「外壁塗装したいけど外壁塗装について何も知らないから心配」
「外壁塗装を施工する前に基本的な知識を知っておきたい」
外壁塗装の施工をお考えの方は、以上のようなお悩みをお持ちではないですか。
当コラムでは、初心者の方のために外壁塗装の知識についてご紹介いたします。外壁塗装について全く知識がないという方もご心配いりません。パターン別に外壁塗装の基本的な知識をわかりやすくご説明いたします。
- 外壁塗装の必要性を感じた時に知っておきたい知識7選
- 業者選びをする時に知っておきたい知識5選
- 外壁塗装工事がはじまる時に知っておきたい知識4選
- 外壁塗装工事が終わった後に知っておきたい知識3選
外壁塗装を安心して施工できるよう、外壁塗装前に基本的な知識を身に付けましょう。
1.外壁塗装の必要性を感じた時に知っておきたい知識7選
1-1.外壁塗装工事は10年に一度が目安
1-2.外壁塗装が必要な劣化の緊急度
1-3.DIYでの補修はおすすめしない
1-4.外壁塗装の相場は90~120万円が目安
1-5.お金がない場合はリフォームローンが一般的
1-6.外壁塗装は季節関係なく1年中可能
1-7.外壁塗装の期間は約2週間
2.業者選びをする時に知っておきたい知識5選
2-1.事前に業者について調べるべきこと
2-2.相見積もりを取ることが大事
2-3.業者の言動で優良業者か判断するポイント
2-4.適切な見積書か見極める方法
2-5.地元の塗装業者に依頼がおすすめ
3.外壁塗装工事がはじまる時に知っておきたい知識4選
3-1.工事前に近隣への挨拶が必要
3-2.職人への差し入れはなくても問題ない
3-3.外壁塗装中の過ごし方
3-4.外壁塗装ができない天候
4.外壁塗装工事が終わった後に知っておきたい知識3選
4-1.外壁塗装の保証やアフターフォローについて
4-2.施工後の仕上がりを見極める方法
4-3.外壁塗装でトラブルになった場合の対処法
5.まとめ
外壁塗装の必要性を感じた時に知っておきたい知識7選
外壁塗装が必要だと感じた時、知っておきたい知識が7選あります。
- 外壁塗装工事は10年に一度が目安
- 外壁塗装が必要な劣化の緊急度
- DIYでの補修はおすすめしない
- 外壁塗装の相場は90~120万円が目安
- お金がない場合はリフォームローンが一般的
- 外壁塗装は季節関係なく1年中可能
- 外壁塗装の期間は約2週間
それでは、詳しくご紹介いたします。
外壁塗装工事は10年に一度が目安
外壁塗装工事は、10年に一度を目安としてメンテナンスを行っていただくよう推奨しております。
使用する塗料グレードによって耐用年数は異なりますが、10年を過ぎると徐々に耐久性が低下してきます。紫外線や雨風が住宅の耐久性を低下するので、時間が経つほど劣化は進行していきます。
住宅の色褪せが目立ってきたと感じたら、保護機能が低下し劣化が進んでいるサインです。グレードの高い塗料を使用している場合でも、立地環境など外的要因によって耐用年数は異なります。
外壁塗装の目安は10年に一度と考慮いただき、劣化が進んできたと感じたら早めのメンテナンスをお願いいたします。
外壁塗装が必要な劣化の緊急度
外壁塗装が必要な劣化とはどのような症状なのか?
