クリア塗装で外壁塗装をする時に絶対に押さえたい3つの注意点

外壁塗装をクリアにしてデザインそのまま!

外壁塗装の時期が来たけど、外観が気に入っているからデザインはそのまま残したい方は必見です。

クリア塗装で外壁塗装すると、あなたのお気に入りのデザインをそのまま残すのが可能です。

クリア塗装でお気に入りの住宅の雰囲気を変えない為に、クリア塗装について詳しくご紹介いたします。

当コラムでご紹介する内容
  • クリア塗装とは無色透明の塗装です
  • クリア塗装で気を付けたい注意点
  • クリア塗装が出来ない3つの外壁
  • 弊社で施工したクリア塗装の施工事例

デザインをそのまま残したい方は、ご自宅がクリア塗装可能か判断していただきたいと思います。

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クリア塗装とは無色透明の塗装です!

外壁塗装でクリア塗装とは、無色透明で塗装し外壁を保護します。

無色透明を活かして、クリア塗装でどのような塗装が叶うのかご紹介いたします。

外壁のデザインをそのままにできる

クリア塗装はデザインそのまま(ビフォーアフター)

クリア塗装は、外壁のデザインや素材を保護しながらも外観を大きく変えずに美しさを引き立ててくれます。

デザインを変えたくない人にとっては、住宅の風格や個性を損なわずに耐候性や保護効果を得ることができるのです。上記の写真をご覧いただくと、クリア塗装しても塗装前と変わらず重厚感のある外壁はそのままの仕上がりになっています。

外壁のデザインを変えずにメンテナスをしたい方は、クリア塗装を選択肢の一つに考えるといいかもしれません。

艶のある外壁にできる

クリア塗装は艶のある外壁になる

艶のある外壁にしたい人には、クリア塗装をおすすめいたします。

上記の写真をご覧いただくと、クリア塗装を施工した外壁には艶が出ているのがお分りいただけると思います。

クリア塗装は透明な塗膜を形成し、既存の外壁の色や質感を保ちながら艶を出して引き立てます。また、耐候性や耐久性を保持し、美しい外観を維持するのに適しています。

キレイな艶を出すには適切な下地処理が必要の為、クリア塗装の施工実績がある業者に塗装を依頼するといいでしょう。

クリア塗装で気を付けたい注意点

クリア塗装が出来る外壁でも、気を付けていただきたい注意点がございます。

これからご紹介する注意点をご理解いただき、クリア塗装する際の判断の基準にしていただきたいと思います。

クリア塗装の注意点
  • クリア塗装は耐用年数が短い
  • クリア塗装希望なら早めの塗装が必要
  • ノンブリードのコーキング材を使用する

それでは、詳しくご紹介いたします。

クリア塗装は耐用年数が短い

クリア塗装は一般的な塗装より耐用年数が短い

クリア塗装は、耐用年数が短くなります。クリア塗装は、下塗りがなく中塗り→上塗りの2回塗りになります。

一般的な塗装は、下塗り→中塗り→上塗りの3回塗りです。クリア塗装は塗る回数が少ないので、耐用年数も短くなってしまうのです。

クリア塗装は、一般的な塗装より少し早めの塗装をしないといけないと留意いただきたいと思います。

クリア塗装希望なら早めの塗装が必要

クリア塗装は早めの塗装を!

クリア塗装を希望の場合は、外壁が劣化する前に早めの塗装が必要となります。

劣化が進行している外壁は、クリア塗装が出来ません。劣化している外壁の上からクリア塗装すると、透明であるが故に劣化状態を隠すのが困難になるからです。

立地環境によって紫外線や雨に晒され、住宅が色褪せて劣化が進行する場合もございます。

その為、クリア塗装をご希望の方は、外壁塗装を推奨している10年以内にメンテナスを施工するようお願いいたします。

ノンブリードのコーキング材を使用する

ノンブリードのコーキング材を使用する

ノンブリードのコーキング材で施工すると、上からクリア塗装しても劣化しないのでクリア塗装が可能になります。

通常、クリア塗装は一般的なコーキング材の上から塗装は出来ません。コーキングの上からクリア塗装すると、コーキングが劣化してしまうからです。

「クリア塗装してからコーキングを打てば問題ないのでは?」と思われるかもしれません。しかし、コーキングは塗装前に施工すると、塗膜でコーキング材を保護してくれる利点があるのです。

クリア塗装を施工する際のコーキング材は、ノンブリードのコーキング材を使用するとご理解いただきたいと思います。また、塗装の際は、必ずコーキング後にクリア塗装を行うのか塗装業者に確認するといいでしょう。

クリア塗装が出来ない3つの外壁

クリア塗装で施工を希望しても、クリア塗装出来ない外壁がございます。

クリア塗装出来ない3つの外壁
  • チョーキング現象がある外壁
  • ひび割れがある外壁
  • 特殊コーティングした外壁

以上の外壁がクリア塗装出来ない理由を詳しくご紹介いたします。

また、クリア塗装出来ない場合に、おすすめしたい塗装方法もお伝えいたします。

チョーキング現象がある外壁

チョーキング現象がある外壁

外壁にチョーキング現象があると、クリア塗装は出来ません。チョーキング現象とは、外壁に触れると白い粉が付く状態のことを言います。

チョーキング現象があると白い粉がクリア塗装の下に入り込んでしまい、密着性や耐久性を損ねる恐れがあります。その為、チョーキングの白い粉が塗料と混ざり、白くぼやけた仕上がりになってしまうのです。

