泉大津市で外壁のコーキングが劣化した築23年の戸建て住宅

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泉大津市で築23年の戸建て住宅の外壁点検に伺った内容を掲載しています。
「外壁のコーキングがボロボロになり、壁に触ると手に白い粉が付く」と外壁の劣化にご不安を抱かれていました。

マナベ

こんにちは！
南大阪ペイントセンターのマナベと申します。

当ブログでは泉大津市でコーキングの劣化にお困りの戸建て住宅に外壁点検を実施し、お見積りをご提示した内容をご紹介しています。

1.外壁とコーキングの劣化がご相談のきっかけ
2.外壁全体の点検と調査
3.外壁塗装のご提案内容と見積り金額
4.外壁のコーキングの劣化でご相談いただいたその他の事例

外壁とコーキングの劣化がご相談のきっかけ

約10年前に一度だけ塗装工事をされています。

窯業系サイディングの外壁が使用された3階建ての戸建て住宅。
サイディングボードの継ぎ目には隙間を埋めるようにコーキングが施工されていますが、かなりの痛みにご不安を抱かれていました。

コーキングは素材にもよりますが約10年が寿命です。
前回10年前に外壁塗装をされたので、寿命を迎えたコーキングは交換の時期が来ていました。

まず特筆すべき点としてはコーキングの劣化です。

お客様も一番このコーキングの痛みを気にされておりました。

サイディングボードの継ぎ目に縦に施工されたコーキング。

紫外線の影響で徐々にコーキングが硬化し、亀裂やひび割れへと繋がります。

地上から見える範囲だけでも、コーキングが施工されているほとんどの目地に不具合があり隙間が空いている現状です。

▼サイディングとコーキングについて詳しく知りたい方はこちら▼

コーキングが痛むと外壁であるサイディングボード自体のひび割れへと繋がります。

コーキングの隙間から雨水が侵入して、サイディングボードに水が廻り柔らかくなって割れてしまうのです。

庇（ひさし）の上の外壁が一部変色しているのが分かりますか？

この変色の原因も傷んだコーキングの隙間です。
コーキングの隙間から雨水が入り込み、ボードの一部に水が廻って変色している状態です。

水が廻っていると一目で分かる現状ですが、外壁からの雨漏り被害はありません。
その理由はサイディングボードの下には二次防水の役割がある防水シートが設置されているからです。

コーキングの劣化は雨漏り被害に直結するわけではありませんが、ボード全体を傷めてしまいます。

外壁のチョーキングが進行しています。

これは外壁塗膜の劣化を確認する一番手軽な方法で、外壁に触れると劣化した塗膜の粉が付着します。

粉の正体は紫外線によって樹脂と分解された顔料で、劣化した顔料の粉のみが外壁表面に出てきます。
指の跡が付着するくらいチョーキングが進行しているので、塗膜の防水性はほぼなくなっている状態です。

外壁であるサイディングボードの防水性は塗装によって維持されるので、このままでは外壁に雨水が染み込んでしまう危険性があるのです。

対策としては、新しいコーキングに打ち替えてから塗装をすることで15年程（塗料によります）は塗装せずに過ごすことができます。

ベランダにはFRP防水が施工されています。

防水効果がなくなると、ベランダ床から雨水が染み込み階下への雨漏り原因となります。

そこでベランダ床へFRP防水専用のトップコートを塗布して防水効果を維持させるご提案をいたしました。

屋根もドローンで点検をします。

屋根にはスレート瓦が使用されており、外壁と同様に防水効果は塗装依存なので屋根塗装は必須です。

スレート瓦の隙間に雨水が染みた跡があります。
点検の結果、雨漏り被害はありませんでした。
しかし長期間雨水を染み込んだスレート瓦は脆くなっています。

スレート瓦の耐久性・防水性を復活させるためにも、屋根塗装をご提案いたしました。

※使用する塗料のグレードによって1㎡あたりの単価が異なるので、お見積り金額も塗料によって変動します。
お客様へは以下5プランのお見積書をご提示しています。