「外壁塗装をピンクにしたいけど失敗しないか」と、不安になり希望の色を諦めてしまう方もいらっしゃるかもしれません。
失敗しない為には、色見本を太陽の光の下で必ず確認してください。室内と室外では、色の見え方が違います。
- カラーシミュレーションを取り入れる
- A4サイズの色見本を太陽の下で確認する
- 耐久性の高い塗料を選ぶ
- 住宅のスタイルに合ったピンク色にする
- 周囲の住宅や街並みとの調和を考える
- 施工業者と入念な打ち合わせをする
ピンクは他の色や素材と組み合わせることも可能です。外壁塗装をピンクにして素敵に見せるポイントを理解していれば、希望に合ったピンク色で塗装が実現できます。
外壁塗装をピンクにして失敗と感じる事例をご紹介し、成功する為の方法をお伝えさせていただきます。
1.外壁塗装をピンクでおしゃれに!施工事例をご紹介
1-1.外壁と雨樋をピンク一色に外壁塗装した事例
1-2.外壁塗装をピンク一色×雨樋を茶色に外壁塗装した事例
1-3.ピンク×ベージュのツートンで外壁塗装した事例
1-4.ピンクの外壁×茶色のベランダで外壁塗装した事例
1-5.ピンクの外壁×レンガ調サイディングを組み合わせた事例
1-6.淡いピンク×濃いピンクのツートンで外壁塗装した事例
2.失敗しないピンクの外壁にする6つの方法!
2-1.カラーシミュレーションを取り入れる
2-2.A4サイズの色見本を太陽の下で確認する
2-3.耐久性の高い塗料を選ぶ
2-4.住宅のスタイルに合ったピンク色にする
2-5.周囲の住宅や街並みとの調和を考える
2-6.施工業者と入念な打ち合わせをする
3.派手になり過ぎず素敵なピンクに仕上げるポイント5選!
3-1.ピンクが引き立つ薄い色とツートンにする
3-2.ピンクと異素材の組み合わせで相乗効果
3-3.アクセントカラーを取り入れてメリハリを付ける
3-4.付帯部を白や暗い色にして全体を引き締める
3-5.淡いピンクで塗装しよう
4.まとめ
外壁塗装をピンクでおしゃれに!施工事例をご紹介
弊社で外壁塗装をピンクに施工した事例を6選ご紹介いたします。
外壁をピンクにしたいとご希望の方は、ぜひ参考にしていただければと思います。
外壁と雨樋をピンク一色に外壁塗装した事例
外壁や雨樋を色番号05-80Lのピンクで塗装し、とても目立つ外壁になっています。優しいピンク色なので、ピンク一色でもキレイに仕上がっています。
外壁塗装をピンク一色×雨樋を茶色に外壁塗装した事例
こちらの住宅は、外壁全体をピンクに塗装し雨樋を茶色にした事例です。雨樋などの茶色の部分が淡いピンクの外壁を引き締めてメリハリを付けています。
ピンク×ベージュのツートンで外壁塗装した事例
こちらの住宅は、1Fは濃いピンクで2Fはベージュのツートンで外壁塗装した事例です。1Fのピンク色が茶色がかっているので、2Fのベージュと同系色になり相性良く仕上がっています。黒色の幕板で区切ると、外壁がピンク色でも落ち着いた雰囲気になります。
富田林市にて外壁塗装とシーリング打ち替え(費用は約99万円)
ピンクの外壁×茶色のベランダで外壁塗装した事例
こちらの住宅は、深い色合いのピンクの外壁と茶色のアクセントカラーを入れたベランダを組み合わせた事例です。深い色合いのピンクがシックな雰囲気を作り出し、アクセントの茶色のベランダがワンポイントになっています。
ピンクの外壁×レンガ調サイディングを組み合わせた事例
こちらの住宅は、ピンクの外壁にレンガ調サイディングを組み合わせた事例です。鮮やかなピンクとベージュのレンガ調サイディングの組み合わせがバランス良く、とても可愛い印象のお家に仕上がっています。
淡いピンク×濃いピンクのツートンで外壁塗装した事例
こちらの住宅は、2種類のピンクを使用してツートンで仕上げています。違う色のピンクを組み合わせて、色鮮やかで明るい印象を受けます。
失敗しないピンクの外壁にする6つの方法!
