塩ビシート防水(機械固定工法) | |
豊中市
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Before 施工前 |
After 施工後 |
施工地 | 豊中市 | 築年数 | 26年 |
価格 | 137万円 | 工事期間 | 24日間 |
塗料名 | 田島ルーフィング ビュートップ | 塗料種別 | 塩ビシート |
面積 | 120m2 | カラー | ライトグレー |
塗料名 | 塗料種別 | ||
面積 | m2 | カラー |
築年数 | 26年 | 工事期間 | 24日間 |
塗料名 | 田島ルーフィング ビュートップ | 塗料種別 | 塩ビシート |
面積 | 120m2 | カラー | ライトグレー |
塗料名 | 塗料種別 | ||
面積 | m2 | カラー |
✓ご依頼までの背景
お客様はヘーベルハウスにて定期点検を受けたところ、外壁塗装や屋上防水など建物全体のメンテナンスに約600万円のお見積りが提示されたようです。
あまりの高額な金額にヘーベルハウス以外での施工を視野に入れられたお客様。
ネット検索でヘーベルハウスの施工事例を探されていた際に、弊社のホームページをご覧になりご連絡をいただきました。
現地調査時のブログ⇒豊中市で外壁塗装のお見積り相談(ハウスメーカーの金額にご不安)
外壁塗装の施工事例⇒豊中市にて旭化成ヘーベルハウスの外壁塗装(多彩模様のフッ素塗料)
外壁塗装専門店 南大阪ペイントセンターのマナベと申します。
屋上や陸屋根には塗装ではなく雨漏り対策に防水工事が必須です。
当事例では約120㎡の膨大な規模の屋上をお持ちのヘーベルハウスに、塩ビシート防水による屋上防水工事を実施した内容を掲載しています。
▼豊中市の外壁塗装なら南大阪ペイントセンターへおまかせ下さい!▼
豊中市の外壁塗装なら南大阪ペイントセンターへ依頼すべき7つの理由
▼ヘーベルハウスの外壁塗装についてはこちらの記事で網羅的に解説をしています▼
ヘーベルハウスの外壁塗装で重要なポイントは6つ!費用の不安も解決
旭化成ヘーベルハウスの防水工事前後の比較
屋上の防水層の事前点検
屋上には人工芝が敷かれており、その広さは約120㎡あります。
ヘーベルハウスに限らず、ハウスメーカーでは比較的屋上(陸屋根)がある住宅が多い傾向です。
人工芝を捲ると、その下には塩ビシート防水が施工されています。
メーカーの営業担当が話す「シート防水」とはまさに塩ビシート防水を指すことがほとんどだと思います。
塩ビシート防水の寿命は約15~20年。
新築時に屋上へ塩ビシート防水を施工するので、築23年のこちらの住宅ですとそろそろ防水効果の限界を迎えるころですね。
寿命が過ぎた塩ビシート防水は破れるリスクが高まり、そこから雨水が入り込むと天井から雨漏りする危険性が出てきます。
雨漏りを防止するためにも、築20年頃には屋上防水を新しくする必要があるのです。
塩ビシート防水は張り替えるのではなく、増し張りといって既存のシート防水の上から新たなシート防水を重ねて施工することが可能です。
既存のシートの撤去費用がかからず、コストパフォーマンスと耐久性に優れた防水工法なのです。
最近のハウスメーカーの屋上やベランダはほとんどこの塩ビシート防水が施工されていますよ。
屋上に塩ビシート防水(機械固定工法)にて防水工事を行う場合のお見積り金額は約137万円(税抜き)です。
外壁塗装工事と合わせると以下のお見積り内容です。
※スマートフォン・タブレットの方は右スクロールですべての見積り内容をご覧いただけます。
①使用塗料 | ②屋根・外壁塗装 | ③屋上防水工事 | ④見積り金額 (②+③) |
超高耐久HRC次世代 | ¥2,593,950 | ¥1,371,440 | ¥3,965,390 |
超高耐久無機 | ¥2,408,050 | ¥3,779,490 | |
吹付け多彩模様フッ素 | ¥2,265,650 | ¥3,632,090 | |
吹付け多彩模様シリコン | ¥2,096,350 | ¥3,467,790 | |
ラジカルシリコン | ¥1,825,150 | ¥3,196,590 |
外壁塗装は塗料のグレードによって金額が異なりますが、防水工事の場合は使用する材料に差がないので一定のお見積り金額です。
実際には使用する材料名や㎡数、工事内容などの細かな内訳明細書をお客様へお渡ししています。
