東大阪市で外壁工事のお見積り点検（ハウスメーカー施工住宅）

✓ブログの概要
東大阪市のハウスメーカー施工住宅（築22年）に外壁工事のお見積りに伺った内容を掲載しています。

外壁のひび割れなどの痛みが目立ち、築年数的にもそろそろメンテナンスの時期かと外壁工事をご検討されていました。

東大阪市の皆さま、こんにちは！
外壁工事専門店南大阪ペイントセンターのマナベと申します。

当ブログでは外壁工事をご成約をいただくまでの建物全体の点検の様子とお見積り内容をご紹介いたします。

1.築年数とひび割れが外壁工事のご相談のきっかけ
2.外壁工事に向けた点検調査
3.外壁工事のお見積り内容と金額
4.東大阪市の外壁工事のお見積り点検のその他の事例

築年数とひび割れが外壁工事のご相談のきっかけ

築22年になる積水ハウス施工の戸建て住宅。
お住まいの条件に近い積水ハウスの工事の事例を弊社ホームページでご覧いただき、お見積りのご依頼をいただきました。

▼外壁材にダインコンクリートが使用された積水ハウスの外壁工事の事例▼

外壁材には積水ハウスの「ダインコンクリート」が使用されています。

意匠性のあるデザインが特徴で、高強度・高耐久の積水ハウスの最高峰の外壁材です。

ダインコンクリートにひび割れが確認できます。

ダインコンクリートは非常に強度が高いコンクリートですが、そもそもコンクリートは乾燥による収縮によってひび割れは避けられない材質です。

他にも数か所写真のような横に伸びるひび割れが見つかりました。

どれだけ強固なダインコンクリートでも地震などのわずかな揺れで歪みに耐え切れずひび割れてしまう可能性が高いです。

実際に弊社で拝見してきたダインコンクリートが使用の積水ハウスの建物は、そのほとんどがひび割れの症状がありました。

ひび割れを補修するには、ひび割れの傷を一旦深く削って下地調整材を用いて補修する必要があります。
補修跡を目立たなくするには、色や模様合わせなどの塗装技術がないと難しい工程です。

▼別建物のダインコンクリートを補修した事例▼

目地にはコーキングと呼ばれる部材が施工されています。

築年数とともにコーキングが劣化して写真のように痩せてしまいます。
コーキングは外壁の継ぎ目を埋める目的で施工されており、防水性を保つ役割があります。

しかし劣化してコーキングが痩せたり割れたりすることで、目地の防水性を保てなくなるのです。

目地だけではなく、コーキングはサッシや玄関扉の周りに囲むように施工されています。

コーキングの寿命は約10年が目安ですので、築22年ともなると新しいコーキングへ交換された方が良いです。
塗装をする前に古いコーキングを撤去して新しいコーキングを施工することで、目地やサッシ周りの防水性を維持することが可能です。

正面三角の外壁面には、ダインコンクリートとは別で換気や防火などの観点で特殊な材質が使用されています。
矢切（やぎり）とも呼ばれる部位です。

何の前知識がない状態で外壁塗料を塗ってしまうと早期剥がれの原因となります。
事前に下地処理を入念に行い、カチオン系塗料で仕上げるご提案をいたしました。

ハウスメーカー系の住宅すべてに言えることですが、付帯部（雨樋・シャッターBOX・軒天・破風板など）の面積が、一般住宅と比べると多い傾向があります。

付帯部の塗装も材質を保護と美観維持のためご提案をいたしました。

ドローンで確認したところ屋根には陶器瓦が使用されており、塗装は不要です。

陶器瓦自体の耐久性も50～60年と非常に長く、日本瓦と同様で塗装によるメンテナンスは必要ありません。

しかし陶器瓦に数枚の割れがあり、補修が必要です。

補修方法としては破損した陶器瓦を差し替える方法です。

※使用する塗料のグレードによって1㎡あたりの単価が異なるので、お見積り金額も塗料によって変動します。