「ついさっき訪れた外壁塗装の訪問販売の人、結構しつこかったけど本当に信用しても大丈夫なの?」このような事にお悩みではないですか?
「本当に信頼してもいいのか」「悪徳業者ではないのか」と心配は尽きませんよね。
※2022年の訪問販売による消費者からの相談件数は6745件!(国民生活センター調べ)。
結論から申し上げますと全ての訪問販売が悪徳業者であるといったわけではありません。ですが中には悪徳業者も存在しておりそのような業者を見極める必要がございます。
創業50年、あらゆる外壁の塗装を行ってきた弊社だからこそわかる「本当に信用してもいいのか見極める8つのポイント」をご用意いたしました。
こんな外壁塗装の訪問販売は要注意!8つのポイント
1.契約を急かしてくる業者
2.目を引くような大幅値引きを提示してくる業者
3.口約束だけで契約を進めようとする業者
4.見積もり表記が曖昧な業者
5.会社について聞いてもはっきりと答えない業者
6.いきなり見積もりを提示してくる業者
7.必要以上に不安をあおってくる業者
8.他社の悪口をいう業者
こちらのコラムでは注意していただきたい訪問販売の特徴や、訪問販売でも信頼できる外壁塗装業者の特徴、もし悪徳な訪問販売で外壁塗装をしてしまった場合の対処法などについてお話していきたいと思いますのでぜひご一読ください😊
1.危険度順に並べました!8つのポイントで見極める!こんな訪問販売は要注意
1-1.契約を急かしてくる業者
1-2.目を引くような大幅値引きを提示してくる業者
1-3.口約束だけで契約を進めようとする業者
1-4.見積もり表記が曖昧な業者
1-5.会社について聞いてもはっきりと答えない業者
1-6.いきなり見積もりを提示してくる業者
1-7.必要以上に不安を煽ってくる業者
1-8.他社の悪口をいう業者
2.訪問販売でも信頼できる外壁塗装業者の見極めポイント5つ
2-1.資格を保有している業者
2-2.保証やアフターフォローがしっかりある業者
2-3.お客様の声や事例を多数掲載している
2-4.社長や社員の経歴・顔などを積極的に掲載している業者
2-5.見積もりサイトなどに加盟している業者
3.万が一悪徳訪問販売で外壁塗装をしてしまった場合とるべき行動3つ
3-1.クーリングオフを活用する
3-2.外壁塗装が完了するまで完了書にサインしないこと
3-3.第三者機関へ連絡する
4.まとめ
危険度順に並べました!8つのポイントで見極める!こんな訪問販売は要注意
こんな訪問販売はぜひ注意していただきたい!といったポイントを8つ、危険度の高い順にまとめました。ぜひご参考にご覧ください。
1-1.契約を急かしてくる業者
「今日契約したら〇円値引きしますよ!」「今契約したら足場代が無料ですよ!」など契約を急かしてくる業者には要注意です。
契約を急かしてくる主な理由としては、魅力的な値引きでお客様の判断力を鈍らせ他社との相見積もりを取らせないようにするためです。値引きありきで予め見積もり価格に50~100万円上乗せしている場合も多々あります。
優良な業者であればじっくりと検討する時間を設け他社との比較も喜んで受けているはずです。
目を引くような大幅値引きを提示してくる業者
また、50万円以上の大幅値引きを提示してくる訪問販売業者には要注意です。先程も少しお話させて頂きましたが、予め※50~100万円程度上乗せしている場合があるからです。(※弊社に就職する以前、訪問販売の外壁塗装会社に勤めていた営業担当Hによる情報)
通常の優良業者の場合50万円以上の大幅な値引きはあまり考えられません。
さらに悪徳な業者の場合、大幅な値引きをしたあとでも他社より高額な場合もありますので値引きという魅力的な言葉に騙されないようにしっかりと相場を見極めましょう。
関連記事:35坪の外壁塗装の相場の内訳を公開! 相場は目安で変動要因が大切
口約束だけで契約を進めようとする業者
口約束だけで契約を進めようとする業者にも注意が必要です。過去にあった実際の被害事例をご紹介したいと思います。
こちらは実際に2013年にあった事例です。
外壁塗装の訪問販売がやってきて、雨が降るとすぐに雨漏りが起こる状態だと言われ外壁塗装を契約をしました。ですが契約といっても実際は口約束だけの契約で契約書などは貰っていませんでした。
業者に言われるがまま契約をし、外壁塗装工事を行う前に支払いをし手元には領収書のみがある状態。待てど暮らせど工事が始まらないので領収書に記載されている番号に電話をかけてみたが繋がらない。
このような事例がありました。
口約束だけの契約は大変危険です。契約をする際は必ず契約書をもらい隈なく内容も確認をするようにしましょう。
見積もり表記が曖昧な業者
見積もり表記が曖昧な場合は、塗装してもらえると思っていたところが含まれていなかったり、契約してから追加料金が発生する可能性があるため注意が必要です。
・必要項目が載っているか
・使用塗料の詳細が載っているか
・外壁塗装の塗り回数(3回塗りが基本)が載っているか
・一式表記が多用されていないか
・作業内容の詳細が載っているか
確認するようにしましょう。
正しい見積もり書の例
会社について聞いてもはっきりと答えない業者
外壁塗装の訪問販売が自宅にやってきた場合は、その会社についてしっかりと質問をしましょう。会社についてはっきりと答えない業者は信用してはいけません。
例えばこんな質問をしてみてください!
