こんにちは!南大阪ペイントセンターのウエノです。
今まさに外壁塗装をお考え中の方は塗料の価格にお悩みではないですか?
グレードの高い塗料は価格も高いので、選ぶ時には価格と照らし合わせて考えますよね。
塗料のグレードの中でもフッ素塗料はグレードが高い塗料となっているため、価格にも表れていると思います。
フッ素塗料の価格はどれくらいかと疑問に思われた方、塗料の価格を調べてフッ素塗料を諦めようとしていませんか?
「ちょっと待ってください!」
フッ素塗料の価格が高いからと避けてしまうのは非常に勿体ないかもしれません。
初期費用が高くても10年以上住む場合、結果的に外壁塗装のメンテナンスコストが低くなるのです。
トータルで見ると一生涯における費用が安くなる可能性があるのです。
当コラムでは価格の高さを見るだけではわからない、塗料の価格と価値の事実を紐解いていきたいと思います。
また、価格の高い塗料を選ぶからこそ知っておきたいフッ素塗料の良さを最大限に活かせる方法もお伝えいたします。
フッ素塗料は高いからと避ける塗料ではなく、本当の価格を知ることで選択する塗料の一つとしてお考えいただければ幸いです。
1.フッ素塗料の価格は?グレードの低い塗料との比較で見える本当の価格とは
1-1.フッ素塗料の価格は1㎡あたり@3,000円から
1-2.フッ素塗料と他のグレード塗料の坪数別価格
1-3.フッ素塗料のメーカー別価格は
1-4.フッ素塗料は成分によって価格が異なります
2.耐用年数から見える本当の価格と価値
2-1.耐用年数から見る1年あたりの坪数別平均価格
2-2.10年以上住むなら結果的に安くなる
2-3.10年以上住むならフッ素塗料が一番おすすめ
3.南大阪ペイントセンターのフッ素塗料を使った施工事例を塗料別でご紹介
3-1.日本ペイントのファイン4Fセラミックを使用した住宅
3-2.関西ペイントのアレスアクアセラフッソを使用した住宅
3-3.エスケー化研のセラタイトFを使用した住宅
4.まとめ
フッ素塗料の価格は?グレードの低い塗料との比較で見える本当の価格とは
フッ素塗料の価格は、他の塗料に比べると高い方だと言えるでしょう。
フッ素塗料のグレードの下にはラジカル塗料・シリコン塗料・ウレタン塗料とあります。
フッ素塗料のグレードの上には無機塗料があります。
価格から見ると、どうしても安い塗料に目が向いてしまうかもしれません。
しかし、フッ素塗料の価格だけ見て塗料を決めるのではなく、違う角度から見ていただければ確かな良さがわかってきます。
フッ素塗料の本当の価格とは何を意味しているのかご紹介いたします。
フッ素塗料の価格は1㎡あたり@3,000円から
フッ素塗料の価格は1㎡あたり@3,000~5,000円程となっています。
※塗料単価は平均的な相場を記載しております。
フッ素塗料と他の塗料の価格を比較しました。
フッ素塗料はグレードの低い塗料より約1.3~2倍価格が高いのがわかると思います。
この見た目の価格の高さが皆様を悩ませる原因になっているのです。
フッ素塗料と他のグレード塗料の坪数別価格
フッ素塗料の単価はわかっても、実際ご自身のお家がどのくらいの費用が必要かわからないですよね?