▼同現場の外壁点検とお見積りの内容の詳細はこちら▼
豊中市で外壁塗装のお見積り相談(ハウスメーカーの金額にご不安)
旭化成ヘーベルハウスの屋上へ防水工事を実施
まずこれからご紹介する塩ビシート防水(機械固定工法)の簡単な流れについてご紹介します。
1.既存の塩ビシートの清掃・ケレン作業
2.絶縁シート敷き☜ポイント
3.固定ディスクの取り付け
4.端部の金物固定
5.塩ビシートの設置
6.塩ビシートと固定ディスクを熱融着
7.シール処理
以上の流れです。
今回ご紹介する機会固定工法は絶縁シートを敷くことで、塩ビシートの中に湿気が籠らず防水層の浮きを阻止できるのです。
塩ビシートを直接屋上へ接着剤で密着させる「密着工法」よりも「機械固定工法」の方がやや高額にはなります。
高額ではありますが湿気が籠りにくいメリットが「機械固定工法」にはあるので、耐久性が一番高い防水工法なのです。
屋上の現状です。
人工芝や床材が敷かれているままですと防水工事を施工できないため一時的に撤去します。
床材を取り外します。
徐々にグレーの塩ビシート防水層が見えてきましたね。
既存の塩ビシートの清掃・ケレン作業
塩ビシート表面の清掃と凹凸をなくすためのケレン作業を行います。
絶縁シート敷き
塩ビシート防水密着工法の場合、このタイミングで塩ビシートを接着剤で密着させるのですが、機械固定工法の場合は「絶縁シート」を事前に敷きます。
絶縁シートを敷くことで、この後に設置する塩ビシート内に湿気が籠りにくくなるのです。
固定ディスクの取り付け
絶縁シートに固定ディスクを取り付けます。
機械固定工法の名称どおり、機械を使って塩ビシートを固定させる準備をします。
ディスク取り付けの際にドリルで屋上に穴を開けるため、大きい音が鳴り響きます。
機械固定工法の唯一のデメリットはこの機械音による騒音です。
音を少しでも抑えたいというご要望がある場合は、密着工法ですとディスク取り付けの作業がないので騒音は軽減されます。
等間隔でディスクの取り付けが完了しました。
端部の金物固定
屋上の端部に塩ビシートを固定する塩ビ鋼板を取り付けます。
塩ビシートの設置
絶縁シートの上から、塩ビシートを敷きます。
端部へ固定した塩ビ鋼板の上からも、塩ビシートを敷き詰めます。
塩ビシート防水は「シートを敷く」という特性上、どうしてもシート同士の継ぎ目が発生します。
継ぎ目同士を熱で溶かして、シート同士を熱融着させます。
シート同士に隙間があるとそこから雨水が入り込んでしまうため、入念に隙間がないか密着状態を確認します。
塩ビシートと固定ディスクを熱融着
絶縁シートで設置したディスクを塩ビシートの上から熱融着を行います。
専用の過熱装置を使って塩ビシートと下地のディスクを固定させます。
シール処理
シート同士の継ぎ目や端部など、雨水が侵入する可能性がある部位をシール材で保護をします。
塩ビシート防水(機械固定工法)完了
機械固定工法による塩ビシート防水が完了しました!
屋上防水工事完工の様子
防水工事完工後の屋上です!
取り外していた床材や人工芝も、元の状態へ復旧いたしました。
外壁塗装・屋根塗装・屋上防水工事、すべて完工いたしました!
完工後のアンケートを頂戴しましたのでご紹介いたします。
Q.塗装をする前にどんなことで困っていましたか?
A.築25年が過ぎ、外壁の汚れや屋上防水の劣化
A.ハウスメーカーの建物の塗装や防水工事の実績があるところ
Q.実際に仕事を終えて良かったことがあれば教えてください。
A.気になっていた外壁の汚れや屋上の防水シートがきれいになったこと
Q.工事が終わってみていかがですか?良かった事・嬉しかったことを頂戴出来ましたら幸いです。
A.ハウスメーカーの見積もりが高額だったので、見積もりをお願いしたところ格安でした。
施工方法も丁寧に説明していただき、工事中も心配なことはLINEでやり取りができ、安心してお願いできました。
また、エアコンのスリムダクトを取り外して修繕してから塗装してくれたこと、細かい心配りに感心しました。
▼外壁塗装の施工事例▼
豊中市にて旭化成ヘーベルハウスの外壁塗装(多彩模様のフッ素塗料)
外壁塗装だけではなく、ハウスメーカーへの防水工事の施工も承っています。
工事のお見積りやご質問はお気軽にご相談いただけますと幸いです。
この度は弊社にご依頼をいただき、誠にありがとうございました。
アフターフォローを実施しており、気になることがあれば点検に伺いますので今後ともよろしくお願いいたします。