「外壁塗装を施工したいけどお金がない」
「お金がないから外壁塗装は諦めるしかない」
外壁塗装をお考えの皆様は、このようなお悩みをお持ちではないでしょうか?
結論!外壁塗装はローンの利用が可能です。お金がないからと外壁塗装を先延ばしにすると、住宅の劣化が進行しさらに大きな費用が必要になってくる可能性があります。
外壁塗装でローンを利用すると、将来的に支払っていけるのか心配だという方は必見です。外壁塗装のローンを上手く利用する方法をご紹介いたします。
- 外壁塗装はローンの利用が可能です
- 外壁塗装のローン利用に向いている人
- 外壁塗装のローン利用に不向きの人
- 外壁塗装でローンの利用先を選ぶ方法4つ
- 外壁塗装のローン申請の流れ
- 外壁塗装のローンを上手く利用するポイント5つ
外壁塗装で利用するローンの詳細を理解し、皆様に合ったローン活用方法を見つけましょう。
1.外壁塗装はローンの利用が可能です!
1-1.返済のイメージはこんな感じ!
1-2.外壁塗装のローンは借入限度額が500~1000万円程
1-3.外壁塗装のローンは返済期間が10~15年程と短い
2.外壁塗装のローン利用に向いている人
2-1.お金がないけど外壁塗装を施工したい人
2-2.貯金を残したまま月々返済したい人
2-3.工事費用が思っていたより高額になった人
3.外壁塗装のローン利用に不向きの人
3-1.高齢な人
3-2.十分な貯金がある人
4.外壁塗装でローンの利用先を選ぶ方法4つ
4-1.外壁塗装業者が提携しているローン会社(これが一番おすすめ)
4-2.住宅ローン返済中なら同じ金融機関
4-3.他の金融機関で金利を抑えて有担保ローン
4-4.他の金融機関で手続き簡単に無担保ローン
5.外壁塗装のローンを申請する8ステップ
5-1.ステップ1:塗装見積り依頼と同時にローンの仮申請
5-2.ステップ2:仮審査
5-3.ステップ3:仮審査が通過したら本審査申込書作成
5-4.ステップ4:本審査
5-5.ステップ5:本審査が通過したら外壁塗装業者と契約
5-6.ステップ6:融資を受ける
5-7.ステップ7:外壁塗装施工開始・完了
5-8.ステップ8:ローンの返済スタート
6.外壁塗装のローンを上手く利用するポイント5つ
6-1.返済比率に注意する
6-2.住宅ローン減税を利用する
6-3.自分に合った金利タイプを選ぶ
6-4.無理のない返済方法を選ぶ
6-5.繰り上げ返済をする
7.まとめ
外壁塗装はローンの利用が可能です!
外壁塗装を施工したいけどお金がない場合は、ローンを利用して施工するのが可能です。外壁塗装ローンは「リフォームローン」と呼ばれ、住宅ローンと異なる点がございます。
外壁塗装でローンを利用する前に、外壁塗装ローンの詳細を理解できるようご紹介いたします。
返済のイメージはこんな感じ!
外壁塗装ローンの返済をイメージしてから、安心してローンを活用したいとお考えだと思います。外壁塗装ローンの返済のイメージは以下の通りです。
▼リフォームローンのお支払例▼
(頭金50万円・年率2.14%・支払い期間最長15年で計算)
施工金額 | 頭金 | 借入金額 | 取扱い金利 | 支払回数 | 月々支払金額 |
120万円 | 50万円 | 70万円 | 2.14% | 180回(15年) | 4,500円 |
150万円 | 50万円 | 100万円 | 2.14% | 180回(15年) | 6,400円 |
180万円 | 50万円 | 130万円 | 2.14% | 180回(15年) | 8,400円 |
※外壁塗装(屋根塗装含む)総額は100~150万円になるのが多いですが、お住まいの状態や広さによって変動します。
まとまったお金がなくてもリフォームローンを利用すると、安心した支払計画を立てるのが可能になるのです。ローンを利用すると金利がかかるので、総支払金額が金利の分だけ高くなってしまうと注意する必要があります。
外壁塗装のローンは借入限度額が500~1000万円程
外壁塗装のローンは借入限度額が住宅ローンより低く、500~1000万円程度になります。無担保ローンの場合は500万円程までと、さらに借入限度額が低くなります。
しかし、南大阪ペイントセンターでの外壁塗装の相場は、90~120万円になっております。また、ハウスメーカーの費用相場も180万円程までの為、無担保ローンでも問題なく借入限度額内に収まります。
リフォームローンは他のローンを組んでいても、比較的審査が通りやすく利用しやすくなっています。リフォームローンの利用を検討している場合は、金融機関や外壁塗装業者に相談するのをおすすめいたします。
外壁塗装のローンは返済期間が10~15年程と短い
外壁塗装のローンは返済期間が住宅ローンより短く、10~15年程となっています。その理由は、外壁塗装の目安は10年となっており、外壁塗装しても寿命が10年程だからです。外壁塗装の寿命に対応する為、返済期間を短く設定しているのです。
外壁塗装ローンの返済期間が短い場合のメリットやデメリットは以下の通りです。
▼外壁塗装ローンの返済期間が短い場合のメリット▼
・迅速な返済で借金を早期完済できる
・総利息支払いが少なくなり金利負担が軽減する
・将来の見通しがしやすい
▼外壁塗装ローンの返済期間が短い場合のデメリット▼
・短い期間に返済スケジュールが固定される
外壁塗装ローンの返済期間は短いので、将来の計画や経済的な安定性を考慮して適切な選択を行うのが重要です。
外壁塗装のローン利用に向いている人
外壁塗装のローンは、誰でも利用する価値があるというわけではございません。外壁塗装のローン利用に関して、向いている人と不向きの人がございます。
先ず、外壁塗装のローン利用に向いている人とはどのような人でしょうか?
