堺市中区で外壁のひび割れが多い三井ホームの住宅へ現地調査

堺市中区で外壁のひび割れが多い三井ホームの住宅へ現地調査

✓現地調査のブログの概要
堺市中区の三井ホーム(築13年)にお住まいのお客様から、お問い合わせフォームよりお見積もりのご相談をいただきました。

既に三井ホームでも塗装工事の見積もりをされましたが、メーカーが提示した見積もり金額が高額なため他数社にも相見積もりをされています。

築13年と比較的新しい建物ですが、モルタル外壁のいたるところにひび割れがあり、日当たりの悪い面の外壁にはカビ汚れが目立っていました。

モルタル外壁はスタッコ仕上げといって凹凸のある模様のため、汚れが溜まりやすく塗膜に触れると塗料の粉が付着するほど脆くなっています。
そこで、通常の外壁塗装の3工程にプラスして、シーラーと呼ばれる下塗り塗料で塗膜をカチッと固めてから行う計4工程の塗装工事を提案いたしました。

屋根材には塗装に不向きな屋根とされているコロニアルNEOが使用されています。
厳密には塗装はできないわけではありませんが、コロニアルNEO自体の耐久性に問題があるため塗装をしても割れてしまい長持ちしないのです。

その為、本来であれば屋根塗装ではなく新しく屋根材を重ね葺きする屋根カバー工法を提案するケースがほとんどです。
ただし屋根カバー工法は100万円以上する高額工事ですので、お客様と相談を重ねた上で美装目的での屋根塗装でお見積もりをさせていただくことになりました。

外壁のお色は高級感ある外観にしたいとのご要望もあり吹付け多彩模様による外壁塗装をご提案いたしました。

この度は南大阪ペイントセンターへご縁をいただきまして、誠にありがとうございます!

営業担当:森

✓現地調査のブログの概要営業担当:森

堺市中区の三井ホーム(築13年)にお住まいのお客様から、お問い合わせフォームよりお見積もりのご相談をいただきました。

既に三井ホームでも塗装工事の見積もりをされましたが、メーカーが提示した見積もり金額が高額なため他数社にも相見積もりをされています。

築13年と比較的新しい建物ですが、モルタル外壁のいたるところにひび割れがあり、日当たりの悪い面の外壁にはカビ汚れが目立っていました。

モルタル外壁はスタッコ仕上げといって凹凸のある模様のため、汚れが溜まりやすく塗膜に触れると塗料の粉が付着するほど脆くなっています。
そこで、通常の外壁塗装の3工程にプラスして、シーラーと呼ばれる下塗り塗料で塗膜をカチッと固めてから行う計4工程の塗装工事を提案いたしました。

屋根材には塗装に不向きな屋根とされているコロニアルNEOが使用されています。
厳密には塗装はできないわけではありませんが、コロニアルNEO自体の耐久性に問題があるため塗装をしても割れてしまい長持ちしないのです。

その為、本来であれば屋根塗装ではなく新しく屋根材を重ね葺きする屋根カバー工法を提案するケースがほとんどです。
ただし屋根カバー工法は100万円以上する高額工事ですので、お客様と相談を重ねた上で美装目的での屋根塗装でお見積もりをさせていただくことになりました。

外壁のお色は高級感ある外観にしたいとのご要望もあり吹付け多彩模様による外壁塗装をご提案いたしました。

この度は南大阪ペイントセンターへご縁をいただきまして、誠にありがとうございます!

 

笑顔の女性
マナベ
こんにちは!
南大阪ペイントセンターのマナベと申します。

 

堺市中区で三井ホームの築13年住宅に、建物全体の現地調査お見積りを実施した内容を紹介しています。

▼三井ホームの外壁塗装についてはこちらの記事で網羅的に解説をしています▼
三井ホームの外壁塗装を成功させる6つのポイント!費用もご紹介

▼堺市の外壁塗装業者選びについてはこちらの記事で解説をしています▼
堺市の外壁塗装業者を選ぶときの7つのポイントとおすすめ業者

外壁塗装をハウスメーカーに頼む前に根拠ある実績と事例で同品質の施工を実現!

