堺市にて外壁のシミュレーションをしてほしいとご依頼を頂きました

こんにちは！
南大阪ペイントセンターキタヤマです

▼ご依頼のきっかけ
15年程前に一度モルタル左官で外壁のメンテナンスをされていますが、数年後表面のモルタルにおびただしい割れや浮きが発生し困っておられました。また外壁のカラーシミュレーションにも興味があり今回ご連絡を頂きました。

今回は堺市南区にてカラーシミュレーションを行うために外壁点検もさせて頂きました。こちらの記事では

・堺市での外壁点検の内容
・カラーシミュレーションについて
・ご提案内容と見積もり内訳
などについてお話していきたいと思いますのでぜひご一読ください😊

1.堺市にてカラーシミュレーションのご依頼
1-1.カラーシミュレーション結果
 1-2.カラーシミュレーションは無料で実施
 2.外壁点検の結果
3.堺市のお客様にご提案した内容
4.堺市のカラーシミュレーション後の見積り費用は約456万円
5.堺市のカラーシミュレーションを終えたお客様の声
6.その他の堺市の施工事例
7.その他のカラーシミュレーション事例

堺市にてカラーシミュレーションのご依頼

こちらが今回カラーシミュレーションをされたいとご連絡を頂きました堺市のお宅です。

カラーシミュレーションとはお客様のお宅の写真をPC上に取り込み、カラーを画面上でイメージできる便利な機能です😊

同じ建物でも色が違うと印象も変わりますよね！また、同じ色でも塗装する箇所によってもかなりイメージが異なります。

さっそくお客様宅のお写真をPC上に取り込みカラーシミュレーションをしてみました。

▼お客様のイメージ
立方体の白い塊を強調させたいため、出っ張った部分をすべてネイビーで塗るイメージを考えています。

このようにイメージを提示していただきましたので出っ張った部分を全てネイビーでシミュレーションをしてみました。ネイビー色に至っては様々な種類の塗料でイメージをしました。（お写真は施工決定色のシミュレーション）

お客様からも完成をイメージしやすいとお喜び頂けました😊

カラーシミュレーションは無料でできますよ！色選びにお悩みの方や仕上がりのイメージを確認されたい方はお気軽にご相談くださいね😊

ここからは外壁点検の結果について危険度が低い順からご紹介させていただきます。

外壁を見渡してみると多方面でカビや苔（コケ）などの汚れがある印象でした。

これらの発生は「もう外壁を守る力がなく塗膜も剥がれています！助けて！」といった外壁からのSOSサインです。

外壁には元々防水性や防汚性は備わっておらず、塗装をすることで成り立っています。しかし塗装は約10年で徐々に剥がれ落ち、本来の役割を果たすことができなくなります。これは紫外線や雨の影響から起こることで施工不良ではございません。

また、外壁を手で触ってみると白い粉が付着することがあります。これはチョーキング現象と呼ばれるもので、この白い粉の正体は古い劣化した塗膜です。

チョーキング現象の現れも塗装本来の力を発揮することができず塗膜が剥がれ落ちたサインですのでカビや苔などと同じく再度塗装をしてあげる必要があります。

続いてはモルタルの浮きやひび割れについてです。劣化がかなり激しいですね…。

こちらのお宅の新築時（約35年前）の外壁は鉄筋コンクリートに高弾性の吹付けタイルという仕様でした。その後、約15年前に塗装メンテナンスをされました。

その際、外壁をフラットにしたいとの要望で当時の業者が約2センチほどの厚みでモルタル左官しごき、その上から塗装仕上げをしました。

しかし数年後、外壁が熱せられたり振動等の際に表面のモルタルは固いが、元の高弾性塗料は伸縮するため表面のモルタルにおびただしい割れや浮きが発生してしまいました。それがこちらのお写真の状態です。

この状態からどうにか綺麗にしてほしい！と今回ご依頼を頂き弊社がお伺いさせて頂きました。

以上の点検結果を踏まえてこちらのご提案をさせて頂きました。

外壁塗装に使用する塗料は複数パターンご提示させて頂きます。今回のお客様は「これが最後の外壁塗装にしたい・耐久性に優れた塗料にしたい」とご要望でしたので無機フッ素塗料アレスダイナミックMUKIでの外壁塗装をお選びになられました。

そしてモルタルの浮きやひび割れにはピンネット工法をご提案しました。

ピンネット工法とは外壁の割れや剥がれ、ひび割れなどを防ぐためにピンでモルタルをコンクリートに固定しネットで補強する工法です。

上から塗装をするだけではすぐにボロボロと塗膜が剥がれまた振り出しに戻ると判断したためピンネット工法をご提案させて頂きました。