平野区にて台風21号の被害に遭われた屋上防水とベランダ防水を実施

平野区にて屋上防水とベランダ防水を実施【台風21号の被害に遭われたお住まい】

平野区お住まいのお客様からのご依頼で、塩ビシート防水による屋上防水とベランダ防水を施工させて頂きました。

甚大な被害をもたらした2018年の台風21号。
平野区のこちらのお宅は陸屋根の屋上に被害が集中しました。

無事に倒壊を免れた手摺もありますが、ほとんどの手摺が倒壊するという大惨事。
手摺が落下して被害が拡大しないように、お客様ご自身で手摺をロープで固定して頂いてました。
再び台風21号のような大型台風が来ないとも限らないので、お客様より屋上防水に伴い手摺を撤去して欲しいとのご要望がありました。

台風被害の屋上

前回の屋上防水とベランダ防水はどのような内容?

実はこちらのお宅、10年程前にウレタン防水を施工されたことがあるようです。
ウレタン防水とは防水塗装をする箇所の下地処理をしてからウレタン樹脂を塗り、トップコートで仕上げるという防水工事です。
ウレタン防水についての詳しい説明はこちらをご参照下さい。➡【工事コラム】防水工事の種類と耐久性の違いについて① ウレタン防水

ウレタン防水の浮き
10年程前に陸屋根にウレタン防水をしてからも、何度かメンテナンスされているようです。塗装の色が一部異なるのも、メンテナンスを重ねた結果です。
しかしお客様によると、ウレタン防水をしてから間もなくすぐに捲れや浮きが気になってきたようです。
写真のように、湿気による押し上げの影響でプックリと膨れてしまってますね。


こちらは筒のような形状は脱気筒と呼ばれるものです
以前に行ったウレタン防水の際に取付けたもので、本来はこの脱気筒のおかげで熱による湿気を逃し防水層の膨らみを抑えます。
しかし脱気筒を取り付けているにも関わらず、前項のように浮きが目立ちますね。

ベランダの脱気筒
ベランダにもウレタン防水が施されており、屋上と同じく脱気筒が取り付けています。
しかしここも屋上と同様に塗装の剥がれや劣化が目立ちます。

屋上防水とベランダ防水には塩ビシート防水を実施

そこで今回はウレタン防水よりも耐久性が高い、塩ビシート防水密着工法で施工します。

耐久性もウレタン防水は約5~7年ですが、塩ビシート防水は15~20年です。
塩ビシート防水のメリットとしては定期的なメンテナンスが不要で、20年後再度シートを貼ることが可能です。湿気による防水層の押し上げにも強いのも魅力的ですね。
塩ビシート防水のデメリットとしてはウレタン防水よりも施工コストがかかる点。更には塗装と違いシートを貼り合わせる為、シート間に継ぎ目が生じます。

以上の点から、当社では塩ビシート防水が一番オススメと考えております。
塩ビシート防水の詳細な施工の流れはこちらをご覧下さい→防水工事の種類と耐久性の違いについて③ 塩ビシート防水

塩ビシート防水(密着工法)の施工をご覧下さい

シートつなぎ目溶着
前項でお話しました、塩ビシート防水の弱点とされている塩ビシート間の継ぎ目がこちらです。
シート同士の継ぎ目には熱融着でシート同士を溶かして密着させて、更に上からシール材でコーティングします。
弱点と申しましたが、こうした2段階で継ぎ目の対策をすることで、限りなく継ぎ目からの水漏れをゼロに近づけます。

立ち上がり部分接着
ウレタン防水と違い、塩ビシート防水には高い技術が要求されます。
例えばこちらはベランダ防水の様子です。
このように細かい立ち上がりも、隙間がないようにコーキング処理を行います。
この工程で仕上がりの美しさや耐久性が格段と変わってきます。

当社では防水工事だけでなく、様々な外装のお悩みに対応します

今回のお客様と同じように、台風被害後の防水対策でお悩みの方はまだいらっしゃるのではないでしょうか?
自然災害なので、いつ大規模な台風が襲ってくるか分かりませんよね。

今回の事例ですと手摺が道路に落ちてしまわなくて、お客様も仰るように本当に良かったです。
しかし防水層が劣化してしまっていると、強風で手摺のブロックが取れてしまう可能性もあります。

台風が集中する季節までまだ時間がありますので、ご不安やお悩みがありましたら是非ご相談下さい。

南大阪ペイントセンターでは無料点検を実施しております。
今回のように屋上やベランダだけでなく、お住まいの状況やお客様のご要望に合わせて外壁など家全体の無料点検も行っております。
まずはお気軽に無料点検をご依頼頂ければと思います。

無料点検についての詳細はこちらもご覧下さい。→無料点検ここまでやります!

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