松原市でパワーボード(セラミック仕上げ)の外壁塗装工事

外壁塗装
松原市
Before
施工前
After
施工後
施工地 松原市 築年数 15年
価格 142万円 工事期間 18日間
塗料名 関西ペイント RSゴールドSI 水性2液超低汚染シリコン 塗料種別 超低汚染型シリコン
面積 166m2 カラー RS-310
塗料名 大同塗料 ハイルーフマイルドシリコン遮熱型 2液弱溶剤遮熱ラジカルシリコン 塗料種別 遮熱シリコン
面積 77m2 カラー テラコッタクール
築年数 15年 工事期間 18日間
塗料名 関西ペイント RSゴールドSI 水性2液超低汚染シリコン 塗料種別 超低汚染型シリコン
面積 166m2 カラー RS-310
塗料名 大同塗料 ハイルーフマイルドシリコン遮熱型 2液弱溶剤遮熱ラジカルシリコン 塗料種別 遮熱シリコン
面積 77m2 カラー テラコッタクール

✓ご依頼までの背景
弊社のホームページよりお問い合わせいただき「外壁のひび割れがあるので点検してほしい」とのご相談をいただきました。
外壁にはパワーボード(ALC外壁)が使用されており、外壁表面の塗装にはセラミック塗料が施されています。

ひび割れは目地に発生していますが、おそらくセラミック塗料自体がひび割れに強くないことから、今回の症状が起きたと推測されます。

メンテナンスの対策としてはひび割れた部分を含め、目地全体にコーキング増し打ち工事をご提案。
更にセラミック塗料の剝がれ対策にシーラーという塗料で下地を固めてから塗装をする計4回塗りを提案いたしました。

営業担当の提案内容が決め手となり、屋根・外壁塗装工事のご成約をいただきました。
この度は弊社にご縁をいただき、誠にありがとうございます!

現地調査時のブログ松原市でセラミック仕上げの外壁にひび割れがあり外壁塗装のご相談
屋根塗装の事例⇒松原市にて混ぜ葺きのセメント瓦へ遮熱シリコン塗料で屋根塗装

✓ご依頼までの背景

弊社のホームページよりお問い合わせいただき「外壁のひび割れがあるので点検してほしい」とのご相談をいただきました。
外壁にはパワーボード(ALC外壁)が使用されており、外壁表面の塗装にはセラミック塗料が施されています。

ひび割れは目地に発生していますが、おそらくセラミック塗料自体がひび割れに強くないことから、今回の症状が起きたと推測されます。

メンテナンスの対策としてはひび割れた部分を含め、目地全体にコーキング増し打ち工事をご提案。
更にセラミック塗料の剝がれ対策にシーラーという塗料で下地を固めてから塗装をする計4回塗りを提案いたしました。

営業担当の提案内容が決め手となり、屋根・外壁塗装工事のご成約をいただきました。
この度は弊社にご縁をいただき、誠にありがとうございます!

現地調査時のブログ松原市でセラミック仕上げの外壁にひび割れがあり外壁塗装のご相談
屋根塗装の事例⇒松原市にて混ぜ葺きのセメント瓦へ遮熱シリコン塗料で屋根塗装

※上記施工価格は足場工事・外壁塗装・コーキング工事・付帯塗装・屋根塗装・共通工事などの全てを含んだ実際にかかった金額を掲載しています。(税抜き金額)
 
皆さま、こんにちは!

松原市の外壁塗装専門店 南大阪ペイントセンターのマナベと申します。

パワーボードの塗装工事は目地の長さが他の外壁材に比べて多いことから、コーキング工事が非常に重要です。
当事例ではそんなパワーボードの外壁に計4回塗りの外壁塗装を実施した内容を紹介いたします。