外壁塗装でピンクに施工する場合、他の色を塗装する場合より失敗と感じる方が多いと言えるでしょう。
ピンクは柔らかい印象のあるキレイな色となっています。しかし、住宅に塗ると個性が強くなる為、思ったように仕上がらないと感じるのかもしれません。
そこで、外壁塗装をピンクにしても失敗のリスクを避ける方法をご紹介いたします。
カラーシミュレーションを取り入れる
カラーシミュレーションとは、お客様の住宅の画像をパソコンに取り込んで色のシミュレーションをする方法です。ピンクと言ってもピンクの色合いは数多くある為、色を見比べてお客様のご希望により近い色を探すのが可能になります。
カラーシミュレーションは、パソコンやプリンターによって色の見え方が少し異なります。完全に同じ色になるとは限らないので、あくまでもお客様のイメージに近い状態にしていくために使用いたします。
ピンクは白やベージュと違って色が濃く見える傾向があります。理想の色より1・2トーン低い色を選ぶと、理想通りの色に仕上がるかもしれません。
南大阪ペイントセンターでは、無料でカラーシミュレーションをお試しいただけます。ぜひ一度、ご相談だけでもお気軽にご連絡お待ちしております。
▼カラーシミュレーションについて詳しくはこちら▼
A4サイズの色見本を太陽の下で確認する
A4サイズの色見本を室内だけでなく太陽の下で確認して、希望のピンク色か判断をするのが重要です。室内では暗く見える場合があり、太陽の下で色を見るのとでは見え方が違ってくるのです。
また、色の面積効果のよって見え方が異なる為、大きなA4サイズの色見本を太陽の下で確認する必要があります。
▼色の面積効果とは▼
暗い色は面積が大きくなると、より暗く見える場合があります。ピンク色の場合、思っていた色より濃い色になってしまうと、鮮やかになり過ぎてしまい失敗と感じてしまうかもしれません。
明るい色は面積が大きくなると、より明るく見える場合があります。ピンク色の場合、ピンクを選んだのに色が薄すぎてピンクの良さが発揮できていないと感じるかもしれません。
失敗を防ぐ為に、大きいA4サイズの色見本を太陽の下で確認すると留意いただきたいと思います。夕日になるとより一層ピンクの色が濃く見える場合もあるので、朝夕の2回の確認が理想です。
耐久性の高い塗料を選ぶ
ピンク色で外壁塗装を施工する場合、耐久性の高い塗料を選ぶ必要がございます。
ピンクの塗料の中には、紫外線による色褪せが起こりやすく劣化しやすい塗料もございます。鮮やかなピンクで塗装しても劣化が早いと、ピンクを選んで失敗したと感じてしまうかもしれません。
耐用年数は塗料のグレードによって異なります。耐用年数が長い塗料ほど、耐久性も高いと言えるでしょう。
外壁塗装を依頼する際は、長期的な耐久性を考慮して、塗料の品質について塗装業者に相談するのをおすすめいたします。
住宅のスタイルに合ったピンク色にする
外壁塗装をピンクで施工する場合、住宅のスタイルに合ったピンク色にする必要があります。比較的鮮やかなピンク色は、住宅のスタイルによって適さない場合もあるからです。
▼ピンクが合うスタイルの住宅がこちら▼
上記のような欧風スタイルの住宅はピンクとも相性が良く、住宅の外観の特徴をさらに引き立ててくれるでしょう。
▼ピンクは避けた方が良いスタイルの住宅はこちら▼
日本風の住宅は外壁をピンクにしてしまうと、外観独自の重厚感が損なわれ失敗してしまうかもしれません。
住宅のスタイルに合った色選びを心掛けましょう。
周囲の住宅や街並みとの調和を考える
鮮やかなピンク色は、周囲の住宅や街並みと調和するか考える必要があります。
趣のある昔ながらの住宅が立ち並んでいる場合は、ピンクの外壁だと周囲から浮いてしまい調和が取れない恐れがあります。
新興住宅街は、若い世代の人たちが新しく住宅を建てて生活している場合があります。外壁をピンクにしても個性の一つと認識してもらえ調和が取れるかもしれません。
また、住んでいる地域によって外壁の色に関する決まりがある場合があります。地域の規制や制約を確認し、適切に対応するのも重要です。
施工業者と入念な打ち合わせをする
外壁塗装をピンクで施工する場合、施工業者と入念な打ち合わせをしアドバイスを受けるのが大切です。これまで施工してきたプロの知識が、希望のピンクの住宅に仕上げるには必要となってきます。
その為には、ピンクの施工事例があるのはもちろんですが、その他にも数多い施工事例があると安心できます。
適切な塗料の選択や施工方法について丁寧なアドバイスがあり、相談に乗ってくれる業者が信頼できます。
派手になり過ぎず素敵なピンクに仕上げるポイント5選!