フッ素塗料と他のグレード塗料の坪数別価格をご紹介いたします。
▼求め方は以下の通りです▼
1坪=3.3㎡
お家の坪数×3.3㎡=延床面積
延床面積×係数(1.7)=塗装面積
塗装面積×1㎡あたりの塗料単価=塗料価格
係数とは=屋根や外壁の凹凸部分の正確な面積を出す為に、素材を平らに延ばした状態を考え係数を使って塗装面積を計算します。
▼他のグレード塗料との坪数別価格を比較するとこちらになります▼
※価格はあくまでも目安となっております。メーカーなどによって価格は変動します。
価格の差が感じられ、やはりフッ素塗料は高いとお思いになると思います。
次項では、この価格の差が当てにならないことをご紹介いたします。
フッ素塗料のメーカー別価格は
フッ素塗料はメーカー別の種類によって価格が違います。
塗装業者によって取り扱っている塗料は様々ございますが、大手メーカー3社の代表的な塗料の価格をご紹介いたします。
▼日本ペイント▼
▼関西ペイント▼
▼エスケー化研▼
このようにメーカーや塗料の種類によって価格は様々です。
ご自宅に合った塗料を見極めて、価格と照らし合わせながら選ぶのが重要になってきます。
塗料に関しては専門の知識を持った実績の多い塗装業者にご相談をおすすめいたします。
南大阪ペイントセンターでも多くのメーカーの塗料を取り扱っております。
専門の知識を持った者が、皆様に合った塗料を選ぶお手伝いをさせていただきます。
是非、一度ご相談いただければと思います。
フッ素塗料は成分によって価格が異なります
塗料には1液・2液や水性・弱溶剤とタイプが異なります。
タイプによってフッ素塗料の中でも価格や耐久性が違ってきます。
一概には言えませんが、一般的に1液より2液・水性より弱溶剤の方が価格も高く耐久性も高いのです。
外壁材やお家の劣化によって必ず2液の弱溶剤が良いとも限りません。
1液か2液のどの成分を使っているのか確認し把握しておきましょう。
耐用年数から見える本当の価格と価値
塗料のグレードによって価格が違うのと同じく、耐用年数も変わってきます。
耐用年数は、ウレタン塗料は10年・シリコン塗料は12年・ラジカル塗料は15年・フッ素塗料は20年・無機塗料は25年です。
※耐用年数はあくまでも目安であって、お住いの立地環境などによって耐用年数は変わります。
この耐用年数から1年あたりの塗料の価格を計算すると本当の価格が見えてくるのです。
耐用年数から見る1年あたりの坪数別平均価格
トータルで20年住むと仮定すると、結果的に初期費用の高い塗料の方がメンテナンスコストを安くできる可能性があるのです。
それを含めて、一番安い塗料は何かというのを徹底的に解説していきます。
▼1年あたりの坪数別平均価格はこちらになります▼
ウレタン塗料とフッ素塗料・無機塗料はすべての坪数で同じ価格になります。
しかも、シリコン塗料とラジカル塗料はフッ素塗料より価格が高くなってしまうのです。
フッ素塗料は耐用年数が20年なのでグレードの低い塗料よりも一生涯での塗装工事が少なく済みます。
塗装工事は施工するたびに足場代などの工事費が必要となってきます。
そうなると、平均価格が同じウレタン塗料でも一生涯の塗装を考えるとフッ素塗料を使用するより高くなってしまうのです。
まさに、本当の価格とはこのことなのです。
目先の安さに惑わされず本質を見抜くと、納得した価格と品質を手に入れることができるのです。
無機塗料までは手が出せない方も、フッ素塗料で十分価値ある価格で塗装できるのでおすすめです。
10年以上住むなら結果的に安くなる
フッ素塗料の耐用年数は前項でも触れましたが20年です。
10年以上住むなら一生涯においてフッ素塗料を使用するのが結果的に安く済むのです。
フッ素塗料よりグレードの低い塗料は10年経過する時期から順番に補修工事を迎えます。
例えば、築10年の時に補修工事をして築70年まで住むための価格はどうなるでしょうか。
▼40坪の住宅を塗料別で比較すると以下の通りになりました。▼
この結果をまとめると重大な事実が判明いたしました。
価格が高いと思われていたフッ素塗料が、一生涯では一番安く補修ができることが分かったのです。
10年以上住むなら結果的に安くなる
