「外壁をツートンに塗装したい!」だけどどんな配色でどんな塗り方をすればいいのかわからないといった方も多いかと思います。外壁塗装は高い買い物ですので絶対に失敗はしたくないですしおしゃれに満足した仕上がりにしたいですよね。
そこでこちらの記事では、おしゃれなツートンの外壁事例20選や、これさえ守っておけば失敗しないツートン外壁のポイントについてお話をしていきたいと思います。
これさえ守っておけば失敗しないツートン外壁のポイント
・色は3色までに絞る
・できるだけ同系色を使用する
・色の比率を考える(6:4~7:3を意識)
・セパレーションカラーでメリハリをつける
・付帯部との相性も加味する
・ベースカラー→アクセントカラーの順に考える
また、この組み合わせを選んでおけば間違いない!弊社で人気の組み合わせ事例などのご紹介もしていきたいと思います。
外壁塗装にツートンを取り入れたい方はぜひご一読ください。
1.おしゃれで失敗しない!ツートン外壁の施工事例20選
1-1.上下で色分けをしたツートンの事例
1-2.縦に色分けをしたツートンの事例
1-3.アクセントカラーを取り入れたツートン事例
1-4.ベランダなど凹凸部分でツートンにした事例
2.これを守っておけば失敗しない!ツートン外壁のポイント4つ
2-1.色は3色までに絞る
2-2.できるだけ同系色を使用する
2-3.色の比率を考える(6:4~7:3を意識)
2-4.セパレーションカラーでメリハリをつける
3.ツートンの外壁塗装で失敗しない色決めの手順3ステップ
4.カラーシミュレーションでツートン外壁を気軽にイメージ
5.この組み合わせは間違いなし!弊社で人気のあるツートン外壁の組み合わせ3例
5-1.KP-110(白)とKP-185(黒)の組み合わせ
5-2.KP-221(白)と75-20D(ネイビー)の組み合わせ
5-3.KP-111(ベージュ)とKP-376(茶色)の組み合わせ
6.まとめ
おしゃれで失敗しない!ツートン外壁の施工事例20選
さっそくツートン外壁の施工事例を20選ご紹介していきたいと思います。
上下で色分けをしたツートンの事例
まずは1階と2階など建物の上下でツートンわけした事例をご紹介していきたいと思います。上下でわけるツートン外壁は一番メジャーでバランスが取りやすい配色方法です。
また上部に明るい色を持ってくることでお家を大きく見せる効果も期待されますよ!
配色方法に迷われたら上下で色分けをすると失敗が少なくおすすめです!
・上下で色分けをしたツートンの事例1
こちらは下部をダークグレーで、上部を白でツートンわけした事例です。濃い色を下部に持ってくることで締まりのある仕上がりになりました。モノトーン調でとってもかっこいいです!
使用色:関西ペイント アレダイナミックTOPのJN-45(下部)、N-90(上部)
・上下で色分けをしたツートンの事例2
こちらは2階に白を、1階に淡いグリーンを使用した事例です。グリーン系のお色は一面塗りですと取り入れにくいお色ですがツートン外壁では使用しやすくお洒落な仕上がりになりますよ!
また、アクセントに濃いグリーンを使用することでメリハリがでました。
使用色:RSシルバーグロスSI水性ラジカルシリコンの35-90B(1階)、22-90A(2階)、59-30(アクセント)
堺市にて外壁工事を実施 外壁の塗り替えで見た目も機能性も向上
・上下で色分けをしたツートンの事例3
こちらは淡い茶色とベージュの同色系でツートン外壁にした事例です。同色系かつ暖色系の組み合わせは暖かく落ち着いた印象をもたらしますので大変おすすめです。
使用塗料:関西ペイント アレスダイナミックTOPのKP-367(下部)、KP-127(上部)
・上下で色分けをしたツートンの事例4
こちらは下部に濃い茶色を、上部にベージュを使用しています。濃い茶色を下部に持ってくることで立体感ある仕上がりになりました。ベージュ×茶色の組み合わせは失敗も少なくとっても人気のある組み合わせです。
使用塗料:関西ペイント アレスダイナミックMUKIのL15-30D(下部)、L22-90D(上部)
・上下で色分けをしたツートンの事例5
こちらは3階建てのお宅で2.3階をネイビー、1階を白でツートンわけしています。3階建てのお宅も上下で色わけすることで全体のバランスを整えることができまとまりのある仕上がりになります。
白×ネイビーの組み合わせとっても爽やかですね!