劣化症状によって皆様がご判断できるよう、緊急度をご紹介いたします。
劣化症状 | 緊急度 | 写真 |
防水シートの劣化 | ★★★★★ | |
コーキングの剥がれ・亀裂 | ★★★★★ | |
大きなひび割れ(幅0.3mm以上) | ★★★★★ | |
塗膜の浮き・剝がれ | ★★★★ | |
細かなひび割れ(幅0.3mm未満) | ★★★ | |
チョーキング現象 | ★★ | |
色褪せ | ★★ |
ひび割れの大きさの確認方法は、名刺や紙のポイントカードが0.3mmに近いので住宅のひび割れの大きさを確認してください。
雨漏りに直結する劣化が緊急度の高い劣化になるので、早めのメンテナンスが必要になります。
DIYでの補修はおすすめしない
DIYの経験が豊富な方でも、ご自宅をDIYで補修するのはおすすめできません。
外壁塗装は下地補修が重要な作業になります。素人の方では下地補修が十分にできず、住宅の劣化を進めてしまう危険性もあります。
素人の方がDIYする際、特に困難な工程がこちらになります。
▼DIYで十分に行えない工程▼
工程 | 作業内容 | DIYが不可能な理由 |
ケレン作業 | 古い塗膜やサビを落とし塗料の密着性を高める | 短時間で正確に研磨する技術がない |
コーキング工事 | コーキング材で外壁材やひび割れの隙間を埋める | 隙間の深くまで充填できない |
下地補修の段階で素人の方にとって作業が難しく、耐久性を確保した住宅が完成するのは不可能と言えます。適切な塗料の選定も素人の方には難しいかもしれません。
実際にDIYの失敗後にご依頼を受け、撤去費用が余計に必要になってしまったケースもございます。外壁塗装は必ずDIYを行わず、プロの塗装専門業者に依頼していただけますようお願いいたします。
外壁塗装のDIYはおすすめできない理由について詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考になさってください。
外壁塗装のDIYは一歩間違えれば大損失!雨漏りや費用が嵩むリスクがある
外壁塗装の相場は90~120万円が目安
外壁塗装の相場は、90~120万円が目安になります。塗装の費用は、外壁塗装のみの場合や外壁・屋根塗装など塗装する箇所によって費用は変動します。
外壁塗装の費用相場が変動する要因はこちらになります。
- 塗装面積(塗装面積が増えると高くなる)
- 塗料のグレード(グレードの高い塗料は費用も高い)
- コーキング工事の有無(コーキングの有無や目地のm数によって変動する)
- 屋根塗装の有無(屋根塗装が必要かどうかで変動する)
- 付帯部の塗装面積(付帯部の塗装面積が増えると高くなる)
- 補修工事の有無(ひび割れなど補修が必要な場合は高くなる)
外壁塗装の費用相場は90~120万円が目安ですが、以上の要因で費用は変動すると考慮いただきたいと思います。
外壁塗装の相場について詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考になさってください。
【2024年最新】騙されないために!外壁塗装の相場を知って見積書の不安を解消しよう
お金がない場合はリフォームローンが一般的
お金がないけど外壁塗装の施工をしたい方は、リフォームローンが一般的です。外壁塗装はローンの利用が可能です。
住宅の劣化が進行しているのに、お金がないから外壁塗装を先延ばしにするのは危険です。劣化が進行し、さらに大きな費用が必要になる可能性があります。
外壁塗装のローン返済のイメージは、こちらを参考になさってください。
▼リフォームローンの返済のイメージ▼
(頭金50万円・年率2.14%・支払期間最長15年で計算)
施工金額 | 頭金 | 借入金額 | 取扱い金利 | 支払回数 | 月々支払金額 |
120万円 | 50万円 | 70万円 | 2.14% | 180回(15年) | 4,500円 |
150万円 | 50万円 | 100万円 | 2.14% | 180回(15年) | 6,400円 |
180万円 | 50万円 | 130万円 | 2.14% | 180回(15年) | 8,400円 |
お金がなくてもリフォームローンを利用すると、安心した支払計画を立てるのが可能になります。
ローンを利用すると金利がかかるので、総支払金額が金利の分だけ高くなってしまうと認識しておくのが重要です。
外壁塗装のローンについて詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考になさってください。
