漏りに直結する劣化は住宅の耐久性に影響するので、防水機能を向上する為に外壁塗装が必要になるのです。
外壁は日々紫外線を浴び続ける為、築年数が経つほど色褪せを避けて通れません。
色褪せが始まれば住宅の劣化が進んでいるのだと認識いただき、重症度が高くなる前に外壁塗装をお考えいただければと思います。
築20年が経過しても外壁塗装しなくていいケースはこの2つのみ
外壁塗装を20年放置するのは危険とご紹介しましたが、築20年が経過しても外壁塗装が必要ないケースが2つだけございます。それは、以下の2つのみとご理解いただきたいと思います。
- 耐用年数が20年以上の塗料で外壁塗装している場合
- タイルなどの外壁材の場合
それでは、詳しくご紹介いたします。
耐用年数が20年以上の塗料で外壁塗装している場合
外壁塗装の塗料の中で最もグレードの高い無機塗料は、耐用年数が長く約20年は外壁塗装が不要になっています。
新築時の塗料が無機塗料や前回の塗装が無機塗料の場合は、約20年は外壁塗装をしなくても基本的には問題ないかもしれません。
※ちなみに…
新築時に使用される塗料の多くは、耐用年数の低いアクリル塗料やウレタン塗料が多いです。しかし、サイディングの場合は、あらかじめ工場で無機塗料が塗布されている場合もございます。ハウスメーカーなどに一度お問合せください。
しかし、長持ちする無機塗料でも、立地環境によっては20年持たない場合もございます。また、どんなに長持ちする塗料でも、ひび割れなどの劣化症状が発生すると早期のメンテナンスが必要になります。
耐用年数が20年以上の塗料を使用していても築年数が経っている場合は、住宅に劣化箇所がないか確認するのも重要です。
無機塗料について詳しく知りたい方は、こちらの記事もご参考になさってください。
無機塗料って何?通常のシリコンやフッソ塗料に比べてどう違う?
タイルなどの外壁材の場合
タイルなどの外壁材は20年外壁塗装が不要どころか、外壁塗装そのものが不要です。
しかし、外壁塗装が不要だからといって、メンテナンスそのものが不要といったわけではありません。外壁塗装が不要な外壁材と必要なメンテナンスがこちらになります。
▼外壁塗装不要の外壁材の必要なメンテナンス▼
外壁材 | 必要なメンテナンス |
タイル |
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レンガ |
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コンクリート打ちっぱなし |
|
以上の外壁材はメンテナンスは必要になりますが、外壁塗装の必要はありません。
また、タイルとコンクリート打ちっぱなしは、美観を高める目的でクリア塗装を施工されるお客様もいらっしゃいます。
クリア塗装は無色透明で、デザインをそのまま残した塗装になります。ツヤを出して美観を向上するだけでなく、保護機能を高めるのが可能です。外壁塗装は必要ありませんが、キレイに外観を保ちたい方はクリア塗装もおすすめです。
20年経っても外壁塗装が不要の外壁材でも、20年経つまでにはメンテナスが必要とご理解いただきたいと思います。
築20年以上が経過した家の外壁塗装を依頼する業者の選び方
築20年以上経過した住宅を外壁塗装する際、どんな外壁塗装業者を選べばいいのか分からない方もいらっしゃるかもしれません。
住宅を外壁塗装する場合は、築年数に関わらず業者選びは重要になってきます。しかし、築20年以上経過した住宅にお住まいの皆様には重要度を再認識し、業者の選び方を抑えていただきたいと思います。
- 資格があるか
- 施工実績が豊富にあるか
- 保証やアフターフォローがあるか
- 自社施工であるか
資格があるか
一つ目は、依頼する塗装業者の保有資格を調べましょう。塗装業者の保有資格は、業者のホームページの会社紹介ページで確認することができます。
外壁塗装では資格がなくても違法にはなりませんが、資格があると専門的な知識と技術を持った業者と判断できる目安になります。実際、信頼できる優良業者の資格保有率は高いです。
優良外壁塗装業者が必ず保有している資格がこちらになります。