外壁塗装ローンに向いている人の事例をご紹介いたします。
お金がないけど外壁塗装を施工したい人
お金がないけど外壁塗装を施工したい人は、外壁塗装のローン利用に向いているかもしれません。お金がなくて頭金が少しでも、ローンを利用すれば希望の外壁塗装を施工できます。
外壁塗装をしたいけどお金が手元にないAさんの事例をご紹介いたします。
▼外壁塗装をしたいけどお金が手元にないAさん▼
外壁塗装をしたいけど、家の住宅ローンも残っていて子供の教育費も必要なので手元にお金がありません。用意できる頭金は30万円になります。
ローンを利用すれば、頭金が30万円でも月々の支払いで返済可能です。
貯金を残したまま月々返済したい人
貯金を残したまま月々返済したい人は、外壁塗装のローン利用に向いているかもしれません。ローンを利用すれば、貯金を崩さないで外壁塗装が可能です。
貯金を残したまま月々返済したいBさんの事例をご紹介いたします。
▼貯金を残したまま月々返済したいBさん▼
ローンを利用すれば、貯金を崩すことなく月々の支払いで返済可能です。
ローン返済中に貯金を使って早く返済完了したいと考えが変われば、繰り上げ返済するのも可能です。
工事費用が思っていたより高額になった人
工事費用が思っていたより高額になった人は、外壁塗装のローン利用に向いているかもしれません。外壁塗装費用を予想してお金を貯めていても、思っていたより高額になってしまうかもしれません。そんな方にも、外壁塗装のローン利用が可能です。
外壁塗装の工事費用が思っていたより高額になったCさんの事例をご紹介いたします。
▼外壁塗装の工事費用が思っていたより高額になったCさん▼
外壁塗装の見積りを依頼すると、提案された見積りは思っていたより高額になってしまいました。
貯めていたお金を頭金として支払い、残りはローン利用が可能です。
外壁塗装ではローンの利用が可能ですが、利息の支払いが増えて総支払金額が多くなるので注意が必要です。
外壁塗装のローン利用に不向きの人
それでは、外壁塗装のローン利用に不向きの人とはどのような人でしょうか?
