✓ご依頼までの背景
東大阪市の築17年の戸建て住宅お住まいのお客様より屋根・外壁塗装工事のご相談です。
ネット検索で南大阪ペイントセンターのホームページをご覧になり、お電話でお問い合わせをいただきました。
築年数的にも塗装時期ということもあり、弊社他数社へ相見積もりのご依頼をされています。
ご都合の良い日程をお電話でお打ち合わせさせていただき、早速調査へ伺いました！
外壁には窯業系サイディング、屋根にはモニエル瓦が使用されているため、外壁・屋根ともに塗装でのメンテナンスが必要です。
特に痛みが見られたのは、外壁のサイディングボードの浮きです。
ボード同士の継ぎ目にあるコーキングにひび割れがあったため、おそらくひび割れから雨や湿気が入り込み湿気が外へ逃げようとする力が働きボード全体を押し上げていると推測されます。
対策としては、目地に施工されたコーキングをすべて新しいものへと交換することで、雨水の侵入経路を塞ぎこれ以上雨水の侵入を防ぐことが可能です。
そのため屋根・外壁塗装工事とともにコーキング工事の提案をいたしました。
点検の後日に、塗料の耐用年数別に計5プランのお見積書と内訳明細書や劣化診断書などをお持ちして、営業担当の説明や対応が決め手となりご成約をいただきました。
この度は弊社にご縁をいただき、誠にありがとうございます！
南大阪ペイントセンターのマナベと申します。
当ブログでは東大阪市の戸建て住宅へ外壁塗装の点検の様子とお見積り内容を紹介しています。
築17年で外壁塗装を検討され数社へ相見積もり
| 築年数 | 17年 |
| きっかけ | 築年数的なもの |
| 外壁 | 窯業系サイディング |
| 屋根 | モニエル瓦 |
築年数的にも塗装工事を検討されており、相見積もり先の一社として弊社を加えていただきました。
今回がはじめての塗装工事でご不安なことも多いと思いますが、しっかりと建物全体を拝見した上で現状や必要な工事をご説明しますのでよろしくお願いいたします！
▼お問い合わせから見積もりまでの流れを詳しく掲載▼
お問い合わせから見積書を貰うまでの流れと受付の方法
築17年の戸建て住宅へ屋根・外壁調査
窯業系サイディングと呼ばれる外壁材が使用されており、全国80％以上のシェア率を誇る最もメジャーな外壁です。
パネル状になったサイディングボードを1枚1枚繋ぎ合わせて施工する外壁で、あらかじめ表面には防水塗装が施されています。
パネル状の外壁材といっても中々イメージがつかみにくいと思いますので、サイディングボードの繋ぎ目部分に赤線を引いてみました。
継ぎ目にはコーキングと呼ばれるゴムのような素材が埋め込まれています。
目地の隙間をコーキングで満たすことでサイディングボードの継ぎ目に雨や湿気が入り込むことを防ぎます。
コーキングを近くで確認します。
細かくひび割れているのが分かりますでしょうか。
長年紫外線に晒されることで、ゴムのように柔軟性があったコーキングが硬くなりやがて写真のようにひび割れてしまうのです。
コーキングはサイディングボードの継ぎ目以外にも、サッシや玄関廻りにも施工されています。
窯業系サイディングのメンテナンスで特に重要なのがボード同士の継ぎ目に施工された古いコーキングをしっかり撤去すること、窓廻りは三角打ちすることが重要です。
サッシ廻りはコーキング材表面の幅が 10ｍｍ程度になるように三角に増し打ちを行います。
日当たりの良い方角の外壁では紫外線の影響でコーキングに大きな亀裂が入っています。
こちらもコーキングを施工しなおすことで、亀裂を埋めて防水性が復活しますのでご安心ください。
こちらは完全に目地のコーキングが取れてしまっています。
サイディングボードが浮いていることから、既に目地の亀裂から雨水や湿気が入り込んでいることが分かります。
浮いてしまったボードの対策としては、塗装時に新しいビスを打ち込んでフラットな状態に戻すことです。
そのため塗装前の外壁の補修が非常に重要になるので、きちんと劣化診断をしてくれる塗装業者を選ばれることが大切です。
サイディングボード表面の塗装についても寿命を迎えて塗装による防水性が失われていることが分かります。
塗装の寿命かどうか確認する方法として、チョーキング現象があるかどうか確認されると良いでしょう。