外壁塗装のローン完全マニュアル!将来を見据えた賢いローン活用方法
外壁塗装は季節関係なく1年中可能
外壁塗装に季節は関係ありません。1年中塗装が可能で、外壁塗装の仕上がりは施工の季節で変わりません。
ただし、気温が5℃以上ない地域では、外壁塗装が難しい季節があります。
- 北海道地方=11~3月
- 東北地方=12~3月
- 北陸地方=11~2月
以上の地域では冬場の外壁塗装は難しいかもしれませんが、その他の地域では湿度の心配もなく塗装可能です。
外壁塗装は季節ではなく、どんな季節でも任せられる塗装業者を選ぶのが大事になります。
- 豊富な施工実績と技術力を持っている
- 資格や免許を持っている
- 保証が行き届いている
- 点検に時間をかけてくれる
- 要望や質問は当日中に返事がある
- 進捗状況をこまめに連絡してくれる
外壁塗装を施工する季節にお悩みの方は、施工の季節に心配なく外壁塗装を行っていただきたいと思います。
外壁塗装の季節について詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考になさってください。
外壁塗装の仕上がりに季節は関係ない!季節ではなく塗装業者を重視
外壁塗装の期間は約2週間
外壁塗装の塗装期間は約2週間になります。
目安は約2週間になりますが、塗装期間が長くなってしまう要因があります。
- 雨の影響(雨が降ると塗装ができない)
- 塗装面積が大きい(塗装面積が大きいと塗料の塗布に時間がかかる)
- 劣化が激しい(劣化が激しいと下地補修に時間がかかる)
- 塗装箇所の数(塗装箇所の数が多い分時間が必要になる)
外壁塗装の期間は約2週間が目安で、長くなる要因があると留意いただきたいと思います。
外壁塗装の期間について詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考になさってください。
業者選びをする時に知っておきたい知識5選
外壁塗装の業者選びをする時に知っておきたい知識が5選あります。
- 事前に業者について調べるべきこと
- 相見積もりを取ることが大事
- 業者の言動で優良業者か判断するポイント
- 適切な見積書か見極める方法
- 地元の塗装業者に依頼がおすすめ
それでは、詳しくご紹介いたします。
事前に業者について調べるべきこと
業者選びをする時に、事前に業者について調べるべきことがあります。
気になる塗装業者を見つけたら、その会社のホームページを必ず確認してください。ホームページが存在しない会社は、信頼度が低くなります。
ホームページから調べるべきことがこちらになります。
- 会社の名前・住所・電話番号(フリーダイヤルだけでなく固定電話番号)
- 会社の代表の名前
- ホームページのURL
- 資格(塗装技能士・建設業許可・有機溶剤作業主任者・足場の組立等作業主任者は必須)
- 口コミ(Google口コミも確認する)
- 創業年数(運営10年未満の倒産率は高いので運営実績10年以上は安心)
実際に実在する業者なのかGoogleのストリートビューで住所を検索すると、会社の外観を確認できます。
外壁塗装業者の資格について詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考になさってください。
相見積もりを取ることが大事
外壁塗装は相見積もりを取ることが大事になります。
1社だけの見積りでは、費用や工事内容が適切か判断するのが難しいからです。3社以上から相見積もりを取ると、見積書を比較してご自宅に必要な工事内容や費用を見極めるのが可能になるかもしれません。
上記のようにA社・B社・C社で見積りを比較した内容がこちらになります。
- A社とB社は屋根の劣化が見られず屋根塗装不要
- C社は屋根塗装15万円の見積り
以上のことから判断すると、屋根塗装の必要がないのにC社が工事を提案したと考えられるかもしれません。
相見積もりを取った業者が全て同じ見積りではないかもしれませんが、比較して目安を知ることができるでしょう。
業者の言動で優良業者か判断するポイント
外壁塗装を施工する場合、必ず見積り前の点検が必要になります。塗装業者の点検時の言動で、優良業者かどうかの判断ポイントをご紹介いたします。
- 点検時間に30分~1時間かけて丁寧に点検してくれる
- 補修箇所を見落とさず補修理由を明確に説明してくれる
- 困っていることなど丁寧に聞いてくれる
- 契約を急がせない