外壁塗装ローンに不向きの人をご紹介いたします。
高齢な人
高齢な人は、外壁塗装のローン利用に不向きかもしれません。高齢の方がローンを利用すると、返済が進むほどに年齢が高くなり返済が困難になる可能性があるからです。
定年退職したDさんの事例をご紹介いたします。
▼定年退職したDさん▼
今回が最後の外壁塗装にしたいとお考えです。
定年退職しているので、ローンを利用できるのかお悩みです。
高齢の方が退職後にローンを利用しても、完済が75~80歳になるので支払いが困難なる可能性があります。
十分な貯金がある人
十分な貯金がある人は、外壁塗装のローン利用に不向きかもしれません。十分な貯金があるのにローンを利用すると利息の支払いが必要になり、総支払金額が増えてしまうからです。本来支払わなくていい費用の支払いが増えるので、トータルで考えると損になります。
十分な貯金があるEさんの事例をご紹介いたします。
▼十分な貯金があるEさん▼
外壁塗装でローンを利用しようかお悩みでした。
外壁塗装費用の70万円をローン利用すると、総支払金額が81万円になり11万円も支払いが増えてしまいます。(年率2.14%・支払い期間最長15年で計算)
ローンを利用しない方が総支払金額が少ないので、十分な貯金がある人は一括支払いがおすすめです。
ローンを利用すると必ず利息を支払わないといけないので、家計に十分余裕がある人はローン利用は不向きです。また、定年退職している人や高齢な人は、将来的にローンの支払いが困難になる可能性があります。その為、ローン利用は不向きだと考慮いただきたいと思います。
外壁塗装でローンの利用先を選ぶ方法4つ
外壁塗装でローンを利用する場合、ローンの利用先はどこを選べばいいのかお悩みなる方もいらっしゃるでしょう。
外壁塗装ローンの利用先には以下の方法がございます。
- 外壁塗装業者が提携しているローン会社(これが一番おすすめ)
- 住宅ローン返済中なら同じ金融機関
- 他の金融機関で金利を抑えて有担保ローン
- 他の金融機関で手続き簡単に無担保ローン
以上の4つの方法を詳しくご紹介いたします。
外壁塗装業者が提携しているローン会社(これが一番おすすめ)
外壁塗装でローンを利用する場合は、外壁塗装業者が提携しているローン会社が一番おすすめです。外壁塗装業者が提携しているローン会社を利用すると、ローン開始までの手続きが簡単でスムーズに進みます。
外壁塗装業者が提携しているローン会社を利用すると以下のようなメリットがございます。
- 手続きがスムーズで簡単
- 審査期間が短く審査結果が直ぐにわかる
- 無担保で借入が可能
以上のようなメリットがありますが、金利が少し高めというデメリットもございます。
南大阪ペイントセンターでは、ローン利用に対応できるようオリコ(オリエントコーポレーション)と提携しています。リフォームローンの知識が豊富な営業マンも在籍しているので、ローンのお悩みなどのご相談もお受けしております。ぜひ一度、ご相談ください。
住宅ローン返済中なら同じ金融機関
住宅ローンの返済中なら、同じ金融機関で外壁塗装ローンを利用する方法もあります。追加でのローン借入になる為、比較的審査が通りやすい傾向がございます。
住宅ローンの借入先で外壁塗装ローンを利用する場合のメリットがこちらになります。
- 過去に審査が通った実績があるので審査が通りやすい
- 金利の優遇が受けられる可能性がある
しかし、住宅ローンには外壁塗装ローンに対応していない場合もございます。住宅ローン借入先で外壁塗装ローンを利用したいとお考えの方は、問い合わせて確認する必要があります。
他の金融機関で金利を抑えて有担保ローン
外壁塗装ローンを利用する場合、他の金融機関で有担保ローンを利用するのが可能です。有担保は返済が不可能になった時の為に、土地や建物を担保にしてお金を借りる方法です。
有担保ローンは担保があるので、金利が1~2%程に抑えるのが可能です。しかし、有担保ローンの審査は厳しく、手続きに時間がかかってしまう可能性があります。
有担保ローンは金利が低いメリットがありますが、ローンの支払いが滞ると担保にした土地や建物を失うリスクがあります。目先の金利の低さだけを考えるのではなく、将来設計をしっかりと考慮して判断するのが重要です。
他の金融機関で手続き簡単に無担保ローン
外壁塗装ローンを利用する場合、他の金融機関で無担保ローンを利用するのが可能です。無担保ローンは手続きが簡単で、審査に通りやすいメリットがあります。
無担保ローンは、金利が2~5%程と有担保ローンより金利が高くなるデメリットがあります。その為、最終的に総支払金額が高くなってしまいます。
無担保ローンを考える場合は、外壁塗装業者が提携しているローン会社で無担保ローンを利用するのをおすすめいたします。
外壁塗装のローンを申請する8ステップ
