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大阪府阪南市で住友林業施工の戸建て住宅に外壁塗装のお見積りと点検に伺った内容をご紹介しています。
住友林業の定期点検を受けられ、塗装工事をご検討されていたお客様。
計4社に相見積もりをされるなど、業者選びに難航されていました。
そんな折に、ネット検索で弊社の住友林業の施工実績をご覧になり、お見積り依頼のお電話をいただきました。
南大阪ペイントセンターのマナベと申します。
当ブログでは大阪府阪南市で実施いたしました住友林業の戸建てへ現地調査とお見積りの内容をご紹介しています。
ハウスメーカーからの点検を受け数社へ外壁塗装の相見積もり
Q.塗装をする前にどんなことで困っていましたか?
A.信頼できるかどうか、どの業者が信頼できるか、決めかねていました。
ハウスメーカーから塗装工事の提案を受けられ、弊社を含め計4社に相見積もりのご依頼をされたお客様。
ネット検索で弊社の住友林業の施工事例をご覧になられ、お電話にてお見積り依頼を承りました。
見積り点検に伺った阪南市の戸建て住宅
メーカー | 住友林業 |
築年数 | 約26年 |
きっかけ | 住友林業の定期点検 |
外壁 | モルタル |
屋根 | 陶器瓦 |
外壁はモルタル、屋根には陶器瓦が使用されている建物です。
住宅全体の点検ではどの部位にどのようなメンテナンスが必要か詳しく調査を実施します。
阪南市で外壁塗装のお見積り点検を実施
点検の結果、以下のメンテナンスが必要と診断しました。
部位 | ご提案 | 理由 |
外壁(モルタル) | 外壁塗装 | 塗膜の劣化(チョーキング現象) |
付帯部(雨樋・雨戸・軒天・破風板) | 付帯塗装 | 美観の向上・防水性の維持のため |
玄関扉・枠 | 玄関扉フィルム貼り・枠の塗装 | 美観向上のため |
屋根板金 | 板金塗装 | サビ防止・素材の保護のため |
部位ごとに詳しい調査内容をご紹介いたします。
外壁(モルタル)の点検
外壁にはモルタルが使用されています。
建築時にモルタル(セメント)を厚く塗り付けて外壁を形成し、モルタルに雨水が染み込まないように塗装で保護されています。
新築時の塗装は触れるとポコポコとした凹凸のデザインであるボンタイル仕上げが施されています。
ボンタイル仕上げは別名吹付けタイルとも呼ばれており、塗料を吹き付けることで玉のような凹凸ができるのが特徴です。
凹凸があるので一見汚れが留まりやすい印象かもしれませんが、触れるとツルツルしているので実際には汚れにくいのです。
汚れに強いボンタイル仕上げの塗膜ですが、塗膜にもやはり寿命があります。
新築時に使用した塗料のグレードにもよりますが、一般的築10~15年ほどで塗料の寿命を迎えてしまいます。
10数年前に外壁塗装をされているようですが、現在塗料の保護機能はほぼ無くなっている状態が窺えます。
モルタルの防水保護機能を復活させるためには、既存の塗膜の上からの外壁塗装が必要です。
▼モルタルの外壁塗装について詳しく解説▼
モルタルの外壁塗装を失敗しない為のポイント
塗膜の寿命を示すサインには、チョーキング現象があるかどうか確認されると良いでしょう。
塗膜が劣化すると樹脂が分解され表面に顔料の粉だけが出てくるため、触れると塗料の色の粉が付着します。
この劣化状態をチョーキング現象と言います。
チョーキング現象があると、塗膜の寿命が過ぎたサインです。
保護機能がなくなった塗膜には、どんどん雨水が染み込みモルタル自体を脆くさせる危険性が高まります。
チョーキング現象は指一本で確認できるお手軽な方法ですので、ご自宅の塗膜を確認されるのも良いと思います。
付帯部の点検
外壁以外の細かな部位を総称して付帯部と呼びます。
雨戸も紫外線によって表面に色褪せができていますね。
紫外線を浴び続けると、どうしても素材が脆くなりやすいです。
対策としては塗装で表面を保護してあげることで、素材の劣化を防ぐことが可能です。
雨樋もほぼずっと紫外線に晒されている状態です。
外壁塗装と同時に雨樋などの付帯部も同時にされる方がほとんどですよ。
玄関扉の状態
玄関扉は塗装ではなく、表面にフィルムシートを貼り新品のように仕上げる方法があります。
玄関扉は基本的に劣化するものではないので、フィルムシートを貼る目的としては完全に見た目を良くするためです。
ハウスメーカーからの見積書を確認すると、ほとんどの場合玄関扉のフィルムシート貼りが含まれている印象です。
機能面ではフィルムシートを貼らなくても全く問題はないです。
「せっかく塗装をするなら玄関もキレイにしたい」とご希望されるお客様も多いので、今回フィルムシート貼りもお見積り内容に含みました。
ちなみに玄関の枠の部分は、塗装でメンテナンスを行うことができます。
屋根の点検
屋根の傷み具合を確認するために、ドローンで点検を行いました。
屋根には陶器瓦が使用されています。
陶器瓦は塗装によるメンテナンスが不要の屋根材ですので、屋根塗装はされなくて大丈夫ですよ。
屋根塗装はなくて問題はないのですが、陶器瓦を覆う板金部分には塗装が必要です。
板金は金属素材ですので、サビが少し見られますね。
建築時はサビないように表面に塗装で防錆保護が施されていますが、紫外線の影響で塗装の効果も薄れていきます。
その結果、写真のような板金のサビへと発展するのです。
サビを防止するためにも、板金表面には塗装で保護してあげると良いでしょう。
ハウスメーカーの外壁塗装の見積り金額
※使用する塗料のグレードによって1㎡あたりの単価が異なるので、お見積り金額も塗料によって変動します。
塗料別見積もり案 | 見積もり金額(税抜き) |
超高耐久超低汚染型無機フッ素 | ¥1,318,100 |
超低汚染型無機フッ素 | ¥1,274,900 |
超低汚染型シリコン | ¥1,087,700 |
ラジカルシリコン | ¥1,030,100 |
シリコン | ¥986,900 |
お客様へは㎡数や塗料のメーカー名や単価など、詳しく明記した計5プランの見積書をご提案いたしました。
Q.いろんな業者さんがある中で、何が決め手となって私たちにご依頼くださいましたか?
A.
見積時に話をして、最も信頼できそうな会社を選びました。10数年前に1回実施、依頼者が見えない部分が多い、専門的な部分はわからないので、信頼できる=安心だと思います。
見積りの内容や営業担当の説明を受けられ、工事のご用命をいただきました。
数ある塗装会社の中から弊社にご縁をいただき、誠にありがとうございます。
塗装工事後の様子は近日中に施工事例ページに掲載予定ですので、今しばらくお待ちください。
▼施工事例を更新しました(2023/03/15更新)▼