古民家の外壁を塗装するときの基礎知識!ポイントや事例まとめました

古民家の外壁を塗装するときの基礎知識!ポイントや事例まとめました

こちらの記事をご覧いただいている皆さんは、「古民家をきれいにしたい」という方や「古民家の風情を残しながらメンテナンスしたい」という方が多いのではないでしょうか?

古民家は現代の住宅とは異なり、日本独特の魅力が詰まった趣ある住居です。そんな古民家の風情を保ちながらメンテナンスすることができるなら、うれしいですよね!

ただし、実際の古民家はとても古い建物であり、適切な対処をしなければなりません。

そこでこちらの記事では古民家の外壁を塗装する時の注意点4つ古民家の風合いを残したまま塗装をするポイント2つなどについてお話をしていきたいと思います。

古民家の外壁を塗装する時の注意点4つ
・古民家の施工実績がある業者を選ぶ
・DIYは難しい!なるべくプロに依頼した方が安心
・劣化状況によっては張替えやカバー工法が必要
・雰囲気に合わせて慎重に塗料を選ぶ

古民家の風合いを残したまま塗装をするポイント2つ
・日本の伝統色を使用して塗装する
・木材の風合いを残すにはクリア塗装がおすすめ

無料見積もりを依頼する

古民家の風合いを残したいなら外壁塗装がおすすめ

古民家の風合いを残したいなら外壁塗装がおすすめ

古民家をリノベーションする際、多くの方々が古民家の魅力を保ちつつ、機能性を向上させたいと考えています。

そのため、「外壁の張り替え」や、既存の外壁材の上から新しい外壁材を重ねる「カバー工法」は、建物の劣化がそれほどひどくない限り、あまり行われません。

古民家の風合いを残しつつメンテナンスをする場合、一番多く採用されているのが古民家の「外壁塗装」です。

既存の塗料に近い塗料で塗装をすれば見た目の大きな変化もなく古民家のイメージを残したまま塗装することが可能です。

また、断熱性や防カビ性・防水性などの塗料を使用すれば機能性の向上も期待できます。先程お話しました「外壁の張替え」や「カバー工法」よりも費用を抑えることも可能です。

ですが思ったよりも劣化が進行している場合や塗装だけでは補いきれない場合は、塗装以外のメンテナンスが必要になる場合もありますので塗装前にしっかりと建物の状態を点検してもらいましょう。

古民家の外壁を塗装するときの費用相場は現場によって大きく異なる

「古民家の外壁を塗装するときにいくらくらいかかりますか?」といったご質問をよくお受けします。

ですが申し訳ありません、古民家の外壁塗装は劣化状況や使用する材料・施工方法によってかなりの差が生じるため一概に〇円~〇円です。とはいえません。

費用の詳細を知るためには、一度業者に劣化状況や施工方法を見積もってもらうようにしましょう。その際、複数の業者で見積もり依頼をかけると大体の相場がわかってくることでしょう。

古民家の外壁を塗装する時の注意点4つ

ここからは古民家の外壁を塗装するときに注意して頂きたいポイントを4つお伝えしたいと思います。

古民家の施工実績がある業者を選ぶ

古民家の外壁を塗装する時の注意点4つ 古民家の施工実績がある業者を選ぶようにしましょう

古民家の塗装は一般的な塗装と異なり、知識や技術が必要になります。また、古民家に使用できる塗料や材料も一般の住宅と異なり絞られてきます。

そのため、古民家の施工実績があり古民家の扱いに慣れている業者を選ぶようにしましょう。

DIYはおすすめしない!なるべくプロに依頼した方が安心

古民家の外壁塗装にDIYはおすすめしない!なるべくプロに依頼した方が安心

「なるべくお金をかけずにメンテナンスしたい」「DIYでも大丈夫なんじゃないの?」といったお声をよく頂きます。

結論から申し上げますと、DIYはおすすめしません!