触れると白い粉が付着しているのが分かりますでしょうか？
実はこの白い粉は汚れではなく、外壁塗膜の顔料が粉状になって表面に現れている状態なのです。
このチョーキング現象が見られると、塗装による防水性が失われているサインなのです。
このチョーキング現象があるのはサイディングボードだけではなく、幕板や樋といった付帯部でも確認できます。
付帯部も塗装は可能ですので、美観向上や保護を目的に外壁塗装工事の際に塗装をされる方がほとんどですよ。
軒天には雨が染みた跡も確認できるため、軒天への塗装と同時にすぐ上にあるベランダの防水層へトップコートを塗布する提案をいたしました。
日当たりの影響でエアコンホースカバーのビニールが破けてしまっているので、こちらも復旧させていただきます。
ドローンで建物全体を調査いたします。
屋根にはモニエル瓦が使用されていることが分かります。
モニエル瓦自体の防水性は塗装依存なので、屋根塗装によるメンテナンスが必要です。
築17年なので塗膜の防水性がなくなっている可能性が高いので、外壁塗装と同時に屋根塗装をご提案いたしました。
住宅地ですと隣家との距離を気にされて「足場が建つか心配」といったお声を多くいただきます。
実は足場は40cmの隙間があれば建てる事が可能ですので、安心してご相談ください。
東大阪市の屋根・外壁塗装のご提案内容とお見積もり金額
お見積り内容
| 劣化部位 | ご提案 | 理由 |
| 外壁（窯業系サイディング） | 外壁塗装 | 塗膜の劣化 |
| 目地 | コーキング撤去打ち替え | コーキングのひび割れ |
| サッシ・軒天廻り（モルタル） | コーキング増し打ち | コーキングのひび割れ |
| 屋根（モニエル瓦） | 屋根塗装 | 塗膜の劣化のため |
| 付帯部（雨樋・スリムダクト・雨戸・シャッターBOX・幕板・軒天・破風板・ベランダ床） | 塗装工事 | 美観の向上・防水性の維持のため |
お見積り金額
使用する塗料のグレードによって1㎡あたりの単価が異なるので、お見積り金額も使用する塗料によって変動します。
※スマートフォン・タブレットの方は右スクロールですべての見積書の内容をご覧いただけます。
| プラン名 | 使用塗料 | 耐用年数 | 保証 | 小計 |
| プランA | 外壁：超高耐久HRC次世代塗料プラン | 30年 | 15年 | ¥2,031,450 |
| 屋根：超高耐久HRC次世代塗料プラン | 30年 | 12年 | ||
| プランB | 外壁：超低汚染型無機フッ素プラン | 20年 | 12年 | ¥1,613,775 |
| 屋根：遮熱フッ素プラン | 15-20年 | 12年 | ||
| プランC | 外壁：超低汚染型シリコンプラン | 13-16年 | 10年 | ¥1,419,700 |
| 屋根：遮熱シリコンプラン | 10-15年 | 10年 | ||
| プランD | 外壁：ラジカルシリコンプラン | 13-16年 | 10年 | ¥1,272,727 |
| 屋根：遮熱シリコンプラン | 10-15年 | 10年 | ||
| プランE | 外壁：シリコンプラン | 7-10年 | 5年 | ¥1,212,300 |
| 屋根：シリコンプラン | 7-10年 | 5年 |
各プランの内訳明細書には塗装箇所の㎡数・使用塗料（メーカー名も含む）・塗料単価など、不透明な金額がないように明記しています。
他数社との相見積もりをご検討いただいた結果、営業担当の説明が決め手となりプランDのラジカルシリコンと遮熱シリコンの塗装でご成約をいただきました！
Q.いろんな業者さんがある中で、何が決め手となって私たちにご依頼くださいましたか？
A.
屋根の塗装とコーキングの説明がわかりやすく、納得できたから弊社にご縁をいただき、誠にありがとうございます！
塗装工事後の様子は近日中に施工事例ページに掲載予定ですので、今しばらくお待ちください。
▼施工事例公開しました！（2024/5/22更新）▼
こちらのページに関すること以外でも、塗装工事についての疑問やご相談も承っています。
お気軽にご相談いただけますと幸いです。
