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羽曳野市でハウスメーカー施工の一軒家に、外壁塗装の点検とお見積りを実施した内容を掲載。
2021年11月に初めてご相談をいただき、実際に外壁塗装をしたのは約1年後の2022年の秋です。
約1年の間、じっくりと工事をご検討されたお客様。悩まれていた一番の要因は「ハウスメーカーへ依頼するか」というお悩みでした。
その経過「実際の事例をこの目で見たい」というご要望もあり、弊社で塗装したハウスメーカーの住宅へ同行していただきました。
実際の施工後のハウスメーカーの建物をご覧になり、仕上がりなどに十分ご納得をいただきご成約となりました。
南大阪ペイントセンターのマナベと申します。
住宅メーカーで行うか、南大阪ペイントで行うか正直悩みましたが、施行前に入念な事前打ち合わせで、不安は解消されこちらで施行することに決めました。
約1年もの間お悩みいただき、この度弊社にご縁をいただくことになりました。
建てたハウスメーカーか塗装専門店に依頼されるか、皆さま非常にお悩みになられる点だと思います。
当ブログでは外壁の点検の様子やお見積り内容、実際に施工したハウスメーカーの建物を訪問した様子もご紹介していきたいと思います。
外壁塗装をご検討のハウスメーカー施工の一軒家
羽曳野市のハウスメーカー施工の一軒家
メーカー | 旭化成ヘーベルハウス |
築年数 | 18年 |
きっかけ | 築年数から塗装時期とご検討 |
外壁 | ALC |
屋根 | 陶器瓦(鶴弥のTRY-F2) |
お客様のご意向は多彩模様での塗装一択
現状の外壁が多彩模様のため、外壁塗装も同様に多彩模様を強くご希望されていました。
築20年以内のヘーベルハウスは新築時の塗装が多彩模様であるケースがほとんどです。
新築時の外壁が多彩模様の場合、塗装も多彩模様でお選びいただくお客様が多いです。
ヘーベルハウスの塗装で多彩模様が圧倒的に多い理由は、もし通常の単色で塗装をすると多彩模様が塗料で隠れてしまうからです。
こちらのお客様も同様に、単色での塗装ではなく多彩模様一択でお考えでした。
営業担当より一言
多彩模様はそれだけ高級感のある仕上がりで、私も自分の家を塗装するときは多彩模様にしたいです
外壁全体の調査
ALCの外壁材
築18年経過しており、これまで一度も塗り替えをされていないヘーベルハウスの住宅です。
外壁にはALCが使用されています。
ALCの防水性は塗装によって維持されているので、築年数的にも塗装による防水性がなくなっている状態です。
新築時に使用する塗料にもよりますが、通常約10年ほどの寿命です。
仮に耐久性の高いフッ素塗料を使用していたとしても15年ほどの塗膜の寿命ですので、築18年となると塗装が必要な時期に来ているのは間違えないでしょう。
コーキングの劣化
サッシの周りにはコーキングが施工されており、その上から多彩模様での塗装が施されています。
サッシとコーキングの間に少し隙間が空いているのが分かりますか?
隙間の原因はコーキングや塗膜の経年劣化にあります。
こちらは塗装工事中の玄関ドアの様子です。
ドア周りにコーキングを施工し、その上から塗装工事をするので白色のコーキングが隠れます。
コーキングは打ち立て当初はゴムのような弾力性を持ち、欠けてしまうことはありません。
ですが、築年数が経過するとともに柔軟性が失われ硬化していきます。
身近なもので例えると古くなった輪ゴムは硬くなってブチッと千切れてしまいますよね。
実はコーキングにも輪ゴムと同様の現象が起き、現状のような欠けに繋がっています。
このまま放置しては隙間から湿気が侵入して、ALCボード全体を傷めてしまいます。
横殴りの強い雨の場合、窓枠付近の隙間から雨水が入り込み雨漏りの原因にもなってしまいます。
ですので、サッシ周辺に新しいコーキングを施工して隙間を埋めてあげましょう。
コーキングはサッシ周りだけでなく、ALCボードの継ぎ目にも存在します。
外壁がALCの場合は目地のコーキング工事が非常に重要です。
ALCの下に防水シートが施工されていないので、目地のコーキングが劣化すると隙間から雨水が入り込み雨漏りの原因に直結しやすいです。
塗料のグレードを重視されるよりも、コーキングをしっかりメンテナンスするかが建物の寿命を延ばす秘訣でもあります。