▼松原市の外壁塗装業者選びについてはこちらの記事で解説をしています▼
松原市の外壁塗装業者を選ぶときの7つのポイントとおすすめ業者

無料見積もりを依頼する

パワーボードの外壁塗装前後の比較

まずは外壁塗装前後の比較写真から紹介いたします。

松原市の外壁塗装前のパワーボードの戸建て住宅松原市の外壁塗装後のパワーボードの戸建て住宅

外壁塗装前の下屋根とパワーボード外壁塗装後の下屋根とパワーボード

外壁塗装前の玄関の軒天外壁塗装後の玄関の軒天

外壁塗装前の軒天外壁塗装後の軒天

外壁塗装前の竪樋外壁塗装後の竪樋

外壁塗装前の竪樋とパワーボード外壁塗装後の竪樋とパワーボード

外壁塗装前のサビがあるパワーボード外壁塗装後のサビが改善されたパワーボード

外壁塗装前のサッシ廻り外壁塗装後のサッシ廻り

外壁塗装前の竪樋と水切り外壁塗装後の竪樋と水切り

外壁塗装前の水切り外壁塗装後の水切り

外壁塗装前のひび割れがあるサッシ廻り外壁塗装後のひび割れが改善されたサッシ廻り

ひび割れがあるパワーボードひび割れが改善されたパワーボード

塗装前のセメント瓦塗装後のセメント瓦

築15年のパワーボードのセラミック仕上げの外壁調査

パワーボード(ALC)
外壁材にはパワーボードと呼ばれる外壁材が使用されています。
パワーボードは正式には「ヘーベルパワーボード」という名称で旭化成建材が販売しているALC外壁の一種です。

ALCとは軽量気泡コンクリートのことで、マンションや工場などの大規模な建物に使用されているケースが多い非常に頑丈な外壁材です。
表面に細かな気泡があることで、夏は涼しく冬は断熱効果もあります。

ただし気泡があるため水がすぐに浸み込んでしまいますので、必ず表面の防水塗装が必要な外壁材です。

目地のひび割れ
お客様が気にされているひび割れです。

ちょうどパワーボードの継ぎ目にある目地のコーキング部分が割れています。

コーキングも塗膜と同様に寿命があり、少しずつ硬化してひび割れていきます。
そのため目地の溝には新しいコーキングを施工する必要があります。

パワーボード(ALC)の目地には十分な溝が確保されているので、既存のコーキングを撤去せずその上からコーキングを施工する増し打ち工法で施工いたします。

ただし、2回目の塗装工事の際には目地にコーキングを打つ領域がなくなっていますので、コーキング撤去打ち替え工法が必要です。

▼ALCのコーキング工事について詳しく解説▼
ALCのコーキング工事の工程と費用について

パワーボードの目地のコーキング
目地以外の部分もご覧のようにパワーボードに縦にひび割れができています。

パワーボードの表面にはセラミック塗料が塗られています。
おそらくセラミック塗料自体がひび割れに強くないことから、今回の症状が起きたと推測されます。

セラミック塗料は約10年前に流行した塗料で塗料に骨材が含まれているので耐久性も高く、見た目が本物の石のような意匠性の高さも人気の理由でした。

ですが陶器や瓦と同じように粘土を焼きそれを細かく粉砕して樹脂と混ぜた塗料なので、樹脂成分が抜け落ちるとただの砂状の塊となってしまい経年劣化とともにサラサラと剥がれ落ちるのです。

そのため外壁塗装にはカチオンシーラーと呼ばれる下塗り塗料を染み込ませて、下地をカチッと固める必要があります。
仮にカチオンシーラーを使用せずに塗装をしてしまうと、2~3年で塗膜の乖離が起きます。

ひび割れはコーキングで補修してから、カチオンシーラーを含めた計4回塗りの塗装を提案いたしました。

そのため、セラミック仕上げの外壁の場合は以下の4工程で塗装を行います。

1.下塗り1回目(カチオンシーラー)
2.下塗り2回目(微弾性フィラー)
3.中塗り(仕上げ塗料)
4.上塗り(仕上げ塗料)

下塗りのカチオンシーラーだけでは色のムラが起きるため、2回目の下塗りに微弾性フィラーを塗ることで色ムラがなくひび割れに強い外壁へと導きます。

年に200件近い他社の見積書を見てきていますがこれまで相見積もりをした経験上、他の塗装会社ではセラミック仕上げの塗装に3工程での塗装しか提案されていないケースが多いです。
もしもセラミック仕上げの外壁にいきなり微弾性フィラーを塗装してしまうと、2~3年のうちにセラミックが崩れ落ちるように剝がれてしまいます。