外壁塗装のローンを申請する際の流れは以上の通りです。申請の流れごとに詳しくご紹介いたします。
ステップ1:塗装見積り依頼と同時にローンの仮申請
外壁塗装の見積り依頼とローンの申請を同時に進めないと、ローンの審査結果が遅れ工事開始も遅れてしまう場合があります。また、ローンの具体的な金額を把握できるので、円滑に外壁塗装の計画を進めるのが可能になります。
ステップ2:仮審査
仮審査の際に、過去に返済不能があった場合は落とされる可能性があります。収入に対して借入金が多い場合や借金を多く抱えている場合は、仮審査が通らない可能性があると留意いただきたいと思います。
ステップ3:仮審査が通過したら本審査申込書作成
仮審査申込書より記入項目が多くなり、返済能力があるか判断されます。記入項目が正しいかを判断する為に、給与明細・源泉徴収票などの書類が必要になります。必要書類は金融機関によって異なるので注意が必要です。
ステップ4:本審査
本審査に落ちてしまうと、無担保でお金を借りるのは不可能です。有担保で価値のある資産を提供すれば、返済能力の評価が緩和されローンの審査において有利に働く可能性もあります。しかし、返済計画や過去の借金や返済に関する履歴も考慮されるので、事前に金融機関と相談し具体的な条件の確認が重要です。
ステップ5:本審査が通過したら外壁塗装業者と契約
本審査が通過したら融資が受けれますが油断してはいけません。本審査が通過しても取り消しの可能性もあります。本審査の通過後にやってはいけないNG行動がこちらになります。
- 転職や退職をしない
- 高額なローンを新たに契約しない
- 会社の倒産や破産など財政状況を変えない
会社の倒産は自身ではどうにもならないですが、自分自身の財政状況が変化することを自ら行わないのが重要です。
以上のような行動はせずに本審査が通過したら外壁塗装業者と工事の契約を交わして、金融機関からの融資を待ちましょう。
ステップ6:融資を受ける
融資を受けれる日数は金融機関によって異なります。
- 銀行⇒本審査通過から1~2週間後
- 信販会社⇒本審査通過から数日
具体的な日数は、各金融機関の方針や審査を進める手順によって異なります。融資までの日数については、申し込んだ金融機関に直接確認するのが重要です。
ステップ7:外壁塗装施工開始・完了
金融機関からの融資が実行されたら、外壁塗装の施工開始になります。ローンの利用で外壁塗装が施工され、耐久性を向上した住宅が完成します。
ステップ8:ローンの返済スタート
ローンの返済がスタートです。月々の計画的な返済でローン完済を目指します。
外壁塗装のローンを上手く利用するポイント5つ
外壁塗装のローンを上手く利用するポイントを抑えれば、賢くローンを活用し外壁塗装で住宅を保護できます。外壁塗装のローンを上手く利用するポイントは以下の通りです。
- 返済比率に注意する
- 住宅ローン減税を利用する
- 自分に合った金利タイプを選ぶ
- 無理のない返済方法を選ぶ
- 繰り上げ返済をする
それでは、詳しくご紹介いたします。
返済比率に注意する
外壁塗装のローンを上手く利用するには、返済比率に注意が必要です。返済比率とは、手取り額から見た返済可能な上限をパーセントに表した数値になります。いくつかのローンを利用したくても、返済比率が高いと返済は不可能になります。
生活していく中で可能な返済比率は以下の通りです。
- 一般的な返済比率⇒30~40%
- ゆとりのある生活を送る場合の返済比率⇒20%程度
現在ローンを返済中の方の返済比率は、年間返済額÷年収×100で計算できます。
年収が同じ600万円のAさんとBさん。生活状況を考えて年収と返済比率から月々の返済額を計算すると以下の通りです。
Aさんは少しでも多く返済して早く完済したいので、返済比率を40%に設定しました。Bさんはゆとりのある生活をしたいので、返済比率を20%に設定しました。
返済比率の違いで月々の返済に10万円も差があります。ローンの利用は、生活に合わせて返済していける返済比率を検討するのが重要です。
住宅ローン減税を利用する
住宅ローン減税とは住宅借入金等特別控除と言って、一定の条件を満たしている場合は所得税の控除が受けれます。住宅借入金等特別控除の受けれる期間や限度額はこちらになります。
- 期間=基本的には10年間
- 限度額=年間40万円(10年間で最大400万円)
外壁塗装で住宅ローン減税は誰でも受けれるのではなく、条件を満たしていなければいけません。外壁塗装で住宅ローン減税を受ける為の条件が以下の通りです。
- 住宅ローン利用者本人が住む家
- 外壁塗装施工費用が100万円以上
- ローンの返済期間が10年以上
- 工事を施工する建物の床面積が50㎡以上
- 年間総所得が3000万円以下
住宅ローン減税を利用する場合は、初年度だけ確定申告が必要になります。確定申告の際には必要な書類があるので、税務署などで確認する必要があります。