フッ素塗料の価格をお伝えしてきましたが、10年以上お住いの予定でしたらフッ素塗料を一番おすすめいたします。
一生涯での補修価格が一番安くて、耐用年数も長いことから補修回数が少なく手間もかからないからです。
当コラムでは塗料の耐用年数が一番長い年数で計算しており、お住いの立地環境などによって耐用年数には差がございます。
品質のよい塗料を使用いただく方が、より価格に見合った価値を得ることができるでしょう。
価格良し品質良しなら、フッ素塗料を選ばないという考えはなくなってくると思います。
南大阪ペイントセンターのフッ素塗料を使った施工事例を塗料別でご紹介
南大阪ペイントセンターでフッ素塗料を使用した外壁塗装を塗料別でご紹介いたします。
日本ペイントのファイン4Fセラミックを使用した住宅
施工地 | 羽曳野市 | 築年数 | 16年 |
価格 | 138万円 | 工事期間 | 22日間 |
外 壁 | |||
塗料名 | 1F:日本ペイントUVプロテクトクリアー4F 2F:日本ペイントファイン4Fセラミック | 塗料種別 |
1F:クリアー 2F:フッ素 |
面積 | 179㎡ | カラー | 1F:クリアー(3分艶)2F:22-85B |
屋 根 | |||
塗料名 | 関西ペイントアレスクール2液F | 塗料種別 | 遮熱フッ素 |
面積 | 38㎡ | カラー | アンバーブラウン |
築年数的に塗装の時期が来たので、しっかりとメンテナンスをしたいとご希望でした。
フッ素塗料の補修では、最初の価格は高額になってしまうかもしれません。
しかし、しっかりとメンテナンスをしたいお客様のご希望通り確かな品質で長い目で見るとお手頃に補修ができたと思います。
関西ペイントのアレスアクアセラフッソを使用した住宅
施工地 | 松原市 | 築年数 | 30年 |
価格 | 124万円 | 工事期間 | 15日間 |
外 壁 | |||
塗料名 | 関西ペイントアレスアクアセラフッソ | 塗料種別 | 超低汚染型フッ素 |
面積 | 169㎡ | カラー | KP-110 |
屋 根 | |||
塗料名 | 関西ペイントアレスクール2液F | 塗料種別 | 遮熱フッ素 |
面積 | 75㎡ | カラー | ミストグリーン |
築30年の間に一度外壁塗装工事を実施された住宅です。
ベランダ横の外壁が剥がれ非常に劣化し、屋根は雨漏りのリスクが高くなっていました。
耐用年数が約20年のフッ素塗料をご使用いただいたので、美しさと同時に価格に見合った耐用年数でお住いいただけます。
エスケー化研のセラタイトFを使用した住宅
施工地 | 羽曳野市 | 築年数 | 13年 |
価格 | 145万円 | 工事期間 | 14日間 |
外 壁 | |||
塗料名 | エスケー化研水性セラタイトF | 塗料種別 | 低汚染フッ素 |
面積 | 183㎡ | カラー | SR109 |
屋 根 | |||
塗料名 | 関西ペイントアレスクールF | 塗料種別 | 遮熱フッ素 |
面積 | 86㎡ | カラー | フォグブルー |
塗装の市民講座を受講され、築10年頃から塗装業者をお探しだったお客様です。
しっかりと計画を持って施工されたお客様にぴったりなフッ素塗料での補修工事になりました。
お客様自身の確かな目が本当の価格を見る近道となるのです。
まとめ
フッ素塗料は目先の価格ばかりを見ていてもあてにならないことが判明したと思います。
塗料にはそれぞれ耐用年数があるので、1年あたりの塗料を計算すると本当の価格が見えてくるのです。
フッ素塗料は1年あたりで計算すると価格が安くなるにもかかわらず、補修の回数もさらに少なくできます。
それは、足場などにかかる工事費用も少なくできることに繋がるのです。
フッ素塗料は成分やメーカーによって価格に差があるので、ご自身に合ったフッ素塗料を選ぶ必要がございます。
現在お住いの住宅に長く住むなら、フッ素塗料を選べば必ず価格も品質も満足することでしょう。
目先の価格の高さだけで選択肢を狭めないで、一生涯の補修に目を向けて価値ある価格の品質を手に入れましょう。
納得できる価格だからこそ、フッ素塗料を使ってみてはいかがでしょうか。
南大阪ペイントセンターでは無料点検も受け付けております。
ご相談だけでもお気軽にお問い合わせください。