東大阪市にてシーリングの劣化が原因のサイディングの浮きを補修

シーリング工事・補修工事・外壁塗装
東大阪市
Before
施工前
After
施工後
施工地 東大阪市 築年数 17年
価格 103万円 工事期間 16日間
塗料名 関西ペイント RSシルバーグロスSI 水性ラジカルシリコン 塗料種別 ラジカルシリコン
面積 161m2 カラー 1階:L75-85A 2階3階:L75-30B
塗料名 関西ペイント RSルーフ2液SI 2液弱溶剤遮熱シリコン 塗料種別 遮熱シリコン
面積 61m2 カラー ホワイトアッシュ
築年数 17年 工事期間 16日間
塗料名 関西ペイント RSシルバーグロスSI 水性ラジカルシリコン 塗料種別 ラジカルシリコン
面積 161m2 カラー 1階:L75-85A 2階3階:L75-30B
塗料名 関西ペイント RSルーフ2液SI 2液弱溶剤遮熱シリコン 塗料種別 遮熱シリコン
面積 61m2 カラー ホワイトアッシュ

✓ご依頼までの背景
外壁の痛みが気になられ、複数の業者に相見積もりを依頼されたお客様。

こちらの住宅はサイディング・モルタルといった様々な外壁材を使用されています。
外壁材によって違う痛みの原因や特性に合わせた補修をご提案し、この度工事のご用命をいただきました!
色選びなどイメージを決めるために遠方から松原市にある弊社ショールームへも来店されています。
現地調査時のブログ東大阪市で外壁塗装のお見積り!サイディングとモルタルの外壁材

※上記施工価格は足場工事・外壁塗装・シーリング工事・付帯塗装・屋根塗装・共通工事などの全てを含んだ実際にかかった金額を掲載しています。(税抜き金額)
 
東大阪市の皆さま、こんにちは!

外壁塗装専門店 南大阪ペイントセンターのマナベと申します。

窯業系サイディングの外壁は全国で8割以上のシェア率ですので「我が家がサイディングだ!」という方も多いのではないでしょうか。

サイディングを長持ちさせるために一番重要なのは、シーリングの存在です!
このシーリングが傷んでしまうと、サイディング内部に雨水が染み込んで一気に劣化を加速させてしまうのです。

今回ご紹介する事例でも、シーリングが劣化したことでサイディングが浮き上がってしまった…という症状でお困りでした。

▼東大阪市の外壁塗装業者選びについてはこちらの記事で解説をしています▼
東大阪市の外壁塗装業者を選ぶときの7つのポイントとおすすめ業者

サイディング外壁の補修前後の比較

シーリングの劣化によるサイディングの浮きある東大阪市の戸建て住宅の正面外壁塗装でシーリングの劣化とサイディングの浮が改善された東大阪市の戸建て住宅の正面

外壁塗装前の東大阪市の戸建て外壁塗装後の東大阪市の戸建て

外壁塗装前の玄関正面のサイディングとモルタル外壁塗装後の玄関正面のサイディングとモルタル

浮きがあるサイディングボード浮きが改善されたサイディングボード

屋根塗装前のスレート瓦屋根塗装後のスレート瓦

サイディングの浮きとモルタルの痛みを調査

サイディングとモルタルを組み合わせた戸建て住宅
1階にはモルタル、2階3階には窯業系サイディングが使用された住宅です。

外壁材によって痛み具合や補修ポイントが違うので、実際の劣化内容を見ていきます。

サイディングボードの浮き
窯業系サイディングが一部浮き上がっているのが分かりますか?

