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河内長野市の築40年住宅へ雨漏り調査へ伺った内容を掲載しています。
2~3年前から雨漏り被害があり、他社で雨漏りの応急処置をされています。
応急処置後改善されたように見られましたが、雨漏りはまだ続いている現状です。
約20年前に屋根・外壁塗装工事をされており、時期的にも雨漏り修理とともに建物全体の塗装工事を検討されています。
ご都合の良い日程を打合せして現地調査に伺い、外壁・ベランダ・屋根などの建物全体の調査に約1時間いただき点検いたしました。
外壁にはモルタル、屋根にはスレート瓦が使用された住宅です。
雨漏りの原因究明のため調査を進めましたが、やはり雨漏りの位置的にもベランダに何らかの問題があると推測されます。
しかし2~3年前に他社で防水工事済みですので、防水層の問題というよりはベランダの笠木付近の複数ある亀裂が原因の可能性があります。
そこで雨漏り解決に亀裂のコーキング工事や建物全体の塗装工事を提案し、後日改めて伺い建物全体の写真入りの劣化診断書とお見積もりプランをお持ちしました。
営業担当の説明や提案内容にご理解をいただけ、屋根・外壁塗装工事のご成約をいただきました。
この度は弊社にご縁をいただき、誠にありがとうございます!
河内長野市の皆様、こんにちは!
外壁塗装専門店 南大阪ペイントセンターのマナベと申します。
河内長野市の築40年の住宅へ雨漏り調査と塗装工事のお見積もりに伺った事例を紹介いたします。
▼河内長野市の外壁塗装業者選びについてはこちらの記事で解説をしています▼
河内長野市の外壁塗装業者を選ぶときの7つのポイントとおすすめ業者
河内長野市の築40年の住宅から雨漏り調査のご相談
築年数 | 約40年 |
きっかけ | 外壁の劣化・雨漏り |
外壁材 | モルタル(ボンタイル仕上げ) |
屋根材 | スレート瓦 |
約20年前に屋根・外壁など建物全体の塗装工事をされています。
お客様のご要望を汲み取りご不安を解決するために、事前にアンケートにご協力をいただき詳しい内容をヒアリングいたします。
塗装工事自体は数年前から検討されており、チラシをご覧になり相見積もり候補の1社として加えていただきました。
今回は雨漏り解決と建物全体の塗装工事を希望されています。
2~3年前に雨漏りの応急処置として別業者にベランダ防水工事を施工してもらいましたが、まだ雨漏りの症状がある現状です。
雨漏りはベランダの防水層やサッシ廻りやひび割れといった様々な原因からなるので、雨漏りの原因究明はプロの業者でも大変難しいとされています。
雨漏りの位置的にもベランダが原因と考えられます。
ですが防水層は前回別業者で防水工事済みですので、おそらくベランダ廻りの他の部位からの可能性が高いでしょう。
南大阪ペイントセンターは、屋根・壁だけでなく建物のあらゆる部位に詳しい職人・スタッフが多く在籍しています。
弊社で対応させていただいた「雨漏り改善」で、直らなかった雨漏りはほとんどありません。
まずは雨漏りの原因究明も含め、建物全体の調査をいたしますのでよろしくお願いいたします!
