こんにちは!
南大阪ペイントセンターキタヤマです
大阪市東住吉区のお宅から雨漏りしているので点検してほしいとご依頼を頂きすぐにお伺いしました。
▼点検に伺った結果
板金(ばんきん)のコーキングが劣化しておりそこからの雨漏りが原因であると判断しました。その他にも外壁や屋根の防水性は低くメンテナンスが必要な状態でした。
▼こちらの記事でわかること
・大阪市東住吉区での外壁や屋根の点検内容
・雨漏りの原因
・点検後ご提案した内容
・見積もり費用
・点検後のお客様の感想
・その他大阪市東住吉区の施工事例 など
▼同現場の外壁塗装の様子はこちら
大阪市東住吉区のお宅から雨漏り点検のご依頼
場所 | 大阪市東住吉区 |
築年数 | 約30年 |
外壁材 | 窯業系サイディング |
面積 | 290㎡ |
屋根材 | 折板屋根 |
面積 | 70㎡ |
こちらが今回ご依頼をされました大阪市東住吉区のお宅です。
室内に雨漏りが確認されます。一部色が変色してしまっていますね(;O;)一体何が原因なのか見ていきましょう!
大阪市東住吉区の外壁を点検した結果
まずは外壁の点検結果を見ていきましょう!
外壁のひび割れ
外壁にひび割れ(クラック)が多数見つかりました。
幅の狭いヘアークラック(お写真左)では早急に雨漏りが起こるといったわけではありませんのでそれほど心配はいりません。しかしそのまま放置をしているとどんどん劣化は進行しますので適切なタイミングでの処理は必要になってきます。
ヘアークラックなどの幅0.3mm以下のひび割れでは外壁塗装で補修することが可能ですよ😊
しかし0.3mm以上の幅の広い構造クラック(お写真右)では隙間から雨水が侵入し雨漏りを引き起こす可能性がありますので出来る限り早めの処置が必要になってきます。
弊社での補修方法はVカット補修という方法をおすすめしております。
※Vカット補修…ひび割れをV字にカットし奥までコーキング材を充填させる方法
コーキングの劣化
続いてはコーキング(目地)の劣化です。
今回の大阪市東住吉区の外壁は窯業系サイディングです。サイディングとサイディングの隙間を埋めるためにコーキングが打設されており目地のような役割を担っています。
このコーキングは築7年程度で徐々に劣化していきます。これは施工不良などではなく紫外線や雨などの影響で起こりますので残念ながら避けては通れません(;O;)
こちらの大阪市東住吉区のコーキングはかなり劣化が進行している状態でした。(ひび割れ・剥離・剥がれなど)
今回はこちらのコーキング劣化が原因で雨漏りを引き起こしたわけではありませんでしたが、ここからの雨漏りもいつ起きてもおかしくない状態でした。
外壁の防水性の低下
その他にも外壁の防水性がほとんどないことがわかりました。
こちらの赤丸をご覧ください。手に白い粉が付着している事がわかります。これは汚れでも埃でもありません。劣化して外壁表面に粉状となって現れた古い塗膜なんです!これをチョーキング現象と呼びます。
外壁にチョーキング現象が現れましたら外壁に防水性がないことがわかります。外壁には元々防水性は備わっておらず塗装をすることで防水性を担っています。
その塗装が剥がれ白い粉となって手のひらに付着してるということは塗装が剥がれた状態、つまり外壁を守る力がなくなり無防備な状態であることがわかります。再度外壁塗装をしてあげる必要があります!
▼関連記事
チョーキング現象が起こっているかで壁の劣化状態を調べれるの?
大阪市東住吉区の屋根を点検した結果
続いては屋根の状態を点検していきますよ😊!
板金の劣化(今回の雨漏りの原因)
結論から申し上げますと今回の雨漏りの原因はこちらの赤枠で囲んだ部分庇板金からが原因でした。
特にこちらの赤枠で囲んだコーキング部分からの雨水侵入が原因でした。
ちょうどこの部分の下が室内雨漏りが起こっている箇所です。このまま放置をしていると雨漏り被害はどんどん広がりやがては腐食の原因になることでしょう(;O;)
屋根の防水性の低下
ドローンを使って屋根を上空から点検しました。ドローンの使用は無料です♪お客様からも大変ご好評いただき人気のあるサービスです😊ぜひご活用ください!