ひび割れの多い築13年の三井ホームの塗装工事のご相談

築13年の三井ホームの住宅

築年数 13年
住宅メーカー 三井ホーム
きっかけ 三井ホームからの見積もりを受けて
外壁 モルタル(スタッコ仕上げ)
屋根 コロニアルNEO

お問い合わせフォームよりお見積もりのご相談をいただきました。

さっそく営業担当森から折り返しのお電話を差し上げ、詳しくお話をお聞きしたところ「三井ホームの見積もり金額が高い」とのお悩みがあり、数社へ相見積もりをお考えでした。

お客様のご都合のいい日曜日に現地調査へ伺うお約束をいたしました。

お問い合わせから現地調査までの流れは以下のページで詳しく解説しています。

三井ホームの建物全体の調査

モルタル外壁

外壁にはモルタル外壁が使用されています。

モルタル外壁はセメントや砂などを混ぜ合わせた下地を職人が手作業で造り上げる大変意匠性の高い外壁材です。

三井ホームではモルタル外壁が使用されているケースが多く、ハウスメーカーならではの重厚感ある外観もモルタル外壁の特徴と言えます。

スタッコ仕上げ
新築時にモルタル壁の上からスタッコ仕上げで塗装が施されています。
細かな凹凸の模様があるデザイン性が高い塗膜ですが…

スタッコ仕上げのチョーキング現象
触れると劣化した塗膜の粉が付着するくらい脆くなっています。

スタッコ仕上げの亀裂
モルタル外壁自体硬いのでひび割れしやすいのですが、スタッコ仕上げの塗料の中にセメントや砂などの骨材を混ぜているので硬く経年劣化でひび割れがより発生しやすいのです。

ご覧のとおり塗膜に亀裂が入っているのが分かりますね。

ひび割れの補修跡応急処置されたひび割れ
他にも複数のひび割れが見られ、コーキングで応急処置をされた跡があります。

硬さのあるセメントや砂を使うので強度がある反面、重みがあるのでわずかな揺れや温度の変化でひび割れしやすいのが特徴です。
そのためモルタル外壁の場合、いかにひび割れを補修していくかが重要なメンテナンスポイントとなります。

モルタルに発生したカビ汚れ
ひび割れだけでなくスタッコ仕上げの細かな凹凸の隙間には汚れが溜まりやすく、やがてカビなどの黒ずみになります。

Vカット補修の仕組み
ひび割れの補修方法として採用する工法はVカット補修です。

表面のみコーキングでひび割れを埋めるのではなく、ひび割れの根本的な原因を解消する為にあえて深く削って補修する工法です。

今回のスタッコ仕上げのモルタル外壁は塗膜が非常に脆くなっています。
そのため通常の外壁塗装の3工程にプラスして、シーラーと呼ばれる下塗り塗料で塗膜をカチッと固めてから行う計4工程の塗装工事を提案いたしました。

具体的な流れは以下です。

  1. Vカット補修で大きなひび割れを修理←重要!
  2. 古い塗膜を取り除く高圧洗浄工事
  3. シーラーを塗布して脆くなった塗膜を固定(下塗り1回目)←重要!
  4. フィラーを塗布して微細なひび割れをうめる(下塗り2回目)
  5. 外壁の中塗り
  6. 外壁の上塗り

雨樋のチョーキング現象
塗装が必要な箇所はモルタル外壁だけではなく、写真の雨樋など付帯部も塗装可能です。

触れると塗膜の粉がびっしりと付着しているので、雨樋の塗装の寿命も過ぎています。

この粉の正体はなんと塗料の顔料で、紫外線が当たることで塗料の樹脂が分解されて顔料だけが粉状になって出てくるのです。(チョーキング現象)

