羽曳野市にて、築20年の三井ホームの外壁屋根塗装工事を行っております。今回ご紹介させていただくのは、中塗り・上塗り工程です。
南大阪ペイントセンターでは、外壁塗装の際に3工程それぞれ色を変えて塗っています。
そうすることで、塗り残しや塗りの薄い箇所があればはっきりと分かるため、隅々まで塗り残しなく、きっちり3回塗りが出来ます。
また、見た目にも3回塗ったというのがわかります。
まずは外壁の中塗りです。
使用した塗料は超低汚染型塗料のアクアセラシリコンです。
白い部分が下塗り、ベージュの部分が中塗りです。下塗りはほとんどが白色なので中塗りとの色の違いがはっきりとわかります。
遠目で見ても違いは明らかですね。
次に上塗りの工程です。
上塗りの色が、お客様の選択された色となります。中塗りとの色の違いがわかります。
塗り残しがあればすぐにわかります。毎回このようにして3工程塗り重ねています。
たまにお客様から、「色を変えて塗っていくと、年月が経って壁が色あせしてきた時にまだら模様にならないか?」というご質問をいただくことがあります。
結論からいうと、その可能性はゼロではありません。ただ、そのような状態になるには最低でも15年以上はかかりますし、まだら模様になるまで劣化しているということは、塗り替えの時期が来ているとも言えます。
色変えの工法は強制ではありませんので、どちらかを選んでいただくことができます。
こちらは屋根の中塗り工程です。
使用した塗料は遮熱シリコンのアレスクールです。
遮熱効果の高い明るい色を選択されました。
白い部分は下塗りのままの箇所です。残りも塗っていきます。
そして上塗りです。
屋根にかんしては非常に色あせが激しい場所なので、屋根塗装は中塗り・上塗りは同じ色で塗るようにしています。
屋根塗装完了です!
天井部分はカチオン系塗料で仕上げていきます。
ケイカルボードの天井に外壁塗料を塗ると、早期のめくれやフクレになりやすいためです。
今回はここまでです。次回は樋や雨戸等の付帯塗装をご紹介します。