こんにちは!南大阪ペイントセンターのウエノです。
いざ外壁塗装の工事が始まった時、お悩みの一つは洗濯物ではないでしょうか?
「外壁塗装中でも洗濯物は外干しできる?」
「外壁塗装中タイミングによっては外干しできる時があるかな?」
「室内干しが続くとストレスが溜まりそう」
洗濯物は毎日あるので悩みますよね。
乾かないのに毎日の洗濯物が増えていくなんて、まさに負の連鎖で考えるだけでもストレスになります。
少しでも外干ししたいお気持ちはあるかと思います。
「申し訳ございませんが、外壁塗装中は洗濯物を外干しできません。」
業者によっては外干しできるタイミングを提示してくれる場合があるかもしれません。
しかし、基本は外壁塗装中は外干しできないと思っておいていただきたいと思います。
当コラムでは、外干しできない理由や、室内干しで乗り切る方法などをお伝えさせていただきます。
ご家庭の洗濯物を見直していただくために、洗濯物チェックシートをご用意いたしました。
チェックシートをご利用いただき、少しでも外壁塗装中の洗濯物へのストレスを取り除けるお手伝いができればと思います。
1.洗濯物を外干しできない5つの工程とその理由
1-1.足場組立
1-2.補修工事
1-3.高圧洗浄・養生
1-4.塗装工事
1-5.足場解体
2.洗濯物はどうする?室内干しでも快適な工事期間にする方法
2-1.家族全面協力!洗濯物を少なくしよう~洗濯物チェックシート付~
2-2.干し方や室内干しアイテムを活用する
2-3.扇風機や除湿器などの電気機器を利用する
2-4.コインランドリーを賢く使う
3.どうしても外へ干したい!外干しすると待ち受ける悲しい結末
3-1.工事をしない夜間に外干しした結果
3-2.塗装の施工場所と離れた場所に外干しした結果
3-3.ご近所が外壁塗装をした場合に外干しした結果
4.いつから外干しできるか進捗状況を知りたい!管理が徹底している塗装業者を選ぼう
4-1.施工管理ができている
4-2.安全管理ができている
5.まとめ
洗濯物を外干しできない5つの工程とその理由
塗装工程は大きく分けて5つに分かれます。
それぞれの工程で洗濯物を外干しできない理由がございますので詳しくご紹介いたします。
※天候・外壁の大きさ・外壁の劣化状況によって工期は多少異なる場合がございます。
足場組立
足場の組立ては金属製の柱などを運んでホコリが立つので、洗濯物を外干しするのは難しくなります。
足場組立後は、家全体を飛散防止ネットで覆います。
飛散防止ネットで覆われているので、いつも通りに洗濯物を外干しできず日当たりも望めません。
足場組立は半日から1日かかり、飛散防止ネットで日当たりが期待できないので外干しには不向きになります。
補修工事
ケレン作業は古い塗装やサビを落とすので小さなホコリやチリが飛び散り、外干しの洗濯物に付着してしまいます。
モルタル外壁などにクラック(ひび割れ)ができると削って補修をします。
削る作業によって外壁の粉塵が飛散し、外干しの洗濯物に付着してしまいます。
業者によってはコーキングの打ち替えなど飛散の可能性が少ない作業なら外干しできるタイミングがあるかもしれません。
外干しすると洗濯物を汚さないよう注意するあまり、作業効率が悪くなってしまい工事に影響が出てくる可能性がございます。
工期スケジュール通りに工事が進んでいくよう、なるべく室内干しで対処していただくのがいいと思います。
高圧洗浄・養生
水圧が高い業務用高圧洗浄機で外壁の汚れを洗い流すので、洗浄水や汚水が飛び散ります。
洗濯物を外干しすると、洗浄水や汚水が洗濯物に付着し汚れてしまいます。
洗濯のやり直しにもなりますので、洗濯物を外干しするのは不可能になります。
養生作業は飛散させる作業がないので、業者によっては洗濯物を外干しが可能な場合がございます。
しかし、養生シートで様々な箇所を覆うので、思うように洗濯物が干せない可能性がございます。
また、洗濯物を干す場所が養生シートで覆われていて外干しできない場合があります。
そのため、前もって室内干しの対策をしておくのが安心かと思います。
塗装工事
塗装工事中は刷毛やローラーで塗るので塗料が飛び、洗濯物を外干しすると細かな塗料が付着します。
特に吹付塗装は塗料が飛び散ります。
また、塗料独特のニオイが洗濯物に移ってしまう場合があります。
小さなお子様やお年寄りがいらっしゃるご家庭では、特に注意が必要です。
ニオイが移った衣類を着用すると気分が悪くなる場合があるかもしれません。
一度付着した塗料やニオイは簡単に落とせない可能性がございますので、室内干しをおすすめいたします。
足場解体
足場解体は足場組立と同様で、家の周りで足場の撤去作業をするのでホコリが立ちます。