自分に合った金利タイプを選ぶ
外壁塗装でローンを利用する際に、金利タイプを選ぶ必要があります。ローンの金利には、固定金利と変動金利の2種類があります。
2つの金利タイプの特徴をご紹介いたします。
▼固定金利▼
・景気が動向しても完済するまで金利は変わらない
✔メリット
・契約の段階で返済期間中の支払額が確定するので、将来的に返済計画が立てやすい
・返済期間中に金利が上昇しても返済額が増えない
✔デメリット
・返済期間中に金利が低下しても返済額が少なくならない
✔固定金利に向いている人
・返済期間中に景気が変動し金利上昇のリスクを避けたい人
・安定した生活を送りたいので完済するまで月々の返済額を変えたくない人
▼変動金利▼
・金融市場や景気の動向で金利が変動するので返済額が変わる
✔メリット
・返済期間中に金利が低下したら返済額が減少する
✔デメリット
・返済期間中に金利が上昇すれば返済額が増加する
・金利の動向によって返済額が変わるので長期的な返済計画が立てにくい
✔変動金利に向いている人
・金利が変動してリスクを生じても対応できる人
・変動金利について詳しい人
・返済期間が短い人(返済期間が長いと金利上昇のリスク増)
ローンの利用で金利タイプを選ぶ際は、返済期間や返済額を考慮し将来の収入見込みなどを考える必要があります。将来の生活設計を考慮し、適切な金利と条件を選ぶ必要があります。
無理のない返済方法を選ぶ
外壁塗装でローンを利用する際に、元利均等返済と元金均等返済の2つの返済方法があります。自分に合った無理のない返済方法を選ぶ必要があります。2つの返済方法の特徴をご紹介いたします。
✔元利均等返済
元利均等返済は、返済開始から完済まで毎月の返済額は変わりません。しかし、元金と利息の返済額の割合が返済が進むごとに異なってきます。多くの金融機関で取り扱いがあり、一般的に選ばれる返済方法になります。
元利均等返済の仕組みは以下のようになっています。
- 毎月の返済時点の元金の借入残高によって利息の返済額は計算される
- 返済開始当初は元金の借入残高が多いので返済額に占める利息の割合が多い
- 返済が進んで借入残高が減ると利息の割合が減って元金の返済が多くなる
元利均等返済は返済当初は利息の支払いが多く元金が減らないので、いつまでも返済額が多いイメージかもしれません。しかし、返済開始から完済まで返済額が変わらないので、長期的なローン返済計画を立てやすいのがメリットになります。
✔元金均等返済
元金均等返済は、毎月返済する元金だけを均等に分けて返済する方法です。返済当初の月々の返済額が多くなるので、収入や勤続年数など求められる条件が厳しくなります。
元金均等返済の仕組みは以下のようになっています
- 元金を均等に分け月々の返済時点の借入残高によって利息を上乗せ
- 返済開始当初が一番借入残高が多いので利息が多く月々の返済額も多い
- 返済が進み借入残高が減ると上乗せされる利息も減るので月々の返済額も少ない
元金均等返済は元金の返済が早いので、返済が早く進んでいるように感じるかもしれません。返済当初の月々の返済額は多くなりますが、元金の返済が早いと最終的に総支払利息が少なくなるメリットがあります。
繰り上げ返済をする
外壁塗装でローンを上手く利用するには、繰り上げ返済をするのも一つのポイントになります。繰り上げ返済とは、毎月の返済額にまとまったお金を追加し返済する方法を言います。
繰り上げ返済するお金は、元金の返済に充てられ元金の返済が一気に進みます。元金の返済が進むと、支払う利息を減らすのが可能になるのです。
繰り上げ返済のメリットはこちらになります。
- 支払う利息が減らせて総支払金額が少なくなる
- 毎月の返済額を減らせる
- 返済期間を短縮できる
ローンを返済しながらまとまったお金を用意するのは困難かもしれません。しかし、繰り上げ返済するチャンスがあれば、ぜひ活用していただきたいと思います。
まとめ
外壁塗装はローンの利用が可能です。ローン申請の流れを理解し、ローンを上手く利用するポイントを知っておく必要があります。
▼外壁塗装のローンの詳細▼
・借入限度額は500~1000万円程
・返済期間は10~15年程
▼ローンに向いている人・不向きの人▼
・向いている人=お金がない人・貯金を残したい人・工事費用が予想より高額だった人
・不向きの人=高齢で退職している人・十分な貯金がある人
▼ローンの利用先4つ▼
・外壁塗装業者が提携しているローン会社(一番おすすめ)
・住宅ローン返済中なら同じ金融機関
・他の金融機関で金利を抑えて有担保ローン
・他の金融機関で手続き簡単に無担保ローン
南大阪ペイントセンターでは、リフォームローンの知識が豊富な営業マンが在籍しております。ローンに関するご相談やお悩みもお受けしております。ぜひ一度、ご相談だけでもお問い合わせください。