「会社の所在地は?創業何年?」「所有している資格は?」「施工実績はどのくらいあるの?」「実際の事例を見せて!」などなど。
優良業者であればはっきりと明確に答えが返ってくることでしょう。
今は便利な世の中です。インターネットで会社の名前を検索すると詳細や口コミ等が出てくるはずです。ご自身でもしっかりと事前調査をし信用できる会社であるかの見極めが必要です。
また、注意をして頂きたいことがあります。それは大手業者やその子会社を名乗って訪問してくるケースです。
「○○(大手企業)の〇〇支社から参りました」や「○○(大手企業)の業務提携・委託できました」など知っている企業名を名乗ったとしても本当にその営業マンが所属しているのか、確認してから契約に移りましょう。
いきなり見積もりを提示してくる業者
突然やってきていきなり見積もりを提示してくる業者には要注意です。
なぜならば、外壁塗装はパッとお住まいを見ただけで価格を設定することが困難であるからです。
外壁塗装の見積もりを出すには、正しい外壁の面積や補修内容(ひび割れやコーキング劣化の有無など)の細かな情報が必要になってきます。
そのため時間をかけて丁寧にお住まいを点検させて頂く必要があり、いきなり見積もりを提示することが不可能であるためです。
弊社の場合、事前点検に伺ったのち一度社に持ち帰って見積もりを作成致します。そして後日、再度見積もりを持ってお客様宅にお伺いさせて頂きます。
関連記事:お見積り及び提案書の提出
必要以上に不安を煽ってくる業者
いきなりインターホンを鳴らし「お宅の外壁大変ですよ!」「今すぐどうにかしないと雨漏りが起こりますよ!」など必要以上に不安を煽ってくる業者には要注意です。
契約を取るためにオーバートークをしている可能性があるからです。即決しか頭にない営業マンがよくする手口です。
また、お住まいの雨漏りは外からみてもわからないことが多く、時間をかけて状況を判断する必要があります。なので軽はずみに「今すぐ外壁塗装をしないと大変ですよ!」など不安を煽ってくる業者は信じず、本当に大変な状況なのか証拠となる説明や写真の提示を促しましょう。
他社の悪口をいう業者
優良な業者の場合、自社の技術や製品に誇りを持たなければなりません。
ライバル会社に負けない精神も大切ですが、他社の悪口を言うことでしか自社を引き立たせる力がなく技術力も乏しい会社にこのような傾向が多いそうです。
競合他社のことも理解しリスペクトしあえる会社が、自社についても冷静に判断し誇りを持ちお客様と向き合えることができるのではないでしょうか。
訪問販売でも信頼できる外壁塗装業者の見極めポイント5つ
ここからは、反対に訪問販売でも信頼できる外壁塗装業者の見極めポイントを5つご紹介したいと思います。
資格を保有している業者
信頼できる外壁塗装業者の見極めポイントとして資格保有の有無があります。
ですが、外壁塗装業者は資格の保有がなくても比較的簡単に事業を始められることができます。それ故に悪徳業者が多くお客様ご自身の見極めが重要になってきます。
一概に資格がないから悪徳業者だ!とも言い切れませんが資格の有無は優良業者見極めの1つの判断材料になるのではないでしょうか。
保有していると安心な資格一覧
建設業許可書
塗装技能士1級
雨漏り診断士
足場の組立て等作業主任者
有機溶剤作業主任者
サイディング診断士
外壁劣化診断士
保証やアフターフォローがしっかりある業者
外壁塗装の工事に対して保証やアフターフォローがあるか確認しましょう。
どんなに優良な塗装業者であっても塗装工事は人間がするものです。あってはならない事ですが施工不良が生じることもあるでしょう。
そうした場合「どこが」「どんな風に」「施工後何年まで」「どんな保証があるか」しっかりと保証があることで万が一のことが起きた時も安心できるでしょう。
ただし1-3でもお話した通り、口約束だけの保証には効力はありませんので必ず保証書の原物を受け取っておきましょう。
お客様の声や事例を多数掲載している
自社のHPにてお客様の声や実際の施工事例を掲載している業者は信用できる場合が多いです。
悪徳業者の場合、その場しのぎの施工でお客様との関係も良くないことから公開できる事例が少ないことでしょう。
契約をされる前に一度施工事例などのご確認をされることをおすすめしています。業者によっては実際の現場を確認することも可能ですよ!