足場解体にも半日から1日かかってしまうので、洗濯物は室内干しをした方がいいでしょう。
▼外壁塗装工事の詳しい流れはこちらから▼
洗濯物はどうする?室内干しでも快適な工事期間にする方法
外壁塗装中は外干ししない方がいいと分かったけど、室内干しだとストレスが溜まる方もいらっしゃると思います。
確かに、室内干しだと乾きが悪いし生乾きのニオイや雑菌の繁殖が嫌ですよね。
ご自宅に乾燥機をお持ちのない方は、室内干しのお悩みがあると思います。
少しでも早く洗濯物が乾くように、室内干しの対策をご紹介いたします。
家族全面協力!洗濯物を少なくしよう~洗濯物チェックシート付~
洗濯物の問題を解決するにはご家族の協力も必要となってきます。
洗濯物を少なくするには自分の努力だけでは解決できないからです。
でも、洗濯物を気にするのは洗濯をしないといけない人だけですよね。
家族はお構いなしに洗濯物をどんどん洗濯機に放り込みます。
そこで、塗装工事期間中だけでも協力してもらえるよう洗濯物チェックシートをご用意いたしました。
チェックシートを使ってご家族の洗濯物を見直してみてはいかがでしょうか。
少しでも洗濯物を少なく乾きやすくしてお家全体でストレスのない時間を過ごしましょう。
▼記入例として、洗濯物を気にせずチェックシートをつけると以下のようになります▼
厚手の衣類やタオルの大きさ・枚数など何も考えてくれず、このままでは洗濯物が乾きにくくなるばかりです。
▼このチェックシートを元にして見直しました▼
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バスタオルは使わず面積の小さいフェイスタオルなどに変えてもらう
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フード付きの服は乾きにくいのでフードなしを着用してもらう
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厚物のデニムは乾きにくいので乾きやすいものにしてもらう
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放課後のクラブ終わりなら着替えないで帰宅後は直ぐにお風呂に入ってもらう
代替えできるものや着なくてもやり過ごせるものなどを見極めるのが必要となってきます。
このように、どうしても必要なもの以外は見直してみるのもいいかもしれません。
干し方や室内干しアイテムを活用する
洗濯物はなるべく高い位置にアーチ状に干すと風の通りが良くなります。
新聞紙を柔らかく丸めてから広げて洗濯物の下に置くと、空気中の水分が吸収され普通に干すより30%早く乾きます。
普通に干すより少し工夫すると乾く時間が短縮されます。
- 洗濯物を裏返して干す(縫目やポケットに風が当たり早く乾く)
- 乾きやすい素材を取り入れる(ガーゼタオルやポリエステルの衣類は速乾性が良い)
- 室内干し洗剤や酸素系漂白剤を使う(生乾きのニオイや雑菌の繁殖を防ぐ)
扇風機や除湿器などの電気機器を利用する
もう少し早く乾かしたい方は、電気機器を上手く使うとより有効的に乾かせます。
一番身近にあるのが扇風機かもしれません。
しかし、扇風機だけ使っていると風を送ることはできますが、湿気を取れないので完全には乾かないのです。
その湿気を取るために除湿器やエアコンのドライ機能が必要となってきます。
洗濯物を乾かすには空気を通して循環させ、湿気を取る必要があるのです。
湿気を取る電気機器がないという方は換気扇を使うといいかもしれません。
扇風機をかけながら台所の換気扇を使って風の通りを良くすると少しでも早く乾かすことができます。
コインランドリーを賢く使う
すぐにでも乾いて欲しい方は、コインランドリーを賢く使うのをおすすめします。
コインランドリーを使うと出費がかさんでしまいます。
洗濯は自宅で済まして乾燥機だけ使用し、乾燥機の時間を10分単位で利用して乾燥具合を確かめるといいでしょう。
コインランドリーの乾燥機の料金相場 | |
14㎏ | 100円(8~10分) |
25㎏ | 100円(6~8分) |
4人家族の1日あたり平均的な洗濯物の量は6㎏と言われています。
2日だと12㎏のなるので、1日分と2日分の洗濯物をコインランドリーで乾燥させるのに料金は変わりません。
可能であるなら2日に一回、コインランドリーの乾燥機を利用すると出費を抑えることができます。
どうしても外へ干したい!外干しすると待ち受ける悲しい結末
外壁塗装中に外干しをすると、もしかしたら思ってもいなかった事態が起こるかもしれません。