古民家は築年数の古さから建物の状態や施工方法が一般的な現代の住宅とは異なります。劣化の状況を正しく見極め、施工方法を選ぶ必要があることから古民家に詳しい専門家でないと判断や材料の選定が難しく施工の難易度も高いです。

また、外壁塗装は高所作業を伴います。危険もあり思わぬ事故を招きかねません。

さらにDIYでは表面上の見た目は綺麗にできたとしても根本的な劣化の解決や適切な処理が難しいため、確実に家の耐久性を高めることが出来るとは言えません。

これらの理由からDIYはおすすめできず業者に依頼することが最も安心かつ納得のいく方法と言えます。

劣化状況によっては張替えやカバー工法が必要

先程も少しお話をさせて頂きましたが、外壁の劣化状況によっては塗装だけでのメンテナンスでは補いきれず、張替えやカバー工法が必要になる場合があります。

また、シロアリ被害や木材の腐敗など内部に問題がある場合は別途リフォームが必要になります。見た目だけではわからない劣化もありますので劣化が進行し被害が拡大する前に一度業者に点検を依頼しましょう。

雰囲気に合わせて慎重に塗料を選ぶ

古民家の外壁を塗装する時の注意点 雰囲気に合わせた塗料を使用する

古民家は一般的な住宅に比べ、日本独自の趣や雰囲気を尊重します。そのため希望する風合いや色合いをしっかり把握した上で塗料を選定する必要があります。

古民家の塗装に慣れている業者であればどんな塗料が古民家との相性が良いのか把握しています。一度相談してみましょう!詳しくは5章でお話していきたいと思います。

古民家の風合いを残したまま塗装をするポイント2つ

古民家の風合いを残したまま塗装するには2つのポイントがあります。

日本の伝統色を使用して塗装する

古民家の塗装には色選びにもこだわりが必要です。白やベージュ以外の色を選ぶ際には日本古来の伝統的な色を使うと古民家の風合いがいっそう際立ちます。

▼おすすめ伝統色
・藤色
・うぐいす色
・御召茶(おめしちゃ)
・小豆色
胡桃色

古民家の外壁塗装には日本の伝統色を使用して塗装する

木材の風合いを残すにはクリア塗料や木材保護塗料での塗装がおすすめ

古民家 外壁塗装 木材の風合いを残すにはクリア塗装がおすすめ

木材を活かした古民家が多く見られます。古民家独自の木材の趣を残したまま塗装をするには、透明なクリアー塗料木材保護塗料の使用がおすすめです。

▼クリアー塗料をおすすめする理由
クリアー塗料で塗装をすることで木材独自の自然な経年劣化を残したままメンテナンスすることができます。

▼木材保護塗料をおすすめする理由
防虫・防腐・防カビ・撥水効果が高く木材内部に浸透しやすい塗料です。また木材独自の風合いを楽しむこともできます。

▼木材におすすめな塗料
・UVプロテクトクリアー
・キシラデコール
・オスモカラーなど

※しかし木材の劣化があまりにも激しい場合はクリアー塗料ではなく通常塗料で塗装することもあります。

弊社の古民家の外壁塗装の施工事例をご紹介

弊社にて古民家の外壁塗装をさせて頂きました。施工事例をご紹介したいと思います。ぜひご参考にご覧ください。

築80年 漆喰×トタンの古民家を約55万円(税抜)で外壁塗装した事例

築80年 漆喰の古民家を61万円で外壁塗装した事例

築80年 漆喰の古民家を61万円で外壁塗装した事例

こちらのお宅は築20年の古民家です。元々の外壁材は漆喰とトタンを使用しており漆喰の剥がれなどの劣化が見受けられました。

職人による漆喰左官(漆喰塗り直し)

トタンには防錆材入り塗料で再塗装。

工事名 費用
足場仮設 約17万円
トタン塗装(錆止め) 約7万円
漆喰撤去 約13万円
漆喰塗装 約18万円
合計 約55万円

 

まとめ

古民家の魅力を保ちつつ、機能性を向上させたいなら外壁塗装がおすすめ!だが、古民家の塗装費用はその住宅によって大きく異なるので注意!

古民家の外壁を塗装する時の注意点4つ
1.古民家の施工実績がある業者を選ぶ
2.DIYはおすすめしない!なるべくプロに依頼した方が安心
3.劣化状況によっては張替えやカバー工法が必要
4.雰囲気に合わせて慎重に塗料を選ぶ

古民家の風合いを残したまま塗装をするポイント2つ
1.日本の伝統色を使用して塗装する
2.木材の風合いを残すにはクリア塗料や木材保護塗料での塗装がおすすめ

お問い合わせ tel:0120-306-912 無料見積もりを依頼する LINEで相談する
お問い合わせ
0120-306-912
【受付時間】9:00〜18:00 【定休日】日・祝
無料見積もりを依頼する LINEで相談する