丁寧な点検で、外壁塗装の知識がないお客様にもわかりやすい説明がある業者は信頼できます。逆に専門用語ばかりの説明で、契約を急がせる業者は信頼できないと判断できるかもしれません。
お客様が業者の説明を聞いて分かりにくいと感じたら、その業者はお客様の目線に立って説明していないと判断できるでしょう。
適切な見積書か見極める方法
塗装業者から見積書の提案を受けた時、適切な見積書か見極める方法をご紹介します。
上記に良い見積書と悪い見積書の例がございます。色分けしているので、順番にご説明いたします。
▼赤枠▼
・良い見積書は、工事内容の詳細が分かり何の工事をしたのか一目見て判断できます。
・悪い見積書は、工事内容の詳細が分からなく本当に工事をしたのか判断するのが不可能です。
▼青枠▼
・良い見積書は、基本的な下塗り→中塗り→上塗りの3回塗りが行われたのが分かります。
・悪い見積書は、必要な塗り回数で塗装したのか判断できません。
▼緑枠▼
・良い見積書は、数量や単位が明確で費用の判断がしやすいです。
・悪い見積書は、「一式」表記で高く請求されていても気づきづらいです。
詳細に記載されていない見積書は、工事費用が判断できず工程を省かれても分からない可能性が高くなります。
工事内容や数量など詳細に記載された見積書を提示し、詳しい説明がある業者に依頼するのをおすすめいたします。
外壁塗装の見積書について詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考になさってください。
外壁塗装の見積りは相見積もり必須!良い見積書の見極めポイント6つ
地元の塗装業者に依頼がおすすめ
外壁塗装を依頼する場合、地元の塗装業者がおすすめです。
地元の塗装業者は地域密着型で、お客様のお住まいの地域での施工実績が多くあります。近くの地域に施工事例があるので、実際に施工した住宅を見学できる場合もあります。ご自身の目で施工事例を確認すると、より工事の品質を見極めるのが可能になるでしょう。
また、地元で運営を続けるには、何よりも地元の評判が大事になります。地域密着型の地元の塗装業者は、適正な価格で見積りを提案し適切な塗装を施工するのが大事だと認識しています。
業者選びに迷ったら、地元の塗装業者に依頼してみてはいかかでしょうか。
外壁塗装工事がはじまる時に知っておきたい知識4選
外壁塗装工事がはじまる時に知っておきたい知識が4選あります。
- 工事前に近隣への挨拶が必要
- 職人への差し入れはなくても問題ない
- 外壁塗装中の過ごし方
- 外壁塗装ができない天候
それでは、詳しくご紹介いたします。
工事前に近隣への挨拶が必要
工事前に近隣への挨拶が必要になります。一般的に塗装業者が近隣への挨拶に伺いますが、トラブルを避ける為にも施工主ご本人も近隣への挨拶は欠かせません。近隣への挨拶のタイミングは、着工の1週間前程がおすすめです。
工事前の近隣への挨拶の必要性はこちらになります。
- 工事中の騒音のため(足場仮設の金属音や高圧洗浄などの機械音がする)
- 塗料や高圧洗浄水の飛散のため(メッシュシートの隙間から飛散する場合がある)
- 塗料の臭いのため(水性塗料は臭いが少ないが少しの臭いはある)
着工前に近隣へ挨拶をしておくと、以上のような場合に対するトラブルを防ぐことができるかもしれません。
挨拶に伺う近隣の住宅は、両隣と向かい・裏の3軒への挨拶が基本です。しかし、10軒程の小規模な団地の場合は、全ての住宅へ挨拶する方がご近所付き合いも円滑に進むかもしれません。
外壁塗装の挨拶について詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考になさってください。
【テンプレ付き】外壁塗装の近隣挨拶で伝えること4つとポイント5つ
職人への差し入れはなくても問題ない
外壁塗装中の職人さんへの差し入れは、何もなくて問題ありません。差し入れがないからと言って、工事が手抜きになるなどは全くございません。
差し入れについて職人さんに聞くと、以下のような回答でした。
▼差し入れについて実際の職人さんの回答▼
ですので、差し入れは出さないといけないというものではありません。今日もご苦労様の一言も大変嬉しく感じます。
差し入れの受け取りをしない業者もあるので、差し入れに関して気に悩む必要はないでしょう。
外壁塗装中の差し入れについて詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考になさってください。
外壁塗装中の過ごし方
外壁塗装中の過ごし方について、皆様の疑問を解決できるようご紹介いたします。
✔外壁塗装中は外出できる?
