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羽曳野市の築15年の戸建て住宅へ屋根・外壁塗装工事のお見積もりを実施した内容を掲載しています。
築年数的なものやコーキングの剝がれが気になられ、これから数社に相見積もりをとられる所です。
南大阪ペイントセンターのチラシをご覧になり、相見積もり先の1社として弊社を加えていただきました。
早速日程を打合せして、現地調査に伺います。
青系の色味と白色のツートンカラーのデザインで、正面の青系の色味のサイディングボードの退色が特に目立ちました。
紫外線の影響で建物全体のコーキングが目地から剝がれているので、サイディングボードの内側に雨水が入り込む心配があります。
又、立地としては建物裏側が空き地になっていることから、砂埃が舞い外壁や屋根に汚れが付着しやすい環境です。
今回の塗装工事では現状のデザインから、ガラッとイメージチェンジを検討されており、汚れが付着しやすい立地の問題からも汚れが目立ちにくい濃色での塗装がおすすめです。
スレート瓦が使用された屋根もドローンで調査をしたので、建物全体の調査時間は約60分お時間をいただきました。
見積書が完成した後日に改めて伺い、調査時に撮影したお写真や劣化診断書と塗料別のお見積もりプランを説明いたしました。
チラシの内容や提案内容が決め手となり、屋根・外壁塗装工事のご成約をいただきました。
この度は弊社にご縁をいただき、誠にありがとうございます!
羽曳野市の皆様、こんにちは!
外壁塗装専門店 南大阪ペイントセンターのマナベと申します。
羽曳野市の築15年の住宅へ屋根・外壁塗装工事のお見積もりに伺った事例を紹介いたします。
▼羽曳野市の外壁塗装業者選びについてはこちらの記事で解説をしています▼
羽曳野市の外壁塗装業者を選ぶときの7つのポイントとおすすめ業者
羽曳野市の築15年の住宅から屋根・外壁塗装工事の相見積もりのご依頼
築年数 | 約15年 |
きっかけ | コーキングの剝がれ・築年数的なもの |
外壁材 | 窯業系サイディング |
屋根材 | スレート瓦 |
チラシでご覧になり、お電話をいただきました。
この度はご連絡をいただきありがとうございます!
早速現地調査に伺う日程を打合せし、当日に元職人のアドバイザーが伺います。
そこで工事に対してのお客様のご意向をお聞きするために詳しくヒアリングをいたします。
お客様からは…
「配色(外壁の)に対する不安があるので相談にのってほしい」
とのご相談をいただきました。
大切なお住まいの寿命を長持ちさせるために、最適な工事を探らせていただきますのでよろしくお願いします!
▼お問い合わせから見積もりまでの流れ▼
コーキングの剝がれが目立つ外壁の建物全体の調査
外壁材には窯業系サイディングが使用されています。
最近の建て売りの戸建てのほとんどに窯業系サイディングが使用されており、外壁材のシェア率は80%以上と言われています。
窯業系サイディングは工場出荷時に表面に塗装が施されていますが、経年劣化とともに塗装の防水性が切れて色褪せや汚れが目立ってしまいます。
ご覧のように、正面の青系の色味のサイディングボードの退色がありますね。
窯業系サイディングの外壁はパネル状になったサイディングボードを1枚1枚繋ぎ合わせて作られる外壁です。
そのため、サイディングボード同士の継ぎ目には、防水目的でコーキングと呼ばれる部材が施工されています。
サイディングボードの継ぎ目にあるコーキングを近くで見てみましょう。
よく見ると、コーキングが目地から剝がれているのが分かりますでしょうか。
雨や湿気が入り込まないように防水目的で施工されているコーキングですが、写真のように目地に隙間ができることで防水の役割が果たせません。
剥がれの原因は紫外線を浴びることで、ゴムのように柔軟性のあったコーキングが硬くなり乖離してしまうのです。
築年数的にも、コーキングの劣化は避けて通れません。
コーキングが完全に目地から剝がれてしまっていますね。
コーキングの隙間から雨水や湿気がサイディングボード内部に入り込むことで、湿気が外へ逃げようとする力が働きボードを押し上げてしまいます。
一度浮いたサイディングボードは完全に元の状態へ戻すのは大変難しいです。
ですが補修は可能で、ビスを打ってボードを固定して浮いたボードをできるだけフラットな状態へと戻します。
ですが、ボードをフラットな状態へ戻しても雨の侵入経路を塞がないことには根本的な解決になりません。
そこで原因となる経年劣化でひび割れたコーキングを新しいものに交換する工事を提案いたしました。
