ご依頼のきっかけ
築26年が過ぎ劣化も気になりだしたので建設業者にメンテナンスの相談をされたところ、屋上からの雨漏りの可能性があり屋上と外壁の工事が必要であると言われたそうです。
ですがあまりにも見積もり費用が高く、優先順位の高い方から・かつ出来る限りお値段を抑えてメンテナンスをされたいとのことで今回弊社にご相談を頂きました。
こちらのマンション(ヘーベルメゾン)のオーナー様はなんと!海外在住です。海外からインターネットを通じて弊社を見つけられたそうです。
当社施工エリアに物件をお持ちの施工エリア外(県外・海外)のオーナー様からのご依頼も喜んでお受け致します!
今回はお値段を抑えるためにも、より雨漏りの可能性が高い屋上の防水工事のみ施工されることになりました。マンションの防水工事をご検討中の方はぜひご一読ください。
東大阪市にてマンション(ヘーベルメゾン)の防水工事のご相談
こちらが今回屋上の防水工事のご相談をされた東大阪市のマンション(ヘーベルメゾン)です。さっそく点検していきたいと思います。
場所 | 東大阪市 |
築年数 | 約26年 |
屋上 | 塩ビシート |
面積 | 141㎡ |
屋上に防水工事が必要であると判断した理由3つ
点検した結果、屋上に防水工事が必要であると判断した劣化症状が3点ございました。1つずつ見ていきましょう。
劣化1.塩ビシートの穴あき
こちらのマンションの屋上は塩ビシートが一面貼り付けられています。この塩ビシートを一面貼り付けることで雨が屋上に染みこむことを防いでいます。
ですがこの塩ビシートは、日々紫外線や風雨にさらされていますので、約15~20年でその耐久性が弱まり、20年ごとのメンテナンスが必要です。
こちらの東大阪市のマンションは築26年、そろそろ塩ビシートの経年劣化が見受けられてもおかしくはありません。
状態を確認してみるといくつかの箇所でシートに穴あきが見つかりました。穴あきの原因としては日々の乾燥による収縮や塩ビシート内部に水分が侵入したことによって起こる場合があります。
この穴あきを放置してしまうと、ますます水分が侵入し、シートの剥がれや膨らみがより激しくなるおそれがございます。
したがって、早急に対処する必要がございます。
劣化2.溶接個所の剥がれ
また、溶接個所(シートを接着している箇所)の剥がれも見受けられました。
剥がれも穴あき同様、内部に水分が入り込み気化することで生じます。この状態を放置していると必ず雨漏りが起こることから、速やかに防水工事をされることをおすすめしております。
特に勾配の少ない屋上では雨漏りが起こりやすく深刻化しやすいため迅速な判断が必要になります。
劣化3.改修ドレンの劣化
屋上には改修用ドレンという排水溝のようなものが必ず設置されています。このドレンの劣化も雨漏りに直結しやすいため注意が必要です。
気温の変化や乾燥による収縮、地震などの揺れ、冬の凍結などによって接続部の歪みや亀裂が生じやすくなります。こちらの東大阪市の改修ドレンも小さな亀裂が数か所見受けられました。
ドレンから雨樋へ排水する過程で雨漏りが起きてしまい、外壁内部を伝って思いもよらない場所から雨漏りするという事例もありますので注意が必要です。
点検後、東大阪市のマンションにご提案した内容
以上の点検をふまえた結果、シート内部に水分が侵入し雨漏りがいつ起きてもおかしくない状況であると判断したため、塩ビシートでの絶縁工法をご提案させて頂きました。また、改修用ドレンの劣化も進行していたため新しい物への交換もご提案しました。
絶縁工法(機械固定法)
屋上下地の状態があまりよくない時に施工される施工方法です。絶縁工法とは新しい防水層(今回使用するのは塩ビシート)を下地に密着させず下地と塩ビシートの間に通気層をつくり下地の中に溜まった水分を外に出してあげる工法です。
下地内部に水分がたまっている状態に施工されます。
その他の防水工事の方法として密着工法という方法もあります。
密着工法
下地に直接防水層を貼り付ける密着させる工法。
東大阪市のマンションの防水工事のお見積り費用は152円
見積もり内訳(東大阪市) | |
ケレン・清掃 | 約6万円 |
塩ビシート防水 (絶縁工法) |
約103万円 |
改修用ドレン取り付け | 約7万円 |
その他処理 | 約36万円 |
総額 約152万円 |
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