河内長野市にて旭化成ヘーベルハウスの外壁塗装(吹付多彩模様)と屋上塩ビシート防水工事を行っております。
作業内容のご紹介第③回目の今回は、ALCボードの目地やサッシ廻りのコーキング打ち替え工事のご紹介です。
専門用語での言い方はシーリング工事ですが、どちらも同じ意味です。
ALCボードの場合はこのコーキングが劣化すると、外壁に隙間が出来てしまい雨漏りにつながる場合もありますので、非常に重要な工事です。
まずは目地のコーキングから
目地とはボードとボードのつなぎ目部分のことで、基本的にALCボードは幅が600㎜なので目地も600㎜ごとに有ります。
こちらのALCボードはデザインパネルというタイル調の凹凸のため、コーキングのある目地なのかデザインによる目地なのかが、やや分かりづらいですが
赤枠で囲った部分が、ボードのつなぎ目のコーキングが必要な目地となります。
よく見ると横向きの目地にはひび割れが発生しています。
密着性を高める為にプライマーを塗り
コーキング剤を充填します。
今回は初めてのメンテナンス工事なので、古いコーキングを撤去しなくても目地に十分な溝がありますので、上からもう一度コーキングを打つ増し打ち工法で施工しています。
そして最後にヘラ等で押さえてならして完了です。
コーキングがはみ出していますが、上から塗装する場合は分からなくなりますので、心配ありません。
今回の増し打ち工事で目地の溝がかなり埋まりましたので、次回コーキング工事をする際は撤去打ち替え工法となります。
続いて窓枠廻りのコーキングです。
窓枠の周りにも目地と同じ様にコーキングがあります。
窓枠側にはコーキングがはみ出ない様にテープで養生を行います。
そしてプライマー塗り
コーキング剤を充填
窓枠まわりにも十分な溝がありますので増し打ち工法です
ならして養生テープをめくり完了です。
入り隅のような入り組んだ箇所は、このようにコーキングが必要な目地がたくさんある場合もあります。
今回は以上です。次回はいよいよ外壁の吹付多彩模様の工程をご紹介したいと思います。