外壁塗装中の外出は問題ありません。外出の際は戸締まりをしっかりしていただき、職人へ一言声かけしていただくと助かります。
✔窓は開けられる?
基本的に窓は開けられません。「高圧洗浄のしぶきや塗料が室内に入らないように」や「塗料の臭いが室内に充満しないように」するためです。しかし、乾燥している間は窓を開けられる場合があるので、職人に相談するのをおすすめいたします。
✔洗濯物は外干しできる?
洗濯物の外干しはおすすめしません。塗料の飛散や臭いが洗濯物に付いたり、作業中の汚れが洗濯物に付く可能性が高いからです。外壁塗装中は洗濯物の室内干しをおすすめいたします。
外壁塗装中の洗濯物の外干しについて詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考になさってください。
外壁塗装中の洗濯物は外干しNG?理由とストレス緩和の対処法!
✔エアコンの使用は可能?
エアコンの使用は可能です。足場を設置する際に室外機の場所を考慮して立てていくのでご安心ください。
外壁塗装中のエアコンの使用について詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考になさってください。
✔足場や飛散防止ネットで覆うと室内は暗くなる?
足場や飛散防止ネットの影響で室内は薄暗くなってしまいます。しかし、真っ暗になることはございません。
以上のように、外壁塗装中は普段通りに過ごすことができない場合がございます。
ご迷惑をおかけしますが、ご協力をお願いいたします。
外壁塗装ができない天候
外壁塗装ができない天候はこちらになります。
- 気温が5℃未満(塗料が乾燥しない)
- 湿度が85%以上(塗料の乾燥が悪く結露しやすい)
- 雨の日(塗料が密着しない)
以上の天候に関わらず、外壁や屋根が濡れていたり湿っている場合は塗装ができません。塗装のプロの判断は確かですが、間違って施工されないようご自身でも確認するのをおすすめいたします。
雨の日の外壁塗装について詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考になさってください。
外壁塗装が雨の日にできない3つの理由と降った時の対処法を解説
外壁塗装工事が終わった後に知っておきたい知識3選
外壁塗装工事が終わった後に知っておきたい知識が3選あります。
- 外壁塗装の保証やアフターフォローについて
- 施工後の仕上がりを見極める方法
- 外壁塗装でトラブルになった場合の対処法
それでは、詳しくご紹介いたします。
外壁塗装の保証やアフターフォローについて
外壁塗装後に不具合が生じた場合に無償で補修してくれるか、保証内容や保証期間を確認しましょう。外壁塗装の保証には2種類あります。
- 工事保証(塗装業者独自の工事の不具合に対しての保証)
- 製品保証(塗料メーカー独自の商品に対しての保証)
以上の保証について確認してください。
南大阪ペイントセンターの保証は10年、塗料によっては15年ある場合があります。塗膜の剥がれなどが起きた場合は、保証期間なら全て無償で補修させていただいております。
- 自然災害や人力による破壊
- 塗装工事ではカバーできない外壁の下地自体の劣化や破損
保証期間中でも無償で補修できない場合もあるので、詳細を確認しておく必要があります。
外壁塗装の保証について詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考になさってください。
【外壁塗装の保証】保証内容や保証期間に注意し安心して外壁塗装工事をしよう
施工後の仕上がりを見極める方法
外壁塗装施工後の仕上がりが適切か判断する為に、施工後の仕上がりを確認して見極める方法をご紹介いたします。