調査の結果以下の内容の見積書を提出いたしました。

劣化部位 ご提案 理由
外壁(パワーボード・セラミック仕上げ) 外壁塗装(シーラー含めた計4回塗り) 塗膜の劣化
目地・サッシ廻り コーキング増し打ち コーキングのひび割れ
屋根(セメント瓦) 屋根塗装 塗膜の退色
付帯部(雨樋・雨戸・シャッターBOX・水切り・スリムダクト・軒天・破風板・ベランダ床) 塗装工事 美観の向上・防水性の維持のため

使用する塗料のグレードによって1㎡あたりの単価が異なるので、お見積り金額も使用する塗料によって変動します。

※スマートフォン・タブレットの方は右スクロールですべての見積書の内容をご覧いただけます。

プラン名 使用塗料 耐用年数 保証 小計
プランA 外壁:超高耐久HRC次世代塗料プラン 30年 15年 ¥2,099,550
屋根:超高耐久HRC次世代塗料プラン 30年 12年
プランB 外壁:超耐候低汚染型無機フッ素プラン 20年 12年 ¥1,643,275
屋根:遮熱フッ素プラン 15-20年 12年
プランC 外壁:超低汚染型シリコンプラン 13-16年 10年 ¥1,423,500
屋根:遮熱シリコンプラン 10-15年 10年
プランD 外壁:ラジカルシリコンプラン 13-16年 10年 ¥1,390,300
屋根:遮熱シリコンプラン 10-15年 10年
プランE 外壁:シリコンプラン 7-10年 5年 ¥1,364,800
屋根:シリコンプラン 7-10年 5年

各プランの内訳明細書には塗装箇所の㎡数・使用塗料(メーカー名も含む)・塗料単価など、不透明な金額がないように明記しています。

こちらからのご説明と工事内容にご納得いただき、ご成約となりました。

その中で耐久性と費用のバランスをお考えいただき、超低汚染型シリコン塗料によるプランCでの塗装工事をお選びいただきました。
この度はご用命いただき誠にありがとうございます!

▼外壁調査の内容をもっと詳しく知りたい方はこちら▼

パワーボードへ4回塗りの外壁塗装工事

コーキング工事

コーキング工事
工事初日は足場を建て、2日目にコーキング工事を行います。

パワーボード(ALC)の場合はコーキング増し打ち工法といって、既存のコーキングの上から新しいコーキングを打ちます。

コーキング増し打ちの工程
目地の清掃後にコーキングの密着を高めるためにプライマーを塗布し、その後にコーキング材を打設します。

コーキング工事前のサッシと目地コーキング工事後のサッシと目地
ビフォーアフターを比較してみましょう。

コーキング工事の際は、既存のコーキング箇所を覆い隠すように(1~2ミリ程度)打設する必要があります、

そのため、外壁材の形状によってはコーキングがはみ出たように見える箇所が発生する場合があります。
ですがその上から塗装することで、問題なくきれいに仕上がりますのでご安心ください(^-^)

コーキング工事後の目地コーキング工事後の軒天
パワーボードの場合は目地のm数が他の外壁材に比べると多く、こちらの規模ですと目地だけで463m、サッシや軒天廻りは154mでした。

そのため、コーキング工事だけで3日間かかりました。

高圧洗浄工事

塗装工事開始
コーキングが完全に乾燥した翌日以降に、本格的な塗装工程の開始です!

高圧洗浄工事
ポロポロと剝がれたセラミックの砂状の塗膜や古い汚れが残っていると、新しい塗料が上手く密着せず長持ちしてくれません。

そのため建物全体を入念に洗浄します。

事前にひび割れのコーキング工事を実施したことで、ひび割れ箇所から洗浄水が入り込む心配もありません。

玄関扉への高圧洗浄工事
もちろん塗装をしない玄関扉や窓ガラス、玄関ポーチなどもこの機会にしっかりと洗浄いたしますのでご安心ください!