社長や社員の経歴・顔などを積極的に掲載している業者
お客様の声や施工事例同様、社長や社員の経歴・顔などを掲載している業者は信頼できる場合が多いです。
やはり、どんな経歴のどんな資格を持った職人であるか理解した上で大事なお住まいをお任せする方が安心感・信頼感がありますし、業者としても嘘偽りない情報を開示しお客様に心からご安心していただきたいのです。
見積もりサイトなどに加盟している業者
多くの優良一括見積もりサイトでは、資格や実績・保証などについて、厳しい加盟基準を通過した会社のみを厳選し掲載しています。
主な優良一括見積もりサイト
・ホームプロ
・リビロペイント
・リショップナビ
・スーモ など
ですが中には悪徳業者も登録可能な見積もりサイトもあるそうです。ですので
・専門知識を持った運営者であること
・運営先の情報の記載があること
これらのことを確認し活用するようにしましょう。
万が一悪徳訪問販売で外壁塗装をしてしまった場合とるべき行動3つ
ここまで悪徳訪問販売の特徴と優良業者の特徴についてお話させていただきましたが、万が一悪徳訪問販売で外壁塗装をしてしまった場合はどのような行動をとればいいのでしょうか…。
3つの行動に分けてご説明していきたいと思います。
クーリングオフを活用する
悪徳業者の被害から消費者を守るために「クーリングオフ」という制度があることをご存知でしょうか?
クーリングオフは契約後8日以内でしたら契約解除することができる制度です。
例えば、契約後すぐに工事が始まっていたとしても8日以内の工事でしたらたとえ工事が始まっていたとしても契約を解除することができます。また、業者負担でお住まいを工事前の状態まで戻すことも可能です。
もし悪徳訪問販売で外壁塗装をしてしまった場合、このクーリングオフを活用できることを覚えておきましょう。
外壁塗装が完了するまで完了書にサインしないこと
完了書は「工事が無事終わり仕上がりに納得しました」と認める書面です。ですので工事が完全に終わるまで完了書にはサインしないようにしましょう。
稀に「決算の都合で完了書だけ先にサインしてください!」などとサインを急かす業者が存在するようですが絶対に先にサインをしてはいけません。
なぜならばサインをした時点で残りの細かな塗装や仕上げをせずに外壁塗装を終える場合があるからです。完了書にサインをする際は、ご自身でしっかりと工事の出来を確認し仕上がりに納得した上でサインするようにしましょう。
第三者機関へ連絡する
悪徳訪問販売でのトラブルがどうしても解決しない場合は第三者機関へ相談するようにしましょう。
迷ったらまずはここに、ご相談ください!
・住まいるダイヤル(住宅リフォーム.紛争処理支援センター)
お住まいの「困った」を相談できる国土交通大臣指定の相談窓口です。電話はもちろん専門家との対面相談も可能です。
その他の第三者機関のご案内
・消費者センター(国民生活センター)
・各自治体のリフォーム相談窓口(大阪府相談窓口一覧)
・弁護士
トラブルは早めの解決が大切です。どうか一人で悩まないで各相談機関にご相談をしましょう。その際、証拠となる写真や証拠があれば尚よしです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
外壁塗装の訪問販売は一概に全てが悪徳業者であるとは言えません。ですが悪徳業者も多く存在していますのでぜひご注意していただきたいと思います。
こんな外壁塗装の訪問販売は要注意!8つのポイント
1.契約を急かしてくる業者
2.目を引くような大幅値引きを提示してくる業者
3.口約束だけで契約を進めようとする業者
4.見積もり表記が曖昧な業者
5.会社について聞いてもはっきりと答えない業者
6.いきなり見積もりを提示してくる業者
7.必要以上に不安をあおってくる業者
8.他社の悪口を言う業者
皆様の外壁塗装が納得いく素敵な工事になりますように。最後までお読み頂きありがとうございました!