使用塗料:関西ペイント RSシルバーグロスSI 水性ラジカルシリコンのL75-85A(1階)、L75-30B(2階3階)
東大阪市にてシーリングの劣化が原因のサイディングの浮きを補修
・上下で色分けをしたツートンの事例6
こちらは白と淡いグリーンの同系色でツートンわけした事例です。屋根の青色が差し色になり優しい雰囲気に仕上がりました。
使用塗料:エスケー化研 セラミシリコンのSR-425 (下部)、SR-415(上部)
富田林市にて外壁塗装と屋根塗装でとても好印象と喜んで頂いた事例
縦に色分けをしたツートンの事例
続いては縦に色分けしたツートン外壁の事例です。縦に色をわけることでメリハリのあるスタイリッシュな仕上がりになるため最近人気があります。
・縦に色分けをしたツートンの事例1
こちらはお住まい全面、縦に茶色を使用してツートン外壁にした事例です。ベージュと茶色を組み合わせモダンな仕上がりになりとっても素敵です!
使用色:関西ペイント RSシルバーグロスSI 水性ラジカルシリコンの15-50D(茶色)、RS-310(ベージュ)
河内長野市での外壁工事(ひび割れ補修等)にかかった費用は約85万円
・縦に色分けをしたツートンの事例2
こちらはネイビーと白を組み合わせてツートン外壁にした事例です。ネイビー1色だと少々暗くなりがちですが、縦にネイビーをアクセントとして取り入れることで爽やかな仕上がりになりました。
使用色:関西ペイント アレスダイナミックMUKIのKP-221(白)、75-40B’(ネイビー)
・縦に色分けをしたツートンの事例3
こちらは縦にグレーを使用したツートン外壁です。2色を垂直にわけることでスマートな雰囲気に仕上がります。
使用色:関西ペイント アレスアクアセラシリコンONEのKP-112(白)、KP-170(グレー)
松原市の一戸建てに外壁塗装(汚れに強い外壁にグレードアップ)
・縦に色分けをしたツートンの事例4
こちらは大胆に縦に茶色を取り入れデザイン性の高い仕上がりになりました。特に凹凸が少なく真四角のお住まいでは映える外壁塗装の方法です。
使用色:関西ペイント アレスアクアセラシリコンONEの19-85A(ベージュ)、KP-385(茶色)
・縦に色分けをしたツートンの事例5
こちらは外壁側面に茶色を取り入れツートン外壁にした事例です。ツートン外壁は正面だけでなく側面を活用した方法もあり道路に面したお宅などではおすすめの方法です。
使用塗料:関西ペイントアレスダイナミックTOPのKP-347(イエロー)、KP-385(茶色)
・縦に色分けをしたツートンの事例6
こちらは白×黒のモノトーンでツートンわけした事例です。縦に黒を取り入れることでメリハリのあるかっこいい仕上がりになりました。白×黒はとっても人気の高い組み合わせです。
使用塗料:関西ペイント アレスダイナミックトップのKP-120(白)、19-20B(黒)
藤井寺市にてコーキング打ち替えと外壁ツートンカラーの施工事例
アクセントカラーを取り入れたツートン事例
続いてはアクセントカラーを取り入れたツートン外壁の事例です。アクセントカラーは一部のみ色わけをしベースカラーを引き立てる役割があります。ベースカラーを強調させたい時に活用されるといいでしょう。
・アクセントカラーを取り入れたツートンの事例1
こちらは白のベースカラーを基本に、そして一部アクセントカラーとしてネイビーを使用したツートン外壁です。白を強調しつつ引き締まった雰囲気を演出することができました。
使用色:関西ペイント アレスダイナミックMUKIの75-85B(白)、75-20L(ネイビー)
堺市にてモルタル外壁の劣化をピンネット工法で補修させて頂きました
・アクセントカラーを取り入れたツートンの事例2
こちらは茶色をアクセントに取り入れ、枠組みのようにツートンわけした事例です。モダンでおしゃれな仕上がりになりました。
使用色:関西ペイント アクアセラシリコンONEの25-92B(ベージュ)、17-40H(茶色)
・アクセントカラーを取り入れたツートンの事例3
こちらは淡い茶色と濃い茶色の同色系のツートン外壁です。窓周りや玄関まわりなど一部にのみ濃い茶色を使用しており締まりのある仕上がりになりました。