塗装が必要な箇所を調査
外階段の裏は鉄骨なので、塗装をしてサビを防止することが可能です。
ハウスメーカー施工住宅の場合、付帯部の塗装の割合が多めです。
付帯部とは雨樋や雨戸、シャッターBOXなどの外壁以外の部位を総称して呼びます。
ハウスメーカーで見積りをとられる際、ほとんどのケースで玄関ドアのフィルム貼りのご提案があります。
メンテナンスというよりは美観を良くすることが目的です。
もちろん玄関ドアのフィルム貼りは弊社でも可能ですし実例もあります。
▼玄関ドアのシート貼りをした事例▼
堺市西区で玄関ドアのリフォームシート貼り(積水ハウス施工住宅)
屋根は陶器瓦が使用されています。
調べると鶴弥のTRY-F2という瓦で、塗装によるメンテナンスは必要ありません。
ですが、金属である屋根の板金には塗装が必要です。
こちらの屋根の場合は谷板金が使用されており、屋根の傾斜から流れた雨水を雨樋へ受け流す役割があります。
谷部分は劣化すると雨漏り被害になりやすく、谷板金は雨漏りを防止する重要なポジションです。
肝心の谷板金のメンテナンスとしては塗装一択です。
金属である谷板金はサビてしまうと欠けや割れにつながるので、表面を塗装で保護することで板金自体が補強されるのです。
外壁塗装後のハウスメーカーの建物を訪問
「ヘーベルハウスの住宅に塗装をした実例を見たい」というご要望もあり、5年以上前に弊社で塗装をしたT様宅へ同行して訪問いたしました。
もちろん事前にT様へはご了承をいただいています。
T様は2017年2月に施工をされています。
「5年以上は経過している今でも施工には満足している」とT様に仰っていただけ、そのお言葉や実際の塗装後の建物をご覧になりご成約をいただきました。
▼塗装後の建物を拝見したT様宅の施工内容▼
外壁塗装 | |
松原市
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Before 施工前 |
After 施工後 |
松原市 旭化成ヘーベルハウスの塗り替えは多彩模様で高級感を演出
価格 | 134万円 | 工事期間 | 15日間 |
塗料名 | 関西ペイント 水性ゾラコートEX | 塗料種別 | 低汚染シリコン |
面積 | 184m2 | 築年数 | 18年 |
工事期間 | 15日間 | 面積 | 184m2 |
塗料名 | 関西ペイント 水性ゾラコートEX | 塗料種別 | 低汚染シリコン |
築年数 | 18年 |
外壁塗装のご提案内容と見積り金額
お見積り内容
部位 | ご提案 | 理由 |
外壁(ALC) | 外壁塗装 | 塗膜の防水性の低下 |
目地・サッシ周り | コーキング増し打ち | コーキングの劣化 |
付帯部(雨樋・軒天・玄関枠・階段裏・シャッターBOX) | 塗装工事 | 美観の向上・保護のため |
屋根の谷板金 | 塗装工事 | サビ防止と保護のため |
玄関扉 | 両面のフィルム貼り | 美観維持のため |
お見積り金額
お客様のご意向としては多彩模様での塗装一択でお考えです。
そのため、お見積りも多彩模様をしたパターンを塗料のグレード別にご提示しています。
塗料別見積もり案 | 見積もり金額(税抜き) |
フッ素吹付け多彩模様塗料 | ¥1,850,100 |
シリコン吹付け多彩模様塗料 | ¥1,662,500 |
※付帯部の塗装を弱溶剤シリコンで塗装をした場合のお見積り金額です。 付帯部の塗装をフッ素塗料にグレードアップされる場合は、塗料1色につきプラス50,000円(税抜)です。
Q.いろんな業者さんがある中で、何が決め手となって私たちにご依頼くださいましたか?
A.住宅メーカーで行うか、南大阪ペイントで行うか正直悩みましたが、施行前に入念な事前打ち合わせで、不安は解消されこちらで施行することに決めました。
約1年もの間お悩みになられ、この度ご縁をいただくことになりました。
ご成約、誠にありがとうございます!
塗装工事後の様子は近日中に施工事例ページに掲載予定ですので、今しばらくお待ちください。
▼施工事例UPしました(2022/12/26更新)▼
「ハウスメーカーにするか、塗装業者にするか」お悩みの方は、お気軽にご相談ください。
10年後の建物の状態までを考えた、お客様と住宅にとってのベストなご提案をお約束します。