業者に相談すると洗濯物を外干しできるタイミングを教えてくれる業者もあり、外へ干せるか干せないか業者によって異なります。
業者が教えてくれる外干しできるタイミングは、あくまでも外干しできる可能性になります。
何の問題もなく外壁塗装中に外干しできるのではないのです。
もしかしたら悲しい結末になるかもしれない可能性をご紹介いたします。
工事をしない夜間に外干しした結果
外壁塗装中でも夜間は工事をしないので外干しできると思われるかもしれません。
夜間に洗濯物を外干しすると、虫が衣類に寄ってきます。
虫は寄ってくるだけでなく卵を産みつける可能性もあるのです。
衣類を家の中へ取り込んだ時、知らない間に虫の卵が部屋に落ちてしまっているかもしれません。
夜間は雨などの急な天候の変化や夜露・朝露に対応できなくて、洗濯物のやり直しになる可能性もあるのです。
塗装の施工場所と離れた場所に外干しした結果
塗装している場所の反対側や少し離れた庭なら干しても大丈夫かもと考えるかもしれません。
業者が外干ししても大丈夫と判断した場合でも塗料が飛んでくる可能性は十分にあります。
風で思うより塗料が飛んだり、塗装した部分に洗濯物が落ちてしまう可能性もあります。
そうなると、お気に入りの衣類はもう戻ってきません。
最悪の場合、塗装した部分を塗り直さないといけないかもしれません。
ご近所が外壁塗装をした場合に外干しした結果
ご近所が外壁塗装をする場合、管理を丁寧にしている業者なら工事前に説明があると思います。
洗濯物の外干しを控えて欲しい日などを明確に説明してくれるでしょう。
特に高圧洗浄工事の時は水圧が高いので、隣家なら汚水が飛んでくるのが可能性が十分にあると思います。
外干ししてしまうと洗濯物は洗浄水や汚水で汚れてしまいます。
隣家に対して不快な気持ちを残したくないなら、飛散しそうな時はできるだけ室内干しで洗濯物を片付けましょう。
南大阪ペイントセンターでは“外壁塗装前のご近所へのご挨拶”を大切にさせて頂いております。
▼ご近所への挨拶についての詳しい記事▼
いつから外干しできるか進捗状況を知りたい!管理が徹底している塗装業者を選ぼう
洗濯物を早く外干しするには、管理が行き届いている業者を選ぶのが大事になってきます。
外壁塗装は天候にも左右されるので、工事期間中に工事ができない日が出てくるかもしれません。
そんな事態に対応できるよう管理ができている業者を選ぶ必要があるのです。
管理ができていないと不測の事態に対応できず、工期が伸びて洗濯物を外干しできる日が遠のいてしまうかもしれません。
管理が行き届いている業者とは、どんな業者なのかご紹介していきましょう。
施工管理ができている
しっかりとした説明やこまめに連絡をくれる業者は施工管理ができていると言えるでしょう。
工事の工程表を示してくれ、質問に丁寧に答えてくれるなら管理が行き届いていると思います。
南大阪ペイントセンターでは工事各工程の写真を記録しお客様へご報告させていただいております。
お客様ご自身の目でご確認・ご納得していただけるよう心がけております。
工事期間中は職人や当社と直接コミュニケーションを行っていただけるよう、交換日記を取り入れております。
毎日の交換日記を通してお客様のご心配を解消し、工事内容を身近にご覧いただいております。
安全管理ができている
外壁塗装では職人さんの安全管理が重要になります。
高所での作業や油性の塗料を扱うので安全管理を怠ると危険だからです。
安全管理を怠って問題が起こってしまうと工事のスケジュールが遅れる可能性もあるでしょう。
コミュニケーション能力が高い業者なら安全管理ができているかもしれません。
人と人の意思疎通が危険回避につながる可能性があるからです。
依頼時に塗装業者のコミュニケーション能力を確かめてみるのもいいかもしれません。
まとめ
「外壁塗装中の洗濯物は外干しできない!」との結論になりました。
やはり各工程ごとに洗濯物を外干しするとリスクを負ってしまうのです。
リスクを負うなら、初めから室内干しにする方が得策だと思います。
室内干しだと洗濯物が溜まってストレスになる方は、ご紹介した洗濯物対策でストレス回避してはいかがでしょうか。
ご自身に合った方法を取り入れると、さらなるアイデアが思いつくかもしれません。
ご家族の協力こそが洗濯物問題を解決する第一歩となるのです。
家族みんなで協力すれば約14日間の塗装工事期間を乗り切れるでしょう。
その為、スケジュール通りに工事が進むよう管理の行き届いた塗装業者を選ぶ必要があるのです。
南大阪ペイントセンターでは長年お客様に選ばれ続けております。
徹底した施工管理と確かな技術力でお客様のご信頼をいただいております。
ご質問やお悩みだけでもお受けいたしておりますので、ぜひ一度ご連絡いただければと思います。