使用色:関西ペイント アレスアクアセラフッソのKP-357(淡茶)、KP-376(濃茶)
八尾市にてフッ素の外壁塗装と屋根塗装(遮熱塗料)で満足の事例
ベランダなど凹凸部分でツートンにした事例
最後にベランダなどの凹凸部分を活かしたツートン外壁の事例をご紹介したいと思います。凹凸のある部分を使用することで立体感も生まれお住まいを大きく見せる効果が期待できます。
また、ベランダ・バルコニー・玄関周りなど決まった箇所を塗装していくので気軽にデザインしやすいといったメリットもございます。
・ベランダなど凹凸部分でツートンにした事例1
こちらはお住まい全面に大きなバルコニーがありそちらを茶色で塗装しています。立体感のあるデザイン性が高い仕上がりになりました。
使用色:関西ペイント RSゴールドSI 水性2液超低汚染シリコンの19-90A(ベース)、19-60H(アクセントの茶色)
・ベランダなど凹凸部分でツートンにした事例2
こちらはベランダ部分を茶色で塗装しツートン外壁にした事例です。ベランダだけ〇〇だけ、など決められた箇所だけ塗装する方法は気軽に取り入れやすいので完成後のイメージもしやすいかと思います。
使用塗料:関西ペイント RSシルバーグロスSI 水性ラジカルシリコンのRS-120(白)、RS-120(茶色)
東大阪市にて外壁からの雨漏り改善(サイディングへの外壁塗装)
・ベランダなど凹凸部分でツートンにした事例3
こちらはクリーム色に近いベージュをベースカラーに、ベランダにダークグリーンを使用したツートン外壁の事例です。
珍しいグリーン系のカラーもツートン外壁で一部分に取り入れることで奇抜になりすぎず優しい雰囲気に仕上がりました。
使用塗料:関西ペイント コスモシリコンのKP-112(ベージュ)、KP-379(グリーン)
・ベランダなど凹凸部分でツートンにした事例4
こちらはピンクを凹凸部分に、ベージュをベースカラーに取り入れたツートン外壁の事例です。
外壁全面にピンクは使いにくいけれどツートンでしたらとっても使いやすく可愛らしいおしゃれなイメージになりますよ!
使用塗料:日本ペイント パーフェクトトップ
・ベランダなど凹凸部分でツートンにした事例5
こちらは凸部分にのみ黒を使用したモノトーン調のツートン外壁です。凸部分も全て白一色で塗装をすると平べったい仕上がりになるかと思いますが黒で締まりを付けることでスタイリッシュなメリハリある雰囲気に仕上がりました。
使用色:エスケー化研 水性セラミシリコン
羽曳野市 シーリング打ち替え・外壁シリコン・屋根遮熱シリコン塗装
これを守っておけば失敗しない!ツートン外壁のポイント4つ
これまで20の施工事例をご紹介してまいりました。どのお宅もお洒落で素敵でしたよね!
実はこれらのお宅に共通して言えることは今からご紹介する4つのポイントを押さえているといった点です。今からこれを守っておけば失敗しないツートン外壁のポイントを4つご紹介していきたいと思います。
色は3色までに絞る
ツートン外壁に使用する色は最大3色までにまとめましょう。特に、ベースカラー・アソートカラー・アクセントカラーの比率を考慮すると失敗しません。
ベースカラー
外壁の主を占め塗装面積は全体の60~70%。周りとも調和しやすい無難な色を使用することをおすすめします。
アソートカラー
ベースカラーの次に塗装面積の多いカラー。全体の20~30パーセント程度。ベランダなど凹凸部分に塗装することが多く家を引き立てる役割があります。
アクセントカラー
外壁の一部のみ、5~10%を占めるカラー。個性を引き出すことができます。
また、これらの3色以外にも雨戸や雨樋など付帯部との色の相性も加味しなければいけません。全体がまとまるように組み合わせることがポイントです。
できるだけ同系色を使用する
ツートン外壁にはできるだけ同系色を使用すると失敗が少ないです。
例えば、白×グレー・ベージュ×茶色・グレー×黒です。その他には暖色系には暖色系を、寒色系には寒色系を使用すると家全体の印象がまとまり失敗するリスクが下がります。
色の比率を考える(6:4~7:3を意識)
ツートン外壁には色の比率が大切です。
色の比率で迷われましたら、6:4~7:3を意識するようにしましょう。この比率を意識するだけでバランスが良く見えますよ!