劣化した付帯部
他にも付帯部の板金や、水切り、雨戸、シャッターボックスなども塗装可能です。

FRP防水が施工されたベランダ
ベランダにはFRP防水が施工されており、築年数的にも防水工事を施工しなおす方が良いでしょう。

お客様と相談の結果、今回はメンテナンスも兼ねて専用のトップコートを塗布することになりました。

コロニアルNEO
ドローンで点検したところ、スレート瓦の一種であるコロニアルNEOと呼ばれる屋根材が使用されています。

南大阪ペイントセンターのこれまでの事例では、三井ホームの屋根にコロニアルNEOを使用されているケースを多く目にします。

コロニアルNEOの点検
残念ながらコロニアルNEOは屋根塗装に不向きな屋根材なのです。

2000年前後のアスベスト規制によりどのメーカーでもアスベスト含有の屋根材の製造をストップして、ノンアスベストの屋根材を製造する動きがありました。
ですが当時アスベストの代わりに配合された成分が想定を大きく下回る耐久性であったため、早期にめくれや剥がれといった様々な問題が起きたのです。

コロニアルNEOもノンアスベスト移行期に製造された屋根材の1つです。

そのためコロニアルNEOに塗装ができないことはないのですが、耐久性の観点からして屋根塗装はおすすめしていないのです。

その為、本来であれば屋根塗装ではなく新しく屋根材を重ね葺きする屋根カバー工法を提案するケースがほとんどです。

ただし屋根カバー工法は100万円以上する高額工事ですので、以下の3つの選択肢を提案いたしました。

1.屋根カバー工法を実施(高額工事)
2.屋根塗装はしない
3.屋根塗装を実施(あくまで美装目的)

お客様と相談を重ねた結果、3の美装目的で屋根塗装を実施することになりました。

多彩模様は高級感のあるデザインを演出
外壁のお色ですが「高級感ある仕上がりにしたい」とのご要望もあり、多彩模様塗料を使用した塗装プランを提案いたしました。

多彩模様には様々な色展開があるので、打合せを重ね色を決定いたします。

お打ち合わせの結果、建物の上下に色分けをした多彩模様のツートンカラーで塗装をさせていただくことになりました!

AZE-306
建物の2階部分をAZE-306。

AZE-328
1階部分をAZE-328で塗装をいたします。

三井ホームへ屋根・外壁塗装のご提案内容とお見積もり

お見積もりの内容

劣化部位 ご提案 理由
外壁(モルタル) ひび割れ補修・外壁塗装(4回塗り) 塗膜のひび割れ・防水性低下
付帯部(雨樋・雨戸・水切り・シャッターBOX・板金・外塀・軒天・破風板) 付帯塗装 美観の向上・防水性の維持のため
屋根(コロニアルNEO) 屋根塗装 屋根塗膜の寿命

お見積り金額

使用する塗料のグレードによって1㎡あたりの単価が異なるので、お見積り金額も塗料によって変動します。
今回は多彩模様での塗装を希望されたので、多彩模様塗料に絞ったお見積もりを提案いたしました。

※スマートフォン・タブレットの方は右スクロールですべての内容をご覧いただけます。

プラン名 使用塗料 耐用年数 保証 小計
プランA 外壁:天然石調多彩模様無機プラン 20-25年 15年 ¥2,772,875
屋根:超高耐久HRC次世代塗料プラン 30年 12年
プランB 外壁:天然石調多彩模様シリコンプラン 10-15年 10年 ¥2,124,300
屋根:遮熱シリコンプラン 10-15年 10年
プランC 外壁:吹付け多彩模様フッ素プラン 15-18年 12年 ¥1,874,175
屋根:遮熱フッ素プラン 15-20年 12年
プランD 外壁:吹付け多彩模様シリコンプラン 13-16年 10年 ¥1,545,455
屋根:遮熱シリコンプラン 10-15年 10年

お見積り内容や担当者の説明にご理解をいただけ、プランDの吹付け多彩模様シリコン塗料(関西ペイント RSダイヤモンドSI)を使用した塗装工事の成約をいただきました。

この度は弊社にご縁をいただき、誠にありがとうございます!
塗装工事後の様子は近日中に施工事例ページに掲載予定ですので、今しばらくお待ちください。

▼施工事例公開しました!(2024/10/10更新)▼

こちらのページに関すること以外でも、塗装について疑問点やハウスメーカーの塗装工事のご相談も承っています。
お気軽にご相談いただけますと幸いです。

その他の三井ホームの塗装工事の現地調査の事例

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