浮きの原因はサイディングボード同士の目地にあるシーリングが傷んだことで隙間ができ、その隙間から雨水が侵入したことにあります。
サイディングボード内部に雨水が侵入すると、湿気が留まり外壁材を押し上げます。

加えてサイディングボード塗装の寿命が切れているで、雨水が染み込みボード自体を変形させてしまうのです。

改善方法としては…

1.サイディングボードの浮きをビスで固定してフラットな状態へ戻す
2.雨水の侵入経路となったシーリングを補修
3.サイディングボードの防水性を復活させるため外壁塗装

以上の内容でメンテナンスをすれば、建物の耐久性を長持ちさせることが可能です。

モルタルの塗膜の剥がれ
続いて1階のモルタルの様子です。

写真はガレージ横のモルタルですが、塗膜が剝がれ雨水が染み込んで色が濃くなっていますね。
触れるとポロポロと塗膜が捲れてしまい、このまま雨水が染み込み続けるとモルタル自体を脆くさせ大がかりな補修工事が必要になるでしょう。

今の段階ですとギリギリ部分補修と塗装でメンテナンスが可能ですので、しっかりと補修をいたします!

1.脆くなった塗膜を削り取る
2.モルタルの左官補修
3.モルタルの防水性を復活させるため外壁塗装

以上の内容でメンテナンスを実施します。

サイディング・モルタルの2種類の外壁材を使用していても、各外壁材にあったメンテナンスをすることで建物全体の寿命を延ばすことができますよ!

▼外壁調査の内容をもっと詳しく知りたい方はこちら▼

サイディングとモルタルの補修後に外壁塗装を実施

シーリング・補修工事

浮いたサイディングボード
工事で最初に行うのは傷んだ外壁を元の状態へ復旧することです。
具体的にはサイディングの浮きやモルタルの剥がれの補修工事です。

はじめにサイディングボードの浮きを元通りになるように補修をします。

サイディングボードの浮きをビスで固定
サイディングボードの浮きをビスで固定して、できるだけフラットな状態へと戻します。

サイディングボードの補修完了
複数のサイディングボードが浮いていたので、すべてビスで固定して補修を行いました。

サイディングボードの目地にあるひび割れたコーキング
続いてサイディングボードの浮きの原因となったシーリングを補修します。

シーリングの劣化したひび割れから雨水が侵入して、サイディングボード内部に湿気を籠らせたことでボードの浮きへと発展しています。
ですので、根本の原因である劣化したシーリングを新しいシーリングへと交換する「撤去・打ち替え工法」で工事を行います。

劣化したシーリングの撤去
まずはカッターなどで傷んだシーリングを取り除きます。

目地にプライマー塗布
目地周りを養生して、これからシーリングを打つ目地内部の清掃とプライマーを塗り込みます。

シーリング材の充填
シーリング材を奥側から空気が入らないようにしっかりと充填させます。

シーリング工事の完了
完全にシーリング材が乾燥する前に養生テープを取り除いて、シーリング工事の完了です!

これで目地の隙間がしっかりと埋まりましたので、サイディングボードの隙間に雨水が侵入する心配もないでしょう。

サイディングボードは一度でも浮いてしまうと、完全に元の状態へ戻すことが非常に困難です。
ですので、シーリングに少しでもひび割れ痛みなどがあれば今回のようなメンテナンスを行い、ボードの浮く原因を作らせないことが非常に大切なのです。

▼サイディングとシーリングの重要性について詳しく知りたい方はこちら▼
窯業系サイディングのコーキング(目地)の劣化症状と補修費用

サッシ周りのシーリング工事完了
サッシ周りにもシーリング増し打ち工法を実施しています。

劣化したモルタルの左官補修前後の比較
1階のモルタルの剥がれは、旧塗膜を撤去して新たに左官し直しています。

今は補修跡が目立っていますが、この後に模様合わせをして塗装をするのでご安心ください!

▼同現場のモルタルの外壁補修の様子はこちら▼
東大阪市にて外壁補修!モルタル外壁の塗膜の剥がれを補修

高圧洗浄工事

高圧洗浄工事
補修をしたシーリング材やモルタルが完全に乾燥してから、塗装の工程に入ります。

ですがその前に旧塗膜や外壁にこびり付いた汚れを洗浄する必要があるのです。
ガソリンを燃料とした高威力の業務用高圧洗浄機で洗浄をし、汚れを削り取るように洗い流します。

外壁塗装

サイディングとモルタルの塗り色を分けて塗装を行います。

「せっかく塗装をするなら今風なオシャレな外観にしたい」とのお客様のご要望もあり、弊社ショールームにご足労いただき何度も塗り色の打ち合わせを重ねました。

塗装工程直前までお悩みになられ、最終的に2階3階部分(サイディング)にL75-30B、1階部分(モルタル)L75-85Aのお色に決定しました!

