堺市にて雨漏り点検で雨漏りの原因がわかりお喜び頂けた事例のご紹介

こんにちは！南大阪ペイントセンターキタヤマです

▼ご依頼のきっかけ
外壁のひび割れや雨漏りにお困りのところ弊社にご連絡をいただきました。見積もり価格を知り雨漏りの原因も追究してほしいとのことでした。ご連絡をいただきすぐにお宅にお伺いしたところ、勝手口のコーキングの隙間からの雨漏りであると判断しました。

雨漏り原因の特定は素人の方では難しくヘタに応急処置をすると雨水の流れがかわり余計に雨漏りが進行してしまうこともあります。

お住まいで雨漏りが起こってしまったら速やかに業者に雨漏り点検を依頼し原因を突き止めることが大切です。

こちらの記事では
・堺市で実施した雨漏り点検の内容
・雨漏りの原因
・堺市のお客様にご提案した内容や費用
・雨漏り点検後の堺市のお客様の声
などについてお話していきたいと思います。

松原市にて台風後の外壁点検のご依頼

こちらが今回雨漏り点検をされた堺市のお宅です。さっそく雨漏りの原因を突き止めていきましょう。

雨漏りの原因を探していたところ室内の雨漏り箇所的にも勝手口まわりのコーキングの劣化が原因であると判断しました。

勝手口をはじめとしたサッシなどのまわりは隙間ができないようにコーキングが打設されています。

このコーキングは新築時ではゴムのような柔らかい弾力のある素材でできていますが、紫外線や雨風の影響で築7～10年程度で徐々に硬く硬化していきます。

硬く硬化したコーキングはひび割れなどの劣化を起こしやすく新し充填させる必要があります。

※ベランダに放置した洗濯ばさみが硬くぱりぱりになったことはありませんか？それと同じです！

今回のお宅でもコーキングの劣化が進行しひび割れや隙間開きが見受けられました。この隙間から雨水が侵入したようなので改めてコーキングを新しく充填し隙間を埋めることをご提案させて頂きました。

※本来ならば古いコーキング材を撤去してから新しいコーキング材に打ち替える必要があります。
しかしサッシまわりの場合、古いコーキング材を撤去するときに外壁を傷つけるリスクが高いため撤去せずに上から新しいコーキング材を充填させる増し打ち工法をご提案。

今回の堺市のお宅の雨漏り原因は勝手口まわりのコーキング劣化からでしたが、他にも雨漏りの原因になり得る劣化症状が見受けられました。

外壁にひび割れ（クラック）も多数見受けられました。多数ひび割れがあったためお客様ご自身でコーキング補修をされたそうです。（DIY）

今回の堺市の外壁材はモルタルです。モルタルは外気の温度差の影響によって乾燥と収縮を繰り返し、他の外壁材よりもひび割れが起こりやすい素材です。これは施工不良ではなく経年劣化の一種ですので避けては通れません。

モルタルのひび割れは隙間が広ければ広いほど雨水が侵入しやすく、主に0.3mm以上のひび割れでは雨漏りの原因になり得るリスクが高いとされています。

DIYではひび割れの奥までしっかりと隙間を埋める事が難しいため、やはり業者によるひび割れ補修をされたほうが将来的にも安心だといえるでしょう。

弊社ではひび割れをサンダーでV字にカットしコーキング材を奥まで充填させることのできるVカット工法を実施しております。

また外壁の汚れ、特にカビが気になりました。お写真黒く見える箇所は全てカビです。

外壁は塗装をすることで防水性が機能され雨や湿気を弾いています。しかし築10年程度でこの塗装は徐々に剥がれ落ち外壁を雨などから守る力がなくなります。

外壁を守る力が無くなった外壁は常に水分や湿気を含んだ状態でじめじめとした環境になります。そうなればカビやコケなどの胞子が繁殖しこちらのお宅のようにびっしりとカビが生えてしまいます。

外壁に生えたカビは見た目の悪さだけではなくひび割れや外壁の割れなどの原因になりますので再度外壁塗装で防水性を向上させてあげる必要があります。

以上の雨漏り点検を踏まえてこちらのご提案を堺市のお客様にご提案させて頂きました。

また、付帯部（雨樋や軒天など）の色褪せもありましたので外壁塗装と同時に付帯塗装をされることをおすすめさせて頂きました。

こちらの費用は使用材料や使用塗料によっても変動致しますのでご了承ください。

▼使用塗料別の参考費用