今日は藤井寺市にて築35年以上が経過した建物の屋上防水のお見積りご依頼をいただきましたので現場調査にきています。
台風21号の際に手摺が倒壊してしまったらしく、その復旧も兼ねてのご依頼です。
こちらが倒れた手摺です。
ブロックに柱を固定しているだけのタイプなので、強風の際には倒壊が起こりやすいです。
ブロックが置いてあった箇所は防水層ごとベロっとめくれています。
倒壊はしやすい手摺ですが工事に関して言えば、一度ブロックを取り外して防水施工してからブロックを復旧するので、防水効果や作業性はこのタイプの手摺のほうが優れています。
逆に柱が床に埋め込んである手摺の場合は、柱と防水面の間にどうしても隙間が生まれてしまったり、また手摺が劣化し穴が空くと水が柱の中を通って建物内に入るため防水では防ぎようがない場合等もあります。
このように、どちらの手摺のタイプにもメリットデメリットがあります。
こちらはサンルームです。
これもブロックを置いてその上に載せているタイプですが、これはさすがに一旦外したりは出来ませんので、そのまま防水するしかありません。
手摺以外に外壁と床面の境目にある笠木金物も吹き飛んでいました。
こちらも復旧する必要があります。
風の力はほんとにすごいですね・・・
一段下りたベランダ面は大きなダメージはりません。
ただ、屋上と同じく防水面は寿命がきています。
雨漏りが数か所あるとの事ですので、屋上・ベランダ全面に塩ビシート防水をご提案させていただきました。
塩ビシート防水は施工の金額はウレタン防水に比べ高額ですが、耐久性や信頼性を考え長い目でみると逆にリーズナブルになります。
屋上防水やベランダ防水のことなら、防水工事が得意の南大阪ペイントセンターまでお気軽にご相談ください!(*^-^*)