外壁塗装前の窯業系サイディング
2階3階部分のサイディングの塗装の様子です。

高圧洗浄工事が終わり、これから塗装を開始します。

窯業系サイディングへ下塗り
まずは下塗りです。

サイディングや1階のモルタルは一部雨水を吸って脆くなっていますが、下塗り塗料を外壁に染み込ませることで素材自体を補強してくれます。
仕上げ塗料と外壁材を密着させる接着剤のような働きもあるので、隅々まで丁寧に塗り込みます。

窯業系サイディングへ中塗り
仕上げ塗料を使用した中塗りです。

上塗りで塗り残しがないように、中塗りの段階で色を変えて塗布します。

窯業系サイディングへ上塗り
仕上げの上塗りです。

事前に行った中塗りと色が若干違うのが分かりますか?

仕上げ塗料を中塗り・上塗りの計2回塗り重ねることで塗膜の厚みをしっかり確保します。

基本的に外壁塗装は今回ご紹介した下塗り・中塗り・上塗りの計3工程で行いますよ。

窯業系サイディングの外壁塗装完了モルタルの外壁塗装完了
2階3階のサイディングと1階のモルタル外壁の塗装が完了しました!

2色使用しているのでツートンカラーの全体像が楽しみですね。

付帯塗装

エアコンカバーの塗装前後の比較樋の塗装前後の比較
エアコンカバーや樋などの付帯部も塗装で保護されましたよ。

サイディングとモルタルの外壁塗装完工!

外壁塗装完工
最終点検後、足場を解体して完工です!

モルタルの部分にはオフグレー(L75-85A)を使用しています。
僅かにグレーが入っているためモルタルの凹凸に汚れが溜まったとしても目立ちにくいです。

ドローンで撮影した外壁塗装完工後の様子
2階3階は深いネイビーカラー(L75-30B)で仕上げています。

外壁塗装前後のツートンカラーの比較
塗装前もツートンカラーでしたが、濃淡を逆転されたことやネイビーを使用された点などで非常にスタイリッシュな雰囲気に生まれ変わりました!

完工後のお客様の声

お客様の感想
Q.塗装をする前にどんなことで困っていましたか?

 

A.費用・家の劣化具合

Q.いろんな業者さんがある中で、何が決め手となって私たちにご依頼くださいましたか?

 

A.丁寧な説明と工事内容

Q.実際に仕事を終えて良かったことがあれば教えてください。

A.イメージが大きく変わり、お洒落な今風の外見になった。
色を決めた後も不安だったが、思った以上に良かった。

Q.工事が終わってみていかがですか?良かった事・嬉しかったことを頂戴出来ましたら幸いです。

A.優柔不断な私に気長にお付き合いいただきありがとうございました。
特に外壁色とデザインは迷いに迷いましたが、おかげさまで最近の家のようなお洒落な外見になったと思っています。

この度はありがとうございました。

外壁塗装は補修をすることが主な目的ですが、せっかく塗り替えられるなら大幅なイメージチェンジも素敵ですよね。

建物の様々な部位の痛みにお困りでしたが、無事に補修を終えて家全体もガラッと雰囲気が変わりお気に召していただけて何よりです(*^^*)

工事は完了してからが終わりではなくアフターフォローも行っていますので、長いお付き合いになりますが今後ともよろしくお願いいたします。

この度は数ある塗装会社の中から、弊社にご縁をいただき誠にありがとうございました。

その他のシーリングが劣化したサイディング外壁の施工事例

大阪市東成区でシーリングが劣化したサイディングの外壁塗装

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工事期間 20日間 面積 300m2
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羽曳野市で外壁補修をした窯業系サイディングの中古戸建て住宅

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泉大津市で窯業系サイディングの外壁塗装(無機塗料を使用)

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工事期間 14日間 面積 195m2
塗料名 関西ペイント アレスダイナミックMUKI 水性無機 塗料種別 無機
築年数 23年

 

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