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南河内郡太子町の築26年の戸建て住宅へ屋根・外壁塗装工事のお見積もりを実施した内容を掲載しています。
過去にポスト投函させていただいたチラシをお持ちになり、南大阪ペイントセンターのショールームにご来店いただきました!
遠くからご足労いただきまして、ありがとうございます。
アドバイザーである営業担当とお住まいを拝見する日程を調整させていただき、現地調査に伺いました。
14年前に他社にて塗装工事済みということもあり、築26年という年数を感じさせない重厚感がありながらキレイなお住まいです。
しかし外壁であるモルタルに施工された塗装の退色があり(チョーキング現象)、タイル外壁にも細かなひび割れが見られました。
屋根をドローンで点検したところ、色褪せや雨染みが多く見られたことから、屋根材の防水性が失われています。
屋根には旧:松下電工製のスレート瓦である「ニューフルベスト24」が使用されており、アスベスト含有なので割れや欠けなどの痛みがほとんど見られませんでした。
ですが、スレート瓦の防水性は塗装依存で、このままでは雨が染み込み続けて脆くなり屋根材の反りや割れに繋がります。
そのため外壁塗装と屋根塗装をどちらもご提案し、後日使用する塗料の耐用年数別に計5プランのお見積書をお持ちしました。
ご検討いただいた結果、営業担当の対応が決め手となり塗装工事のご成約をいただきました。
この度は弊社にご依頼をいただき、誠にありがとうございます!
南河内郡太子町の皆様、こんにちは!
外壁塗装専門店 南大阪ペイントセンターのマナベと申します。
太子町で実施した築26年の戸建て住宅に外壁調査を実施した内容をご紹介いたします。
▼太子町の外壁塗装業者選びについてはこちらの記事で解説をしています▼
南河内郡太子町の外壁塗装業者を選ぶときの7つのポイントとおすすめ業者
南河内郡太子町で外壁塗装のお見積もりのご依頼
築年数 | 26年 |
きっかけ | 築年数的なもの、近隣が工事をはじめた |
外壁材 | モルタル(スタッコ仕上げ) |
屋根材 | スレート瓦(ニューフルベスト24) |
昔に弊社がお配りしたチラシをずっと保管いただいており、直接ショールームへご来店いただきました。
弊社のことを長らく覚えていて下さって、ありがとうございます!
お客様のご要望を汲み取りご不安を解決するために、事前にアンケートにご協力をいただき詳しい内容をヒアリングいたします。
点検後の外壁と屋根の状態
14年前に他社で塗装工事済みということもあり、築26年とは思えない大変キレイな外観です。
しかしモルタル外壁に触れるとチョーキング現象が見られ塗膜の寿命が過ぎていることが窺えます。
又、タイル外壁には細かなひび割れが見られるため補修が必要です。
細部まで詳しく点検したところ、外壁とスリムダクト(エアコンホース)の設置面は塗られていないことから、外壁の防水性が完全に保護されていないことが分かりました。
南大阪ペイントセンターではスリムダクトを取り外して外壁への塗装が可能ですので、ご安心ください。
屋根には旧:松下電工製のスレート瓦である「ニューフルベスト24」が使用されており、アスベスト含有なので割れや欠けなどの痛みがほとんど見られませんでした。
ですがスレート瓦の防水性は塗装依存で、雨染みや退色が確認できることから防水性が屋根材の防水性が失われている状態と推測されます。
そのため、外壁と屋根どちらにも塗装工事の提案をいたしました。
それでは詳しい調査内容を次項から紹介いたします。
お問い合わせから見積書を貰うまでの流れは以下に詳しく紹介しています。
関連ページ:お問い合わせから見積書を貰うまでの流れと受付の方法
屋根・外壁塗装工事の見積もり調査の開始
外壁にはモルタルとタイルといった2種類の外壁材が使用されています。
外壁の大半を占めるのがモルタルですので、まずはモルタル外壁の調査から行います。
前回塗装が14年前ということもあり、外壁全体にうっすらと黒ずみが見られます。
本来塗装の防水性が備わっていれば汚れが付着しにくいので、外壁の汚れは塗装時期を示す1つのバロメーターと言えます。
ですがモルタル外壁によく見られるひび割れの症状がほぼ無かったので、前回塗装済みということもあり大変丁寧にメンテナンスをされていることが分かります。
モルタルの表面の塗膜はスタッコ仕上げといって、凹凸のあるポコポコとした塗膜です。
厚みがあるので耐久性が高い反面、凹凸があるので砂埃を抱え込みやすく汚れが目立つのが難点です。
表面の黒ずみの原因は塗膜の劣化はもちろんですが、スタッコ仕上げも汚れやすい要素なのです。
外壁材表面の塗膜が劣化している目安として、チョーキング現象が挙げられます。
外壁に触れると粉が付着していることが分かりますでしょうか。
紫外線の影響で塗膜が分解され、顔料だけが粉状になって出てくることで塗膜の寿命が過ぎていることを確認できます。
このチョーキング現象が見られると、塗膜の防水性がなくなったサインでもあるので塗装によるメンテナンスが必要です。
エアコンと室外機を繋ぐホースをカバーするスリムダクト(白い配管)がありますね。
前回塗装済ということもあり、どこまで塗装がされているか調査をしたいと思います。
スリムダクトと外壁の隙間の写真です。
スリムダクトと外壁塗料が密着している部分があるので、おそらくスリムダクトを取り外さずに塗装がされていると推測されます。
上から見てもやはりスリムダクトの裏側までは塗料が塗り込まれていませんね。
南大阪ペイントセンターではスリムダクトを取り外して塗装をいたします。
もしスリムダクトを外さないまま塗装をすると、以下2つの問題が出てきます。
1.接地面が塗装できないため完全な防水にはなりにくい
2.エアコン交換時にスリムダクトも交換するため、接地面の塗り残し部分がカバー交換の際に隠しきれない
ホースカバー裏の外壁を塗装するため、スリムダクトは取り外して別に塗装をいたしますのでご安心ください!
