本日は、着工前の自宅の車はそのままでいいのか?それとも別の場所に置いた方がいいのかについてお話をさせていただきます。
【結論】外壁塗装で駐車場の車はできる限り移動する
車の移動はなぜ必要なのか?
外壁塗装をする際には足場を組みますので、足場の搬入や足場の設置場所に困るからです。敷地が広い駐車場に余裕のある家以外は、車を移動させる必要があります。
どこに移動すればいいのか?
車を移動する場所は、前面道路が広い場合は路上駐車でもいいと思います。工事を行っている日中に車を移動し、作業が終わると駐車場に戻します。
駐車場に足場が設置されていて車を駐車できない場合は全面道路に路駐し続けるか、近隣の駐車場を借りるしかありません。
近隣駐車場は、大家さんに連絡をとり「外壁塗装をするので駐車場を安くで借りれる場所を近くで探しています。日割りで貸してほしい。」と伝えましょう。保証金なしで日割りで貸してくれる場合が多いです。駐車場によっては1ヶ月分ごとの契約になる場合もあります。
駐車場が広い場合は移動なしでもOK
移動が必要でない場合は、足場設置の邪魔にならない場合です。足場は塗装する建物の外壁から1mの範囲です。その場所に車を置いてない場合は問題ありません。ただ、あまりに足場に近いと車に傷をつけてしまうこともありますので、やはり移動させた方がいいでしょう。
また、足場の作業は鉄の足場を運びますので、職人の通り道になりそうな場所の車も移動をして置いた方がいいと思います。
足場設置スペースと搬入スペースがあればそのままでも問題ありません。
駐車場はどのくらい使えないか?
外壁塗装の工事期間は、10日から2週間くらいですが、天候が悪い日が続くとそれ以上もかかります。また、屋根工事なども加わるとさらにお時間をいただくことになります。
月極の駐車場をお借りする場合、1ヶ月単位の契約か日割りで計算する場合があります。余裕を持って借りておきたいところです。
塗装のみの工事期間は、2週間ほどです。
車を移動しない場合は養生シート、高級車はやはり移動
外壁塗装の塗料が飛散する場合があるので、念の為、業者さんに養生シートをかけてくださいとお願いしましょう。新車や高級車の場合、養生シートでボディに傷がつく場合もありますので、その場合は車を移動しましょう。
業者さんの車については駐車位置を聞いておきたい
職人さんの車は、前面道路に余裕がある場合は路上に駐車してもらえばいいのですが、近隣さまの迷惑にならない場所に置いておきたいので、駐車位置は事前の打ち合わせが望ましいです。
車に傷やペンキがついてしまった場合。事前に証拠写真も。
強風時は車に養生シートをかけている場合でもめくれ上がり塗料がつく場合があります。吹き付け塗装、ローラー塗装でも強風時はかなりの距離を塗料が飛散します。
業者さんはこのような事故のために工事保険に入っていることがほとんどなので遠慮なく伝えましょう。
念の為、事前の防衛策として工事前に車などの写真を撮影しておくのもいいのかもしれません。
車以外も家の周りにある大切なものは移動が望ましい
塗装をする家の周りは何もないほうが、作業の邪魔にならないので塗装がしやすく場所によっては塗装の仕上がりに差が出ることもあります。また大切なものなので壊れたりしてはいけませんのでのけておく方が望ましいです。
室外機は移動しにくいのでそのままで問題ありません。壁際ギリギリに設置してありますが、塗装の際は室外機を移動させて塗装を行うのが一般的です。
また物置は移動できそうなら事前に邪魔にならない場所に移動させるといいと思いますが、重量があり大変な作業となりますので、中の物を出すだけでも大変喜ばれると思います。
今回は工事前の準備として、車の移動や物の移動などについてお話させていただきました。この記事に関することや疑問、質問はお気軽にご連絡ください!