外壁塗装の時、決めなくてはならないことがたくさん出てきます。
その中でも、「見た目にはこだわりたい」と思われる方はいらっしゃるでしょう。
外壁塗装をするのだから、見た目がどうなるのかが皆様の気になるところではないでしょうか。
そこで今回ご紹介させていただくのが、「ダブルトーン」と呼ばれる塗装工法です。
なかなか聞きなれない言葉かもしれません。
「ダブルトーンって何だろう?」
「我が家でもダブルトーンはできるの?」
「ツートンと同じなの?」
「ダブルトーンは何がいいの?」
疑問がたくさんあると思います。
ダブルトーンとは塗り方の一つで、ツートンとはまた違う雰囲気を出してくれます。
ダブルトーンにはメリットも数多くあります。
おしゃれ度をアップさせ、お家の雰囲気をガラリ変化させてしまうのです。
ダブルトーンは技術力も必要になってくるので、塗装業者選びを失敗しないのが大事になってきます。
このコラムでは皆様の疑問を少しでも解消し、ダブルトーンへ興味を持っていただければと思います。
ダブルトーンって何?ダブルトーンの知識を高める3つのポイント
ダブルトーンとは、1枚の壁に色を2色塗り重ねながら色を分けて外壁塗装をすることを言います。
目地の部分とタイルの部分で色が違い、別々の色に塗り分けて塗装していきます。
ダブルトーンについて詳しくご紹介いたします♪
ダブルトーンが塗装できる外壁とは
ダブルトーンは塗装できる外壁が決まっています。
ダブルトーンは目地とタイルの部分を色分けするので、凹凸のない外壁だと色分けできません。
また、元々のデザインに目地のない外壁もダブルトーンの塗装ができないのです。
窯業系サイディングの凹凸と目地がある外壁がダブルトーンに向いています。
※窯業系サイディング=セメントと繊維を主な材料にして板状に形成した外壁
窯業系サイディングでダブルトーンができない場合の外壁もございます。
凹凸がはっきりとしている外壁は効果がより発揮され、ダブルトーンの良さが際立ちます。
ダブルトーンとツートンの違い
ダブルトーンとツートンでは全く異なります。
ダブルトーンは先程からご紹介させていただいている通り、1枚の壁に2色を塗り分ける塗装です。
ツートンは外壁の部分によって色を変える塗装方法を言います。
1階と2階で色を変えたり、ベランダや出窓の部分だけ色を変えたりして塗装します。
ダブルトーンとツートンでは全く違った印象を受けますね。
▼ツートンの事例はこちらから▼
ダブルトーンの施工方法
ダブルトーン施工方法は、通常と同じです。
業務用高圧洗浄機で洗浄作業を行った後、下塗り→中塗り→上塗りの順番に塗料を重ねて塗っていきます。
外壁の凹凸の具合に合わせて上塗りを2回塗って、色合いを調節する場合もあります。
凹凸がはっきりとするよう細かいところを筆で修正するので、手間と時間がかかります。
ダブルトーンのメリット・デメリット
メリットとは
ダブルトーンは立体的に表現ができるので、メリハリのある外壁になります。
凹凸を色分けして塗装するので、他とは違ったおしゃれな家に仕上がります。
高級感のある上質な雰囲気を作れるでしょう。
ダブルトーンは通常よりも塗装回数が多い場合があるので、耐久性があり劣化を起こしにくい特徴もございます。
年月が経って劣化し色あせた外壁でお悩みの場合でも、しっかりとカバーし見違える美しさになります。
デメリットとは
塗装回数が増える場合があるので、費用が少し高くなります。
塗装回数が増えるということは、手間と時間がかかり塗料の量も多く使わないといけないからです。
費用を少し抑えたいという方は、全壁面ではなく1階か2階だけをダブルトーンする方法もございます。
塗装方法 | 価格 | 面積 | 外壁材 |
ダブルトーン | 98万円 | 225㎡ | 窯業系サイディング |
ツートン | 75万円 | 215㎡ | ALC(ニューセラミック外壁) |
ツートン | 81万円 | 185㎡ | モルタル |
あくまで目安ですが、ダブルトーンは少し費用が高くなります。
塗装面積や塗料のグレードの違いから一概には言えないので、ご注意いただければと思います。
