今回は、屋根葺き替え工事の際に良く選ばれるアイジー工業のスーパーガルテクトとニチハの横暖ルーフの形状を比較してみました。性能はほとんど変わらないので、性能以外での参考にしていただくと良いかもしれません。ガルバリウムの金属屋根になります。金属屋根は非常に軽くて丈夫であるという特徴を持っています。
(左)スーパーガルテクト標準使用表面がポリエステル加工
(真ん中)スーパーガルテクトフッ素使用
(右)横暖ルーフプレミアムS
スーパーガルテクト表面
スーパーガルテクトの表面です。特殊な塗装をしており多彩色です。フッ素よりも見た目は豪華に見えますが、塗装はポリエステル樹脂です。
こちらの標準仕様は、5色からお選び頂けます。Sシェイドブラックという色目です。つやが少しあります。その他に以下の様な色があります。
Sシェイドブラウン・Sシェイドチャコール・Sシェイドブルー・Sシェイドグリーン
スーパーガルテクトフッ素表面
スーパーガルテクトフッ素の表面です。少し模様が入っています。
SFブラックという色目です。艶消しで黒というよりもグレーに近いです。フッ素仕様は、ブラックとブラウンの二色しか選べません。
横暖ルーフ表面
ニチハの横暖ルーフの表面です。FブラウンSという色目です。表面はほぼフラットでつるっとしてます。艶消しです。模様が分かりにくいので少し寂しい印象を受けます。
スーパーガルテクトと横暖ルーフの断面比較
それぞれの断面の比較をして行きます。
(上)横暖ルーフ
(下)スーパーガルテクト
こちらは右側が軒先方向になります。ガルバリウムの銅板の裏側に断熱材が張り付けてあります。断熱材の厚みについてはスーパーガルテクトの方があります。
今回のサンプルに限ってかもしれませんが、スーパーガルテクトの方が断熱材がぎっしり詰まっている感じがします。また横暖ルーフはところどころ虫食いの穴みたいに空間があります。
断熱材比較
反対側です。左側が棟方向になります。同じく
(上)横暖ルーフ
(下)スーパーガルテクト
断熱材が端まで詰まっているかどうかと言えば、スーパーガルテクトの方が詰まっています。断熱効果がどちらが大きいのかは比較出来ませんが、端まで詰まっているのが見て頂けると思います。
全体のデザインの比較
スーパーガルテクトの葺き替え例です。シックで高級感があり外観はとてもかっこいいですよね。
こちらは横暖ルーフの葺き替え例です。こちらもスーパーガルテクトとは違うお洒落感がありかっこよく仕上がります。個人的にはスーパーガルテクトの方が好きなので、ご提案させて頂く事が多いです。
以上で今回は金属屋根の有名な二つの商品比較を行いました。是非参考にして下さい。もちろんどちらの商品も施工出来ます。
このような金属屋根についてでも、屋根工事に関するあらゆる事なら南大阪ペイントセンターまでいつでもお問合せ下さい。