こんにちは!
南大阪ペイントセンターキタヤマです
外壁に様々な模様やパターンをもたらすことのできるジョリパット。その意匠性の高さからもとても人気のある外壁材です。
また、耐用年数も長く適切なタイミングで適切なメンテナンス(外壁塗装)を行えば50~60年の寿命を持つとされています。
こちらのコラムではそんなジョリパットを少しでも長持ちさせるためにジョリパットの外壁塗装についてお話をしていきたいと思います😊
▼こちらの記事を読むとわかること
・ジョリパットの特徴
・ジョリパットの外壁塗装が必要な目安
・おすすめの塗料
・ジョリパットの外壁塗装の注意点
・ジョリパットの外壁塗装にかかる費用 など
ジョリパットってどんな外壁?特徴について
ジョリパットはアイカ工業が1975年11月に販売し2011年にはグッドデザイン賞を受賞、長年色・仕上げ・機能の改良を重ね外壁のトレンドをリードしてきました。
ジョリパットのような外壁材(塗料)はお洒落で人気がある一方、その意匠性と風合いを維持するには定期的な外壁塗装が必要になります。
ジョリパットはモルタル下地の上に直接パターン付けをする塗り壁材ですので世界に一つだけの仕上がりを実現できます。サイディングなど既製品を貼り付けるだけじゃ物足りない!といった方にはお勧めです♪
また、ジョリパット自体は適切なメンテナンスをしていれば50~60年の寿命を持ち耐久性が長いことも特徴の一つです。
ですがジョリパットは約8年程で外壁塗装が必要になります。遅くても築10年で外壁塗装を行うことをおすすめしております。
ここからはジョリパットの外壁塗装が必要な劣化症状についてお話していきたいと思います😊
外壁塗装が必要なジョリパットの症状
水をかけてみると色が濃くなる場合
ジョリパットに水をかけてみるとじんわりと色が濃くなりませんか?
もし濃くなった場合はジョリパットに水が染みこみ吸水した状態なので要注意です!新築時やメンテナンス時には防水効果のあるジョリパットですが紫外線などの影響から徐々に劣化し防水性はどんどん低下していきます。
水分を吸収したジョリパットは脆くなりますので外壁塗装で防水性を向上させてあげる必要があります。
ジョリパットにひび割れがある
防水性が低下し水分を含んだ外壁は乾燥と収縮を繰り返すことによって負荷がかかりひび割れ(クラック)が生じてしまいます。
この隙間から雨水が侵入してしまいますと雨漏りや躯体の腐食などお住まいにとっては大ダメージが生じてしまいますので早急なメンテナンスが必要です。
後ほど詳しくお話させて頂きますが、ジョリパットのひび割れは補修をしても跡が目立ちやすく、ひび割れが発生する前に外壁塗装を行うことをおすすめしております。
ジョリパットの外壁塗装で注意したい事
ここからはジョリパットの外壁塗装で注意したい事3選についてお話していきたいと思います😊
ジョリパットの洗浄は念入りに
ジョリパットの外壁塗装前には念入りな洗浄作業が必要です。
ジョリパットは模様やパターン付けがある事から通常の外壁に比べ凹凸が細かくあります。
この凹凸部分に汚れや古い塗膜が溜まりやすくそのまま外壁塗装をしてしまうと塗膜の剥がれの原因になり施工不良に繋がります。
業務用高圧洗浄機で念入りに洗浄をし丸一日かけて水分を乾燥させたあとに外壁塗装を行いますよ♪
しかしジョリパットは水を吸収しやいことや模様の欠けが生じてしまうこともあり、洗浄の圧力には細心の注意が必要です。ジョリパットの特性をより理解している業者に依頼することを心がけましょう。
ひび割れ補修が目立ちやすい
先程もお話させて頂きましたが、ジョリパットは大きなひび割れ(クラック)が発生する前に外壁塗装で予防することがおすすめです。
ジョリパットは凹凸や意匠的な模様があることからひび割れ補修跡が悪目立ちしてしまいその部分だけどうしても質感が変わってしまいやすいです。
弾性塗料や伸縮性塗料は使用しない
ひび割れに追従して隙間をしっかりと埋めるタイプの弾性塗料や伸縮性塗料はジョリパットの外壁塗装には向いていません。
凹凸の多いジョリパットでは隙間に空気が残ってしまい数年後膨らみが生じてしまうからです。耐久性も低下してしまいますのでジョリパットの外壁塗装には弾性塗料や伸縮性塗料は使用しないようにしましょう。
ジョリパットの外壁塗装におすすめしたい塗料
ここからはジョリパットの外壁塗装におすすめしたい塗料についてお話していきたいと思います😊
ジョリパットの外壁塗装は大きく2パターンに分けられます。
・今のままの質感を残しておきたいならジョリパット専用艶消し塗料
・汚れを予防したいなら低汚染型艶消し塗料
ジョリパット専用塗料のおすすめ(エスケー化研アートフレッシュ)
アートフレッシュはエスケー化研が販売するベルアート専用塗料です。
高耐久性が魅力で透湿性に優れているので水分を吸収しやすいジョリパットに向いており塗装剥がれや膨らみを防止することができます。
※ベルアートとはジョリパットと同等品です。
ジョリパット専用塗料のおすすめ(日本ペイント インディフレッシュセラ)
こちらは日本ペイントが販売しているインディアート専用塗料 インディフレッシュセラです。
※インディアートとはジョリパットと同等品です。
細かい凹凸に入り込み元々のジョリパットの風合いや印象を壊すことなく仕上げる事の出来る塗料です。
低汚染型塗料のおすすめ(日進産業ガイナ)
断熱塗料である日進産業のガイナもおすすめです。
ガイナはセラミックビーズとアクリルシリコン樹脂が合わさり断熱効果をもたらす事のできる塗料です。夏は涼しく冬は暖かいを実現できる優れた塗料です。
▼参考記事
塗る断熱材ガイナって一体どんな塗料なの?効果は本当にあるの?
低汚染型塗料のおすすめ(関西ペイントアレスシルクウォール)
アレスシルクウォールは関西ペイントが販売する塗料で完全艶消し塗料です。完全艶消しなのでジョリパットの模様や風合いも残しつつ外壁塗装をすることができますよ♪
汚れも付きにくい塗料ですので耐久性にも優れています。
ジョリパットの外壁塗装にかかる費用
平均的な30坪の2階建て一軒家にジョリパットの外壁塗装をした場合の費用は約80~130万円が一般的な相場ではないでしょうか。
ですが使用する塗料や補修内容によっても費用は異なりますのでジョリパットの外壁塗装費用について気になる方はお気軽に弊社までお問合せください😊
(無理な勧誘やこちらからの連絡やセールスは一切致しませんことをお約束します)
▼参考記事
知って安心!金額の豆知識
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外壁塗装の相場【坪別ごとの概算費用もご紹介】
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