- 塗装技能士
- 建設業許可
- 有機溶剤作業主任者
- 足場の組み立て等作業主任者
国家資格の塗装技能士には1~3級まであり、一級塗装技能士の受験資格は実務経験が7年以上でないと受験資格がありません。
さらに、プラスアルファで持っていると安心して施工の依頼ができる資格がこちらになります。
- 施工管理技士
- 外壁劣化診断士
- 雨漏り診断士
外壁塗装での保有資格は優良塗装業者を判断する目安になるので、ご参考にしていただきたいと思います。
外壁塗装の資格について詳しく知りたい方は、こちらの記事もご参考になさってください。
施工実績が豊富にあるか
二つ目は、施工実績が豊富にあるか確認しましょう。特に、築20年以上経過した住宅の施工事例があるか確認するのが重要です。
南大阪ペイントセンターでは、ホームページにて施工事例をご紹介し掲載数660件以上となっています(2024年7月現在)。築20年以上経過した住宅の施工事例もございますので、安心してお任せいただけます。また、施工いただいたお客様からGoogle口コミ★4.9の高評価を頂いております。
住宅は築年数が経過するほど補修箇所が増え、技術力も必要になってきます。施工実績の多さは、築年数が経過した住宅でも施工を任せられる業者なのか判断する基準となるのです。
施工実績が豊富で、築20年以上経過した住宅の施工事例があるかも合わせて確認するのが重要です。
保証やアフターフォローがあるか
三つ目は、保証やアフターフォローがあるか確認しましょう。
外壁塗装は塗って終わりではありません。高い施工技術で適切に外壁塗装を行っても、天候や立地環境によって不具合が起こる場合があるかもしれません。そのため、保証だけでなくアフターフォローや定期点検を行ってくれる外壁塗装業者だと安心して施工を依頼できるでしょう。
南大阪ペイントセンターでは、塗料の種類によって最長15年の保証がございます。また、万が一工事後に不具合が起こった場合は、最短翌日でご訪問し住宅の状況をご確認させていただいております。
営業担当のスケジュール次第では翌日訪問が難しい場合は、可能な限りご要望に沿えるよう最短でご訪問をさせていただきます。
外壁塗装を依頼する際は、保証やアフターフォローがあるかの確認が重要であると留意いただきたいと思います。
自社施工であるか
四つ目は、自社施工であるか確認しましょう。自社施工である業者はホームページに記載していることが多いので、一度確認してみましょう。
自社施工だと下請け業者に依頼しないので、工事の品質が安定し施工管理も行き届いています。直接業者とやり取りでき、お客様と業者間での勘違いや行き違いなどを減らしスムーズに施工が進みます。
また、自社施工の塗装業者に直接依頼すると、中間マージンが発生しないので費用を抑えるのが可能です。間に業者を挟まないだけで、約10~20%もお安く施工できます。
築年数が経った住宅は施工費用も高くなる傾向があるので、自社施工だと高品質・適正価格で施工できるのです。築20年以上が経過した住宅は、自社施工の業者に依頼すると品質・価格が安定するとお考えいただきたいと思います。
まとめ
外壁塗装を20年放置すると住宅の耐久性が低下し、危険な状態になっていると言えます。その理由が、以下の5つになります。
- 防水機能が低下
- 防汚効果が低下
- 塗料の劣化で外壁材の寿命が短くなる
- 塗装では補修できず大掛かりな工事が必要になる
- 構造にダメージを与える
実際に築20年以上経過した住宅の施工事例を参考にして、ご自宅の外壁塗装の必要性を判断するのが重要です。
築20年外壁塗装を放置するのは危険ですが、2つだけ外壁塗装しなくてもいいケースがございます。
- 耐用年数が20年以上の塗料で外壁塗装している場合
- タイルなどの外壁材の場合
築20年経過した住宅は劣化箇所が多くなり技術力が求められるので、外壁塗装業者選びに注意が必要です。
南大阪ペイントセンターでは、築20年が経過した住宅の施工事例が多数ございます。施工実績をお確かめいただき、ご相談だけでもお受けいたしております。ぜひ一度、お問い合わせください。