今日は藤井寺市にて、外壁がALCボード貼りの3階建てのマンションの、目地コーキング打ち替えと外壁補修工事中の現場にきました。
目地のコーキングは前回の塗装工事の際に増し打ちされていましたので、今回はそのコーキングを撤去してから新たに打ち直しします。
写真のように一度増し打ちを行うと、目地の溝がほとんど無くなりますので、十分な量のコーキング剤を充填出来なくなる為、古いコーキングの撤去が必要になるのです。
この状態で撤去せずに上から増し打ちを行っても、コーキングの量が不十分になり、あまり意味のないものになってしまいます。
ただし、コーキングの増し打ちを一度も行っておらず、十分な溝があるのであれば増し打ち工事で大丈夫な場合がほとんどです。大手メーカーや公共工事でも同様の工法で行われています。
カッターで切り込みを入れて古いコーキングを撤去していきます。
そしてコーキングがよく密着するようにプライマーを塗り
新たにコーキングを充填していきます。
通気口廻りもコーキングを充填して完了です。
外壁部分がボロっと崩れ落ちている箇所もありましたので
こちらはモルタルを充填し、平らにならしていきます。
そしてこの後3回塗りで仕上げていきます。