外壁塗装施工後に以下のような場合を確認したら、仕上がりが不十分だと判断できるかもしれません。
- 膨れや気泡ができている(塗膜の中に空気が入って膨れている)
- 塗装が剥がれている(塗膜が密着せず剥がれている)
- 塗料の液垂れがある(液垂れの跡がある)
- 塗りムラがある(色の違いがはっきり分かる場合や極端に薄い場合)
- 塗り忘れがある(塗っていない箇所がある)
- コーキング工事が下手(コーキング材が外壁に付いていたりはみ出している)
外壁塗装の不具合は、外壁塗装後の1~3年に起きやすい傾向がございます。外壁塗装の不具合は耐久性の低下に直結するので、以上のような施工を確認したら早めに手直しをしてもらう必要があります。
外壁塗装の仕上がりを見極める方法について詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考になさってください。
外壁塗装が下手な6つの判断ポイントを解説!取るべき行動もご紹介
外壁塗装でトラブルになった場合の対処法
外壁塗装のトラブルは、施工業者とのトラブルと近隣とのトラブルの2種類あります。トラブルに関しては、多くが施工業者とのトラブルの場合に起こりやすいです。トラブルになった場合の対処法をご紹介いたします。
✔施工業者とのトラブル
▼仕上がりに関するトラブル対処法▼
- 塗り直しや手直しできるか確認する
- 保証内容・保証期間から補修対象か確認する
▼工事に関するトラブル対処法▼
- 証拠写真を撮って施工業者に相談する
- 責任を認めない場合は賠償請求する
- 見積書・契約書を確認する
▼お金に関するトラブル対処法▼
- 見積書・契約書を確認する
- 領収書や明細書などの発行を依頼し保管しておく
- 専門家のアドバイスを得る
▼保証に関するトラブル対処法▼
- 見積書・契約書を確認する
- 施工業者と話し合いをする
- 専門家のアドバイスを得る
近隣とのトラブルは、施工業者に連絡し「施工主・施工業者・近隣の人」の3者で話し合いをしトラブル解決に努めましょう。
外壁塗装のトラブルについて詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考になさってください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
外壁塗装の知識について、初心者の方でもパターン別にご理解いただくと外壁塗装をわかりやすく理解できます。
▼外壁塗装の必要性を感じた時に知っておきたい知識7選▼
- 外壁塗装工事は10年に一度が目安
- 外壁塗装が必要な劣化緊急度
- DIYでの補修はおすすめしない
- 外壁塗装の相場は90~120万円が目安
- お金がない場合はリフォームローンが一般的
- 外壁塗装は季節関係なく1年中可能
- 外壁塗装の期間は約2週間
▼業者選びをする時に知っておきたい知識5選▼
- 事前に業者について調べるべきこと
- 相見積もりを取ることが大事
- 業者の言動で優良業者か判断するポイント
- 適切な見積書か見極める方法
- 地元の塗装業者に依頼がおすすめ
▼外壁塗装工事がはじまる時に知っておきたい知識4選▼
- 工事前に近隣への挨拶が必要
- 職人への差し入れはなくても問題ない
- 外壁塗装中の過ごし方
- 外壁塗装ができない天候
▼外壁塗装工事が終わった後に知っておきたい知識3選▼
- 外壁塗装の保証やアフターフォローについて
- 施工後の仕上がりを見極める方法
- 外壁塗装でトラブルになった場合の対処法
以上のような基本的な外壁塗装の知識を身に付けると、外壁塗装の不安も少なくなり安心して依頼できるでしょう。
南大阪ペイントセンターでは施工事例が多数ございます。ご相談だけでもお受けいたしておりますので、ぜひ一度お問い合わせください。