白くぼやけるとクリア塗装の良さが損なわれる為、チョーキング現象のある外壁は不向きだと留意いただきたいと思います。

チョーキング現象について詳しく知りたい方は、こちらの記事もご参考になさってください。

チョーキング現象が起こっているかで壁の劣化状態を調べれるの?​​​

ひび割れがある外壁

ひび割れがある外壁

外壁にひび割れなどの大きな傷があると、クリア塗装が出来ません。

クリア塗装は無色透明の塗装の為、下地の状態が透けて見えてしまいます。ひび割れがそのまま見えてしまい、美観を損ねてしまう可能性があります。

前項でお伝えした通り、クリア塗装は艶のある仕上がりになります。その為、ひび割れがあると、艶がさらにひび割れを強調してしまう恐れもあるのです。

ひび割れのある住宅は美観を損ねる為、クリア塗装できないとご理解いただきたいと思います。

特殊コーティングした外壁

特殊コーティングした外壁

光触媒・無機塗料・フッ素塗料などで特殊コーティングした外壁には、クリア塗装は出来ない可能性があります。これらの外壁にクリア塗装すると、早期に塗膜が剥がれてしまう恐れがあるからです。

特殊コーティングは、外壁の耐久性や防汚性を高める機能を持っています。その為、クリア塗装で施工すると塗料の密着が悪くなってしまうのです。

最近では、特殊コーティングした外壁にクリア塗装が可能な塗料も販売されています。ご自宅が特殊コーティングした外壁でも、クリア塗装が可能か業者の方に相談するといいでしょう。

【ポイント!】できない人向けの3つの塗装方法

「クリア塗装でデザインを変えたくなかったけど出来ない3つの外壁に該当してしまう」という方に、おすすめの方法があります。

クリア塗装出来ない外壁におすすめの3つの塗装方法
  • 多彩模様(高級感があり輝く風合いを演出できる)
  • ツートン(おしゃれでデザイン性が高い)
  • ダブルトーン(外壁の凹凸を活かしたおしゃれな塗装)

 

クリア塗装が不可能でもおしゃれな外壁塗装が可能です。

塗装方法 仕上がり
多彩模様 多彩模様の外壁
ツートン ツートンの外壁
ダブルトーン ダブルトーンの外壁

色の組合わせや塗装方法で、いくつものパターンを作り出すことが可能です。

塗装のお悩みやご希望があれば、何なりとご相談ください。

▼塗装方法に関する詳しい内容はこちら▼

外壁塗装の色が単色はイヤ!という場合は多彩模様がオススメ!

ツートンの外壁塗装事例20選と絶対に失敗しないポイント5つご紹介

外壁塗装のダブルトーンとは?違いを理解しお家をおしゃれに!

弊社で施工したクリア塗装の施工事例をご紹介

南大阪ペイントセンターでは、クリア塗装の施工実績が多数ございます。

弊社で施工したクリア塗装の施工事例をご紹介いたします。

日本ペイント「UVプロテクト4Fクリヤー」で塗装した事例

UVプロテクト4Fクリヤーで塗装した事例(ビフォーアフター)

詳しい内容はこちら>

施工地 富田林市 築年数 11年
価格 94万円 工事期間 15日間
塗料名 日本ペイント UVプロテクト4Fクリヤー 塗料種別 シリコンクリアー
面積 187㎡ カラー クリア

こちらの住宅は、日本ペイントの「UVプロテクト4Fクリヤー」でお家全体を塗装しています。

外壁のデザインが気に入っているので、クリア塗装をご希望でした。

タイル調サイディングの外壁

高級感のある外壁なので単色で塗装してしまうと、現在の雰囲気は失われてしまいます。

築11年でしたが外壁にひび割れなどの痛みがなく、チョーキング現象もほとんど発生していませんでした。クリア塗装が可能な条件を満たしている為、クリア塗装で施工しご満足いただけました。

関西ペイント「RSプレシャスクリヤーフルグロス」で塗装した事例

RSプレシャスクリヤーフルグロスで塗装した事例(ビフォーアフター)

詳しい内容はこちら>

施工地 松原市 築年数 20年
価格 132万円 工事期間 15日間
塗料名 単色:関西ペイント RSゴールドSI水性2液超低汚染シリコン
クリア:RSプレシャスクリヤー
塗料種別 超低汚染型シリコン
面積 215㎡ カラー 単色:RS-110(5分艶)
クリア:クリア(艶有)

こちらの住宅は、単色とレンガ調の2種類のデザインのサイディングボードが使用された外壁です。レンガ調のサイディングは模様を活かせるよう、クリア塗装をご希望されました。

コーキングが劣化し、雨水や湿気が侵入してサイディングボードが浮いた状態でした。ビスでボードを固定してからコーキングの打ち替えを行いました。

サイディングボードの浮き

レンガ調のサイディングボードにはひび割れなどの症状はなく、クリア塗装は可能です。

クリア塗装の他にも多彩模様・ダブルトーンで施工するプランもご紹介させていただき、塗料別にお見積書を作成いたしました。お悩み頂いた結果、レンガ調のサイディングボードはデザインを残すクリア塗装での施工となりました。

まとめ

クリア塗装は現状のデザインをそのまま残すことができる、無色透明の塗装です。お気に入りの外壁のデザインを変えたくない方には、ぴったりの塗装方法と言えるでしょう。

クリア塗装で気を付けたい注意点をご理解いただくと、満足のいく仕上がりが可能になります。

しかし、クリア塗装が出来ない外壁が3つございます。

クリア塗装できない3つの外壁
  • チョーキング現象がある外壁
  • ひび割れがある外壁
  • 特殊コーティングした外壁

クリア塗装が出来ない場合でも、外壁のデザインを引き立てるデザイン性のある塗装方法はございます。

外壁のデザインについてお悩みの方は、お気軽に南大阪ペイントセンターまでお問い合わせください。お客様のお住まいにとって最良の塗装方法を、ご提案させていただきます。

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