セパレーションカラーでメリハリをつける
「色を選んだけどなかなかまとまらない」「なんだかボヤっとした印象になる」といった場合はセパレーションカラーを活用しましょう。
セパレーションカラーとは色と色の間に別の色の境界ラインを入れることでそれぞれの色を独立させる効果があります。色の引き締めや中和ができ一気にまとまりのあるお住まいになることでしょう。
ツートンの外壁塗装で失敗しない色決めの手順3ステップ
ツートン外壁の色決めをスムーズに進めるポイントや手順があります。それはベースカラーからアクセントカラーの順に色決めをすることです。
こちらの章ではツートンの外壁塗装で失敗しない色決めの手順3ステップについてお話していきたいと思います。
順1.ベースカラーを考える
お住まい全体の60~70%を占めるベースカラーを決めましょう。この時どんな雰囲気にしたいかある程度決めておくとスムーズです。例えば優しい雰囲気に仕上げたければ淡いベースカラーを、かっこいい雰囲気に仕上げたければ濃いベースカラーを選ぶと成功します。
※優しい・フェミニン・落ち着いた・ナチュラル→淡い色
※かっこいい・スタイリッシュ・高級感→濃い色
※カジュアル・モダン→どちらも可能
順2.アクセントカラー(組み合わせる色)を考える
ベースカラーが決定しましたらその色に合う色を決めていきます。この時、理想のイメージに近づけるためにもたくさんの施工事例を参考にされ組み合わせを把握しておくとスムーズにいきますよ!
順3.A4サイズ以上の色見本で確認手順
色が決定しましたら最後にA4以上の大きな色見本で最終確認しましょう。この時室内だけで確認するのでなく屋外でも必ず確認しましょう。日光のあたり方によって色が異なって見えます。
数枚の色見本を組み合わせて遠くから確認することでもツートン外壁をイメージできるでしょう。
カラーシミュレーションでツートン外壁を気軽にイメージ
さらにツートンでの外壁塗装を成功させるためにカラーシミュレーションをぜひご活用ください。
カラーシミュレーションとはお客様のお宅の写真をパソコン上に取り込み、色々な色や組み合わせをシミュレーションできる便利な機能です。
一色塗りでももちろん便利な機能ですが、色の組み合わせが成功を左右するツートン外壁には特におすすめで気軽にツートンをイメージしやすいためお客様からも大変ご好評頂いております。
弊社のカラーシミュレーションは無料で実施させて頂いています。
関連記事:外壁塗装の色決めにカラーシミュレーションを活用してみよう
この組み合わせは間違いなし!弊社で人気のあるツートン外壁の組み合わせ3例
ここまで20の施工事例やツートン外壁を成功させるポイントなどお話させて頂きました。
だけど「結局のところどんな色が人気なの?」とまだまだお悩みの方もいらっしゃるかと思います。
そこで、こちらの章ではこの組み合わせは間違いない!弊社で人気のあるツートン外壁の組み合わせ事例を3つご紹介したいと思います。
KP-110(白)とKP-185(黒)の組み合わせ
KP-110(白)とKP-185(黒)のモノトーンでまとめたツートン外壁が大変人気があります。
かっこよく新築のような今風な仕上がりになりますので多くのお客様から選ばれている組み合わせです。
堺市にて壁の塗り替えで白と黒のツートンに変身(総額約96万円)
KP-221(白)と75-20D(ネイビー)の組み合わせ
KP-221(白)と75-20D(ネイビー)の組み合わせも人気があります。
白×ネイビーは爽やかでどちらかといえば洋風のお宅でよく選ばれる組み合わせです。
KP-111(ベージュ)とKP-376(茶色)の組み合わせ
KP-111(ベージュ)とKP-376(茶色)の組み合わせもとっても人気があります。ベージュ×茶色はどんなお宅にも合いやすくどちらかといえば温かみのある落ち着いた印象にされたい方に人気の組み合わせです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。ツートン外壁にはポイントさえ押さえれば失敗せずおしゃれな外壁にすることができますよ!
これを守っておけば失敗しないツートン外壁のポイント4つ
・色は3色までに絞る
・できるだけ同色系を使用する
・色の比率を考える(6:4~7:3を意識)
・セパレーションカラーでメリハリをつける
弊社で人気の組み合わせ
・KP-110(白)とKP-185(黒)
・KP-221(白)と75-20D(ネイビー)
・KP-111(ベージュ)とKP-376(茶色)
最後までお読み頂きありがとうございました。