ダブルトーンが納得の仕上がりになるコツとは
ダブルトーンを納得いく仕上がりにするには、外せないコツがございます。
ダブルトーンを希望通りに完成できるようにコツを掴んで、ノウハウを身につけましょう。
塗装業者との入念な打ち合わせが大事
ダブルトーンをする場合は、塗装業者との十分な打ち合わせが大事となってきます。
色の組合わせなど何度も話し合いをして進めていく必要があるからです。
十分な打ち合わせをしないと、工事終了後に思っていたのと違ったと後悔するかもしれません。
施工実績があり経験と知識が豊富な塗装業者なら、提案力を発揮して皆様が納得いく塗装を叶えてくれるでしょう。
職人さんの知識と経験・技術力の高さが必要
実際に工事をしてくれる職人さんの技術力は一番重要になります。
職人さんの経験と豊富な知識がダブルトーンをする上で欠かせないからです。
南大阪ペイントセンターには、資格を持った塗装歴10年以上の経験豊かな職人が揃っております。
長年の施工技術で培った技術力で皆様に満足のいく仕上がりをご提供いたします。
カラーシミュレーションを取り入れる
お家の色を決める一つの方法として、カラーシミュレーションがあります。
色を選ぶ時、室内と太陽の光の下・色見本・A4サイズの見本版だけでは色を判断するのが難しいからです。
お客様のお家の画像をパソコンに取り込んで色のシミュレーションをします。
そのシミュレーションで大体のイメージを持っていただきます。
パソコンやプリンターによって色の見え方が異なってきます。
完全に同じ色になるとは限らないので、あくまでもお客様のイメージを近い状態にしていくために使用いたします。
南大阪ペイントセンターでは外壁の無料点検とカラーシミュレーションも可能です。
ぜひ一度、ご相談だけでもお気軽にご連絡お待ちしております。
南大阪ペイントセンターのダブルトーンの施工事例をご紹介
弊社ではダブルトーンの施工事例がございます。
長年の経験からダブルトーンの塗装技術も十分に持ち合わせておりますので、安心してお任せいただけます。
藤井寺市のダブルトーンの施工事例をご紹介いたします。
施工地 | 藤井寺市 | 築年数 | 約30年 |
価格 | 98万円 | 工事期間 | 10日間 |
塗料名 | 水性セラタイトSI | 塗料種別 | 超低汚染型ハイクラスシリコン |
面積 | 225㎡ | カラー | ベース:SR-132 目地:SR-75 |
築年数が経ち色あせや劣化が進み、外壁に剥がれもございました。
色あせは防水性が低下しているサインなので雨水が侵入すると雨漏りの原因になります。
窯業系サイディングの雨漏りの原因である目地にコーキング剤を充鎮し補修をしました。
色あせた外壁を綺麗によみがえらせるために、ダブルトーン施工で外壁に立体感を出し落ち着いた印象に仕上がりました。
「見違えるように綺麗になった!築年数が経ち色褪せなどが目立っていましたが綺麗に生まれ変わり嬉しいです」と嬉しいお言葉を頂きました。
まとめ
ダブルトーンの疑問は解決できましたでしょうか?
ダブルトーンは色の塗装方法の一つで、1枚の壁に2色を塗り重ねる方法を言います。
凹凸と目地のある外壁にしか塗装できないので、皆様がお住いのご自宅が可能な外壁か重要になってきます。
「家の外壁は凹凸と目地がある」という方はダブルトーンを考えてみるのはいかかでしょうか。
色を塗り重ねるので耐候性にも優れ、今とは雰囲気が全く違う新しいお家に仕上げられますよ。
色選びをダブルトーンにすると、他にはないお客様一人一人の高級感のあるお住まいが完成いたします。
色選びの時に、単色・ツートンの中にもう一つ「ダブルトーン」を選択肢に入れていただければ幸いです。
ダブルトーンの施工実績がある塗装業者かを確認するのが必要です。
悩みや相談に丁寧な対応をしてくれる塗装業者なら、色選びのシミュレーションでも入念な打ち合わせをしてくれるでしょう。
南大阪ペイントセンターでは、ダブルトーンの施工実績がございます。
ご相談やお問い合わせだけでも受け付けておりますのでご連絡いただければと思います。