現地調査で計測をしたところ、目地のm数は174mでした。
お客様へはコーキング打ち替えの1mあたりの単価が分かる見積書を提出いたしますので、ご安心ください。
コーキング工事は目地だけでなく、サッシ廻りや軒天廻りにも必要です。
サッシ廻りのコーキングもひび割れが顕著に見られますね。
計測するとサッシ廻りのコーキングm数は128m、軒天廻りは55mでした。
サイディングボード表面の塗装ですが、寿命が過ぎていることが確認できます。
外壁に触れると粉が付きますが、実はこれは汚れではなく塗料の顔料が粉状になったものなのです。
この現象をチョーキング現象といい、塗装時期を知らせるサインなのです。
比較的どなたでも簡単にチェックできますので、こちらの住宅のように築15年を過ぎたあたりからチョーキング現象がないか調べていただくと良いでしょう。
外壁以外の部位も塗装で保護することで、美観が良くなるだけではなく耐久性も良くなります。
部位ごとにも塗料の選定が重要で、たとえば写真の軒天(のきてん)には断熱性の高いケイカル板が使用されているためカチオン系塗料と呼ばれる密着性に優れた塗料を使用しないと早期剥がれの原因になります。
屋根材であるスレート瓦は非常に薄いので、屋根に直接登ると重みで瓦を割ってしまう可能性があります。
そのためドローンで屋根の調査を行います。
スレート瓦の防水性は塗装依存ですので、この機会に屋根塗装をされた方が良いです。
塗装をすることでスレート瓦の防水性が復活、屋根材の保護にもなります。
屋根塗装は足場がないとできない工事ですので、外壁塗装と同時に工事をされる方がほとんどです。
屋根材に苔の繁殖だけでなく、塗膜の色がまだらになっているのが分かります。
これは塗装の寿命が過ぎたサインでもあり、スレート瓦の防水性が失われている状態です。
屋根に付着した汚れが取れなかったり(雨で流れない)、雨が降ると屋根材が濃く見えるのも塗装時期の目安です。
なぜかというと塗装の防水性がある場合は雨を弾くので、スレート瓦に雨が浸透せず色も変わりません。
ですが雨の時に濃い色に変色するということは、スレート瓦に雨が浸透している可能性が高いです。
屋根・外壁塗装工事のお見積もり内容と金額の詳細
点検に約60分お時間をいただき、後日劣化診断書と見積もりプランを説明するために再訪問させていただきました。
お客様へご提案した内容を以下の表にまとめています。
※実際は㎡数や単価など詳細に記載のある見積書をお持ちしています。
お見積もり内容
劣化部位 | ご提案 | 理由 |
外壁(窯業系サイディング) | 外壁塗装 | 塗膜の劣化 |
目地 | コーキング撤去打ち替え | コーキングの乖離 |
サッシ・軒天廻り | コーキング増し打ち | コーキングのひび割れ |
屋根(スレート瓦) | 屋根塗装 | スレート瓦の劣化 |
付帯部(雨戸・雨樋・スリムダクト・水切り・軒天・破風板・ベランダ床) | 塗装工事 | 美観の向上・防水性の維持のため |
お見積り金額
使用する塗料のグレードによって1㎡あたりの単価が異なるので、お見積り金額も塗料によって変動します。
※スマートフォン・タブレットの方は右スクロールですべての見積書の内容をご覧いただけます。
プラン名 | 使用塗料 | 耐用年数 | 保証 | 小計 |
プランA | 外壁:超高耐久HRC次世代塗料プラン | 30年 | 12年 | ¥1,904,200 |
屋根:超高耐久HRC次世代塗料プラン | 30年 | 12年 | ||
プランB | 外壁:無機プラン | 15-20年 | 10年 | ¥1,605,750 |
屋根:遮熱フッ素プラン | 15-20年 | 10年 | ||
プランC | 外壁:超低汚染型シリコンプラン | 12-17年 | 10年 | ¥1,375,050 |
屋根:遮熱シリコンプラン | 10-15年 | 7年 | ||
プランD | 外壁:ラジカルシリコンプラン | 10-15年 | 7年 | ¥1,268,182 |
屋根:遮熱シリコンプラン | 10-15年 | 7年 | ||
プランE | 外壁:シリコンプラン | 7-10年 | 5年 | ¥1,153,650 |
屋根:シリコンプラン | 7-10年 | 5年 |
お見積り内容や担当者の説明にご理解をいただけ、プランDのラジカルシリコン塗料と遮熱シリコン塗料を使用した塗装工事の成約をいただきました。
この度は弊社にご縁をいただき、誠にありがとうございます!
塗装後の様子は近日中に施工事例ページに掲載予定ですので、今しばらくお待ちください。
▼施工事例公開しました▼(2024/06/21更新)