✓ブログの概要
大阪市浪速区で5階建てマンションの塗装工事のお見積りを実施した内容を掲載しています。
マンションを相続されたオーナー様ですが、過去のメンテナンス歴や建物の劣化状態が分からずお困りでした。
今後入居者を増やすため、古くなった共用部の一新や外壁タイルのメンテナンスを希望されています。
南大阪ペイントセンターのマナベと申します。
当ブログでは大阪市浪速区の築35年のマンションに塗装工事の現地調査とお見積りの内容を紹介しています。
相続されたマンションの塗装工事にお困り
マンションの概要
築年数 | 1989年8月(築35年) |
建物構造 | 軽鉄骨造 |
建物階建 | 5階 |
きっかけ | マンションの相続と空室対策 |
外壁 | タイル |
屋根 | 陸屋根(シート防水) |
「建物を相続したばかりで、過去の工事状況が分からず、外壁の劣化具合が分からなかった。
共用部が古くて暗かった為、今後新しく十人募集を行う時に不利になると思った。」
過去のメンテナンス歴が分からず、どのタイミングで塗装工事をすれば良いかお困りだったお客様。
外壁・共用部・屋上など建物すべての状態を調査いたしますのでご安心ください!
マンションの塗装工事前の点検調査
まずは共用部の建物の中から拝見します。
外壁表面はタイルですがそれ以外の共用部はモルタル外壁が使用されています。
PS(パイプスペース)の扉などの鉄部は塗膜の剥がれが目立ち、築年数相応の劣化が感じられます。
共用部のモルタル外壁はいたる所にひび割れがあります。
塗装工事だけでなく、ひび割れ補修工事も必要ですね。
お部屋のベランダです。
ベランダの天井部分は軒天と呼ばれる部位で、塗装でメンテナンスが可能ですので美観を取り戻すことができますよ。
鉄製の避難ハッチの錆も多く見られるので、錆を落としてから塗装をすれば塗膜で保護され錆に強くなります。
窓枠の周りには雨水の侵入を防ぐ目的でコーキングが埋め込まれています。
紫外線を長年浴び続けることでゴムのような柔軟性をもったコーキングが徐々に硬化して縮み、雨漏りの原因となるのです。
ベランダの床もかなり劣化が進んでおり、防水工事が必要です。
ベランダ床の防水層をメンテナンスしないままでいると、ベランダに染み込んだ雨水が階下へ雨漏りしてしまう可能性が高くなるのです。
ベランダの仕切り板も塗膜が剝がれてかなり劣化が進んでいるので、塗装で保護をして美観を復活させてあげましょう。
他のお部屋では雨漏り跡があることから、タイルの目地が割れか屋上の防水層から雨水が侵入していることが推測されます。
ドローンで外壁の状態を点検いたしました。
タイルの浮きや剥がれについては実際に足場を建ててからでないと、正確なお見積りは難しいです。
雨漏り被害の状態から、タイル目地の埋め直しやタイルの浮きや剥がれの貼り替えが必要と推測されます。
マンションの屋上にはシート防水が施工されています。
屋上は紫外線の影響を直接受けることから、シート防水が紫外線で傷んでしまうと劣化した部位から雨が入り込み雨漏り被害へとなるケースも多いです。
屋上には塩ビシート防水工事がおすすめです。
塩ビシート防水であれば広い面積に一気に施工することができ、既存の防水層の上から施工できるので廃材撤去費用もかかりません。
防水層の寿命も約15∼20年と長く、費用対効果に優れた防水工法ですよ。
▼塩ビシート防水工事について詳しく掲載▼
塩ビシート防水【防水工事の種類と耐久性の違いについて】
マンションの塗装工事のご見積り内容
お見積り内容
- 足場工事
- 補修工事
- 塗装工事
- 屋上防水工事
- ベランダ防水工事
- タイル面薬品洗浄
- 共用廊下塗装工事
- 廊下床美装工事
以上の工事内容となりました。
お客様へお渡しした実際の見積書には各部位の㎡数や単価を詳細に明記したものをお渡ししました。
ただしタイル補修は足場仮設後に打診調査をしないと劣化部位が特定できませんので、タイル部位のみ再見積もりとなります。
お見積りの内容にご理解をいただけ、ご成約をいただきました。
Q.いろんな業者さんがある中で、何が決め手となって私たちにご依頼くださいましたか?
A.
見積時の数量(塗装面積)算出が1番正確でした。他社では図面を見ても土地の広い算出していたが、貴社ではきちんと建物面積で算出されていた。
(あまりにも他社と違ったので最初「?」となったが、改めて自分でも確認し、貴社がきちんと見て頂けることが分かった)
提案された中で最安ではなかったが、見積もりの正確さできめた。あとは口コミの多さと評判
施工後の様子は後日別ページでご紹介いたします!
▼施工事例公開しました!(2023/08/29更新)▼
こちらのページに関すること以外でも、塗装について疑問点やお見積りのご相談も承っています。
お気軽にご相談いただけますと幸いです。