外壁塗装をピンクで塗装する場合、ピンクの住宅は特徴的なので慎重に色選びをする必要があります。派手になり過ぎず周囲との調和が保てるピンクに仕上げると、さらに素敵に見せるのが可能になります。
- ツートンにする
- 異素材と組み合わせる
- アクセントカラーを取り入れる
- 付帯部の色を変える
- 淡いピンクで施工する
それでは、詳しくご紹介いたします。
ピンクが引き立つ薄い色とツートンにする
外壁をツートンにして、他の色と組み合わせると素敵な外観に仕上がります。ツートンで組み合わせる色は、薄い色を選ぶとピンクの良さを引き立ててくれるでしょう。
ツートンにして、ピンクと調和の取れた組み合わせを考えるのが重要です。柔らかい印象を与えるピンクと相性の良い色をご紹介いたします。
- 白色・クリーム色(清潔感があり明るい)
- グレー・ベージュ(落ち着いた上品な印象)
- 薄い茶色(古典的で温かい印象)
ピンクだけでは出せない雰囲気を、ツートンにして叶えるのが可能になります。ご希望の住宅に仕上げる為に、入念な打ち合わせが必要となります。
3.2ピンクと異素材の組み合わせで相乗効果
レンガやタイルなどの異素材と組み合わせると、ピンクと異素材の両方の良さが引き立ちます。他とは違った個性的でおしゃれな住宅に仕上げることができます。
異素材と組み合わせる場合、ピンク色を選ぶ際の注意点がございます。
- 異素材が明るい質感の場合⇒少しトーンの落ちたピンクを選ぶ
- 異素材が暗い質感の場合⇒淡い明るいピンクを選ぶ
上記のように、異素材と同じ明るさのピンクを選ばないようにするのが大切です。同じ明るさの色を選ぶと、異素材とピンクのそれぞれの個性が活かされなくなってしまうからです。
異素材とピンクを組み合わせる場合は、色の明るさを変えると留意いただきたいと思います。
アクセントカラーを取り入れてメリハリを付ける
ベランダなど一箇所にアクセントカラーを取り入れると、メリハリの利いたおしゃれな住宅に仕上がります。特に外壁がピンクの場合、一箇所だけ他の色を入れると全体の印象を落ち着いた雰囲気にしてくれます。
アクセントカラーを入れる場合は、色選びが重要になってきます。個性的な色を取り入れてしまうと、ピンクの外壁の良さが活かされない仕上がりになってしまうかもしれません。
- 白・クリーム色・ベージュ
- グレー
- 茶色
- グリーン(淡いピンクの外壁に合わせる場合のみ)
上記のような色と合わせると、ピンクの良さを際立たせて素敵に仕上げるのが可能です。
付帯部を白や暗い色にして全体を引き締める
こちらの住宅は、付帯部を茶色にまとめて施工しています。このように外壁全体がピンク一色の場合、付帯部を白や暗い色にすると明るいピンク色を引き締める効果が期待できます。
- 白色(かわいい印象)
- 茶色(温かみがあり柔らかい印象)
- 黒色(上品な印象)
- グリーン(個性的で欧風)
付帯部の色を変えるだけで個性を発揮できるので、付帯部に他の色を取り入れる方法もございます。
淡いピンクで塗装しよう
外壁塗装でピンクを選ぶ時、一番失敗を防ぐ方法は淡いピンクで塗装することです。ピンクの色が濃すぎて失敗と感じてしまうと周囲との調和も取れず目立ってしまう為、余計に失敗の影響を受けてしまいます。
白に近い淡いピンクを選ぶと、周囲と馴染みやすく失敗と感じるのも少ないと言えるでしょう。
どうしても濃いピンクを取り入れたい方は、アクセントで濃いピンクを住宅の一箇所に取り入れると失敗を防げるでしょう。
まとめ
いかかでしたでしょうか。
ピンクの外壁にすると、失敗したと感じる可能性が高くなります。住宅に塗るには鮮やかな色の為、ご紹介した失敗しない色決めの方法をご参考になさってください。
派手になり過ぎずピンクの外壁を素敵に見せるには、次のような方法が効果的です。
- ツートンにする
- 異素材と組み合わせる
- アクセントカラーを取り入れる
- 付帯部を他の色で統一して引き締める
- 淡いピンクで塗装する
ピンクの施工事例がある業者を選び、メリットだけでなくデメリットについても丁寧な説明のある塗装業者を選びましょう。