外壁塗装

外壁の下塗り(1回目)
まずは1回目の下塗りです。
今回は下塗り2回と中・上塗りの計4回塗りで塗装を行います。

外壁の下塗り(1回目)
脆くなったセラミックの塗膜をカチッと固めるため、下塗りにエコカチオンシーラーを染み込ませます。

外壁の下塗り(2回目)
2回目の下塗りの微弾性フィラーは「アレスダイナミックフィラー」を使用します。

目に見えない微細なひび割れも埋めつつ微弾性のおかげでひび割れを起こしにくくしてくれます。

外壁の下塗り(2回目)
コーキングでひび割れ補修をした部位には、補修跡が目立たないように凹凸の模様付けをします。

外壁の中塗り外壁の上塗り
パワーボードへの中塗り・上塗りには「RSゴールドSI 」のRS-310という明るいベージュの色味を使用します。

RSゴールドSIは光沢性や汚れに強い低汚染性を兼ねそなえており、期待対応年数は約13-16年の塗料です。

付帯塗装

付帯塗装
メインとなるパワーボードへの塗装を終えると、次に付帯部と呼ばれる細かい部位の塗装をいたします。

具体的には…

・雨樋
・雨戸
・スリムダクト
・シャッターボックス
・水切り
・軒天
・破風板

といった部位のことです。

特に雨樋などはケレン作業といってヤスリがけの工程をしないと上手く塗料が密着してくれません。
そのため入念にケレン作業を行います。

軒樋の中塗り軒樋の上塗り
専用の弱溶剤シリコンで、中・上塗りと2回に分けて塗り重ねて完成です!

雨戸の塗装ベランダの塗装
雨戸やベランダ床も同様の手順でメンテナンスをいたしました。

塗装後のベランダ塗装後の雨戸と軒樋
付帯部も塗装することで明るい印象にグレードアップしましたね。

最終点検

塗装後のパワーボード外壁の最終点検
足場を解体する前に塗り残しや汚れがないか隈なくチェックします。

塗装後の玄関廻り
足場解体前に最終点検を行い、塗り残しや汚れがないか確認をします。

最終点検後に問題がなければ、養生シートを外し足場解体後に清掃をしてお引渡しです。

松原市のパワーボードの外壁塗装完工

松原市の外壁塗装後のパワーボードの戸建て住宅
外壁塗装工事の完工です!

最終点検後、お客様にも一緒にご確認をいただきお引渡しです。

完工後のお客様の声

お客様の感想
Q.塗装をする前にどんなことで困っていましたか?

A.外壁のひび割れを見つけてから、家にどんな影響があるのか不安になりました

Q.いろんな業者さんがある中で、何が決め手となって私たちにご依頼くださいましたか?

A.塗装について、何もわからない私たちにくわしく丁寧に説明して下さったこと。
実際に塗装された家の外壁を見ることができたことが、安心してお願いすることになりました。

Q.実際に仕事を終えて良かったことがあれば教えてください。

A.外観がきれいになり、とても明るくなりました。
細かいところも気配り頂いて、とてもうれしかったです。

Q.工事が終わってみていかがですか?良かった事・嬉しかったことを頂戴出来ましたら幸いです。

A.
外壁塗装をしなければ!と思ったときから、金額のことや、足場の事、塗装の際の仕事など、色々と不安なことが頭をよぎりましたが、問い合わせたその電話から、何でも聞いてくださいとおっしゃって頂いて、何もわからない私たちに詳しく教えて下さいました。

そのおかげで、実際塗装が始まった時も大きな不安なく、安心してお任せすることができました。

また、森さんからも日程の変更など、細かな連絡を頂き、塗装して頂いた山口さんにもわからないことを説明して頂いて、安心させていただきました。

足場を組んで頂いた際に、細かいところまでチェックして頂いたみたいで、足場解体後ほとんど元通りに現状復帰して頂いて(猫除けのとげとげまで)、おどろきましたし、感動しました。

これからもなにかあれば相談させていただきたいと思っています。
可愛い家にして頂いて本当にありがとうございました。

営業担当や職人へのお褒めの言葉をいただき、スタッフ一同大変うれしく思います!
この度は南大阪ペイントセンターにご相談をいただき、誠にありがとうございました!

何かご不安に思われることや気になることがあれば、お気軽にご相談をいただけますと幸いです。

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