タイルには縦に伸びるひび割れがありますね。(写真中央)
タイルは無機物ですので防水性があるため、タイル表面への外壁塗装はされなくても問題ありません。
ただしタイル同士の目地にはコーキングで隙間を埋めるメンテナンスが必要な場合があります。
今回タイルの隙間を隈なく調査したところ、タイル面には特に目立った痛みはないのでコーキングでのメンテナンスも不要との診断になりました。
ひび割れにはコーキングで補修して、できるだけ目立たなくしますのでご安心ください!
屋根材には旧:松下電工製のスレート瓦である「ニューフルベスト24」が使用されており、アスベスト含有なので割れや欠けなどの痛みがほとんど見られませんでした。
加えて前回塗装済みなので適正にメンテナンスをされている結果、大がかりな補修が必要なほどの痛みはない状態です。
ですがスレート瓦の防水性は塗装依存で、雨染みや退色が確認できることから防水性が屋根材の防水性が失われている状態と推測されます。
スレート瓦の防水性は塗装依存ですので、この機会に屋根塗装をされた方が良いです。
塗装をすることでスレート瓦の防水性が復活、屋根材の保護にもなります。
屋根塗装は足場がないとできない工事ですので、外壁塗装と同時に工事をされる方がほとんどですよ。
屋根・外壁塗装工事のお見積もり内容と金額
お見積もり内容
劣化部位 | ご提案 | 理由 |
外壁(モルタル) | 外壁塗装 | 塗膜の劣化 |
外壁(タイル) | ひび割れ補修 | タイルのひび割れ |
屋根(スレート瓦) | 屋根塗装 | 経年劣化 |
付帯部(雨樋・雨戸・小庇・水切り・シャッターBOX・幕板・軒天・破風板・スリムダクト・ベランダ床水性トップコート) | 塗装工事 | 美観の向上・防水性の維持のため |
お見積り金額
使用する塗料のグレードによって1㎡あたりの単価が異なるので、お見積り金額も塗料によって変動します。
※スマートフォン・タブレットの方は右スクロールですべての見積書の内容をご覧いただけます。
プラン名 | 使用塗料 | 耐用年数 | 保証 | 小計 |
プランA | 外壁:超高耐久HRC次世代塗料プラン | 30年 | 15年 | ¥1,706,500 |
屋根:超高耐久HRC次世代塗料プラン | 30年 | 12年 | ||
プランB | 外壁:超低汚染型無機フッ素プラン | 20年 | 12年 | ¥1,416,475 |
屋根:遮熱フッ素プラン | 15-20年 | 12年 | ||
プランC | 外壁:超低汚染型シリコンプラン | 13-16年 | 10年 | ¥1,226,550 |
屋根:遮熱シリコンプラン | 10-15年 | 10年 | ||
プランD | 外壁:ラジカルシリコンプラン | 13-16年 | 10年 | ¥1,161,350 |
屋根:遮熱シリコンプラン | 10-15年 | 10年 | ||
プランE | 外壁:シリコンプラン | 7-10年 | 5年 | ¥1,074,050 |
屋根:シリコンプラン | 7-10年 | 5年 |
お見積り内容や担当者の説明にご理解をいただけ、プランBの超低汚染型無機フッ素塗料を使用した塗装工事の成約をいただきました。
数ある塗装会社の中から弊社へご依頼をいただき、誠にありがとうございます!
又、長らく南大阪ペイントセンターのチラシを保管いただいていたことも、大変うれしい思いです。
塗装後の様子は近日中に施工事例ページに掲載予定ですので、今しばらくお待ちください。
▼施工事例UPしました(2024/6/3更新)▼