▼参考記事
外壁や屋根塗装のドローン点検!お客様にとってのメリットとは?
屋根を拡大してみてみると…サビなどの汚れが多く見受けられました。これは先程の外壁同様、塗装が剥がれ防水機能が低下している証拠ですので再度塗装を行い防水性を向上させてあげる必要があります。
さらにサビは穴あきの原因にもなりますので要注意です(;O;)
また、折板屋根は所々ボルトで固定しています。このボルトにも寿命がありサビや固定が緩くなったボルトは交換が必要です。しかし今回の大阪市東住吉区のお宅ではそれほど劣化していませんでした。
雨漏り点検後 大阪市東住吉区のお客様にご提案した内容
雨漏り点検後のご提案内容 | |
外壁の劣化 (チョーキング現象等防水性の低下) |
外壁塗装 |
コーキング劣化 | コーキング打ち替え (一部打ち増し) |
外壁のひび割れ | Vカット補修 |
屋根の劣化 (サビなど防水性の低下) |
屋根塗装 |
庇板金の劣化 (雨漏りの原因) |
カバー工法 (コーキングは打ち替え) |
外壁の劣化には外壁塗装をご提案
外壁の劣化(主に防水性の低下)には外壁塗装をご提案。複数パターンの塗料でご提案しました。
お客様ご自身コスパに優れた塗料をご要望でしたので関西ペイントのアレスダイナミックTOPでの外壁塗装を主におすすめしました。
コーキング劣化には打ち替え工事をご提案
コーキングの劣化が激しかったため一度既存コーキングを撤去し新しいコーキング材を充填させるコーキング打ち替え工事をご提案しました。
サッシ周りなど撤去が難しい箇所には打ち増し工事をご提案。
外壁のひび割れにはVカット補修をご提案
ひび割れにはVカット補修をご提案。しっかりと隙間を埋め雨水の侵入を防ぎます!
屋根の劣化には遮熱塗料での屋根塗装をご提案
屋根の劣化には遮熱塗料での屋根塗装をご提案。折版屋根は熱がこもりやすく暑くなる特徴があることから遮熱塗料で屋根塗装をされる方も多く弊社でも遮熱塗料での屋根塗装をおすすめしております。
▼参考記事
屋根の遮熱塗料って塗ると一体どんな効果があるのか詳しく教えて
庇板金の劣化にはカバー工法とコーキング打ち替えをご提案
庇板金にはカバー工法をご提案。カバー工法とは既存の屋根材の上から新しい屋根材を被せる工法のことです。
またコーキングも新しく打ち替え雨漏りを確実に止めることをご提案しました。
大阪市東住吉区のお見積り費用は約147万円
外壁工事のお見積り価格 | |
共通工事費 (足場仮設や洗浄等) |
約39万円 |
外壁塗装 (雨戸など付帯塗装も含む) |
約61万円 |
コーキング打ち替え工事 | 約11万円 |
Vカット補修 | 約7万円 |
屋根塗装 (遮熱塗料を使用) |
約12万円 |
庇板金カバー工法 | 約17万円 |
総額 約147万円 |
※実際には屋上防水工事も実施されましたがこちらには含みません。アレスダイナミックTOP、遮熱塗料アレスクール2液SIでの計算。
雨漏り点検を終えた大阪市東住吉区のお客様の声
ネットで長時間調べて3社に絞って点検を依頼しましたが、森さんの人柄が一番信頼できると感じました。
見積書も色々選べるようによく考えてくださっていました。ドローンを使って、屋根の上も点検してくださったのはここだけでした。
その他の大阪市東住吉区の施工事例
その他にも大阪市東住吉区の施工事例が多数ございます。雨漏りにお困りの方や点検をご検討中の方にはお力になれる内容かと思いますのでぜひご一読ください😊
最後までお読み頂きありがとうございました。