▼お問い合わせから見積もりまでの流れ▼
雨漏り調査と外壁塗装工事のお見積もり点検
まずは雨漏り箇所の調査です。
2~3年前に防水工事が施工されており、ベランダ防水層は大変キレイな状態です。
ベランダに上がらせていただいて詳しく拝見しましたが、防水層(ベランダ床)に亀裂などは見られませんでした。
前回の業者がしっかりと防水工事をされていたのにもかかわらず、なぜ雨漏りは続いているか引き続き調査いたします。
ベランダの笠木の部分に細かな亀裂がありますね。
笠木はベランダの手摺部分のことで、笠木から雨水が入り込み1階へ雨漏りするケースは意外と多いです。
ベランダ外側の外壁も割れが複数見られます。
ベランダの防水工事をしたことで雨漏りが少し落ち着いたので、原因はベランダ防水層であったのは間違いなさそうです。
しかし、雨漏りがまだ続いている現状を踏まえると、おそらくベランダ廻りの亀裂も雨漏りの原因の1つになっていると推測されます。
そこでひび割れや亀裂を徹底的にコーキングで埋めて、補修後に塗装をする提案をいたしました。
ベランダの防水層は2~3年前に防水工事をされたため、今回は防水工事は必要ないでしょう。
しかしベランダの防水層は紫外線によって表面が劣化すると亀裂などの痛みに繋がるので、専用のトップコートを塗布してベランダ防水層のメンテナンスを実施する提案をいたしました。
玄関廻りの外壁にも大きな亀裂があります。
ひび割れは目に見える表面のひび割れだけ補修をしても、脆くなった塗膜も補修しないと根本的な解決になりません。
そこでひび割れをあえて深く削り、コーキングを打つ補修領域を増やすVカット補修での工事を提案いたしました。
上の図はVカット補修の仕組みです。
ひび割れを奥深く削ることで、根本部分から補修してひび割れ再発を防ぎます。
外壁はモルタルが使用されています。
表面の塗膜はボンタイル仕上げといって、凹凸のあるポコポコとした塗膜です。
汚れにくさと防水性が高いのが良い点ですが、年数が経ち劣化してくれば硬くなりひび割れなどをおこしやすいという面もあります。
モルタル外壁の模様で一番普及している模様ではないでしょうか。
塗装が必要なのは外壁だけではなく、雨樋などの付帯部も塗膜の劣化が見られます。
その証拠に触れると塗料の粉が付着してしまっていますね。
これはチョーキング現象と呼ばれる劣化症状で、塗料の樹脂が分解されて顔料だけが粉状になって表面に出てくる状態です。
このチョーキング現象があると、塗料の寿命が過ぎているサインですので塗装が必要です。
退色が進んだ雨戸の表面も、塗装をすることで光沢感が新築のように戻りますのでご安心ください(^-^)
屋根にはスレート瓦が使用されています。
通常築40年の屋根の場合、スレート瓦の寿命が過ぎているので塗装ではメンテナンスが難しく、新たな屋根を葺くカバー工法などを提案させていただくケースが多いです。
ドローンでスレート瓦全体を隈なく調査したところ、雨染みなどの劣化は多く見られますが欠けや割れといった大きな痛みは見られませんでした。
おそらく20年前にしっかりと塗装工事でメンテナンスをされていたことで、スレート瓦が保護され痛みを最小限にできたのでしょう。
ですが年数的には屋根カバー工法をされた方が良いのは確かですので、屋根カバー工法と屋根塗装のお見積もりをどちらもさせていただきました。
屋根カバー工法の場合こちらの屋根の規模ですと200万円以上する高額工事ですので、今回は屋根塗装で正式な見積もりを取らせていただきます。
外壁塗装工事のお見積もり内容と金額の詳細
お見積もり内容
劣化部位 | ご提案 | 理由 |
外壁(モルタル) | 外壁塗装・ひび割れ補修・左官補修 | 塗膜の劣化とひび割れ |
屋根(スレート瓦) | 屋根塗装 | スレート瓦の雨染み、劣化 |
付帯部(外塀・雨戸・雨樋・小庇・軒天・破風板・ベランダ床) | 塗装工事 | 美観の向上・防水性の維持のため |
お見積り金額
使用する塗料のグレードによって1㎡あたりの単価が異なるので、お見積り金額も塗料によって変動します。
※スマートフォン・タブレットの方は右スクロールですべての見積書の内容をご覧いただけます。
プラン名 | 使用塗料 | 耐用年数 | 保証 | 小計 |
プランA | 外壁:超高耐久HRC次世代塗料プラン | 30年 | 15年 | ¥2,064,800 |
屋根:超高耐久HRC次世代塗料プラン | 30年 | 12年 | ||
プランB | 外壁:超耐候低汚染型無機フッ素プラン | 20年 | 12年 | ¥1,826,500 |
屋根:遮熱フッ素プラン | 15-20年 | 12年 | ||
プランC | 外壁:超低汚染型シリコンプラン | 13-16年 | 10年 | ¥1,652,000 |
屋根:遮熱シリコンプラン | 10-15年 | 10年 | ||
プランD | 外壁:ラジカルシリコンプラン | 13-16年 | 10年 | ¥1,606,600 |
屋根:遮熱シリコンプラン | 10-15年 | 10年 | ||
プランE | 外壁:シリコンプラン | 7-10年 | 5年 | ¥1,530,300 |
屋根:シリコンプラン | 7-10年 | 5年 |
お見積り内容や担当者の説明にご理解をいただけ、プランCの超低汚染型シリコン塗料を使用した塗装工事の成約をいただきました。
この度は弊社にご縁をいただき、誠にありがとうございます!
塗装後の様子は近日中に施工事例ページに掲載予定ですので、今しばらくお待ちください。
▼施工事例公開しました(2024/6/17更新)▼